*《&ruby(ナンバーズ){No.};&ruby(ダブルエックス){XX}; インフィニティ・ダークホープ/Number XX: Utopic Dark Infinity》 [#top]
 エクシーズ・効果モンスター
 ランク10/闇属性/戦士族/攻4000/守4000
 レベル10モンスター×2体以上
 このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
 (1):自分または相手のモンスターが戦闘で破壊され墓地へ送られた時、
 このカードのX素材を1つ取り除き、そのモンスター1体を対象として発動できる。
 そのモンスターを自分フィールドに守備表示で特殊召喚する。
 (2):このカード以外の自分フィールドの特殊召喚された表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
 そのモンスターの元々の攻撃力分だけ自分のLPを回復する。

 [[PREMIUM PACK 2019>PREMIUM PACK#PP2019]]で登場した[[闇属性]]・[[戦士族]]の[[エクシーズモンスター]]。~
 [[エクシーズ素材]]を取り除き[[戦闘破壊]]され[[墓地へ送られた]][[モンスター]]を[[自分]][[フィールド]]に[[守備表示]]で[[蘇生]]する[[誘発効果]]、自身以外の[[自分]][[フィールド]]の[[特殊召喚]]された[[モンスター]]の[[元々の攻撃力]]分の[[ライフ回復]]を行う[[起動効果]]を持つ。~

 [[エクシーズ素材]]は[[レベル]]10[[モンスター]]2体以上となっている。~
 [[【列車】]]や[[【時械神】]]などであれば[[エクシーズ召喚]]は難しくない。~
 [[《HRUM−ユートピア・フォース》]]で[[ランク]]9以下の[[希望皇ホープ]]に重ねて出すことも可能で、[[《No.77 ザ・セブン・シンズ》]]への繋ぎとすることも可能。~

 (1)は[[戦闘破壊]]された[[モンスター]]を[[守備表示]]で[[蘇生]]する[[効果]]。~
 この[[カード]]自身が[[戦闘破壊]]した[[モンスター]]でも[[蘇生]]可能で、その場合[[《ゴヨウ・ガーディアン》]]とほぼ同じ運用ができる。~
 [[自分]]の他の[[モンスター]]が[[戦闘破壊]]された場合も[[蘇生]]できるが、[[相手]]がこの[[カード]]を放置するとは考えにくく、大抵まずこの[[カード]]を[[除去]]してくる。~
 [[リクルーター]]や[[サーチャー]]等の[[自爆特攻]]と組み合わせるのも良い。~

 (2)は[[特殊召喚]]されている[[モンスター]]1体の[[元々の攻撃力]]分[[回復]]する[[効果]]。~
 (1)の[[効果]]で[[蘇生]]した[[モンスター]]を選択して[[回復]]できる他、[[攻撃力]]の高い[[モンスター]]を他に並べていれば、それを選択して大きく[[回復]]も狙える。~

 高い[[ステータス]]、(1)と(2)の[[シナジー]]、[[回復]]の期待値と単体だけで見れば悪い性能ではない。~
 だが、他の[[ランク]]10と比較した場合、防御向きの[[効果]]なのは否めず、直接的な勝利に結びつかない[[回復]]では優先順位は下がりがちである。~
 [[《超巨大空中宮殿ガンガリディア》]]なら[[ボード・アドバンテージ]]を、[[《超弩級砲塔列車グスタフ・マックス》]]なら[[ライフ・アドバンテージ]]を稼ぐ事ができ、更にこれらの2枚は[[《超弩級砲塔列車ジャガーノート・リーベ》]]に繋げる事もできる。~
 [[《転回操車》]]で[[戦闘ダメージ]]が与えられない場合でも、完全[[耐性]]を持つ[[《No.81 超弩級砲塔列車スペリオル・ドーラ》]]の方が場持ちが良い。~

 [[ランク]]10から[[《No.84 ペイン・ゲイナー》]]への繋ぎ役としては優位点がある。~
 (2)の[[回復]][[効果]]に[[エクシーズ素材]]を使わないため、[[回復]]後に[[《No.84 ペイン・ゲイナー》]]に繋げる動きが可能。~
 2体で出せる[[闇属性]]の[[ランク]]10には[[《No.35 ラベノス・タランチュラ》]]も存在するが、あちらは[[起動効果]]を使うと[[エクシーズ素材]]を消費してしまうため、繋げる前に[[効果]]を使えるのはこちら固有の利点。~
 もっとも、[[《No.77 ザ・セブン・シンズ》]]に直接繋げられる点はあちらも変わらないため、[[《No.84 ペイン・ゲイナー》]]で[[破壊]]できる[[モンスター]]がいなければ利点にはなり難い。~

 こちらは[[相手]][[モンスター]]を奪える状況や、[[回復]]が重要な[[エキストラターン]]・[[エキストラデュエル]]などで役立つ。~
 [[【エルドリッチ】]]は[[エクストラデッキ]]に余裕があり、長期戦になりやすい関係上[[エキストラターン]]・[[エキストラデュエル]]になりやすいので[[ピン挿し]]してみるのも良いだろう。~
 同じ素材から出せる[[《No.35 ラベノス・タランチュラ》]]とは[[回復]]により[[全体強化]]を活かせる点で相性は良い。~
 [[《アストラル・クリボー》]]から[[エクシーズ素材]]2体で出せる[[デメリット]]の無い[[No.]]としては[[《No.77 ザ・セブン・シンズ》]]と並んで[[元々の攻撃力]]が最高値タイであり、あちらと比べてもう一方の[[エクシーズ素材]]を用意しやすい為、優先する意義はあるか。~

// [[【Sin】]]であれば[[《Sin Territory》]]適用下で並べた[[レベル]]10の[[Sin]]2体で[[エクシーズ召喚]]できる。~
// 追加で[[レベル]]10の[[Sin]]を[[特殊召喚]]すれば、その[[攻撃力]]はいずれも4000なので初期[[ライフ]]の半分もの[[回復]]ができる。~
// [[《Sin トゥルース・ドラゴン》]]は[[特殊召喚]][[効果]]の[[コスト]]に[[ライフポイント]]の半分を要求するので、[[《Sin トゥルース・ドラゴン》]]を出した後にこの[[カード]]の[[効果]]を使用すれば、ほとんどの場合、支払った以上の[[ライフ]]が得られる。~
// また、これは2体[[素材>エクシーズ素材]]の[[ランク]]10の[[エクシーズモンスター]]全般に言えることだが、[[Sin]]2体を[[エクシーズモンスター]]にしておくことで[[フィールド魔法]]や[[《Sin Territory》]]が[[除去]]されても[[モンスター]]を維持できる。~
//総攻撃力が低下するため、かえって勝利が遠のく。ジャガーノートリーベなどにするほうがいい

-[[《輝望道》]]での[[エクシーズ召喚]]も可能だが、あちらの制約により[[発動]][[ターン]]に他の[[特殊召喚]]が行えないためこの[[カードの効果]]とは相性が悪い。~
同[[攻撃力]]には[[耐性]]を持つ[[《No.99 希望皇龍ホープドラグーン》]]も存在するため通常ではあちらが優先されやすいと言える。~

-[[カード名]]は[[《インフィニティ・ダーク》]]とよく似ているが、[[イラスト]]にも[[効果]]にも特に共通点は見られない。~
意識して名付けられた訳ではなく、偶然の一致だろう。

-[[イラスト]]では、左腕の装備に「XX」が描かれている。~
数字を用いていないからか、アストラル世界の文字に近い表記となっている。~

-[[No.]]では初の[[カード名]]にアラビア数字の「『[[No.]]』の数字」を持たず、かつ初のZEXAL以外からの出典となる[[モンスター]]。~
そのため、[[No. COMPLETE FILE −PIECE OF MEMORIES−]]には再録されていない。~
また、[[No.]]を指定する[[効果]]は受けられるものの、[[No.]]の数字を参照する[[効果]]は受けられない。~

-原作・アニメにおいて―~
漫画ARC-Vの「遊矢(ユート・ユーゴ・ユーリ)vs &ruby(イヴ){EVE};」戦でEVEが使用。~
《&ruby(ミスティック・ファクターズ){神科学因子};カスパール》・《神科学因子メルキオール》・《神科学因子バルタザール》を[[エクシーズ素材]]として[[エクシーズ召喚]]された。~
自身の[[効果]]で自身を[[対象]]に取り、[[ターン]]終了時にEVEの[[ライフポイント]]を4000[[回復]]した。~
その後、返しの遊矢の[[ターン]]で人格交代したユートの[[《ダーク・アンセリオン・ドラゴン》]]の[[効果]]を受け、[[攻撃力]]を半減させられる。~
だが、自身の[[効果]]で[[《幻魔帝トリロジーグ》]]を[[対象]]として[[戦闘ダメージ]]を半減させつつあちらを[[蘇生]]し、EVEの[[ライフポイント]]も大きく[[回復]]させた。~
//後の2度目の効果発動時の描写を見る限り蘇生はバトルフェイズ中に行う効果らしい
次のEVEの[[ターン]]では遊矢に[[直接攻撃]]を仕掛けたが、[[《EMオッドアイズ・バトラー》]]の[[ペンデュラム効果]]で妨害され失敗。~
返しの[[ターン]]では自身の[[効果]]で[[《幻魔帝トリロジーグ》]]・[[《時械神祖ヴルガータ》]]を[[蘇生]]させており、しぶとい戦線維持を見せた。~
しかし、[[《時械神祖ヴルガータ》]]の[[効果]]を[[コピー]]した[[《スターヴ・ヴェネミー・ドラゴン》]]により他の2体共々[[除外]]され、直後に[[《スターヴ・ヴェネミー・ドラゴン》]]が[[フィールド]]を[[離れた>離れる]]事で[[帰還]]できずに終わった。~

--漫画版では、(1)の[[効果]]は[[自分]]の[[モンスター]]のみであったが、[[表示形式]]は任意であり、[[戦闘ダメージ]]を半減する[[効果]]が付随していた。~
また(2)は[[フリーチェーン]]であり、自身も指定できたが、[[回復]]するのは[[エンドフェイズ]]であった。

--[[エクシーズ召喚]]時の口上は「現れよ、混沌たる闇の使者![[エクシーズ召喚]]!!《No.XX インフィニティ・ダークホープ》!!」。~
前半の口上は、アニメZEXALの[[《CNo.39 希望皇ホープレイ》]]を意識したものだろうか。~
//混沌を光に変える使者→混沌たる闇の使者と似てるし

--単行本6巻のキャラクタースケッチによると、「XX」は各次元に散らばった[[No.]]の中でも伝説として語り継がれた存在らしい。~
ZEXALの[[No.]]はアストラルの記憶が基となっており、次元を超えて散らばったわけでもないため、漫画ARC-Vの[[No.]]は少々設定が異なるようだ。~

--[[召喚]]口上の前半部、左肩の装備に自身のナンバーを持つ点や[[戦闘]]時に[[エクシーズ素材]]を使って防御系統の[[効果]]を[[発動]]する点から[[《No.39 希望皇ホープ》]]系列を意識していると思われる。~
また、デザインや[[カード名]]は[[《CX 冀望皇バリアン》]]や漫画ZEXALで登場した[[《絶望神アンチホープ》]]に近い面も見られる。~


-コナミのゲーム作品において―~
デュエルリンクスでは[[No.]]の中で唯一、[[エクシーズ召喚]]時の数字のカットインが存在しない。~

**関連カード [#card]
-[[No.]]
-[[ホープ]]

//-[[《インフィニティ・ダーク》]]

//―《No.XX インフィニティ・ダークホープ》の姿が見られる[[カード]]
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[PREMIUM PACK 2019>PREMIUM PACK#PP2019]] 19PP-JP014 &size(10){([[Ultra]],[[Secret]])};
-[[PREMIUM PACK 2019>PREMIUM PACK#PP2019]] 19PP-JP014 &size(10){[[Normal]],[[Ultra]],[[Secret]]};

//**FAQ [#faq]
//***(1)の効果について [#faq1]
//Q:~
//A:

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」のいずれかを(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
----
&tag(《No.XX インフィニティ・ダークホープ》,モンスター,エクシーズモンスター,効果モンスター,ランク10/闇属性/戦士族/攻4000/守4000,No.,ホープ);