*《&ruby(ランクアップマジック){RUM};−リミテッド・バリアンズ・フォース/Rank-Up-Magic Limited Barian's Force》 [#top]
 通常魔法
 自分フィールド上のランク4の
 エクシーズモンスター1体を選択して発動できる。
 選択したモンスターよりランクが1つ高い
 「CNo.」と名のついたモンスター1体を、
 選択した自分のモンスターの上に重ねて
 エクシーズ召喚扱いとしてエクストラデッキから特殊召喚する。
 自分フィールド上のランク4のエクシーズモンスター1体を選択して発動できる。
 選択したモンスターよりランクが1つ高い「CNo.」と名のついたモンスター1体を、
 選択した自分のモンスターの上に重ねてエクシーズ召喚扱いとしてエクストラデッキから特殊召喚する。

 [[スターターデッキ(2013) スターター強化パック>スターターデッキ(2013)#pack]]で登場した[[通常魔法]]。~
 [[RUM]]の1枚であり、[[ランク]]4の[[エクシーズモンスター]]を[[エクシーズ素材]]にして、[[ランク]]5の[[CNo.]]を[[エクシーズ召喚]]する[[効果]]を持つ。~

 他の[[RUM]]と異なり[[ランク]]4にしか使えないが、[[エクシーズモンスター]]の[[種族]]に関係なく[[ランクアップ>エクシーズ召喚]]できる分[[汎用性]]が高い。~
 素材指定のある[[CNo.]]の[[特殊召喚]]はもとより、[[ランク]]4に特化した[[デッキ]]であれば様々な[[コンボ]]に期待できる。~

 ただ、大抵の状況は[[ランク]]4[[エクシーズモンスター]]1体で対処できる。~
 元々の[[エクシーズ召喚]]で発生する消費も含め、単純な[[強化]]目的で扱うには安定性が低く、扱いにくい。~
 だが高い[[攻撃力]]による[[戦闘破壊]]や、[[《デモンズ・チェーン》]]・[[《エフェクト・ヴェーラー》]]に対するケアといった面を考慮すれば、利用する価値はあるだろう。~
 [[《CNo.101 S・H・Dark Knight》]]・[[《CNo.104 仮面魔踏士アンブラル》]]ならば展開元の[[エクシーズモンスター]]を問わず、[[除去]][[効果]]によりこの[[カード]]分の消費を補える。~
 また、展開元の[[ランク]]4に[[《キングレムリン》]]・[[《No.101 S・H・Ark Knight》]]などを選択する事でもカバーができる。~
 また、[[ランク]]1〜3の[[モンスター]]であっても[[《ダウナード・マジシャン》]]や[[《ゴーストリックの駄天使》]]を使用すれば[[CNo.]]を呼べる。~
 [[ランク]]1〜3は[[除去]]能力が欠けている[[モンスター]]が多いのでこの[[カード]]を使って呼び出す価値も高い。~
// 直接的な[[カード・アドバンテージ]]に結びつかない[[《CNo.69 紋章死神カオス・オブ・アームズ》]]も、[[《武神器−ハバキリ》]]のような通常では処理できない範囲をカバーでき、[[ライフ・アドバンテージ]]も得やすい。~

 殆どの[[RUM]]に共通する弱点だが、[[エクシーズモンスター]]が存在しなければ[[腐る]]ため、必要な状況で[[手札]]に呼び込めるかが鍵となる。~
 下手をすれば安定性と状況対応力の高さが武器である[[ランク]]4の長所を潰しかねないため採用枚数はよく考えたい。~
 幸いこの[[カード]]は[[《ZS−昇華賢者》]]や[[《七皇昇格》]]による[[サーチ]]に対応するため比較的呼び込みやすく、特に前者は[[ランク]]4の[[希望皇ホープ]]も必然的に[[フィールド]]に用意できる。~
 ただ、[[発動]]前に肝心の[[エクシーズモンスター]]が[[除去]]されてしまうと意味がないので、[[伏せカード]]には警戒しておきたい。~
 [[効果破壊]]は[[《No.101 S・H・Ark Knight》]]等でカバーできるが、[[《神の警告》]]や[[《強制脱出装置》]]などは防ぎにくい。~
 事前に[[《サイクロン》]]などを使えればよいのだが、この[[カード]]を採用する分、そういった「[[エクシーズ召喚]]を通すための[[カード]]」や「[[エクシーズ召喚]]を行うための[[カード]]」を利用できる機会が減る。~
 ある程度のリスクを覚悟で扱う事は可能だが、最大限に活かすならばただ漠然と追加するよりも、この[[カード]]を含めた[[デッキ]]全体の動きを意識するべきだろう。~

 [[【十二獣】]]では[[ランク]]4の[[エクシーズモンスター]]を簡単に重ねて出せるため、[[エクシーズモンスター]]が存在せず[[腐る]]状況を大きく減らせる。~
 [[十二獣]][[エクシーズモンスター]]は[[エクシーズ素材]]を失い[[攻撃力]]・[[守備力]]が0になる状況も多く、この[[カード]]でその点を補える。~
 [[【紋章獣】]]では[[《No.18 紋章祖プレイン・コート》]]を[[《紋章獣ユニコーン》]]で[[蘇生]]することで使いまわせるため、相性の良い[[カード]]となる。~
 非常に高い[[攻撃力]]を持ち[[《紋章獣ユニコーン》]]にも対応している[[《CNo.69 紋章死神カオス・オブ・アームズ》]]を出せば、[[相手]]は下手に[[墓地へ送る]]こともできなくなる。~
 また、[[エクシーズ素材]]となった[[《No.18 紋章祖プレイン・コート》]]は殆どの場合[[墓地へ送られる>墓地へ送られた]]ために、[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]によって更なる[[アドバンテージ]]も獲得できる。~
 [[【ガジェット】]]などの[[ランク]]4中心の[[デッキ]]でも、[[デッキ]]そのものの動きを阻害せずに[[エクシーズモンスター]]を直接[[蘇生]]しての展開が狙える。~
 また、この[[カード]]で展開した[[CNo.]]も[[蘇生]]可能であり、[[《CNo.101 S・H・Dark Knight》]]・[[《CNo.104 仮面魔踏士アンブラル》]]・[[《CNo.69 紋章死神カオス・オブ・アームズ》]]の[[効果]]もその際に利用できる。~
 同様に[[《リビングデッドの呼び声》]]を元から利用できる[[蟲惑魔]]や[[忍者]]中心の[[デッキ]]でも扱いやすい。~
 この[[カード]]の直接的な利用ではなく、[[コスト]]として転用できる性質に着目し、[[《召喚僧サモンプリースト》]]を採用した[[デッキ]]で扱うのも一手だろう。~

-追加[[効果]]のある[[RUM]]で[[特殊召喚]]された[[《CNo.104 仮面魔踏士アンブラル》]]は、その[[RUM]]の追加[[効果]]が[[適用]]された場合、[[タイミングを逃し>タイミングを逃す]]て[[魔法・罠除去]][[効果]]を[[発動]]できない。~
[[《CNo.106 溶岩掌ジャイアント・ハンド・レッド》]]は追加[[効果]]を得るための素材指定が[[No.]]全般と緩いが、[[岩石族]]の[[ランク]]4[[No.]]は数少ない。~
これらの[[モンスター]]を活用するのであれば、他の[[RUM]]ではなくこの[[カード]]が不可欠と言えるだろう。

-この[[効果]]による[[エクシーズモンスター]]の[[特殊召喚]]は[[《高等紋章術》]]とは異なり、[[《昇天の黒角笛》]]等では[[無効]]にできない。~
[[効果]]で行われるのが「[[エクシーズ召喚]]」ではなく「[[エクシーズ召喚]]扱いの[[特殊召喚]]」のため、差異がある。~
//↑ 単純に効果処理中に行われている特殊召喚だから割り込んで発動できないでよくない?クイック・カオスのテキストだとエクシーズ召喚って書いてあるけど効果処理中に行われるから同様に昇天の黒角笛を発動できないし
//クイック・カオスはただの誤植。データベースの裁定ではちゃんと「扱いの特殊召喚」と説明されている
//別に誤植ではなく、最近は「○○召喚扱いの特殊召喚」は単に「○○召喚」というテキストに変更されてる。なので「○○召喚扱いの特殊召喚」だからという理由は適切でない
//EX−カリバーンに「X召喚扱いとして特殊召喚」ってテキストあるけど?

//-対応する[[エクシーズモンスター]]は[[RUM>RUM#list]]を参照。~

-「リミテッド(限定された)」の名の通り、[[《RUM−バリアンズ・フォース》]]と比較すると[[ランク]]5の[[CNo.]]しか[[エクシーズ召喚]]できず、追加[[効果]]もない。~
しかし[[種族]]の指定がなくなっているため、使いやすくなっている。~

-[[イラスト]]は少し小さめのバリアンの紋章の周囲に装飾がされている。~
この装飾が能力を制限しているのだろう。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメZEXAL&ruby(セカンド){II};において、遊馬が当初使用していた[[RUM]]。~
元々は真月零が所有しており、「遊馬vs真月vsギラグ」戦にて、[[通常罠]]《シャイニング・リボーン》によって真月の[[手札]]から遊馬の[[フィールド]]に[[セット]]した。~
その後遊馬が[[発動]]し、[[《No.39 希望皇ホープ》]]を[[エクシーズ素材]]として[[《CNo.39 希望皇ホープレイV》]]を[[エクシーズ召喚]]した。~
[[デュエル]]終了後は真月から「共にバリアンに立ち向かう」という約束と共に遊馬の手に渡った。(ただし後述の通り真の狙いは別にあった。)~
「遊馬&アンナvs羽原飛夫&海美」と「遊馬vsベクター」(1戦目)でも[[《CNo.39 希望皇ホープレイV》]]の[[エクシーズ召喚]]に使用された。~
「遊馬vsベクター」(2戦目)では[[《CNo.39 希望皇ホープレイV》]]の[[エクシーズ召喚]]に使用された後、[[《マジック・リサイクラー》]]の[[効果]]で[[《エクシーズ・エージェント》]]と入れ替わりに[[デッキ]]に戻される。~
返しの[[ターン]]で[[ドロー]]されたこの[[カード]]は、ZEXALIIの能力「[[リ・コントラクト・ユニバース>《ゼアル・コンストラクション》]]」により[[《RUM−ヌメロン・フォース》]]に書き換わった。~
[[デュエル]]終了後も、書き換わったまま遊馬の[[デッキ]]に加わっているようだ。~

--真月/ベクターの目的は遊馬とアストラルの信頼関係を破壊するため、バリアンの力であるこの[[カード]]を使わせることにあった。~
「遊馬vsベクター」(1戦目)ではそれを誘発するため、[[永続魔法]]《魔導の封印櫃》と[[《No.66 覇鍵甲虫マスター・キー・ビートル》]]の[[効果]]を利用することで、あえて遊馬の[[手札]]に呼びこませている。~

--アニメでは選択できる[[エクシーズモンスター]]の[[ランク]]の指定は4以下で、[[特殊召喚]]する[[モンスター]]は「&ruby(カオス){C};」と名のついた[[エクシーズモンスター]]だった。~
また、[[ランク]]の限定に加え、アニメの[[《RUM−バリアンズ・フォース》]]は豊富で強力な追加[[効果]]を持つため、[[OCG]]以上に大きく制限されている。~

--この[[カード]]が登場する以前に放送された特番「みどころてんこ盛りスペシャル」において、[[《RUM−バリアンズ・フォース》]]が誤ってこの[[カード]]の名前で紹介されている。

--Dチーム・ゼアルの「遊馬vs凌牙」(2戦目)、「vs亜隈雷蔵」でも、遊馬が使用。~
こちらでも[[《No.39 希望皇ホープ》]]を[[エクシーズ素材]]として[[《CNo.39 希望皇ホープレイV》]]を[[エクシーズ召喚]]した。~
「遊馬vs内藤剣斗」戦でも使用、[[《CNo.39 希望皇ホープレイ》]]を[[エクシーズ素材]]として[[《CNo.39 希望皇ホープレイV》]]を[[エクシーズ召喚]]した。~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#card]
-[[RUM]]
-[[バリアンズ]]

-[[CNo.]]


**ランク5の[[CNo.]] [#list]
//RUMの下のリストでも良いのだが、あちらは少々ごちゃごちゃして見にくいので、このカードには下記のリストの方がわかりやすいと思い作成
#taglist(CNo.^ランク5)

//―[[イラスト]]関連
//カードのイラストに描かれているカードが存在した場合、そのカードをリンク

**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
-[[【紋章獣】]]
//-[[【希望皇ホープ】]]
//【希望皇ホープ】でも絶対入らないわけではないが、基本的にはクイックの方が優先されるからここに書くには不適当だと思う。

**収録パック等 [#pack]
-[[スターターデッキ(2013) スターター強化パック>スターターデッキ(2013)#pack]] ST13-JPV02 &size(10){[[Ultra]]};

**FAQ [#faq]
この[[カード]]の[[裁定]]に関しては、[[RUM]]を参照。~
//RUM全般に共通するQ&Aは「RUM」に移動した

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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