*《&ruby(ザ・スプレマシー・サン){The supremacy SUN};/The Supremacy Sun》 [#top]
 効果モンスター
 星10/闇属性/悪魔族/攻3000/守3000
 このカードはこのカードの効果でしか特殊召喚できない。
 フィールド上に表側表示で存在するこのカードが破壊され墓地へ送られた場合、
 次のターンのスタンバイフェイズ時に手札を1枚捨てる事で、
 このカードを墓地から特殊召喚する。

 [[Vジャンプ(2011年3月号) 付属カード>書籍付属カード#VJ2011]]で登場した[[闇属性]]・[[悪魔族]]の[[最上級モンスター]]。~
 自身の[[効果]]でしか[[特殊召喚]]できない[[召喚制限]]、[[フィールド]]で[[破壊]]され[[墓地へ送られた]]場合次の[[ターン]]の[[スタンバイフェイズ]]に[[手札コスト]]と引き換えに[[自己再生]]できる[[誘発効果]]を持つ。~

 自身の[[効果]]以外では[[特殊召喚]]できないので、一度[[フィールド]]に[[召喚]]する必要があり、[[重い]][[最上級モンスター]]であると言える。~
 [[最上級モンスター]]の[[召喚]][[サポートカード]]である[[《死皇帝の陵墓》]]や[[《終焉の焔》]]等で補助する必要がある。~

 [[自己再生]][[効果]]は緩い条件で[[発動]]できる[[任意効果]]だが、[[除外]]や[[バウンス]][[効果]]には無力であり、[[手札]]を消費するのが少々厳しい。~
 また、[[裏側表示]]のまま[[破壊]]されたり、[[《神の警告》]]等によって[[フィールド]]以外で[[破壊]]されたりしても[[自己再生]]できない。~
 [[自己再生]][[効果]]を過信せず、[[《激流葬》]]等を用いて自ら[[破壊]]したり各種[[カウンター罠]]等の対策手段も用意しておきたい。~
 [[戦闘破壊]]に対しても[[発動]]できるが、状況上[[相手]][[フィールド]]にこの[[カード]]よりも[[攻撃力]]の高い[[モンスター]]がいることになり、そのままだとじり貧になりやすい。

 [[通常召喚]]するよりも、[[装備カード]]にして[[破壊]]し[[自己再生]]させる方が使い勝手が良い。~
 [[カードの効果]]による[[破壊]]だけでなく、[[装備モンスター]]が[[フィールド]]から離れて[[装備]][[対象]]不在による[[破壊]]でも[[自己再生]]が可能。~
//[[《ユニオン・キャリアー》]]なら、[[闇属性]]か[[悪魔族]]が存在すれば[[デッキ]]から[[装備]]できる。~
 [[エクシーズモンスター]]の[[《甲虫装機 エクサビートル》]]で[[墓地]]から[[装備]]し、[[《迅雷の騎士ガイアドラグーン》]]を重ねて[[破壊]]する手もある。~
 [[《蛇眼の炎龍》]]で[[墓地]]から[[永続魔法]]化して[[破壊]]するのも手であろうか。~
 [[《蛇眼の炎龍》]]や[[《石版の神殿》]]で[[永続魔法]]化して[[破壊]]するのも手であろうか。~

 [[自己再生]]以外の[[効果]]は持たないので、[[フィールド]]では[[バニラ]]同然となるのはやや難点。~
 また、同様に[[破壊]]によって[[コスト]]なしに[[自己再生]]でき、[[全体除去]][[効果]]を持つ[[《炎王神獣 ガルドニクス》]]も存在する。~
 [[汎用性]]では[[特殊召喚]]手段も豊富なあちらの方が上のため、こちらは打点が高い点や、[[種族]]や[[属性]]などを活かしたい。~
 [[《神縛りの塚》]]で[[耐性]]を付与でき、あちらの穴である[[戦闘破壊]]に自身の[[効果]]で対処できる。~

-「スプレマシー(Supremacy)」とは、英語で「至高」「至上」「最高位」を意味する。~

-「SUN」、すなわち「太陽」を意味する名を持ちながら[[光属性]]でも[[炎属性]]でもなく[[闇属性]]である。~
[[種族]]も[[悪魔族]]となっており、太陽をモデルにした[[モンスター]]達の中では異色の存在である。~
その為か、背景には[[《邪神アバター》]]に似た漆黒の太陽が写っている。~

--古代エジプトの宗教において、太陽は最高神に位置づけられていた。~
古代エジプト人の[[トラゴエディア>《トラゴエディア》]]がこの[[カード]]を「[[プラネットシリーズ>《E・HERO ジ・アース》#planet]]」の頂点にしたのは、この点が影響したと言える。~
---[[蘇生]][[効果]]は太陽が[[死と再生を繰り返す絶対神>《ラーの翼神竜》]]として崇められていたことから来ていると後述の漫画GXの作中で語られていた。~

--一方で、アラブ地方では太陽は死を意味する呪わしき悪魔のような存在として扱われ、月が齎す[[闇>闇属性]]は安らぎを齎す存在として扱われるという、東洋・西洋において多く見られる[[光>光属性]]が善、[[闇>闇属性]]が悪という風潮とは正反対の文化がある。~
そういった文化の違いを考えると、この[[カード]]が[[闇属性]]・[[悪魔族]]というのは[[トラゴエディア>《トラゴエディア》]]が使う[[モンスター]]として納得のいく設定なのかもしれない。~

-原作・アニメにおいて―~
漫画GXにおける「エドvsMr.マッケンジー」戦にてMr.マッケンジーが使用した、最後の「[[プラネットシリーズ>《E・HERO ジ・アース》#planet]]」。~
この時は[[デュエル]]内容が省略されたため、[[《V・HERO アドレイション》]]を倒して勝負を決めた様子が描かれたのみだった。~
「十代&万丈目vsMr.マッケンジー([[トラゴエディア>《トラゴエディア》]])」戦では[[《三眼の死霊》]]の[[効果]]で[[サーチ]]され、[[《三眼の死霊》]]と《千眼の死霊》を[[生け贄]]に[[召喚]]される。~
[[《E・HERO エスクリダオ》]]に[[攻撃]]し[[相打ち]]となったが、次のマッケンジーの[[ターン]]に自身の[[効果]]で[[自己再生]]した。~
その後も、[[《漆黒の太陽》]]を併用する事で[[攻撃力]]を4000に[[強化]]しつつ、[[全体除去]]に巻き込んで[[ライフ回復]]と[[自己再生]]を繰り返す[[コンボ]]によって場を[[制圧]]した。~
最終的に[[《E・HERO ガイア》]]の[[効果]]で[[攻撃力]]を半減させられ、その[[《E・HERO ガイア》]]を[[吸収]]した[[《E・HERO ジ・アース》]]に[[戦闘破壊]]された。~
[[攻撃]]名は「&ruby(ソーラー){SOLAR}; &ruby(フレア){FLARE};」。~

--漫画では[[自己再生]][[効果]]の[[発動条件]]が特に無く、[[手札]]を[[捨てる]][[コスト]]も無かった。~

--劇中最初に[[自己再生]]した際は、四方に[[オベリスク>《オベリスクの巨神兵》]]が並び、その中央に発生した火球から出現するという演出があったが、二度目以降はただ出現するのみになっている。

---また、漫画では[[自己再生]]タイミングにバラつきがあり、十代と万丈目に[[ターン]]が回った際、一度目の[[自己再生]]では《レッド・ワイアーム》の[[召喚]]時に[[自己再生]]していたが、二度目以降は[[OCG]]同様[[スタンバイフェイズ]]に[[自己再生]]している。

--初登場時に判明した名称は《The SUN》であった。~
後にMr.マッケンジーが[[自身>《トラゴエディア》]]を復活させるために使用した際からは、[[OCG]]と同じ名前になっていた。~
しかし、劇中では以降も「《The SUN》」と略して呼ばれている。~

--作中では「プラネットシリーズ」の[[カード]]とされている。~
太陽は恒星であり「プラネット(惑星)」ではないのだが、太陽系の惑星をモチーフとしている「[[プラネットシリーズ>《E・HERO ジ・アース》#planet]]」の頂点としては相応しいと言えるだろう。~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#card]
-[[プラネットシリーズ>《E・HERO ジ・アース》#planet]]

―類似[[効果]]
//-[[《きつね火》]]
-[[《ドル・ドラ》]]
-[[《ヘル・ドラゴン》]]

-[[《暗黒のマンティコア》]]
-[[《超魔神イド》]] 

-[[《ガーディアン・デスサイス》]]
-[[《ネフティスの鳳凰神》]]

-[[《氷結のフィッツジェラルド》]]

//―《The supremacy SUN》の姿が見られる[[カード]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[Vジャンプ(2011年3月号) 付属カード>書籍付属カード#VJ2011]] VJMP-JP056 &size(10){[[Ultra]]};

**FAQ [#faq]
Q:[[効果]]分類は何ですか?~
A:自身を[[特殊召喚]]する[[効果]]は[[誘発効果]]になります。(11/01/21)

Q:[[手札]]を[[捨てる]]のは[[コスト]]になりますか?~
A:はい、[[コスト]]になります。(11/01/23)

Q:[[蘇生]]は[[強制効果]]ですか?~
A:いいえ、[[任意効果]]です。(11/01/23)

Q:[[蘇生制限]]はかかりますか?~
A:いいえ、この[[カード]]は[[特殊召喚モンスター]]ではありませんのでかかりません。(11/01/21)
//下の質問で召喚・特殊召喚されていないこのカードが蘇生できるかどうか。

Q:[[装備カード]]状態のこの[[カード]]が[[破壊]]され[[墓地へ送られた]]場合、この[[カードの効果]]の[[蘇生]]は可能ですか?~
A:はい、可能です。(11/01/23)~
//  それはこの[[カード]]自体が一度[[召喚]]されていなくても可能です。([[特殊召喚モンスター]]における[[蘇生制限]]などはない)
//この部分は2011-09-21 (水) 06:30:09編集時に加筆された裁定ではない箇所

Q:[[裏側表示]]のこの[[カード]]を[[戦闘破壊]]する場合[[ダメージステップ]]で[[表側表示]]になりますが、[[蘇生]][[効果]]の[[発動条件]]は満たしますか?~
A:はい、その場合でも満たし[[特殊召喚]]できます。(13/12/12)
//http://www.db.yugioh-card.com/yugiohdb/faq_search.action?ope=5&fid=10816&keyword=&tag=-1

Q:[[スタンバイフェイズ]]に、この[[カード]]の[[自己再生]][[効果]]を[[発動]]した時、[[《神の警告》]]や[[《天罰》]]などで[[特殊召喚]]する[[モンスター効果の発動]]が[[無効]]にされました。~
 この時、同一[[スタンバイフェイズ]]中にもう一度[[手札]]を[[捨て>捨てる]]、この[[カード]]を[[特殊召喚]]する[[効果]]を[[発動]]することはできますか?~
A:いいえ、[[発動]]できません。(11/12/14)

Q:[[墓地]]から[[特殊召喚]]する[[効果]]が[[《王宮の弾圧》]]の[[効果]]で[[無効]]になった場合、同じ[[スタンバイフェイズ]]時に再び[[効果]]を[[発動]]することはできますか?~
  ([[発動]]は[[無効]]にならず、[[墓地]]から[[特殊召喚]]する[[効果]]のみが[[無効]]になった場合)~
A:いいえ、[[発動]]できません。(11/01/29)

Q:[[破壊]]され[[墓地へ送られた]]この[[カード]]が、その後に[[《D.D.クロウ》]]などで[[除外]]されました。~
  次の[[スタンバイフェイズ]]になる前に[[《異次元からの埋葬》]]で[[墓地に戻した>墓地に戻す]]場合、[[自己再生]]することはできますか?~
A:[[墓地]]から離れた時点で、この[[カードの効果]]の[[発動条件]]が満たせていませんので[[特殊召喚]]する事はできません。(11/01/23)

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
----
&tag(《The supremacy SUN》,効果モンスター,モンスター,星10/闇属性/悪魔族/攻3000/守3000,正規の方法以外での特殊召喚不可,);