*《おジャマ・カントリー/Ojama Country》 [#top]
 フィールド魔法
 1ターンに1度、手札から「おジャマ」と名のついたカード1枚を墓地へ送る事で、
 自分の墓地に存在する「おジャマ」と名のついたモンスター1体を特殊召喚する。
 自分フィールド上に「おジャマ」と名のついたモンスターが表側表示で存在する限り、
 フィールド上に表側表示で存在する全てのモンスターの元々の攻撃力・守備力を入れ替える。

 [[ジャンプフェスタ2009 プロモーションカード>プロモカード#JF09]]で登場した[[フィールド魔法]]。~
 [[おジャマ]]を[[蘇生]]する[[効果]]、[[自分]][[フィールド]]に[[おジャマ]]が存在する間全ての[[モンスター]]の[[元々の攻撃力と守備力>元々の攻撃力(守備力)]]を入れ替える[[効果]]を持つ。~

 1つ目の[[効果]]は[[おジャマ]]を[[手札コスト]]に[[おジャマ]]を[[蘇生]]するもの。~
 [[おジャマ]]の[[サポートカード]]としてはなかなかに有用な[[効果]]であり、[[蘇生制限]]を満たしていれば、[[《おジャマ・キング》]]・[[《おジャマ・ナイト》]]・[[《おジャマ・エンペラー》]]にも対応する。~
 特に[[《おジャマ・ナイト》]]の場合は、[[融合召喚]]扱いの[[《簡易融合》]]によって[[蘇生制限]]をクリアできるため、各種素材や[[コスト]]にした後に[[蘇生]]することで、その[[ターン]]に[[攻撃]]できない[[デメリット]]も解消できる。~

 また、[[手札コスト]]は[[モンスター]]である必要がないため、[[《おジャマジック》]]の[[効果]]へ繋げるのはもちろん、ダブった[[同名カード]]や[[腐っている>腐る]][[《おジャマ・デルタハリケーン!!》]]などの処理手段としても使える。~

 2つ目の[[効果]]は、全[[モンスター]]の攻守逆転で、[[攻撃力]]0の[[おジャマ]]にとってはまさにうってつけと言える。~
 [[《おジャマ・デルタハリケーン!!》]]後に[[おジャマ]]3体の[[直接攻撃]]を決めれば、[[《青眼の白龍》]]にも等しい[[ダメージ]]が[[相手]]に降りかかる。~
 仮に[[《冥府の使者ゴーズ》]]の[[特殊召喚]]を許しても、付随する[[冥府の使者カイエントークン]]は[[攻撃力]]・[[守備力]]1000にしかならない。~

 [[効果]]を受けるのは[[おジャマ]]だけではなく[[フィールド]]の[[モンスター]]全てのため、[[相手]]の[[デッキ]]タイプによっては思わぬ形で痛手を与えることもできる。~
 [[アタッカー]]は総じて[[守備力]]が低い場合が多く、この[[効果]]が[[適用]]されているだけで[[おジャマ]]による[[戦闘破壊]]が有効な場面も生まれるだろう。~
 [[おジャマ]]を守り抜く必要はあるが、それを補って余りある[[効果]]である。~

-この[[カード]]及び[[おジャマ]]と相性のいい[[カード]]群。

--[[《オネスト》]]~
攻守を逆転させ、1900の[[アタッカー]]役をこなしつつ、[[手札]]にあっては[[おジャマ]]を[[戦闘破壊]]から守ることができる。~
[[《光の召集》]]などのさまざまな[[光属性]][[サポートカード]]を[[おジャマ]]と共有できるのも利点の一つ。~

--[[《デブリ・ドラゴン》]]~
[[おジャマ]]を[[蘇生]]でき、[[攻撃力]]2000の[[アタッカー]]にもなり、かつ[[チューナー]]であるため、状況に応じ[[シンクロモンスター]]を運用するかどうかを選択できる。~
さらに、この[[カード]]の[[効果]]で[[おジャマ]]1体を[[蘇生]]すれば、[[レベル]]8の[[シンクロモンスター]]へ繋がる。~

--[[《王虎ワンフー》]]~
「[[攻撃力]]や[[能力>効果]]は高いが[[守備力]]が低い」といった[[モンスター]]を一網打尽にできる。~
[[【メタビート】]]の主力[[《ライオウ》]]、大半の[[剣闘獣]]、[[《神獣王バルバロス》]][[《ダーク・アームド・ドラゴン》]]といった[[モンスター]]はまさにカモ。~
[[【メタビート】]]の主力[[《ライオウ》]]、大半の[[剣闘獣]]、[[《神獣王バルバロス》]]・[[《ダーク・アームド・ドラゴン》]]といった[[モンスター]]はまさにカモ。~
[[《強者の苦痛》]]を併用すれば、展開できる[[モンスター]]も非常に限られるだろう。~
ただし、自身の[[効果]]で[[おジャマ]]の展開を阻害してしまいかねないので注意が必要。~
この[[カード]]を使用する場合、[[《エンペラー・オーダー》]]は必須と言えよう。

--[[《ホルスの黒炎竜 LV6》]]~
[[魔法カード]]の[[効果を受けない]]ので、[[攻撃力]]の下がらない[[アタッカー]]となる。~
[[《ホルスの黒炎竜 LV8》]]を併用し防御を固めてもいいが、こちらは《おジャマ・カントリー》の干渉を受ける点を考慮して出したい。~

--[[守備力]]2000以上の[[モンスター]]~
高い[[守備力]]をもった[[モンスター]]たちが即座に[[アタッカー]]と化す。~
[[《大木炭18》]]や[[《ガード・オブ・フレムベル》]]などは、[[レベル]]1にして驚異の[[攻撃力]]を有し、[[《ビッグ・シールド・ガードナー》]]や[[《D−HERO ディフェンドガイ》]]は[[上級モンスター]]の基準値2400をたやすく葬る[[アタッカー]]と化す。~
[[《機動砦のギア・ゴーレム》]]と併用した場合、[[《ウェポンチェンジ》]]と比べ[[発動]]後の1[[ターン]]のタイムラグを待たずに[[攻撃力]]2200の[[ダイレクトアタッカー]]として運用できるのが利点。~
[[《トラックロイド》]]も[[攻撃力]]が2000に跳ね上がり、[[相手]][[モンスター]]を装備しやすくなるので飛躍的に[[攻撃力]]を高めることもできる。~
また、[[守備力]]2000ラインには[[通常モンスター]]や[[下級モンスター]]が数多く存在するため、さらに[[【ローレベル】]]のギミックを組み込み、[[《サウザンドエナジー》]]や[[《トライアングルパワー》]]も併用してやればそれこそ[[オーバーキル]]ともいえる状況を作り出せるだろう。~
また、[[《千年の盾》]][[《迷宮壁−ラビリンス・ウォール−》]]のように、[[リクルート]]可能な[[守備力]]3000以上の[[上級モンスター]]を使う手もある。
また、[[《千年の盾》]]・[[《迷宮壁−ラビリンス・ウォール−》]]のように、[[リクルート]]可能な[[守備力]]3000以上の[[上級モンスター]]を使う手もある。

--[[リンクモンスター]]~
[[守備力]]をもたず[[元々の攻撃力]]が高い[[リンクモンスター]]は[[攻撃表示]]の[[壁]]となる。~
《おジャマ・カントリー》自体の[[サポートカード]]である[[《おジャマ・エンペラー》]]も[[リンクモンスター]]である。~

-[[手札]]から[[墓地へ送る]][[カード]]は「[[おジャマ]]」と名のついた[[魔法カード]]、[[罠カード]]でも良いはずだが、英語版の[[テキスト]]では[[《おジャマッスル》]]に関する補足はされてなかった。~
なお第10期に入り英語版の[[《おジャマッスル》]]に[[効果外テキスト]]追加の[[エラッタ]]が施されたため現在は解決している。~

-[[イラスト]]には[[《おジャマトリオ》]]、[[《おジャマデュオ》]]以外の[[おジャマ]]達の姿も見られる。~
[[《一族の結束》]]の[[イラスト]]では、骨になった姿で描かれている。

-[[【おジャマ】]]の[[キーカード]]の1枚だが、期間限定の収録のみであり、入手はやや難しい。

//-原作・アニメにおいて―~

-コナミのゲーム作品において―~
[[DUEL TERMINAL]]のアクションデュエルのミニゲーム「おジャマ・ジャンピング」の背景にこの里が描かれている。~
また、この[[カード]]の[[イラスト]]に見られる[[おジャマ]]もジャンピングに参加する。

--TAG FORCEシリーズではこの[[カード]]を[[発動]]した際に現れる[[デュエルフィールド]]の背景の動画で、[[おジャマ]]3兄弟がアニメ版の[[《おジャマ・デルタハリケーン!!》]]のようにお尻をくっつけ合い、高速回転しながら上昇する様子が描かれている。~
ただ、[[破壊]][[対象]]がいないためかある程度上昇したところで落下し目を回す姿が見られる。~

--デュエルリンクスでは、万丈目がこの[[カード]]を[[発動]]した状態で[[デュエル]]を開始できるスキル「おジャマたちの故郷」を取得する。~
また、[[カード]][[発動]]時の専用ボイスも万丈目に用意されており、「これで[[クズ共>おジャマ]]も少しはマシになるだろう!」と発言する。~

**関連カード [#card]
-[[おジャマ]]

―[[サポートカード]]
-[[《おジャマ・エンペラー》]]

―類似[[効果]]
-[[《ゾンビ・マスター》]]
-[[《ライトロード・サモナー ルミナス》]]

-[[攻撃力と守備力を入れ替える効果を持つカード>ステータス#xe1553d0]]

―[[イラスト]]関連
-[[《おジャマ・グリーン》]]
-[[《おジャマ・イエロー》]]
-[[《おジャマ・ブラック》]]
-[[《おジャマ・レッド》]]
-[[《おジャマ・ブルー》]]

//―《おジャマ・カントリー》の姿が見られる[[カード]]

**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
-[[【おジャマ】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[ジャンプフェスタ2009 プロモーションカード>プロモカード#JF09]] JF09-JP010 &size(10){[[N-Parallel]]};
-[[トーナメントパック2009 Vol.1]] TP09-JP009
-[[ジャンプフェスタ2010 プロモーションカード>プロモカード#JF10]] JF10-JP005
-[[プロモーションパック>プロモカード#PR01]] PR01-JP005

**FAQ [#faq]
Q:[[墓地へ送る]]のは[[コスト]]ですか?~
A:はい、[[コスト]]です。(09/01/01)

Q:[[墓地]]の[[おジャマ]]を[[対象にする効果>対象をとる(指定する)効果]]ですか?~
A:はい、[[対象を取る効果>対象をとる(指定する)効果]]です。(09/01/01)

Q:[[蘇生]]させる[[おジャマ]]が[[墓地]]に存在しない場合、[[蘇生]][[効果]]を[[発動]]できますか?~
A:いいえ、[[墓地]]に[[おジャマ]]がいない場合は[[蘇生]][[効果]]の[[発動]]はできません。(08/12/20)

Q:[[墓地]]に[[おジャマ]]が存在する場合に、[[手札]]から[[《おジャマ・イエロー》]]を[[墓地]]へ送って、その[[《おジャマ・イエロー》]]を[[蘇生]]できますか?~
A:はい、可能です。(08/12/20)

Q:[[カード]]自体の[[発動]]と同時に[[特殊召喚]][[効果]]を使用することはできますか?~
A:いいえ、使用できません。(10/07/04)

Q:入れ替えた後の数値は、[[元々の数値>元々の攻撃力(守備力)]]として扱いますか?~
A:はい、[[元々の数値>元々の攻撃力(守備力)]]として扱います。(09/01/24)

Q:[[自分]][[フィールド]]に、[[《デーモンの斧》]]を[[装備]]した[[《ライオウ》]]と《おジャマ・カントリー》のみが存在しています。~
  この時[[手札]]から[[《おジャマ・イエロー》]]を[[召喚]]した場合、[[《ライオウ》]]の攻守はどうなりますか?~
A:《おジャマ・カントリー》の[[効果]][[適用]]後に[[装備魔法]]の[[効果]]を改めて[[適用]]します。~
  従って[[《ライオウ》]]の[[攻撃力]]は1800、[[守備力]]は1900です。(08/12/20)

Q:この[[カードの効果]][[適用]]中に[[剣闘獣]]と名のついた[[モンスター]]の[[効果]]により[[《剣闘獣ラクエル》]](または[[《剣闘獣ホプロムス》]])を[[特殊召喚]]しました。~
  この場合、[[攻撃力]]と[[守備力]]の値はどのようになりますか?~
A:[[《剣闘獣ラクエル》]]の[[攻撃力]]は400、[[《剣闘獣ホプロムス》]]の[[攻撃力]]は2400となります。(09/01/01)

Q:この[[カードの効果]][[適用]]中に[[《あまのじゃくの呪い》]]を[[発動]]しました。~
  この場合[[フィールド]]の[[モンスター]]の[[攻撃力]]はいくつになりますか?~
A:[[攻撃力]]・[[守備力]]をアップ、またはダウンする[[効果]]ではないため、[[《あまのじゃくの呪い》]]の[[効果]]が[[適用]]された場合でも、[[攻撃力]]・[[守備力]]は変化しません。(09/01/01)

Q:この[[カードの効果]]は[[相手]][[プレイヤー]]も[[使用]]する事が可能ですか?~
A:[[おジャマ]]と名のついた[[モンスター]]を[[特殊召喚]]する[[効果]]は、《おジャマ・カントリー》の[[コントローラー]]のみが[[発動]]できる[[効果]]になります。~
  また、[[モンスター]]の[[元々の攻撃力・守備力>元々の攻撃力(守備力)]]を入れ替える[[効果]]は、[[お互い]]に[[適用]]される[[効果]]になります。(08/12/21)

Q:この[[カード]]の[[カードの発動]]を[[《王宮の弾圧》]]で[[無効]]にすることはできますか?~
A:[[カードの発動]]は[[無効]]にできません。~
  [[特殊召喚]][[効果]]を[[発動]]した際、[[《王宮の弾圧》]]で[[無効]]にできます。(09/07/06)


//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
----
&tag(《おジャマ・カントリー》,魔法,フィールド魔法,おジャマ);