*《アクア・ドラゴン/Aqua Dragon》 [#top]
 融合モンスター
 星6/水属性/海竜族/攻2250/守1900
 「フェアリー・ドラゴン」+「海原の女戦士」+「ゾーン・イーター」

 [[BOOSTER4]]で登場した[[水属性]]・[[海竜族]]の[[融合モンスター]]。~
 [[融合素材]]は[[《フェアリー・ドラゴン》]]と[[《海原の女戦士》]]と[[《ゾーン・イーター》]]。~

 [[《黒き人食い鮫》]]と同様、初めて登場した[[融合素材]]を3体必要とする[[融合モンスター]]。~
 両方とも[[水属性]]である事は共通しているが、[[種族]]が異なり、この[[カード]]の方が[[レベル]]や[[攻撃力]]が少し高く、また[[融合素材]]の中に[[効果モンスター]]を1体含んでいる。~
 こちらは[[レベル]]の高さから[[《黒き人食い鮫》]]と異なり[[《簡易融合》]]を使えない。~
 [[《沼地の魔神王》]]と[[《サルベージ》]]を取り入れやすい[[融合素材]]ではあるが、似た準備からより強力な[[《水精鱗−メガロアビス》]]を[[特殊召喚]]できる。~
 [[《黒き人食い鮫》]]と並び、[[融合素材]]を3体必要とする[[融合モンスター]]の第1号である。~
 [[《黒き人食い鮫》]]より[[攻撃力]]は高いが、[[《ゾーン・イーター》]]が[[効果モンスター]]なので[[《補充要員》]]などに対応せず、こちらの方が出しにくい。~
 [[《沼地の魔神王》]]と[[《サルベージ》]]等を駆使すれば[[融合召喚]]自体は決して難しくないが、[[正規融合]]の手間と[[ディスアドバンテージ]]に見合った性能ではない。~

 [[《簡素融合》]]で[[特殊召喚]]できる[[海竜族]]のため、[[《真海皇 トライドン》]]の[[リリース]]に使うことは可能。~
 しかし、この[[カード]]には[[《簡素融合》]]で[[特殊召喚]]できる[[レベル]]6[[水属性]]の中で最も[[攻撃力]]が高いという特長がある。~
 [[《白闘気白鯨》]]など、[[水属性]]非[[チューナー]]を素材に指定している[[シンクロモンスター]]の[[シンクロ素材]]として検討できる。~
 [[海竜族]]という[[種族]]は[[サポートカード]]が少ないが、[[デッキ]]によっては[[《水精鱗−サラキアビス》]]の[[リンク素材]]や[[《真海皇 トライドン》]]の[[リリース]]として活用できる。~

-[[【サイエンカタパ】]]の現役時代には[[《魔導サイエンティスト》]]で[[特殊召喚]]できる[[融合モンスター]]の中で[[《紅陽鳥》]]の次に[[攻撃力]]が高かったため、[[《カタパルト・タートル》]]で[[射出]]する弾にされていた。~

-第1期に登場した[[融合モンスター]]の中で3体の[[融合素材]]を必要とする数少ない[[モンスター]]。~
第1期時点ではおよそ入手不可能な[[《青眼の究極竜》]]を除けば、この[[カード]]以外には[[《黒き人食い鮫》]]しかいない。~
--当時の[[カードダス]]では強力[[モンスター]]として「脅威!3体融合!」などと宣伝が書かれていた。~
同じ弾で[[《ヂェミナイ・エルフ》]]らが登場していたカードダスではあるが、確かに当時の[[融合モンスター]]として見れば高い[[攻撃力]]を備え、後にそれが[[【サイエンカタパ】]]で活きる事にはなった。~

--[[BOOSTER4]]の[[カードダス]]機械の台紙には「脅威!3体融合!」という文字とともに、目玉商品としてこの[[カード]]が大きく印刷されていた。~
確かにこの時点で登場していた[[融合モンスター]]の中では[[《竜騎士ガイア》]]に次ぐ[[攻撃力]]ではあったが、[[融合召喚]]の難度に適した驚異度であるかには疑問が残る。~
むしろ、[[BOOSTER4]]の真の「驚異」は、[[下級モンスター]]としては驚異的な[[攻撃力]]を持つ[[《ヂェミナイ・エルフ》]]や[[《メカ・ハンター》]]であろう。~

-第1期では貴重な「王道タイプの姿のドラゴン」であるが、[[海竜族]]であり、[[ドラゴン族]]ではない。~
--長らく唯一の[[海竜族]][[融合モンスター]]であったが、登場から20年後に[[《剣闘獣ドミティアノス》]]が登場した事で唯一ではなくなった。~

-[[素材>融合素材]]となるいずれの[[モンスター]]も現在では入手難度が高い。~

-[[TCG]]版の存在しないBOOSTERシリーズにしか収録されていなかったため、長らく英語版が存在しなかった。~
しかし、[[マクドナルドのキャンペーンによる付属カード>McDonald's Promotional Series]]として、ついに世に出ることとなった。~

-原作・アニメにおいて―~
米国で制作された『遊戯王カプセルモンスターズ』(Yu-Gi-Oh! Capsule Monsters)に登場。~
遥か昔に村を支配した「5匹の悪龍」の一体。~
「デュエル・クロス」によって[[《カオス・ソルジャー》]]と融合した遊戯が引き抜いた「神の剣」の一撃によって他の4匹と同時に倒されたが、復活し他の4匹と融合して[[《F・G・D》]]となった。~
[[海竜族]]のこの[[モンスター]]が選ばれたのは、当時[[水属性]]・[[ドラゴン族]]の[[モンスター]]が存在しなかった為だろう。~

-コナミのゲーム作品において―~
DMシリーズでは[[通常召喚]]可能な[[通常モンスター]]として登場し、オリジナルの[[テキスト>フレイバー・テキスト]]が存在する。~
「水中に潜むドラゴン 口から水の塊を吐いて攻撃をする」と書かれている。~

--[[真DM2>ゲーム付属カード#SDM2]]では、迷宮以外の[[フィールド]]を[[戦闘]]時に強制的に海に変える[[効果]]を持つ。~
そのため実質的な能力値は「2750/2400」となるため、召喚コスト6([[OCG]]の[[レベル]]と同じ数値)の[[モンスター]]としては群を抜いて強力だった。~
更に[[強化]][[カード]]が豊富な上、[[融合召喚]]も可能になっている。~
そのため、通常の方法では入手できない。~
またこのゲームでは、[[《轟きの大海蛇》]]がこの[[モンスター]]の能力値を少しさげて、さらに[[効果]]を持たせたような[[カード]]となっている。~

--フォルスバウンドキングダムでは低成長タイプであるため、それほどの活躍ができない。~
育ててもあまり強くならない上に、これといった魔法や必殺技も習得しない。~
[[《海の竜王》]]らと同じく毎[[ターン]][[ライフ]]が[[回復]]する「底なしの生命力」を習得する。~
技名は「アクア・ブレス」で、[[《海竜神》]]・[[《海の竜王》]]・[[《シーザリオン》]]の技名と共通している。~

--[[WCS2007>ゲーム付属カード#WCS2007]]から収録されている。~
しかし、このゲームにはこの[[モンスター]]の[[融合素材]]が1体も収録されていないため、[[召喚]]する手段に乏しい。~
終盤[[禁止カード]]が使えるようになってから[[【サイエンカタパ】]]を組みたい人への配慮かも知れない。~

**関連カード [#card]

―[[融合素材]]
-[[《フェアリー・ドラゴン》]]
-[[《海原の女戦士》]]
-[[《ゾーン・イーター》]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[BOOSTER4]]
-[[トーナメントパック2008 Vol.1]] TP05-JP007
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