*《イビリチュア・プシュケローネ/Gishki Psychelone》 [#top]
 儀式・効果モンスター
 星4/水属性/悪魔族/攻2150/守1650
 「リチュア」と名のついた儀式魔法カードにより降臨。
 1ターンに1度、モンスターの種族・属性を宣言して発動できる。
 相手の手札をランダムに1枚確認し、
 宣言した種族・属性のモンスターだった場合、
 そのカードを持ち主のデッキに戻す。
 違った場合は元に戻す。

 [[DUEL TERMINAL −破滅の邪龍 ウロボロス!!−]]で登場した[[水属性]]・[[悪魔族]]の[[儀式モンスター]]。~
 [[相手]]の[[手札]]1枚の[[属性]]・[[種族]]を言い当てることで[[デッキに戻す]][[起動効果]]を持つ。~

 高[[レベル]]が揃う[[【リチュア】]]の[[儀式モンスター]]の中では、唯一の[[レベル]]4なため他とは違う動きが可能である。~
 [[レベル]]が低いため、[[下級モンスター]]1体の[[リリース]]で[[儀式召喚]]が行える。~
 また、[[《リチュア・ビースト》]]などの[[レベル]]4[[モンスター]]から、[[ランク]]4の[[エクシーズモンスター]]を[[特殊召喚]]できるのは、他の[[儀式モンスター]]にはない利点である。~

 [[デッキ]]に[[戻す]]という、[[墓地アドバンテージ]]を与えない[[ハンデス]]を毎[[ターン]]行えるが、[[ランダム]]に選んだ[[カード]]の[[種族]]・[[属性]]両方を当てなければならず、成功率は低い。~
 [[デッキに戻す]]という、[[墓地アドバンテージ]]を与えない[[ハンデス]]を毎[[ターン]]行えるが、[[ランダム]]に選んだ[[カード]]の[[種族]]・[[属性]]両方を当てなければならず、成功率は低い。~
 また、[[種族]]・[[属性]]を宣言する都合上、[[魔法・罠カード]]は[[ハンデス]]できない。~
 そのため[[ハンデス]]には期待せず、[[起動効果]]であり毎[[ターン]][[発動]]できる[[ピーピング]]として使用するのがいいだろう。~

 [[【リチュア】]]では高[[レベル]]の[[儀式モンスター]]を軸としている事が多いため扱いが難しく、採用を検討するならばより[[ハンデス]]に特化したタイプになるだろう。~
 [[【転移リチュア】>【リチュア】#teni]]では[[水属性]]・[[レベル]]4が重要となるため、[[《シャドウ・リチュア》]]を採用する場合に[[儀式召喚]]する候補となる。~

-初の[[レベル]]4・[[水属性]]の[[儀式モンスター]]。~

-決して高いと言えない[[守備力]]だが、長い間[[レベル]]4の[[儀式モンスター]]の中では[[守備力]]が最も高かった。~
後の第10期に、[[レベル]]4[[メガリス]]3種に更新された。~

-オーバーレイガイド2では、[[インヴェルズ]]の骸を[[生け贄]]とした儀式により[[《リチュア・ノエリア》]]が力を得た姿であると紹介されている。~
DTマスターガイドでは[[過去に親友を失った術>《招来の対価》]]を応用し、儀式を成功させるものの、結果として心身ともについに[[インヴェルズ]]に侵喰され、暴走してしまったと描かれている。~
[[イラスト]]にも[[リチュア]]より[[ヴェルズ]]の特徴が多く見られ、杖にはめ込まれた[[儀水鏡>《リチュアの儀水鏡》]]の中には赤紫に光る[[インヴェルズ]]のシンボルマークが浮かび上がり、自身が座るクワガタムシ型の椅子には[[ヴェルズ]]のシンボルマークが刻まれている。~
また、元々の[[ステータス]]の下2桁が[[ヴェルズ]]と同様「50」になっている。~
その後《セイクリッド・カストル》の[[特攻>《セイクリッドの流星》]]により[[インヴェルズ]]の思念が消滅し、ノエリアは正気を取り戻す事になる。~

-[[カード名]]はおそらく「プシュケ/Psyche」+「アスピドケローネ/Aspidochelone」だろう。
--「プシュケ/Psyche」とは、ギリシア神話に登場する女性の名前で、古代ギリシア語で「精神」・「魂」・「頭脳」を意味する言葉。~
「サイケ」とも呼称され、心理学(Psychology)・[[サイキック族]]の語源でもある。
--「アスピドケローネ/Aspidochelone」(アスピドケロン、ファスティトカロン)は中世ヨーロッパの伝説の海の怪物である。~
[[島のように巨大なウミガメ>《島亀》]]ともクジラとも記述され、船乗りが島と間違えて上陸すると沈んで溺死させるという逸話がある。
//--「ローネ/lone」は「一人の、孤独の」といった意味の言葉だが、腰かけた体勢を加味すると「[[スローネ>《光天使スローネ》]]」とも掛かっていると思われる。
//英語名がThroneと綴が違うのでおそらく無関係

//-原作・アニメにおいて―~

-コナミのゲーム作品において―~
[[DUEL TERMINAL]]では、この[[カード]]をスキャンすると隠し[[デッキ]]「禁断の&ruby(インヴェル・リチュア){降魔鏡儀式};」が使用できる。~
この時、スキャンする[[モンスター]]は[[リチュア]]・[[ヴェルズ]]・[[インヴェルズ]]のいずれかでなければならない。~
[[デッキ]]の解説文では、この[[モンスター]]の設定が語られている。~

--[[ラヴァル]]を吸収し尽くしてなお力を求め続ける[[リチュア]]は、かつての[[&ruby(トリシューラ){破壊者};>《氷結界の龍 トリシューラ》]]、[[&ruby(インヴェルズ){侵略者};>インヴェルズ]]をも戦力とすることを画策する。~
それが[[&ruby(ヴェルズ){邪念};>ヴェルズ]]の、そして[[&ruby(インヴェルズ){侵略者};>インヴェルズ]]の意思である事を知らずに…~
すべては悪魔が復活したその時よりの契約。~
そう、[[魔轟神]]との戦いの[[舞台裏>《招来の対価》]]で交わされた、[[&ruby(ノエリア){氷結界};>《リチュア・ノエリア》]]による&ruby(イビリチュア){降魔儀式};によって―

--また、14弾からは[[リチュア]]の基本[[デッキ]]である、「&ruby(ロスト・イビリチュア){失われた禁呪法};」にも[[《イビリチュア・リヴァイアニマ》]]と共にこの[[カード]]が必ず投入されるようになっている。~
しかしその代わりにそれまで必ず投入されていた[[《イビリチュア・テトラオーグル》]]と[[《イビリチュア・マインドオーガス》]]が抜けており、[[レベル]]6[[儀式召喚]]を難しくする一因となってしまっている。~
ペガサスも[[【リチュア】]]を使用してくるのだが、毎[[ターン]][[フィールド]]に存在する[[モンスター]]の[[属性]]・[[種族]]からランダムに宣言してくるルーチンとなっており、滅多にあたらない。~

**関連カード [#card]
-[[リチュア]]

-[[《深淵の指名者》]]

―《イビリチュア・プシュケローネ》の姿が見られる[[カード]]
-[[《セイクリッドの流星》]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[DUEL TERMINAL −破滅の邪龍 ウロボロス!!−]] DT14-JP030 &size(10){[[Super]]};
-[[DUEL TERMINAL −クロニクルIII破滅の章−]] DTC3-JP108 &size(10){[[Super]]};

//**FAQ [#faq]
//Q:~
//A:

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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