*《ガガギゴ/Gagagigo》 [#top]
 通常モンスター
 星4/水属性/爬虫類族/攻1850/守1000
 かつては邪悪な心を持っていたが、ある人物に出会う事で正義の心に目覚めた悪魔の若者。

 [[闇魔界の脅威]]で登場した[[水属性]]・[[爬虫類族]]の[[下級モンスター]]。~
 [[《ギゴバイト》]]の[[上位種]]であり、[[《ギガ・ガガギゴ》]]・[[《ゴギガ・ガガギゴ》]]の[[下位種]]。~

 同じ[[水属性]]・[[爬虫類族]]・[[下級モンスター]]としては[[攻撃力]]が高く[[メリット]][[効果]]を持つ[[《ライオ・アリゲーター》]]が存在し、他にも優秀な[[水属性]][[下級モンスター]]としては[[《アトランティスの戦士》]]等が存在する。~
 この点から[[【水属性】]]で採用する場合は[[通常モンスター]]であることを活かすことになる。~

 [[《伝説の都 アトランティス》]]の影響下ならば、[[《グラヴィティ・バインド−超重力の網−》]]や[[《レベル制限B地区》]]、[[《バブル・ブリンガー》]]の影響を受けずに[[攻撃]]ができ、[[ステータス]]2000以下の[[モンスター]]を一方的に[[戦闘破壊]]できるようになる。~
 [[《伝説の都 アトランティス》]]の影響下ならば、[[《グラヴィティ・バインド−超重力の網−》]]・[[《レベル制限B地区》]]・[[《バブル・ブリンガー》]]の影響を受けずに[[攻撃]]ができ、[[ステータス]]2000以下の[[モンスター]]を一方的に[[戦闘破壊]]できるようになる。~
 [[《闇の量産工場》]]は[[《アビス・ソルジャー》]]の[[手札コスト]]抽出に役立つほか、[[上位種]]である[[《ギガ・ガガギゴ》]][[《ゴギガ・ガガギゴ》]]と併用する際にも有用。~
 また、[[シンクロ召喚]]軸の[[【通常モンスター】]]では[[《氷結界の龍 グングニール》]]や[[《氷結界の虎王 ドゥローレン》]]の[[シンクロ素材]]にもなれる。~
 だが、上記と同じように運用できる[[攻撃力]]2000の[[《メガロスマッシャーX》]]が存在するため採用するなら4枚目以降になるか、もしくは[[爬虫類族]]である点で差別化したい。~

-登場時は[[《デスグレムリン》]]を抜き、[[爬虫類族]]の[[下級モンスター]]中で最高の[[攻撃力]]を持っていた。~
次の[[混沌を制す者]]で[[《グラナドラ》]]に抜かれたが、それからしばらくの間は、[[爬虫類族]]の[[下級>下級モンスター]][[通常モンスター]]で最高の[[攻撃力]]を誇った。~
その後、[[TACTICAL EVOLUTION]]で登場した[[《エーリアン・ソルジャー》]]に抜かれた。~
[[水属性]]の[[下級>下級モンスター]][[通常モンスター]]としては、13年間に渡り最高の[[攻撃力]]を持っていたが、[[《メガロスマッシャーX》]]に抜かれた。~

-「ガガギゴ」と名のついた[[モンスター]]の[[攻撃力]]は、当時の[[通常モンスター]]の最大[[攻撃力]]より50少ないという共通点を持つ。~
この《ガガギゴ》は当時の[[下級]][[通常モンスター]]の[[攻撃力]]の上限1900より50少ない1850となっている。~

-「[[悪魔>悪魔族]]の若者」だが、[[爬虫類族]]である。~
[[《生贄の祭壇》]]の[[イラスト]]を見る限りでは[[デーモン]]と何らかの関わりがある事は推察できるが、[[悪魔族]]との出生の詳細は明かされていない。~
海外版ではこの記述が消されている。~
//This young evildoer used to have an evil heart, but by meeting a special person, he discovered justice.(かつては邪悪な心を持っていた悪人の青年が、特別な人物との出会いによって正義を発見した。)

-池袋駅に掲載された『にじさんじ遊戯王マスターデュエル祭2023』の広告[[イラスト]]には、この[[カード]]のパロディである《ましろ&ruby(めめ){爻};》が登場している。~
《ましろ爻》には「かつては正義の心を持っていたが、ある人物に出会う事で欲望に忠実になった悲しき男。その眼光は亡者の如く、勝利を粛々と狙っている。」というオリジナルの[[フレイバー・テキスト]]が記されている。~
「ある人物」との出会いによって正義の心に目覚めた《ガガギゴ》とは真逆であり、その「ある人物」については不明である。~

-[[カード]]内でのストーリーを盛り上げている[[モンスター]]の1枚。~
そのため、複数の[[カード]]にその姿を見かけることができ、ファンの好奇心をかき立ててくれる。~
[[マスターガイド>書籍付属カード#MG]]やヴァリアブルブックでも何度か解説されているが、本によってストーリーがかなり異なっている。~
マスターガイドによれば恋の悩みから荒れ始め、失恋のショックから[[フリード>《放浪の勇者 フリード》]]らとケンカを繰り返すようになり、その後荒んだ日々が続いた事から[[《ギガ・ガガギゴ》]]となり、ついに[[精神が崩壊した>《ゴギガ・ガガギゴ》]]と書かれている。~
一方で2によれば自分が仕えるマスターのために[[《コザッキー》]]の元を訪れ、[[実験の失敗>《成功確率0%》]]により[[《ギガ・ガガギゴ》]]となったと書かれている。~
その後の書籍での説明はないが、[[イラスト]]を見るに[[精神が崩壊し暴走>《ゴギガ・ガガギゴ》]]してしまうが、[[《切り込み隊長》]]らの[[決死の>《好敵手の記憶》]][[呼び掛け>《戦友の誓い》]]によりついに、[[覚醒した>《覚醒の勇士 ガガギゴ》]]の[[だが…>《次元障壁》]]。~
このストーリーからすると、「かつては邪悪な心を持っていた」のは[[《切り込み隊長》]]と会う前と覚醒する前のどちらでもあるのかもしれない。~
ちなみに、[[《ギガ・ガガギゴ》]]等になっていた時に装着していた鎧は[[《ながれ者傭兵部隊》]]に流れ着いたようだ。~

--フリードとは[[放浪時代>《放浪の勇者 フリード》]]、彼と50回戦った良きライバルで、戦績は《ガガギゴ》サイドで24勝26敗。~
フリードは「『ある人物』についてはわからない」と発言している。~
[[《我が身を盾に》]]等の[[イラスト]]からすると、[[フレイバー・テキスト]]の「ある人物」とは、[[《切り込み隊長》]]だろうか。~
[[《暗黒の侵略者》]]に[[殺されかけた>《絶体絶命》]]のを助けてもらったと想像できる。~
[[《我が身を盾に》]]の解説にも、敵に洗脳されたかつての部下を助けていると書かれており、自分が仕えるマスターというのも彼なのかもしれない。~

--彼が幼少の頃の姿であった[[《水霊使いエリア》]]との関連性は不明。~
[[《水霊使いエリア》]]の紹介には[[《ギゴバイト》]]は成長の旅に出たばかりと書かれているが、[[霊使いシリーズ>霊使い]]の成長体である[[《逆巻くエリア》]]には[[《ギゴバイト》]]が写っており、長年[[《憑依装着−エリア》]]に[[描かれていた>使い魔]]と思われていた[[モンスター]]も[[《ジゴバイト》]]として登場している。~
同じ個体であるのか別の存在なのか、違う設定があるのかは現在詳細は明かされていない。~
マスターガイド等の適合性が取れない解説を見ると、初期はあまり設定は固まっておらず、2の記述を中心に再編成したとも考えられる。~
//コメントページで疑問が出ていたので、ここに記載しておく
//ページでMGとかの情報がバラバラだったので整理
あるいは[[異次元>除外]]に関わる[[カード]]がいくつかある事から、[[《戦士ダイ・グレファー》]]のように異次元の同じ存在なのかもしれない。~

-[[カード名]]は[[《ギゴバイト》]]などの名前の関連性から「10億」を意味する「ギガ(Giga)」から取られたものだろうか。~
「ギガ(Giga)」の語源である[[ギガース>《イビリチュア・ジールギガス》]]は身体の一部が蛇となっている姿のため、[[爬虫類族]]と関連付けられた可能性がある。~
--英語で「Gaga」とは「狂った、熱狂した、ぼけた、のぼせ上がった」といった意味がある。~
「GIGO」は、コンピュータサイエンスの分野において用いられる「Garbage In, Garbage Out(ゴミを入れればゴミが出てくる)」の頭字語で「無意味なデータからは無意味な結果しか出てこない」という意味があるが、発音としては「ガイゴー」に近い。~
---[[実験の失敗>《成功確率0%》]]を暗示した名前とも取れる。~

---現時点では[[機械族]]や[[サイバース族]]に派生[[カード]]は存在しない。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメオリジナル「KCグランプリ編」における「少年2vsCPU」戦では少年2が使用。~
[[《ブレイドナイト》]]を[[戦闘破壊]]するが、その次の[[ターン]]に[[《F・G・D》]]に[[戦闘破壊]]された。~

--原作の「過去の記憶編」では名前等の表記は無いが、本田が[[召喚]]している。~
[[OCG]]の方が先のはずだが、実は高橋和希氏デザインなのだろうか?~

--アニメGXの「十代vs神田」戦の[[デュエル]]で使用されたクイズ[[カード]]の中に「《ガガギゴ》・[[《ギガ・ガガギゴ》]]・[[《ゴギガ・ガガギゴ》]]を早口で言え」というものがあった。~
また、ジェネックスでの翔の対戦[[相手]]や地下通路で十代を取り囲むゾンビ生徒の一人が使用している。~
黒い影によって不具合が起きて回収された[[カード]]の内の1枚でもあり、隣り合うように[[《切り込み隊長》]]が置かれていたり、一緒に[[18>シリーズカード#Inpachi]]シリーズがあったりと、芸が細かい。~
「十代vs遊戯」戦で十代が使用した[[永続魔法]]《亜空間バトル》の[[イラスト]]に[[《放浪の勇者 フリード》]]と戦っている様子が描かれている。~

-コナミのゲーム作品において―~
デュエルリンクスでは本田が[[召喚]]するとカットインが入る。~
上記の「過去の記憶編」を意識していると思われる。~
TAG FORCE シリーズではミスティ(ノーマル版)がこの[[カード]]及び関連[[カード]]を軸とした[[【爬虫類族】]]を使用する。~
「邪悪な心を持ち洗脳され堕ちたが後に改心し復活する」といったストーリーが自身のダークシグナーとなった境遇と似ているからだろうか?~

**関連カード [#card]
-[[ガガギゴ>シリーズカード#Gagagigo]]

─使い魔関連
-[[《稲荷火》]]
-[[《デーモン・イーター》]]

―カード内ストーリー関連
-[[《切り込み隊長》]]
-[[《無敗将軍 フリード》]]
-[[《放浪の勇者 フリード》]]

―《ガガギゴ》の姿が見られる[[カード]]
-[[《憑依装着−エリア》]]
-[[《切り盛り隊長》]]
-[[《百万喰らいのグラットン》]]

-[[《異次元の境界線》]]
-[[《つまずき》]]
-[[《ツーマンセルバトル》]]
-[[《トライアングルパワー》]]
-[[《我が身を盾に》]]

-[[《アイスバーン》]]
-[[《生贄の祭壇》]]
-[[《共闘》]]
-[[《次元幽閉》]]
-[[《スピリットバリア》]]
-[[《絶体絶命》]]
-[[《レベル変換実験室》]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[闇魔界の脅威]] 305-001
-[[EXPERT EDITION Volume.1]] EE1-JP216
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