*《キメラテック・メガフリート・ドラゴン/Chimeratech Megafleet Dragon》 [#top]
 融合・効果モンスター
 星10/闇属性/機械族/攻   0/守   0
 「サイバー・ドラゴン」モンスター+EXモンスターゾーンのモンスター1体以上
 自分・相手フィールドの上記のカードを墓地へ送った場合のみ、EXデッキから特殊召喚できる。
 このカードは融合素材にできない。
 (1):このカードの元々の攻撃力は、このカードの融合素材としたモンスターの数×1200になる。

 [[RARITY COLLECTION −20th ANNIVERSARY EDITION−]]で登場した[[闇属性]]・[[機械族]]の[[融合モンスター]]。~
 [[自分]]・[[相手]][[フィールド]]の[[融合素材]]を[[墓地へ送る]][[召喚条件]]、[[融合素材]]にできない[[効果外テキスト]]、[[融合素材]]の数だけ[[元々の攻撃力]]を上昇させる[[永続効果]]を持つ。~

 緩い[[融合素材]]で[[特殊召喚]]できるが、[[特殊召喚]]後は[[アタッカー]]にしかならないため、[[自分]]の[[カード]]のみを[[融合素材]]にするのは効率的ではない。~
 ゆえに、妨害されにくい[[相手]][[エクストラモンスターゾーン]]の[[モンスター除去]]として使用することになるだろう。~

 といっても[[エクストラモンスターゾーン]]は基本的に[[お互い]]が1ヶ所ずつ使用するため、[[相手]]が[[エクストラリンク]]状態でない限り、[[除去]]できるのは1体となる。~
 1体の[[除去]]だけでは[[攻撃力]]2400にしかならず、2体[[除去]]して[[攻撃力]]3600になっても自身が一切の[[耐性]]を持たないため、場持ちは期待できない。~
//その場合は[[メインモンスターゾーン]]の[[リンクモンスター]]3体が残ってしまう。~
//自分のカードを利用したエクストラリンクならそうはならない
 [[サイバー・ドラゴン]][[モンスター]]を併用する必要があることや[[メインモンスターゾーン]]の[[除去]]は行えないことから、単純な[[汎用性]]では[[壊獣]]の方が上である。~
 この[[カード]]でないと崩せない盤面は[[《夢幻崩界イヴリース》]]と[[トロイメア]]による[[エクストラリンク]]を形成された場合とかなり限定的である。~
 その場合は[[《夢幻崩界イヴリース》]]を[[リリース]]して[[《サイバー・ドラゴン》]]を[[召喚]]した後、この[[カード]]を[[特殊召喚]]すれば[[ロック]]を崩すことができる。~

 [[自分]]の[[エクストラモンスターゾーン]]の[[モンスター]]を[[融合素材]]にする場合、なるべく損失を抑える戦術が必要になる。~
 例えば、[[《簡易融合》]]から出した[[《サウザンド・アイズ・サクリファイス》]]を利用すると良い。~

 [[【サイバー・ドラゴン】]]ではこの[[カード]]を採用することで全ての[[サイバー・ドラゴン]][[モンスター]]が[[相手]][[エクストラモンスターゾーン]]の[[モンスター]]を[[除去]]できる[[モンスター]]となる。~
 ただし自身は[[融合素材]]にできないので、[[メインモンスターゾーン]]に[[特殊召喚]]するなどして邪魔にならないようにしたい。~

 [[【列車】]]など[[ランク]]10の[[エクシーズ召喚]]を狙う[[デッキ]]なら、[[サイバー・ドラゴン]]と共に採用して[[相手]][[モンスター]]を[[除去]]しつつ展開できる[[エクシーズ素材]]として扱うのもいいだろう。~
 変わったところでは、[[【トゥーン】]]での採用も検討でき、[[《トゥーン・サイバー・ドラゴン》]]を使用することで、[[トゥーン]]の[[デメリット]]を無視しつつ、[[エクストラモンスターゾーン]]の[[モンスター除去]]を行える。~
 また、[[《トゥーン・サイバー・ドラゴン》]]は[[《トゥーンのもくじ》]]で[[サーチ]]できるため、[[《トゥーンのもくじ》]]を採用する[[デッキ]]であれば、この[[カード]]を[[特殊召喚]]するのはさほど難しくない。~
 [[【閃刀姫】]]においては[[《トゥーン・サイバー・ドラゴン》]]・[[《トゥーンのもくじ》]]と合わせて採用される。~
 [[《トゥーンのもくじ》]]3枚を連発し[[墓地]]に[[魔法カード]]を貯めた後、[[《トゥーン・サイバー・ドラゴン》]]で[[相手]]の[[モンスター]]を処理しつつ[[アタッカー]]とすることができるためである。~

-[[エクストラモンスターゾーン]]の[[ペンデュラムモンスター]]を[[融合素材]]として[[墓地へ送る]]ことはできない。~
また、[[相手]]の[[裏側守備表示]]の[[モンスター]]も[[融合素材]]にできない。~
[[相手]]の[[裏側守備表示]]の[[モンスター]]は[[融合素材]]にできないのが基本ルールだからである。~
([[相手]]の[[裏側守備表示]]の[[モンスター]]は、[[モンスター]]の種別が分からず、[[ペンデュラムモンスター]]かどうか判別できない、「[[融合素材]]にできない」[[効果外テキスト]]を持っているかどうか判別できないなど、問題があるからである。)~
//https://www.db.yugioh-card.com/yugiohdb/faq_search.action?ope=5&fid=21751
//https://www.db.yugioh-card.com/yugiohdb/faq_search.action?ope=5&fid=21752
--[[自分]]の[[モンスター]]であれば、それが[[ペンデュラムモンスター]]でなければ[[裏側守備表示]]でも[[墓地へ送る]]ことができる。

--[[マスタールール(11期)]]の施行で、[[ペンデュラムモンスター]]及び[[リンクモンスター]]以外は[[エクストラモンスターゾーン]]に出さなくてもよくなった。~
[[ペンデュラムモンスター]]は[[融合素材]]にできないため、確実に[[融合素材]]にできるのは[[リンクモンスター]]のみとなってしまった。~
もっとも、[[リンクモンスター]]を採用しない[[デッキ]]は限られる上、採用されやすい[[リンク]]4[[ヴァレル]]などは[[耐性]]も持ち合わせているため、それを容易に[[除去]]できる点では優れる。~
//一応、この[[カード]]自体も[[エクストラモンスターゾーン]]に出す必要がなくなってはいるが、ルール変更による弱体化を覆せるほどではない。~

-[[カテゴリ]]としての[[サイバー・ドラゴン]]を指定しているが、[[《融合識別》]]で[[エクストラデッキ]]から名前を満たすことはできない。~
[[サイバー・ドラゴン]]に属する[[エクストラデッキ]]の[[モンスター]]に[[融合モンスター]]は存在していないためである。~
また、[[《サイバー・ドラゴン》]]そのものではなく[[サイバー・ドラゴン]]と名のついた[[モンスター]]を[[融合素材]]にしているため、[[《サイバネティック・ヒドゥン・テクノロジー》]]で[[墓地へ送る]]こともできない。~
しかし、この[[カード]]と近い[[融合素材]]指定を持つ[[《キメラテック・フォートレス・ドラゴン》]]とは異なり、多くの[[サイバー・ドラゴン]]が持つ、[[カード名]]を[[《サイバー・ドラゴン》]]として扱う[[効果]]を[[無効]]にされている状況でもその[[モンスター]]を[[融合素材]]にできる。

-[[《キメラテック・フォートレス・ドラゴン》]]同様[[【サイバー・ドラゴン】]]の[[サポートカード]]と同時に[[メタカード]]となる。~
通常は処理が難しい[[《サイバー・ドラゴン・インフィニティ》]]を処理可能なのは大きな利点で、[[メインモンスターゾーン]]にある状態ならば[[融合素材]]を全て[[相手]]の[[カード]]だけで賄うことも十分狙える。~
[[《キメラテック・フォートレス・ドラゴン》]]と違い[[エクストラデッキ]]の枠さえあればいいので[[マッチ]]1戦目からの対策も容易である。~

-[[サイバー・ドラゴン]][[モンスター]]は1体に指定され、[[エクストラモンスターゾーン]]は2ヶ所しかないため、得られる[[攻撃力]]は2400または3600となる。~

-「fleet」は、海軍の部隊単位の1つ「艦隊」を意味する英単語。~
「Mega」は「巨大な」を意味する形容詞の英単語であることから、メガフリートは「巨大艦隊」を意味しているのだろう。~

-[[カード名]]・[[イラスト]]・[[召喚条件]]・[[効果]]から、[[《キメラテック・フォートレス・ドラゴン》]]を意識した[[モンスター]]であることが窺える。~

-元々は[[TCG]]の[[Legendary Dragon Decks]]で登場した海外先行[[カード]]である。

//-原作・アニメにおいて―~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#card]
-[[サイバー・ドラゴン]]

-[[《キメラテック・フォートレス・ドラゴン》]]

-[[キメラテック・○○・ドラゴン>シリーズカード#Chimeratech]]

//―《キメラテック・メガフリート・ドラゴン》の姿が見られる[[カード]]
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
-[[【サイバー・ドラゴン】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[RARITY COLLECTION −20th ANNIVERSARY EDITION−]] RC02-JP002 &size(10){[[Ex-Secret>Secret#ES]]};
-[[EXTRA PACK 2018]] EP18-JP046 &size(10){[[Super]]};
-[[RARITY COLLECTION−PREMIUM GOLD EDITION−]] RC03-JP021 &size(10){[[Super]],[[Secret]],[[Collectors]]};
-[[QUARTER CENTURY CHRONICLE side:PRIDE]] QCCP-JP024 &size(10){[[Ultra]],[[Secret]],[[Quarter Century Secret>Secret#QCSE]]};
-[[TACTICAL-TRY DECK 終撃竜サイバー・ドラゴン]] XXXX-JPXXX

//**FAQ [#faq]
//***(1)の効果について [#faq1]
//Q:~
//A:

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」のいずれかを(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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