*《サイバー・エンジェル−&ruby(ナーサテイヤ){那沙帝弥};−/Cyber Angel Natasha》 [#top]
 儀式・効果モンスター
 星5/光属性/天使族/攻1000/守1000
 「機械天使の儀式」により降臨。
 (1):1ターンに1度、自分フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
 そのモンスターの攻撃力の半分だけ自分のLPを回復する。
 (2):自分の儀式モンスターが攻撃対象に選択された時に発動できる。
 その攻撃を無効にする。
 (3):このカードが墓地に存在する場合、
 自分の墓地からこのカード以外の「サイバー・エンジェル」モンスター1体を除外し、
 相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
 このカードを墓地から特殊召喚し、対象のモンスターのコントロールを得る。

 [[レイジング・テンペスト]]で登場した[[光属性]]・[[天使族]]の[[儀式モンスター]]。~
 [[攻撃力]]の半分の[[ライフ]]を[[回復]]する[[起動効果]]、[[儀式モンスター]]への[[攻撃]]を[[無効]]にする[[誘発効果]]、[[自己再生]]しながら[[コントロール奪取]]をする[[起動効果]]を持つ。~
 [[自分]][[フィールド]]の[[モンスター]]1体の[[攻撃力]]の半分の[[ライフ回復]]する[[起動効果]]、[[儀式モンスター]]が[[攻撃対象]]となった時にその[[攻撃]]を[[無効]]にする[[誘発効果]]、[[自己再生]]しながら[[コントロール奪取]]をする[[起動効果]]を持つ。~

 [[レベル]]が低いため[[儀式召喚]]に必要な[[リリース]]を用意することはそこまで難しいことではない。~
 ただし[[サイバー・エンジェル]]では唯一の奇数[[レベル]]に加え、[[【サイバー・エンジェル】]]と相性の良い[[モンスター]]は偶数の[[レベル]]を持つ[[モンスター]]が多い。~
 従って、[[レベル]]を丁度に揃える必要がある[[《機械天使の絶対儀式》]]で出すよりは[[レベル]]に融通の利く[[《機械天使の儀式》]]で[[儀式召喚]]する方が良い。~
 [[《機械天使の絶対儀式》]]で[[レベル]]5の[[リリース]]を用意するのであれば、[[《サイバー・チュチュボン》]]や[[《簡易融合》]]などを使うことになるか。~
 [[《機械天使の絶対儀式》]]で[[レベル]]5の[[リリース]]を用意するのであれば、[[《サイバー・チュチュボン》]]や[[《簡素融合》]]などを使うことになるか。~
 [[レベル]]3の[[《儀式魔人デモリッシャー》]]とは相性が良く、[[《サイバー・プチ・エンジェル》]]とで[[レベル]]5になり、[[対象]][[耐性]]と後述の(2)の[[効果]]で[[戦闘破壊]]も防げるため場持ちが良くなる。~

 (1)の[[効果]]は[[ライフゲイン]]で、自身も[[対象]]にできるので最低でも500ポイント[[回復]]可能である。~
 (1)の[[効果]]は[[ライフゲイン]]で、自身も[[対象]]にできるので最低でも500の[[回復]]可能である。~
 高[[攻撃力]][[モンスター]]を[[対象]]にすればさらなる[[回復]]が見込めるが、[[【サイバー・エンジェル】]]はそこまで高[[攻撃力]]を擁する[[デッキ]]ではないため1度の[[回復]]量は[[《サイバー・エンジェル−美朱濡−》]]を選択した時の1500が上限とみるべきか。~
 [[《サイバー・エンジェル−韋駄天−》]]や[[《荘厳なる機械天使》]]で[[攻撃力]]を強化した場合や、(3)の[[効果]]で高[[攻撃力]][[モンスター]]を[[コントロール奪取]]した場合はさらなる[[回復]]量が見込める。~
 [[同名カード]]での[[発動]]回数制限が無いため、[[自己再生]][[効果]]などで1[[ターン]]に複数回の[[発動]]することを狙える。~

 (2)の[[効果]]は[[儀式モンスター]]への[[攻撃]]を[[無効]]にし、[[相手]]の[[攻撃]]から守ることができる。~
 自身も範囲内にあるため、[[攻撃力]]・[[守備力]]の低さをフォローでき、1[[ターン]]の[[発動]]回数制限もないため[[効果]]が使える限りは[[戦闘破壊]]されない。~
 しかし、[[《SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング》]]などには突破されるため、[[モンスター除去]]も併せて入れておきたい。~

 (3)の[[効果]]は[[自己再生]]をした上で[[相手]][[モンスター]]1体を[[コントロール奪取]]できる[[効果]]。~
 単純に見ても[[カード・アドバンテージ]]で3枚の得をしているため積極的に狙っていきたい[[効果]]である。~
 [[手札]]や[[デッキ]]から[[墓地へ送られ>墓地へ送る]][[蘇生制限]]を満たしていない[[サイバー・エンジェル]]を[[墓地コスト]]に使うのも良い。~
 逆に言えば[[相手]]は[[蘇生制限]]を満たしたこの[[カード]]が[[墓地]]にある状態を避けるため、妨害をしてくる可能性が高い。~
 [[効果]][[耐性]]の無いこの[[モンスター]]を下手に[[フィールド]]に維持しておくと[[除外]]や[[バウンス]]を受けやすく、[[除去]]されれば(2)の[[効果]]も活かせなくなってしまう。~
 [[儀式召喚]]後は他の[[儀式召喚]]のための[[リリース]]や、[[リンク召喚]]等の素材に利用して、即座に[[墓地へ送る]]ことも考慮したい。~
 特に後者の[[リンク召喚]]は、展開した[[リンクモンスター]]と[[コントロール奪取]]した[[相手]][[モンスター]]や[[自己再生]]した自身を素材にし、更なる[[リンク召喚]]に繋げる事ができるので相性が良い。


-(3)の[[効果]]について。~
--[[コントロール奪取]]と[[蘇生]]は同時扱い。~
--[[セット]]された[[モンスター]]も[[コントロール奪取]]できる。~
--[[蘇生制限]]を満たしていない場合[[発動]]自体ができない。~
--[[モンスターゾーン]]に空きが2つないと[[発動]]できず、[[効果処理時]]に1つしか空いていない場合この[[モンスター]]が[[蘇生]]され、[[コントロール]]を得るはずだった[[モンスター]]は[[破壊]]される。~
(この[[破壊]]は、[[効果]]によるものとしては扱われない)~
--[[効果処理時]]に[[モンスターゾーン]]に空きがない場合、この[[モンスター]]は[[蘇生]]されず[[コントロール]]を得るはずの[[モンスター]]は[[相手]][[フィールド]]にそのまま残る。
--[[コントロール]]を得るはずの[[モンスター]]が[[モンスター効果]]を受けない状態の場合、この[[モンスター]]の[[蘇生]]だけが処理される。

-「ナーサティヤ」とは、インド神話に登場する双子の神・アシュヴィン双神の別名(あるいは双神のうちの一柱の名)である。~
母親が馬の姿で産んだとする詩篇があるなど、馬との関連が深い神であり、この[[モンスター]]が[[ケンタウルス>《ケンタウロス》]]型であるのもこれに由来するものと思われる。~
また、(1)の[[ライフ回復]][[効果]]は、ナーサティヤが医術の神であることを意識したのだろう。~
なお、神話におけるナーサティヤは男神である。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメARC-Vの「明日香vsユーリ」戦で明日香が使用。~
[[先攻]]1[[ターン]]目に[[《機械天使の絶対儀式》]]の2種類の[[効果]]で2体が[[守備表示]]で[[儀式召喚]]され、それぞれの[[効果]]で合計1000[[ライフ]]を[[回復]]した。~
2体を並べて相互への[[攻撃]]を[[無効]]にしようとしたが、[[《古代の機械熱核竜》]]の[[発動]]制限により、その[[効果]]を[[発動]]できないまま2体とも[[戦闘破壊]]された。~
次の明日香の[[ターン]]には、1体を[[コスト]]にもう1体が[[自己再生]]して[[《古代の機械熱核竜》]]の[[コントロール]]を奪い、[[効果]]で1500[[ライフ]]を[[回復]]する。~
[[先攻]]1[[ターン]]目に[[《機械天使の絶対儀式》]]と[[《サイバー・チュチュボン》]]を利用して2体連続で[[儀式召喚]]される。~
それぞれの[[効果]]で合計1000の[[ライフ回復]]を行いつつ相互への[[攻撃]]を[[無効]]にする[[ロック]]を形成したが、[[《古代の機械熱核竜》]]の[[効果]]によって突破されて2体とも[[戦闘破壊]]された。~
次の明日香の[[ターン]]には、1体を[[コスト]]にもう1体が[[自己再生]]しつつ[[《古代の機械熱核竜》]]の[[コントロール奪取]]を行い、[[効果]]で1500の[[ライフ回復]]を行う。~
最終的に、[[《古代の機械究極巨人》]]に[[戦闘破壊]]され、その[[貫通]][[効果]]により明日香は敗北した。~

--アニメでの(2)の[[効果]]は、自身以外に「[[サイバー]]」[[モンスター]]がいる時に自身への[[攻撃]]を[[無効]]にするというものだった。~

--[[儀式召喚]]時の口上は「癒しの力を秘めし光の天使よ。麗しき姿で快癒をもたらせ。[[降臨]]せよ![[レベル]]5《サイバー・エンジェル−那沙帝弥−》!」~

--この[[カード]]が2体並んだ時、2体目は[[イラスト]]とは異なるカラーリングをしており、赤系の色と青系の色の配色が入れ換わったような姿をしていた。~
なお(3)の[[効果]]で[[自己再生]]する際、作画ミスか[[墓地]]の[[カード]]を示す場面に[[墓地]]に存在していないはずの[[《サイバー・チュチュボン》]]の[[カード]]が映っている。~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#card]
-[[サイバー・エンジェル]]

-[[《機械天使の儀式》]]

//―《サイバー・エンジェル−那沙帝弥−》の姿が見られる[[カード]]
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
-[[【サイバー・エンジェル】]]
-[[【ドライトロン】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[レイジング・テンペスト]] RATE-JP036 &size(10){[[Rare]]};

**FAQ [#faq]
//***(1)の効果について [#faq1]
//Q:~
//A:

***(3)の[[効果]]について [#faq3]
Q:[[効果処理時]]に、[[対象]]とした[[相手]][[モンスター]]が[[フィールド]]に存在しない場合どうなりますか?~
A:この[[モンスター]]の[[特殊召喚]]だけが処理されます。(16/12/11)

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。

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