*《サイバー・オーガ/Cyber Ogre》 [#top]
 効果モンスター
 星5/地属性/機械族/攻1900/守1200
 このカードを手札から墓地に捨てる。
 自分フィールド上に存在する「サイバー・オーガ」1体が行う戦闘を1度だけ無効にし、
 さらに次の戦闘終了時まで攻撃力は2000ポイントアップする。
 この効果は相手ターンでも発動する事ができる。

 [[CYBERDARK IMPACT]]で登場した[[地属性]]・[[機械族]]の[[上級モンスター]]。~
 [[同名カード]]が行う[[戦闘]]を1度だけ[[無効]]にし、次の[[戦闘]]を行うまでの間[[攻撃力]]を[[強化]]する[[手札誘発]]の[[誘発即時効果]]を持つ。~
 [[《サイバー・オーガ・2》]]の[[融合素材]]でもある。~

 [[効果の発動]]に成功すれば、[[攻撃力]]3900まで上げることができる。~
 しかし、[[上級モンスター]]を[[手札]]と[[フィールド]]に揃えなければならない上に、[[ターン]]をまたがなければ[[攻撃]]できないため妨害されやすい。~
 [[《リミッター解除》]]との併用もできるとは言え、1回限りの[[攻撃力]][[強化]]には高すぎるリスクである。~
 幸い[[サーチ]]できる[[カード]]や[[コンボ]]可能な[[カード]]はいくつかあるため、そちらとの併用を前提としたい。~

 [[《ダブル・アップ・チャンス》]]とは極めて相性が良く、自身の[[攻撃]]時に[[効果]]を[[発動]]する事でタイムラグなく次の[[攻撃]]ができる上に、その[[攻撃力]]は7800にまで達する。~
 [[コンボ]]成功時の[[攻撃力]]こそ7400とわずかに落ちるが、[[《E・HERO プリズマー》]]で[[カード名]]を[[コピー]]しても同様の[[コンボ]]ができる。~
 [[《ヒーローアライブ》]]から[[《E・HERO エアーマン》]]を経由すれば[[《No.39 希望皇ホープ》]]や[[《No.39 希望皇ホープ・ダブル》]]の[[エクシーズ召喚]]も可能になるので、[[《ダブル・アップ・チャンス》]]が[[腐る]]のを防ぐ事も可能である。~
 [[ディスアドバンテージ]]は大きいが、[[E・HERO]]とは[[《融合》]]等も共有可能である。~

 [[上級モンスター]]だが、[[《融合派兵》]]で容易に[[リクルート]]でき、上述の通り[[《E・HERO プリズマー》]]による[[カード名]]変更も利用できるので[[フィールド]]に出すことは難しくない。~
 どちらかと言えば問題なのは[[手札]]に持つ方の確保手段で、[[《融合準備》]]・[[《融合徴兵》]]では[[効果]]を使うには[[ターン]]を跨ぐ必要がある。~
 [[《サイバー・ドラゴン》]]などを併用すれば[[《サイバネティック・ホライゾン》]]で[[サーチ]]できるようになるほか、[[《マシンナーズ・メタルクランチ》]]で3枚を見せれば確実に[[サーチ]]できる。~
//参考レシピhttp://www.db.yugioh-card.com/yugiohdb/member_deck.action?cgid=18317774637bbf4ce8a4c5aa02cbcbe9&dno=618&request_locale=ja

 実質的な扱いは[[魔法・罠カード]]に近いものがあるが、[[《ダブル・アップ・チャンス》]]ともども[[コンボ]]専用である。~
 さらには[[サーチ]]・[[サルベージ]]手段も限られているため、専用[[デッキ]]を組むにしても前述の[[《No.39 希望皇ホープ・ダブル》]]等、別の勝ち筋も意識はした方が良いだろう。~
 [[《融合準備》]]を活かして[[《融合》]]を採用すれば[[《サイバー・オーガ・2》]]の[[融合召喚]]も狙えるが、この[[カードの効果]]自体とは相性が悪い。~

 [[《花と野原の春化精》]]ならこの[[カード]]を[[蘇生]]しつつもう1枚を[[サルベージ]]し、[[効果]]を使える状況にできる。~
 [[《春化精の花冠》]]を[[適用]]して[[《山と雪解の春化精》]]を使えば[[強化]]後即座に[[攻撃]]するといった運用も可能。~

-完全な[[絶版]][[カード]]のうえ、珍しい[[効果]]をしているため、[[効果]]が読み取りにくい。~
[[フリーチェーン]]で[[発動]]できるように見えるが、''《サイバー・オーガ》が[[戦闘]]を行う[[バトルステップ]]にのみ[[発動]]できる''[[効果]]である。~
上記の通り[[発動]]タイミングが限定されているため、[[攻撃力]]を変動させる[[効果]]ではあるものの、''[[ダメージステップ]]にこの[[効果]]は[[発動]]できない。''~
また、[[発動]]時に[[自分]]の[[モンスターゾーン]]に[[表側表示]]で存在する《サイバー・オーガ》1体を[[対象]]に取る。~

-[[効果]]を[[適用]]する期間が次の[[戦闘]]終了時までというのは非常に珍しく、現在のところ他には存在していない。~

-同一[[チェーン]]上で複数の《サイバー・オーガ》の[[効果]]を[[発動]]する事もできる。~
ただし、この場合後から[[発動]]した《サイバー・オーガ》によって[[戦闘]]が[[無効]]になる関係で最初に[[発動]]した《サイバー・オーガ》の[[効果]]を処理できず、結果的に[[攻撃力]]は2000しかアップしない。~

-専用[[サポートカード]]として[[《バイロード・サクリファイス》]]が存在するが、[[罠カード]]では遅すぎるうえ、この[[カード]]は[[手札]]にあったほうが都合が良いので、あえて採用する必要性は薄い。~


-「オーガ(Ogre)」に関しては[[《岩窟魔人オーガ・ロック》]]参照。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメGXにおける「ヘルカイザー亮vsマスター鮫島」戦で鮫島が使用。~
[[《バイロード・サクリファイス》]]によって1体目を[[特殊召喚]]し、[[《サイバー・ドラゴン》]]の[[攻撃]]時に2体目の[[効果]]でその[[戦闘]]を[[無効]]にしつつ[[攻撃力]]を4000まで[[強化]]した。~
その後[[《サイバー・ドラゴン》]]を[[攻撃]]するも、[[《サイバー・バリア・ドラゴン》]]の[[効果]]で[[無効]]にされた。~
そして、[[《死者転生》]]で2体目を[[サルベージ]]して次の[[ターン]]に備えていたが、[[《サイバー・レーザー・ドラゴン》]]の[[効果]]で[[破壊]]されてしまった。~
最終的には、[[《無情の抹殺》]]によって2体目を[[ハンデス]]された後、[[通常罠]]《ロスト・プライド》で奪った鮫島の[[速攻魔法]]《スクラップ・フュージョン》によって[[墓地]]の2体を[[《サイバー・オーガ・2》]]の[[融合素材]]にされた。~
「十代&明日香vs鮫島校長&トメさん」でも登場。~
[[手札]]に2枚あったものを[[《融合》]]で[[《サイバー・オーガ・2》]]の[[融合素材]]にされた。~
「鮫島vs猪爪」戦では、途中経過は不明だが、[[破壊]]されているのが確認できる。~

--アニメでは「[[お互い]]の[[プレイヤー]]及び[[モンスター]]の[[戦闘ダメージ]]を0にし、次の[[バトルフェイズ終了時>エンドフェイズ]]まで《サイバー・オーガ》の[[攻撃力]]を[[戦闘を行った]][[モンスター]]の[[攻撃力]]分アップする」という[[効果]]だった。~
[[効果]]の大枠自体は同様だが、細かい部分で多数の変更を受けていることがわかる。~
[[OCG]]では固定値になったが、爆発力が減った一方で[[相手]][[モンスター]]に左右されなくなった。~
また、[[イラスト]]は背景が異なり、[[OCG]]よりも大きく描かれている。~

-コナミのゲーム作品において―~
デュエルリンクス・マスターデュエルでは処理がわかりやすくなるように[[テキスト]]が[[エラッタ]]されている。~
 自分フィールド上の「サイバー・オーガ」が戦闘を行うバトルステップに、
 このカードを手札から墓地へ捨て、その「サイバー・オーガ」1体を選択して発動できる。
 選択した「サイバー・オーガ」のその戦闘を無効にし、
 その「サイバー・オーガ」の次の戦闘のダメージステップ終了時まで攻撃力が2000ポイントアップする。
 この効果は相手ターンでも発動できる。
 (1):自分の「サイバー・オーガ」が戦闘を行う自分・相手のバトルステップに、
 このカードを手札から墓地へ捨て、その「サイバー・オーガ」1体を対象として発動できる。
 その「サイバー・オーガ」のその戦闘を無効にし、
 その「サイバー・オーガ」の次の戦闘のダメージステップ終了時まで攻撃力が2000アップする。

**関連カード [#card]
-[[サイバー]]

-[[《バイロード・サクリファイス》]]

-[[《光子化》]]

―この[[カード]]を[[融合素材]]に指定する[[融合モンスター]]
-[[《サイバー・オーガ・2》]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[CYBERDARK IMPACT]] CDIP-JP004 &size(10){[[Normal]] ([[ベンダー版>カードガチャ]]のみ[[N-Parallel]])};

**FAQ [#faq]
Q:[[《魔法の筒》]]に[[チェーン]]して[[効果]]を[[発動]]した場合、どうなりますか?~
A:[[攻撃]]を中止するため、[[《魔法の筒》]]が[[不発]]になります。(10/09/02)

Q:[[メインフェイズ]]に使用できますか?~
A:いいえ、できません。~
  [[バトルフェイズ]]の[[バトルステップ]]でのみ使用できます。~
  また、「[[戦闘]]を[[無効]]にする」という都合上、[[ダメージステップ]]に使用することはできません。(07/05/03)

Q:[[自分]]の《サイバー・オーガ》が[[攻撃]]するときに[[効果]]を使用した場合、どうなりますか?~
A:[[攻撃]]が[[無効]]になります。~
  なお、その[[ターン]]再度《サイバー・オーガ》で[[攻撃]]することはできません。(07/01/13)

Q:《サイバー・オーガ》の[[効果]]で[[攻撃]]を止めた場合、[[《ダブル・アップ・チャンス》]]を[[発動]]できますか?~
A:できます。(11/04/20)

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。

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