*《スフィンクス・アンドロジュネス/Theinen the Great Sphinx》 [#top] 効果モンスター 星１０/光属性/獣族/攻3500/守3000 このカードは通常召喚できない。 自分フィールド上の「アンドロ・スフィンクス」と「スフィンクス・テーレイア」が 同時に破壊された時、５００ライフポイントを払う事でのみ 手札またはデッキから特殊召喚する事ができる。 このカードが特殊召喚に成功した時、５００ライフポイントを払う事で、 エンドフェイズ終了時までこのカードの攻撃力は３０００ポイントアップする。 ※[[エンドフェイズに適用終了となるカードに対するエラッタ>エラッタ#end]]に伴い、[[テキスト]]内の「[[エンドフェイズ]]時」は「[[ターン]]終了時」と読み替えて使用する。~ [[PREMIUM PACK 7>PREMIUM PACK#PP7]]で登場した[[光属性]]・[[獣族]]の[[特殊召喚モンスター]]。~ 特定条件を満たした際に[[手札]]・[[デッキ]]から自身を[[特殊召喚]]する[[誘発効果]]、[[特殊召喚に成功した]]時に[[ライフコスト]]と引き換えに[[攻撃力]]を3000[[自己強化]]する[[誘発効果]]を持つ。~ [[《アンドロ・スフィンクス》]]と[[《スフィンクス・テーレイア》]]が同時に[[破壊]]されないと[[特殊召喚]]できないものの、6500という強大な[[攻撃力]]が得られる。~ [[《光のピラミッド》]]は上記２体の[[特殊召喚]][[効果]]に必要な上に、[[フィールド]]から[[離れる]]だけでそれらを[[破壊]]する[[効果]]を持つため、[[《サイクロン》]]等と合わせるだけで比較的簡単に[[特殊召喚]]可能。~ //コストで墓地に送る系はタイミング逃す その[[ターン]]中に大[[ダメージ]]を叩き込むつもりなら、[[自分]]の[[《激流葬》]]・[[《オレイカルコスの結界》]]・[[《ブラック・ホール》]]等で能動的に[[破壊]]してもいい。~ [[《ブラック・ローズ・ドラゴン》]]等で[[相手]]の[[カード]]もろとも[[破壊]]すれば[[直接攻撃]]も通しやすくなる。~ [[相手]]に[[《聖なるバリア −ミラーフォース−》]]・[[《ライトニング・ボルテックス》]]・[[《激流葬》]]等を使われた時でも可能だが、上記の２体が[[フィールド]]に出る時点でこの[[カード]]の存在が筒抜けになる恐れは高く、[[相手]]も可能な限り個別に[[除去]]しにくるだろう。~ [[相手]]に[[《サンダー・ボルト》]]・[[《聖なるバリア −ミラーフォース−》]]等を使われた時でも可能だが、上記の２体が[[フィールド]]に出る時点でこの[[カード]]の存在が筒抜けになる恐れは高く、[[相手]]も可能な限り個別に[[除去]]しにくるだろう。~ [[手札事故]]を招く危険性が増すが、[[《野性解放》]]と[[コンボ]]すれば[[１ターンキル]]も成立する。~ しかし、[[《アンドロ・スフィンクス》]]と[[《スフィンクス・テーレイア》]]が存在するなら[[《超弩級砲塔列車グスタフ・マックス》]]を[[エクシーズ召喚]]し、[[《超弩級砲塔列車ジャガーノート・リーベ》]]を重ねることでも6000の[[攻撃力]]を出せる。~ [[破壊]]を必要としない点から消費も少ないため、こちらを使うなら[[相手]][[モンスター]]を巻き込んだ[[破壊]]で[[直接攻撃]]などを狙いたいところ。~ [[《ネムレリアの寝姫楼》]]で上記２枚を[[サーチ]]した場合、その[[ターン]]中は[[エクシーズ召喚]]できないため、こちらを優先できる。~ -自身を[[特殊召喚]]する[[効果]]について―~ この[[効果]]は[[誘発効果]]である。~ [[テキスト]]が古く、また後述のように非常に珍しい[[効果]]であるため、[[条件による特殊召喚]]と間違えやすい。~ --[[誘発効果]]ゆえ、[[相手]][[ターン]]でも条件を満たせば[[特殊召喚]]できる。~ １度に[[特殊召喚]]できるのは１体だけで、[[《アンドロ・スフィンクス》]]と[[《スフィンクス・テーレイア》]]が２体ずつ[[破壊]]された場合も１体しか[[特殊召喚]]できない。(09/12/12)~ --[[装備カード]]状態の[[《アンドロ・スフィンクス》]]と[[《スフィンクス・テーレイア》]]が[[破壊]]された場合でも[[召喚条件]]を満たすことができる。~ [[《アンドロ・スフィンクス》]]と[[《スフィンクス・テーレイア》]]はどちらも[[光属性]]であるため、片方は自力で[[特殊召喚]]し、もう片方は[[《ユニオン・キャリアー》]]の[[効果]]で[[デッキ]]から[[装備]]する、ということも可能。~ またこの[[カード]]自身は[[《光のピラミッド》]]に関する[[効果]]を持たないため、[[装備カード]]にする[[効果]]を利用すれば、[[《光のピラミッド》]]を採用せずにこの[[カード]]を[[特殊召喚]]することも一応は可能である。~ --[[テキスト]]からは読み取れないが、[[蘇生制限]]を満たしていれば[[蘇生]]・[[帰還]]は可能である。~ その場合も[[自己強化]][[効果]]を[[発動]]できるため、6500の[[攻撃力]]で[[攻撃]]できる。~ --[[デッキ]]の中で[[誘発効果]]が[[発動]]する非常に珍しい[[カード]]である。（他には[[《ナーガ》]]・[[《黒衣の大賢者》]]等わずかに存在する。）~ 似た[[テキスト]]を持つ[[カード]]には[[《メタル・デビルゾア》]]・[[《レッドアイズ・ブラックメタルドラゴン》]]・[[憑依装着]]が存在するが、これらは[[条件による特殊召喚]]であり[[デッキ]]の中で[[効果]]が[[発動]]しているわけではない。 --[[《ナーガ》]]と同じく、かつては「この[[カードの効果]]に[[チェーン]]したい場合、[[強制効果]]は[[発動]]されるが[[任意効果]]は[[発動]]できない」という[[特殊裁定]]が下されていた。~ [[マスタールール(11期)]]開始と同時にあちら共々[[任意効果]]でも[[発動]]できる様に[[裁定変更]]された。~ -[[イラスト]]から見ると分からないが、[[《アンドロ・スフィンクス》]]の顔の裏には[[《スフィンクス・テーレイア》]]の顔がある。~ これは劇場版『光のピラミッド』で確認できる。~ --こうした点を考えると、日本名の「アンドロジュネス」とは「両性具有」を意味する「アンドロギュノス(Androgynous)」に由来する言葉と思われる。~ 海外では[[《ユベル》]]が両性具有ではなく女性とされる等、子供向けメディアでの両性具有的表現を忌避する傾向にあるため、海外版で名前が変更されているのも納得がいく。~ //-この[[カード]]は[[トーナメントパック2007 Vol.1]]に再録されているが、[[《アンドロ・スフィンクス》]]と[[《スフィンクス・テーレイア》]]が再録されたのは後である。~ -原作・アニメにおいて―~ 劇場版『光のピラミッド』における「闇遊戯vsアヌビス」戦にてアヌビスが使用。~ アヌビス曰く、最強のしもべにして「神に仕えし獣の長」。~ [[《光のピラミッド》]]の[[破壊]]により[[《アンドロ・スフィンクス》]]と[[《スフィンクス・テーレイア》]]が同時に[[破壊]]されたことで、[[デッキ]]から[[特殊召喚]]された。~ そして自身の[[効果]]により[[攻撃力]]35000という驚異的な数値となり遊戯を追い詰める。~ しかし、遊戯はアヌビスの[[フィールド]]に残っていた海馬の[[《異次元からの帰還》]]を[[通常罠]]《リバース・オブ・リバース》によって[[発動]]。~ [[三幻神]]を一斉に[[帰還]]させ、二神を[[生け贄]]として[[発動]]した[[《オベリスクの巨神兵》]]の[[効果]]「インフィニティ・ゴッド・インパクト」によって[[破壊]]された。~ --アニメでは[[召喚制限]]がなく、[[ライフコスト]]はいずれも1000ポイントであり、[[攻撃力]]の上昇は次の[[自分]]の[[ターン]]まで''[[お互い]]の[[墓地]]の全ての[[モンスター]]の[[元々の攻撃力]]を加える''[[効果]]であった。~ 劇中描写では特に[[ライフコスト]]を払うシーンは無いが、この[[カード]]の[[特殊召喚]]時点でアヌビスの[[ライフ]]は2100であるため、単に省略されているだけと思われる。~ また、映画の日本語化に際して[[OCG]]の[[カード]]画像をそのまま流用した結果、なぜ[[攻撃力]]が35000まで上昇するのか、その理由が不鮮明な状態で[[デュエル]]が進行することになった。~ 同様のケースは[[《光のピラミッド》]]にも見られる。~ 映画での[[レアリティ]]は画像が流用された日本版でも[[ノーマル>Normal]]であった。~ //-コナミのゲーム作品において―~ **関連カード [#card] -[[スフィンクス]] -[[《アンドロ・スフィンクス》]] -[[《スフィンクス・テーレイア》]] -[[《光のピラミッド》]] -[[《お注射天使リリー》]] -[[《メンタル・カウンセラー リリー》]] **このカードを使用する代表的なデッキ [#deck] -[[【光のピラミッド】]] **収録パック等 [#pack] -[[PREMIUM PACK 7>PREMIUM PACK#PP7]] PP7-JP001 &size(10){[[Ultra]]}; -[[トーナメントパック2007 Vol.1]] TP01-JP007 **FAQ [#faq] Ｑ：[[《アンドロ・スフィンクス》]]・[[《スフィンクス・テーレイア》]]が同時に[[破壊]]され[[除外]]される場合、[[特殊召喚]]できますか？~ Ａ：はい、可能です。 Ｑ：自身を[[特殊召喚]]できる[[テキスト]]の分類は何ですか？~ Ａ：[[誘発効果]]です。(09/12/12) Ｑ：[[ダメージステップ]]中にこの[[カード]]を[[特殊召喚]]する[[効果]]は[[発動]]できますか？~ Ａ：いいえ、[[発動]]できません。(12/08/26) Ｑ：[[《スフィンクス・テーレイア》]]と[[《アンドロ・スフィンクス》]]をそれぞれコピーした[[《ファントム・オブ・カオス》]]が同時に[[破壊]]された場合、[[特殊召喚]]できますか？~ Ａ：できます。(10/08/26) Ｑ：正規手順で[[特殊召喚]]した後は[[《死者蘇生》]]等で[[特殊召喚]]できますか？~ Ａ：できます。(15/03/09) //記載日とズレていますが、この日付での裁定です。 Ｑ：この[[カード]]を[[デッキ]]から[[特殊召喚]]する場合[[効果]][[発動]]時に[[デッキ]]を[[めくって>カードをめくる]]この[[カード]]を[[相手]]に見せる必要がありますか？~ Ａ：見せる必要はありません。(16/02/20) //Ａ：はい、[[効果発動時]]に[[カード]]を[[相手]]に見せる必要があります。(10/01/09) Ｑ：[[デッキ]]からこの[[カード]]を[[特殊召喚]]する[[効果]]に[[チェーン]]して[[相手]]が[[《強欲な贈り物》]]を[[発動]]し、[[効果]]を[[発動]]したこの[[カード]]が[[手札]]に加わった場合、この[[カード]]は[[特殊召喚]]されますか？~ Ａ：いいえ、[[デッキ]]から[[特殊召喚]]する[[効果]]を[[発動]]し、[[効果処理時]]にこの[[カード]]が[[手札]]に存在する場合、[[特殊召喚]]されません。(16/02/26) //Ｑ：上の質問に関連して、[[デッキ]]からこの[[カード]]を[[特殊召喚]]する[[効果]]に[[チェーン]]して[[《強欲な贈り物》]]等、[[ドロー]]を行う[[カード]]を[[発動]]した場合、この[[カード]]はどこにおいて[[ドロー]]しますか？~ //Ａ：[[デッキ]]からこの[[カード]]を取りだした上で[[ドロー]]します。(10/08/26) Ｑ：[[フィールド]]上に[[《エンド・オブ・アヌビス》]]が存在する状態で、[[《スフィンクス・テーレイア》]]と[[《アンドロ・スフィンクス》]]が同時に[[破壊]]され[[墓地へ送られた]]時、《スフィンクス・アンドロジュネス》を[[特殊召喚]]することは可能ですか？~ Ａ：はい、可能です。(10/08/12) Ｑ：この[[カード]]を[[デッキ]]から[[特殊召喚]]する[[誘発効果]]に対して[[《王宮の弾圧》]]、[[《神の警告》]]、[[《スターダスト・ドラゴン／バスター》]]の[[効果]]を[[発動]]することはできますか？~ Ａ：はい、[[発動]]できます。[[発動]]は[[無効]]になりますが、[[デッキ]]に存在するこの[[カード]]は[[破壊]]されません。(20/04/01) //Ａ：いいえ、[[デッキ]]から[[特殊召喚]]する場合には[[発動]]することはできません。(11/01/31) Ｑ：この[[カード]]を[[デッキ]]から[[特殊召喚]]する[[誘発効果]]に対して[[《死霊騎士デスカリバー・ナイト》]]の[[効果]]を[[発動]]しますか？~ Ａ：はい、[[発動]]し[[無効]]になりますが、[[デッキ]]に存在するこの[[カード]]は[[破壊]]されません。(11/01/31) Ｑ：この[[カード]]を[[デッキ]]から[[特殊召喚]]する[[誘発効果]]に[[チェーン]]して[[相手]]が[[《おジャマトリオ》]]を[[発動]]し、[[自分]]の[[モンスターゾーン]]に空きがなくなった場合、処理はどうなりますか？~ Ａ：[[効果]]は[[適用]]されませんので、[[デッキ]]に残ったままとなります。(16/06/11) Ｑ：[[相手]][[ターン]]中に、[[相手]]が[[《激流葬》]]を[[発動]]し[[相手]]の[[水属性]][[モンスター]]、[[自分]]の[[《アンドロ・スフィンクス》]][[《スフィンクス・テーレイア》]]を[[破壊]]しました。~ [[相手]]が[[《激流蘇生》]]を[[発動]]しようとしている場合、《スフィンクス・アンドロジュネス》の[[効果]]は[[《激流蘇生》]]に[[チェーン]]する形で[[発動]]となりますか？~ Ａ：この場合、[[相手]]の[[《激流蘇生》]]の[[発動]]に[[チェーン]]して、[[手札]]や[[デッキ]]の《スフィンクス・アンドロジュネス》の[[効果]]を[[発動]]します。(16/07/23) Ｑ：上記の例で、[[《天変地異》]]で《スフィンクス・アンドロジュネス》が一番上に見えている場合は、その《スフィンクス・アンドロジュネス》を[[発動]]する際《スフィンクス・アンドロジュネス》に[[《激流蘇生》]]を[[チェーン]]する形になりますか？~ Ａ：[[調整中]](16/07/23) Ｑ：[[《スフィンクス・テーレイア》]]と「[[《アンドロ・スフィンクス》]]の名前を得ている[[《ファントム・オブ・カオス》]]」が同時に[[破壊]]され[[墓地へ送られた]]時、《スフィンクス・アンドロジュネス》を[[特殊召喚]]することは可能ですか？~ Ａ：はい、可能です。(20/02/13) Ｑ：[[自分]]の[[《ユニオン・キャリアー》]]の(1)の[[効果]]によって[[自分]]の[[《アンドロ・スフィンクス》]]に[[《スフィンクス・テーレイア》]]が[[装備]]されています。~ その後、[[カードの効果]]によって[[《アンドロ・スフィンクス》]]が[[破壊された]]時、[[デッキ]]内の《スフィンクス・アンドロジュネス》の[[効果]]を[[発動]]して[[特殊召喚]]できますか？~ Ａ：ご質問の状況で[[《アンドロ・スフィンクス》]]が[[チェーン]]１にて[[発動]]した[[効果]]によって[[破壊]]されているのであれば、《スフィンクス・アンドロジュネス》の[[効果]]を[[発動]]し、[[特殊召喚]]することができます。(20/12/16)~ //質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。 //記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」のいずれかを(05/01/01)のような形式でＡ：の最後に追加してください。 //未発売カードに限り、『Ａ：（発売をお待ちください）』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。 //ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。 ---- &tag(《スフィンクス・アンドロジュネス》,特殊召喚モンスター,効果モンスター,モンスター,星10/光属性/獣族/攻3500/守3000,スフィンクス); //蘇生できると裁定にあるので「正規の方法以外での特殊召喚不可」はいらない