*《ダイナレスラー・パンクラトプス/Dinowrestler Pankratops》 [#top] 効果モンスター（制限カード） 星７/地属性/恐竜族/攻2600/守 0 このカード名の、(1)の方法による特殊召喚は１ターンに１度しかできず、 (2)の効果は１ターンに１度しか使用できない。 (1)：相手フィールドのモンスターの数が自分フィールドのモンスターより多い場合、 このカードは手札から特殊召喚できる。 (2)：自分・相手ターンに、自分フィールドの「ダイナレスラー」モンスター１体をリリースし、 相手フィールドのカード１枚を対象として発動できる。 そのカードを破壊する。 [[SOUL FUSION]]で登場した[[地属性]]・[[恐竜族]]の[[最上級モンスター]]。~ [[相手]][[フィールド]]の[[モンスター]]が多い場合に[[特殊召喚]]できる[[分類されない効果]]、[[ダイナレスラー]]を[[リリース]]することで[[相手]][[フィールドのカード]]を[[破壊]]する[[誘発即時効果]]を持つ。~ (1)は自身を[[特殊召喚]]する[[効果]]。~ [[相手]]に依存する面はあるが、特定の[[カード]]や[[コスト]]を要求しないため、[[特殊召喚]]は狙いやすい方である。~ 特に[[後攻]]１[[ターン]]目であれば殆どのケースで[[特殊召喚]]が可能であろう。~ 逆に[[先攻]]１[[ターン]]目に[[手札]]に来ると[[腐りやすい>腐る]]。~ (2)は[[ダイナレスラー]]を[[リリース]]して[[発動]]する[[フリーチェーン]]の[[除去]]。~ 自身を[[リリース]]しての[[除去]]が可能なため[[サクリファイス・エスケープ]]のみならず(1)の[[効果]]による展開と合わせて汎用[[単体除去]]として機能する。~ [[フリーチェーン]]の[[除去]]故に妨害を受けにくく、温存して[[制圧]]用[[カード]]に使うことも可能。~ 総じて往年の[[【スタンダード】]]の[[《サイバー・ドラゴン》]]・[[《ならず者傭兵部隊》]]・[[《サイクロン》]]の役割を兼ね備えた[[汎用性]]の高い[[カード]]である。~ 展開力が低い[[デッキ]]や少数精鋭を基本とする[[デッキ]]では自ずと(1)の条件も満たしやすいため有用な[[モンスター]]となる。~ [[《雷仙神》]]や[[《暗黒騎士ガイアロード》]]と比べても、[[特殊召喚]]条件が緩い[[レベル]]７[[モンスター]]なので、[[【真紅眼の黒竜】]]などの[[ランク]]７を主体とする[[デッキ]]への投入も検討できる。~ [[《忍法 超変化の術》]]を擁する[[【忍者】]]においても、[[手札]]に来た時のリスクの少なさから[[リクルート]]先の候補としても有用である。~ 単体性能の高い[[恐竜族]]なので[[【恐竜族】]]でも採用が十分に考えられる。~ [[相手]][[フィールド]]に複数の[[モンスター]]が存在すれば[[《魂喰いオヴィラプター》]]で[[サーチ]]してそのまま[[特殊召喚]]に移行できる。~ [[レベル]]７なので[[《究極進化薬》]]による[[リクルート]]に対応しているのも[[メリット]]。~ [[【ダイナレスラー】]]では上記に加え、[[《ダイナレスラー・システゴ》]]・[[《ワールド・ダイナ・レスリング》]]でも[[サーチ]]や[[リクルート]]ができる。~ [[出張]]を考える場合はそれらに加え[[《ワールド・ダイナ・レスリング》]]を[[墓地へ送れる>墓地へ送る]][[《おろかな副葬》]]をセットで採用しておくのも良いか。~ [[特殊召喚]]しやすい[[地属性]]であるため[[【春化精】]]では[[アタッカー]]としての採用となる。~ [[守備力]]が０であるため[[《黒き森のウィッチ》]]の[[サーチ]]に対応しており、(1)の[[効果]]は[[効果の発動]]を伴わず、(2)の[[効果]]は[[相手]][[ターン]]に[[発動]]できるため相性が良い。~ -その性能の高さ故に登場直後から[[環境]]でも[[サイドデッキ]]の採用率が高い。~ 上述した通り(1)の[[効果]]の特性から２戦目以降の[[先攻]]・[[後攻]]次第で入れ替えられることが多い。~ 採用率の高さを考慮されたのか、[[19/07/01>リミットレギュレーション/2019年7月1日]]で[[準制限カード]]に指定された。~ もっとも、[[サイドデッキ]]の枠をこの[[カード]]に３枚消費していた[[デッキ]]は当時少なく、汎用[[カード]]として使っていた[[デッキ]]にはあまり影響はなかった。~ その後も高い採用率を誇っていたからか、[[21/01/01>リミットレギュレーション/2021年1月1日]]で[[制限カード]]に[[制限強化]]された。~ 本家の[[【ダイナレスラー】]]はとばっちりを受ける形で弱体化してしまったと言える。~ --[[TCG]]では[[20/01/20>海外の禁止・制限カード/2020年1月20日]]の時点で[[制限カード]]に指定されている。~ その後、[[24/01/01>海外の禁止・制限カード/2024年1月1日]]で[[制限緩和]]された。~ -2019年8月3日に行われた「遊戯王OCG 10000種突破記念大投票」第10期投票では第８位にランクインした。~ //https://twitter.com/YuGiOh_OCG_INFO/status/1158297841556574210 -名前の由来は「パンクラチオン(Pankration)」と[[トリケラトプス>《暗黒ドリケラトプス》]]を組み合わせたものだろう。~ [[イラスト]]においては、胴体は二足歩行である事もあり似ても似つかないが、顔に関しては[[《暗黒ドリケラトプス》]]等と比べても実物のトリケラトプスにかなり近い造形となっている。~ --パンクラチオンとは、打撃と組み技を組み合わせた古代ギリシャの格闘技で、勝敗は相手のギブアップで決していた。~ 腕を上げることでギブアップの意志を示すことができたが、多くの場合は一方の死を意味していた。~ また、目つぶしや噛みつきのみを禁止しており、指や骨を折ることが許されていた。~ 現代の日本の総合格闘技団体などでも、このパンクラチオンをもじった名前が使われている事もある。~ --実物のトリケラトプスも、相手の襟飾りに角を突き立てる様な激しい同種間闘争を行った化石が複数発見されている。~ -原作・アニメにおいて―~ アニメVRAINSの「鬼塚/Go鬼塚 vsアース」戦でGo鬼塚が使用。~ (1)の[[効果]]で[[特殊召喚]]され、[[《ダイナレスラー・エスクリマメンチ》]]・[[《ダイナレスラー・カパプテラ》]]と共に[[《ダイナレスラー・キング・Ｔレッスル》]]の[[リンク素材]]となる。~ 次の鬼塚の[[ターン]]に[[《ダイナレスラー・マーシャルアンペロ》]]と共に[[《時空超越》]]の[[コスト]]として[[墓地]]から[[除外]]された。~ --漫画OCGストラクチャーズの「尚磨vs王座」戦では王座が使用。~ (1)の[[効果]]で[[特殊召喚]]され、(2)で自身を[[リリース]]して[[《魔鍵砲−ガレスヴェート》]]を[[破壊]]しようとしたが、あちらの[[効果]]で[[無効]]にされた。~ -コナミのゲーム作品において―~ --マスターデュエルでは、2022/9/30の[[リミットレギュレーション]]改訂にて[[OCG]]・[[TCG]]よりも緩い[[準制限カード]]に[[制限緩和]]されている。~ その後の23/02/06に[[無制限カード]]に[[制限解除]]された。~ **関連カード [#card] -[[ダイナレスラー]] ―(1)の類似[[効果]]~ -[[モンスターの数が相手フィールドの方が多い場合に特殊召喚できるモンスター>《ヴェルズ・マンドラゴ》#card]] ―(2)の類似[[効果]]~ -[[自身のリリースによる除去効果>《ならず者傭兵部隊》#card1]] ―モチーフ関連~ -[[《暗黒ドリケラトプス》]] //―《ダイナレスラー・パンクラトプス》の姿が見られる[[カード]] //他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク **このカードを使用する代表的なデッキ [#deck] -[[【ダイナレスラー】]] **収録パック等 [#pack] -[[SOUL FUSION]] SOFU-JP009 -[[SPECIAL PACK 20th ANNIVERSARY EDITION Vol.5>プロモカード#specialpack20th5]] 19SP-JP502 &size(10){([[Super]])}; -[[SPECIAL PACK 20th ANNIVERSARY EDITION Vol.5>プロモカード#specialpack20th5]] 19SP-JP502 &size(10){[[Normal]],[[Super]]}; -[[RARITY COLLECTION−PREMIUM GOLD EDITION−]] RC03-JP013 &size(10){[[Super]],[[Secret]],[[Collectors]]}; -[[QUARTER CENTURY DUELIST BOX]] QCDB-JP023 &size(10){[[Super]],[[Secret]]}; //**FAQ [#faq] //***(1)の効果について [#faq1] //Ｑ：~ //Ａ： //質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。 //記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」のいずれかを(05/01/01)のような形式でＡ：の最後に追加してください。 //未発売カードに限り、『Ａ：（発売をお待ちください）』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。 //ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。 ---- &tag(《ダイナレスラー・パンクラトプス》,効果モンスター,モンスター,星7/地属性/恐竜族/攻2600/守0,ダイナレスラー);