*《トリックスター・ブラッディマリー/Trickstar Crimson Heart》 [#top]
 リンク・効果モンスター
 リンク2/光属性/天使族/攻2000
 【リンクマーカー:右/左下】
 「トリックスター」モンスター2体
 このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
 (1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
 このカードのリンク先に「トリックスター」モンスターが召喚・特殊召喚される度に、自分は200LP回復する。
 (2):手札から「トリックスター」カード1枚を捨てて発動できる。
 お互いのプレイヤーは、それぞれデッキから1枚ドローする。
 この効果の発動時に自分のLPが相手より2000以上多い場合、この効果で自分がドローする枚数は2枚になる。

 [[LINK VRAINS EDITION>V JUMP EDITION#VP17]]で登場した[[光属性]]・[[天使族]]の[[リンクモンスター]]。~
 [[トリックスター]]の[[召喚]]・[[特殊召喚]]を[[トリガー]]に[[回復]]を行う[[永続効果]]、[[トリックスター]]を[[手札コスト]]に[[お互い]]に[[ドロー]]する[[起動効果]]を持つ。~

 (1)は、[[ライフポイント]]を[[回復]]する[[効果]]。~
 一応、(2)の[[効果]]と[[シナジー]]する[[効果]]ではあるのだが、その[[回復]]値はかなり少なく、ほぼオマケである。~
 [[リンクマーカー]]の向きの関係上、[[リンク先]]は常に1つしか確保できず、[[リンク先]]に[[トリックスター]]を[[特殊召喚]]し、それを[[リンク素材]]にして[[リンクモンスター]]の[[トリックスター]]を出すのが基本となる。~

 (2)は、[[自分]]が[[手札コスト]]を支払い、[[お互い]]に1枚[[ドロー]]する[[効果]]。~
 闇雲に[[発動]]するだけでは、[[自分]]が[[手札コスト]]1枚分の損をすることになる。~
 [[《トリックスター・マンドレイク》]]を[[コスト]]に使えば、あちらの[[自己再生]]により損失が無くなる。~
 [[相手]]の[[ドロー]]を[[《トリックスター・マンジュシカ》]]や[[《ドロール&ロックバード》]]+[[《トリックスター・リンカーネイション》]][[コンボ]]の[[トリガー]]にするのも良い。~

 2000以上の[[ライフ]]差があれば、[[自分]]のみ2枚の[[ドロー]]が可能になる。~
 この状態ならば、[[お互い]]に[[手札]]が1枚ずつ増えることになり相対的な損失は生じない。~
 [[【トリックスター】]]の[[バーン]][[効果]]で[[相手]]の[[ライフ]]を減らすのは容易だが、それでも2000の[[ライフ]]差を毎[[ターン]]維持することは容易ではなく、条件が整ったなら積極的に使っていきたい。~

 [[《便乗》]]と併用すれば3枚または4枚もの[[ドロー]]が可能となる。~
 [[《トリックスター・ブルム》]]を経由すれば[[《便乗》]]の[[トリガー]]になるので[[発動]]した状態で[[効果]]を使用できる。~

 [[《トリックスター・ライブステージ》]]とは相性が良く、あちらの(3)の[[効果]]⇒[[《トリックスター・ブルム》]]の[[リンク召喚]]⇒あちらの(2)の[[効果]]の流れでこの[[カード]]を[[リンク召喚]]できる。~
 更にあちらの(1)の[[効果]]で[[サルベージ]]した[[トリックスター]]を[[手札コスト]]にこちらの(2)の[[効果]]の[[発動]]まで1枚で持っていくことができる。~
 [[ライフ]]2000以上の差があればそのまま[[アドバンテージ]]となるので状況次第では狙ってみるのも良いだろう。~

-ブラッディマリーとは、16世紀のイングランド女王、メアリー1世の異名である「血まみれメアリー」のことである。~
プロテスタントの人々を迫害、処刑したことでこう呼ばれている。~
また、トマトジュースを用いたカクテルの名前や[[アメリカの都市伝説に登場する幽霊の名前>《ゴーストリック・マリー》]]でもある。~

--[[トリックスター]]が毒性のある花をモチーフとしている点から考えると、名前の由来は「[[シャクナゲ>《トリックスター・シャクナージュ》]]」の一種「ジーン・マリー・ド・モンタギュー」だろうか。~
濃赤色の大輪の花を咲かせる園芸品種で、この[[モンスター]]の衣装の色や形状と共通点が多い。~
シャクナゲは葉にグラヤノトキシンなどの痙攣毒を含む有毒植物である一方、花の美しさから「花木の女王」とも呼ばれる。~
この[[モンスター]]が実在の女王の異名を名に冠しているのはそのためかも知れない。~

--「bloody」という言葉に「残虐な」という意味があるためか、もしくはモチーフに宗教的意味合いが強いためか、[[英語名]]は全く別物になっている。~
//あるいは有毒植物「ケマンソウ」の異名である「bleeding heart」からとったものとも考えられる。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメVRAINSの「葵/ブルーエンジェルvsスペクター」戦でブルーエンジェルが使用。~
[[《トリックスター・マンジュシカ》]]と[[《トリックスター・キャンディナ》]]を[[リンク素材]]として[[リンク召喚]]される。~
[[《トリックスター・ライトアリーナ》]]の(1)の[[効果]]を[[トリガー]]に自身の(1)の[[効果]]で[[ライフ]]を[[回復]]、更に(2)の[[効果]]を[[発動]]して[[お互い]]に1枚ずつ[[ドロー]]した。~
返しの[[ターン]]に《&ruby(サンヴァイン・スラッシャー){聖蔓の剣士};》に[[戦闘破壊]]され、その[[効果]]でスペクターに[[コントロール奪取]]され、ブルーエンジェルに[[直接攻撃]]を与えている。~
後に[[《トリックスター・デビルフィニウム》]]の[[攻撃対象]]となったが、《&ruby(サンアバロン・ドリュアノーム){聖天樹の大精霊};》の[[効果]]で[[リンク先]]から別の位置に移動される事で[[攻撃]]が[[無効]]となり守られた。~
返しの[[ターン]]に[[《聖蔓の剣士》]]に[[戦闘破壊]]され、その[[効果]]でスペクターに[[コントロール奪取]]され、ブルーエンジェルに[[直接攻撃]]を与えている。~
後に[[《トリックスター・デビルフィニウム》]]の[[攻撃対象]]となったが、[[《聖天樹の大精霊》]]の[[効果]]で[[リンク先]]から別の位置に移動される事で[[攻撃]]が[[無効]]となり守られた。~

--ソリッドビジョンでは[[イラスト]]に比べ持っている手錠の大きさがやや大きく、[[攻撃]]の際には手錠で[[相手]]を打ち付ける演出となっている。~

--[[LINK VRAINS EDITION>V JUMP EDITION#VP17]]に収録された[[カード]]の中で、唯一アニメ出演を果たしている。

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#card]
-[[トリックスター]]

-[[《一時休戦》]]

//―[[イラスト]]関連
//カードのイラストに描かれているカードが存在した場合、そのカードをリンク

//―《トリックスター・ブラッディマリー》の姿が見られる[[カード]]
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[LINK VRAINS EDITION>V JUMP EDITION#VP17]] VP17-JP003 &size(10){[[Ultra]]};

//**FAQ [#faq]
//***(1)の効果について [#faq1]
//Q:~
//A:

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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