*《ドラゴン&ruby(ぞく){族};・&ruby(ふういん){封印};の&ruby(つぼ){壺};/Dragon Capture Jar》 [#top]
 永続罠
 このカードがフィールド上に存在する限り、
 フィールド上に表側表示で存在する全てのドラゴン族モンスターは守備表示になり、
 表示形式を変更する事ができない。

 [[STARTER BOX]]で登場した[[永続罠]]。~
 [[ドラゴン族]]の[[モンスター]]を全て[[守備表示]]にし、[[表示形式]]の変更を封印する[[効果]]を持つ。~

 最初期の[[ドラゴン族]][[メタカード]]だが、[[守備表示]]にするだけでは[[メタ]]としては弱い。~
 [[【ドラゴン族】]][[相手]]でも[[モンスター効果]]が封じられない上、[[エクシーズ召喚]]などで別の[[種族]]を出される可能性も高い。~
 [[リンクモンスター]]は[[守備表示]]にならないため影響を与えられない。~
 [[《破戒蛮竜−バスター・ドラゴン》]]と[[コンボ]]すれば、[[相手]][[モンスター]]は[[守備表示]]に固定され[[攻撃]]できなくなり、[[自分]]は他の[[モンスター]]で[[攻撃]]できるようにはなる。~
 しかし、[[攻撃]]を封じるなら[[種族]]を問わず1枚で禁止できる[[《スクリーン・オブ・レッド》]]など、他の選択肢はいくらでもある。~
 [[守備表示]]にするなら[[《No.41 泥睡魔獣バグースカ》]]の方が[[効果]]も封じることができ、拘束力が高い。~

-[[自分]]の[[ドラゴン族]]にも[[適用]]されるため、[[攻撃宣言]]時に[[《聖なるバリア −ミラーフォース−》]]を[[発動]]された時、[[チェーン]]してこの[[カード]]を[[発動]]すれば、[[ドラゴン族]]を守ることができる。~
しかしその後の[[攻撃]]が続かなくなってしまうため、[[《トラップ・スタン》]]等で対処した方が良いだろう。~

-登場時は[[《青眼の白龍》]]と[[《暗黒火炎龍》]]、[[《プチリュウ》]]、[[《魔頭を持つ邪竜》]]、[[《ヤマタノ竜絵巻》]]しか封印できなかった。~
また、[[《罠はずし》]]の[[効果]]を受ける唯一の[[カード]]であった。~

-[[遊戯王OCG>OCG]]の前身であるバンダイ版の遊戯王では、[[ステータス]]が100/200と極めて低い[[幻想魔族]]の[[モンスターカード]]だった。~
[[ドラゴン族]]を「竜族」と呼んでいたため、[[カード名]]も《竜族封印の壺》になっていた。~
[[フレイバー・テキスト]]は「[[竜>ドラゴン族]]を封印する力を秘めた壺」、特別ルール([[効果]])は「相手が[[竜>ドラゴン族]]の場合、この[[カード]]は必ず[[戦闘]]に勝つ」となっている。~
封印について、こちらでは[[フレイバー・テキスト]]に留まっている一方で、[[《壺魔人》]]はこの[[カード]]で封印された[[竜族>ドラゴン族]]に対する[[効果]]を持っているため、何らかの[[効果]]処理があるようだが不明。~

-登場当初は「この[[カード]]の[[適用]]中に[[ドラゴン族]][[モンスター]]に[[《『守備』封じ》]]を使った場合、どちらが優先されるのか」という疑問があった。~
答えは「[[永続効果]]であるこちらの[[効果]]が勝る」。~
処理としては、[[《『守備』封じ》]]の[[効果]]で一瞬[[攻撃表示]]になった後、すぐ[[守備表示]]に戻す形になる。~
だが、[[ザ・ヴァリュアブル・ブック1>書籍付属カード#VB1]]では「[[罠カード]]のほうが[[魔法カード]]より[[効果]]が勝るので」という変な理由でこちらの[[効果]]が勝るとされていた。~
続く[[ザ・ヴァリュアブル・ブック2>書籍付属カード#VB2]]でも同じQ&Aが掲載されているが、今度は理由が「[[《『守備』封じ》]]は[[対象をとる効果>対象をとる(指定する)効果]]、この[[カード]]が[[対象をとらない効果]]、すなわち[[フィールド]]全体に[[効果]]を及ぼすからこの[[カード]]が優る」等とされていた。~
どちらも結果こそ正しいが、ルールの解釈は明らかな誤りである。~

-原作・アニメにおいて―~
「決闘者の王国編」においてペガサスが使用した[[カード]]。~
原作では[[レベル]]2・[[攻撃力]]100・[[守備力]]200の[[モンスターカード]]であり、その名の通り自身の中に[[ドラゴン>ドラゴン族]]を封印する[[効果]]を持っていた。~
この封印を解くことができるのは[[《壺魔人》]]だけであり、笛の音で封印された[[モンスター]]を[[手駒にする>コントロール奪取]]こともできた。~
ビデオ戦「遊戯vsペガサス」(1戦目)では遊戯の[[《デビル・ドラゴン》]]を封印し、[[《壺魔人》]]との[[コンボ]]で[[コントロール]]を奪い取った。~
「海馬vsペガサス」戦では遊戯の助言により警戒されていたが、終盤[[《ブルーアイズ・トゥーン・ドラゴン》]]を[[破壊]]されたタイミングで[[召喚]]され、海馬の[[フィールド]]の[[《青眼の白龍》]]を封印した。~
この[[デュエル]]ではこの[[カード]]に封印した[[モンスター]]の[[守備力]]を得られる[[効果]]の存在が新たに判明し、[[守備力]]2700の強固な[[壁]]となった。~
ちなみにその時、この[[カード]]も[[《トゥーン・ワールド》]](原作[[効果]])で[[トゥーン]]化しており、壺に描かれた顔がコミカルな物になっていた(アニメではこのコミカルなものになっていない)。~

--初登場した「遊戯vsペガサス」(1戦目)時点では、最近新たに作成された[[レアカード]]という設定だった。~
ペガサスもこれまでの劇中で最強の[[モンスター]]とされた[[《青眼の白龍》]]をも無力化するこの[[カード]]を指し、このゲームは日々バージョンアップしていると語っている。~

--原作と[[OCG]]では[[ドラゴン族]][[メタカード]]であること以外に共通点がなく、[[効果]]はおろか[[《壺魔人》]]との関係や[[カードの種類]]までも別物に変えられてしまった。~
なお、原作出身の[[魔法・罠カード]]が[[モンスターカード]]に変更された例は[[《時の魔術師》]]・[[《地雷蜘蛛》]]・[[《マジック・ランプ》]]と複数あるが、逆のケースはこの[[カード]]が唯一である。~

--アニメDMでは「DMクエスト編」においても登場。~
[[《青い忍者》]]によって使用され、またもや海馬の[[《青眼の白龍》]]を封印したが、二度目は[[《トラップ・マスター》]]によって突破されている。~

---アニメDMでの仕様は原作と同じだったが、[[カード]]の体裁は[[OCG]]と同じ[[罠カード]]のものになっている。~
また「海馬vsペガサス」戦では、原作と異なりこの[[カード]]は[[トゥーン]]化されなかった。~

--アニメ5D'sの「クロウvs太郎」戦において太郎が[[OCG]]準拠となったこの[[カード]]を使用。~
[[ドラゴン族]]使いが多いチーム5D'sには中々刺さる[[メタカード]]である。~
[[《ブラックフェザー・ドラゴン》]]を[[守備表示]]にし、最終的に[[魔法カード]]《&Ruby(スピードスペル){Sp};−起爆化》によって[[破壊]]された。~
約10年ぶりのアニメでの登場である。~
劇中では第1期または第2期の[[テキスト]]表記が使用されている。~

-コナミのゲーム作品において―~
モンスターカプセルGBでは、「ドラゴンふういんのつぼ」という名前で[[モンスター]]として登場する。~
フィールド上の、名前に「ドラゴン」または「りゅう」と付いた[[モンスター]]を封印する特殊能力を持つ。~
ただし[[OCG]]同様、[[《壺魔人》]]には無効化される。~

--DMシリーズでは、[[相手]][[フィールド]]上の[[ドラゴン族]][[モンスター]]を全て[[破壊]]する[[効果]]を持つ[[魔法カード]]として登場している。~
同シリーズにおける[[《戦士抹殺》]]等と同様の[[効果]]であるが、この[[カード]]のみ初登場がDM1と一足早く、それらの[[種族]][[メタ]][[魔法カード]]群の先駆けというべき存在だった。~

--[[真DM>ゲーム付属カード#SDM]]では、[[《ドラゴンの秘宝》]]と[[《モウヤンのカレー》]]を[[融合]]するとなぜかこの[[カード]]になる。~
またこの[[カード]]と[[《火炎地獄》]]の[[融合]]で[[《万能地雷グレイモヤ》]]、[[《地を這うドラゴン》]]とで[[《ドラゴン・ゾンビ》]]と、例に漏れず謎の[[融合]]が多い。~

--フォルスバウンドキングダムでは《ドラゴン・ポット》という名称で登場。~
バトル中に使用すると全ての[[ドラゴン族]]を麻痺状態にする。~

-その他の商品展開―~
[[遊戯王OCG>OCG]]の前身であるバンダイ版の遊戯王では、[[ステータス]]が100/200と極めて低い[[幻想魔族]]の[[モンスターカード]]だった。~
[[ドラゴン族]]を「竜族」と呼んでいたため、[[カード名]]も《竜族封印の壺》になっていた。~
[[フレイバー・テキスト]]は「[[竜>ドラゴン族]]を封印する力を秘めた壺」、特別ルール([[効果]])は「相手が[[竜>ドラゴン族]]の場合、この[[カード]]は必ず[[戦闘]]に勝つ」となっている。~
封印について、こちらでは[[フレイバー・テキスト]]に留まっている一方で、[[《壺魔人》]]はこの[[カード]]で封印された[[竜族>ドラゴン族]]に対する[[効果]]を持っているため、何らかの[[効果]]処理があるようだが不明。~

**関連カード [#card]
-[[《壺魔人》]]

-[[《竜破壊の剣士−バスター・ブレイダー》]]

-[[《レベル制限B地区》]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[STARTER BOX]]
-[[EX]]
-[[青眼の白龍伝説−LEGEND OF BLUE EYES WHITE DRAGON−]] LB-44
-[[EX-R]] EX-42
-[[STRUCTURE DECK−ペガサス・J・クロフォード編−]] PE-51
-[[DUELIST LEGACY Volume.2]] DL2-026
-[[BEGINNER'S EDITION 1]] BE1-JP111
-[[BEGINNER'S EDITION 1(第7期)]] BE01-JP096

**FAQ [#faq]
Q:この[[カード]]の[[効果]]で[[表側攻撃表示]]で存在する[[ドラゴン族]][[モンスター]]が[[守備表示]]になる際に[[チェーンブロック]]が作られますか?~
A:いいえ、作られません。(11/05/29)

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