*《ブローバック・ドラゴン/Blowback Dragon》 [#top]
 効果モンスター
 星6/闇属性/機械族/攻2300/守1200
 (1):1ターンに1度、相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
 コイントスを3回行い、その内2回以上が表だった場合、その相手のカードを破壊する。

 [[天空の聖域]]で登場した[[闇属性]]・[[機械族]]の[[上級モンスター]]。~
 [[コイントス]]の判定次第で[[相手]][[フィールドのカード]]を[[破壊]]する[[起動効果]]を持つ。~
 また、[[《ガトリング・ドラゴン》]]の[[融合素材]]でもある。~

 [[デメリット]]なしで、50%の[[確率]]で[[相手]]の[[カード]]を[[破壊]]できるので、毎[[ターン]][[アドバンテージ]]を稼げる可能性がある。~
 [[《リボルバー・ドラゴン》]]と違い[[魔法・罠カード]]も[[除去]]できるため、[[永続魔法]]・[[永続罠]]を多用する[[デッキ]]の対策にもなりやすい。~
 [[効果発動時]]には[[破壊]]が確定していないため、[[《我が身を盾に》]]や[[《スターダスト・ドラゴン》]]の[[効果]]を[[チェーン]][[発動]]されることもない。~
 [[《可変機獣 ガンナードラゴン》]]を利用することで、[[《機甲部隊の最前線》]]での[[特殊召喚]]が可能。~

 しかし[[上級モンスター]]としては[[攻撃力]]がやや低く、現[[環境]]での[[戦闘]]では力不足。~
 [[エクシーズ召喚]]が比較的容易な[[《No.39 希望皇ホープ》]]などの[[エクシーズモンスター]]に簡単に[[戦闘破壊]]されてしまう。~
 長く[[フィールド]]に残れば、それだけ複数の[[カード]]を[[破壊]]できる[[モンスター]]なので、何らかのサポートをしていきたい。~

 [[《リボルバー・ドラゴン》]]との[[融合召喚]]で[[《ガトリング・ドラゴン》]]となる。~
 [[《リボルバー・ドラゴン》]]とは[[《機甲部隊の最前線》]]を共有でき、[[墓地]]に揃えるのは難しくない。~
 [[《オーバーロード・フュージョン》]]・[[《フュージョン・ゲート》]]で[[除外]]し、[[《闇次元の解放》]]で[[帰還]]させれば、2体の[[モンスター]]の[[攻撃]]と[[効果]]で大打撃を与えられる。~
 あるいは、安定性はやや落ちてしまうものの、[[《パワー・ボンド》]]・[[《融合》]]から[[《融合解除》]]に繋げていくのも良い。~

 [[【侍BOX】]]では切り札として働く。~
 [[《セカンド・チャンス》]]で[[効果]]の失敗[[確率]]を1/4にできる上、[[《モンスターBOX》]]によって半分の確率で[[戦闘破壊]]を免れることができる。~
 [[墓地]]に落ちても[[《オーバーロード・フュージョン》]]で[[《ガトリング・ドラゴン》]]にできるため無駄もない。~

-[[《リボルバー・ドラゴン》]]同様、初期の[[テキスト]]では「[[コイントス]]後に[[カード]]を選ぶ」かのような書き方がされていたため、[[対象をとらない効果]]とも解釈できた。~
最新の[[テキスト]]で明記されている通り、この[[効果]]は[[対象をとる効果>対象をとる(指定する)効果]]である。~

-[[カード]]の[[イラスト]]をよく見てみると、頭部が自動式拳銃の形をしている。~
「ブローバック」とは、自動式拳銃(オートマチック)の仕組みの一つで、回転式拳銃である「[[リボルバー>《リボルバー・ドラゴン》]]」の対となっている。~
自動式の仕組みとしては他にもショートリコイルやガスオペレーションなどもあるが、基本的には前後に動く遊底(ボルト、拳銃の場合はスライドと呼ばれることが多い)を使って排莢と次弾装填をするという点は共通している。~
自動拳銃は[[リボルバー>《リボルバー・ドラゴン》]]と比較すると厚みがなくサイズに対しての装弾数や消音性といった実用面で優れており、軍隊や警察の特殊部隊などで採用されている。~
しかし機構が複雑な分重くなりがちで耐久性も劣ることから強力な弾を撃つのに適していないため、それが[[攻撃力]]の差に反映されている。~

--[[《リボルバー・ドラゴン》]]のロシアンルーレットをモチーフとした[[効果]]を受け継いでいるが、自動式拳銃でロシアンルーレットは成立しない。~
自動式拳銃は文字通り自動的に次の弾を装填するので、弾切れを起こしていない限り引き金を引くと確実に銃弾が発射されるためである。~

--海外版では銃口からレーザー光らしき光が出ている[[イラスト]]へと変更されている。~

-コナミのゲーム作品において―~
[[WCS2008>ゲーム付属カード#WCS2008]]では対戦[[相手]]として登場。~
文明の世界で[[《おジャマ・イエロー》]]を襲っており、[[デュエル]]をして助け出すことになる。~
その際は[[【ギャンブル】]]を使用。~
また、フリーデュエルにも登場し[[【侍BOX】]]を使用する。~
さらに2008年4月配信のDイメージとしても登場し、「HighLevel」という名の[[【推理ゲート】]]を使用してくる。~
だが、この[[デッキ]]には《ブローバック・ドラゴン》が入っているのにもかかわらず、切り札が[[《モンスターゲート》]]に設定されている。~
--[[DUEL TERMINAL]]ではキースが使用。~
アニメや漫画に登場していないが、専用ボイスや[[召喚]]時のカットインが設けられている。~

**関連カード [#card]
-[[機械龍>シリーズカード#MachineDragon]]

―[[融合]]関連
―この[[カード]]を[[融合素材]]に指定する[[融合モンスター]]
-[[《ガトリング・ドラゴン》]]
--[[《リボルバー・ドラゴン》]]

**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
-[[【ギャンブル】]]
-[[【侍BOX】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[天空の聖域]] 308-022 &size(10){[[Ultra]],[[Parallel]]};
-[[EXPERT EDITION Volume.2]] EE2-JP134 &size(10){[[Ultra]]};
-[[トーナメントパック2017 Vol.4]] 17TP-JP402

//**FAQ [#faq]
//Q:~
//A:

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」のいずれかを(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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