*《メタルシルバー・アーマー/Metalsilver Armor》 [#top]
 装備魔法
 (1):装備モンスターが自分フィールドに存在する限り、
 相手は装備モンスター以外のお互いのフィールド・墓地のモンスター及び
 除外されているモンスターを効果の対象にできない。
// https://twitter.com/YuGiOh_OCG_INFO/status/1276100323795324928/photo/1

 [[ユニオンの降臨]]で登場した[[装備魔法]]。~
 [[装備モンスター]]以外の[[お互い]]の[[フィールド]]・[[墓地]]・[[除外]]状態の[[モンスター]]を[[相手]]は[[効果の対象]]にできない[[効果]]を持つ。~

 端的に言えば、この[[カード]]を[[装備]]した[[モンスター]]しか[[効果の対象]]にできなくする[[カード]]。~
 一見すると単なる[[耐性]]付与のように見えるが、[[フィールド]]・[[墓地]]・[[除外]]状態すべてが影響範囲で、しかも[[お互い]]の[[モンスター]]に適用されるため、[[蘇生]]・[[サルベージ]]・[[帰還]]のほとんどを使用不可能に追い込む強烈な[[ロック]]性能を発揮する。~
 一方、[[除去]]対策として見ると、[[装備]]されているこの[[カード]]自身を含む[[魔法・罠カード]]を[[対象]]にする[[効果]]は防止できず、なにより[[装備モンスター]]自身を守れないなど、いまいち信頼し切れない性能である。~
 一方、[[除去]]対策として見ると、[[装備]]されているこの[[カード]]自身を含む[[魔法・罠カード]]を[[対象]]にする[[効果]]は防止できず、なにより[[装備モンスター]]自身を守れないなど、いまいち信頼し切れない。~
当然ながら、[[《激流葬》]]のような[[対象]]を取らない[[カード]]に対しても無力である。~

 幸い、この欠点を埋められる[[カード]]は多数あるため、それらと組み合わせて完全な[[ロック]]を敷きたい。~
 たとえば、[[《ラプテノスの超魔剣》]]・[[《天子の指輪》]]・[[《安全地帯》]]等と併用したり、[[相手]]の[[効果の対象]]にならない[[モンスター]]に[[装備]]させることで[[対象をとる効果>対象をとる(指定する)効果]]の[[発動]]を完全に封じることができる。~
 [[《焔聖騎士−オリヴィエ》]]と併用することで上記の状態を作れ、[[装備魔法]]サポートにも優れた[[【聖騎士】]]や[[【焔聖騎士】]]、同じく[[装備魔法]]に重点を置いた[[【御巫】]]等では採用を検討できる。~
 前述の通り[[ロック]][[カード]]としては群を抜いて優秀なので、[[《アームズ・コール》]]等で不意をついて[[発動]]できれば手痛い打撃を与えられるだろう。~

 [[環境]]の高速化に伴い、[[《サイクロン》]]などの[[魔法・罠除去]]の採用が減り、[[対象をとらない効果]]を使える[[モンスター]]を出すための[[蘇生]]を封じるといったことができるため、長持ちする場合もある。~
 [[墓地]]から[[装備]]する[[効果]]と併用すれば消費を抑えられるため、[[除去]]されるにしても[[アドバンテージ]]面では損にならない。~

-公式側も[[【焔聖騎士】]]との[[シナジー]]は想定していたのか、[[焔聖騎士]]が多数登場した直後の[[トーナメントパック2020 Vol.3]]で16年ぶりの再録となった。~

--再録の際、[[効果]]の変更はないもののかなり[[テキスト]]が変わっている。~
再録前の[[テキスト]]は以下の通りである。~

 このカードを装備したモンスターをコントロールしている限り、
 相手は装備モンスター以外のモンスター1体を対象にする
 魔法・罠・効果モンスターの効果を使用できない。

>
現在と比べ、「[[自分]][[フィールド]]に存在する」ではなく「[[コントロール]]している」であり、[[対象]]にできない[[モンスター]]の領域が書かれておらず、[[効果]]の種類が書かれており、「[[対象]]にできない」ではなく「[[効果]]を使用できない」であった。~
それが、[[コントローラー]]より[[カードの位置]]を見る方が早く、領域を書くことで範囲が一目で分かり、[[効果]]の種類は全てなので省略、かつ[[対象]]にできなければ使用もできないので[[テキスト]]の削減になるなど、全体的に可読性が増している。~

-[[《闇魔界の戦士 ダークソード》]]の鎧がこの[[カード]]の鎧である。~
対となる[[《レアゴールド・アーマー》]]は[[《白竜の聖騎士》]]の鎧である。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメGXにてヘルカイザー、エド、オブライエンが覇王の元に向かう際に着用していた。~
また、覇王自身の鎧ともよく似ている。

-コナミのゲーム作品において―~
遊戯王ONLINE DUEL EVOLUTIONでは長らく未実装が続いていたが、2008年10月31日にて遂に実装された。~
家庭用ゲーム版でも、[[遊戯王デュエルモンスターズGX TAG FORCE 3>ゲーム付属カード#TF3]]にて収録された。

--デュエルリンクスではオブライエンに専用ボイスが用意されている。

**関連カード [#card]
-[[《レアゴールド・アーマー》]]

-[[《闇の侯爵ベリアル》]]

―《メタルシルバー・アーマー》が見られる[[カード]]
-[[《闇魔界の戦士 ダークソード》]]

**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
-[[【焔聖騎士】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[ユニオンの降臨]] 302-037
-[[EXPERT EDITION Volume.1]] EE1-JP092
-[[トーナメントパック2020 Vol.3]] 20TP-JP310

**FAQ [#faq]
Q:[[自分]]がこの[[カード]]と[[装備モンスター]]を[[コントロール]]しているとき、[[相手]]は[[《ゴッドバードアタック》]]など複数の[[カード]]を[[対象にする>対象をとる(指定する)効果]][[カード]]で[[モンスター]]を[[対象]]に[[発動]]することができますか?~
A:[[《ゴッドバードアタック》]]の場合、この[[カード]]の[[装備モンスター]]1体と[[魔法・罠カード]]1枚を[[対象]]にする場合なら[[発動]]できます。~
  [[装備モンスター]]1体と他の[[モンスター]]1体を[[対象]]にして[[発動]]する事はできません。(14/11/06)
//http://www.db.yugioh-card.com/yugiohdb/faq_search.action?ope=5&fid=7303&keyword=&tag=-1

Q:[[自分]]がこの[[カード]]と[[装備モンスター]]を[[コントロール]]しているとき、[[相手]]は[[《ペンギン・ソルジャー》]]の[[効果]]でこの[[カード]]の[[装備モンスター]]1体と他の[[モンスター]]1体を[[対象]]にして[[発動]]できますか?~
A:いいえ、その場合、[[カード]]の[[装備モンスター]]1体のみを[[対象]]にして[[発動]]する事になり、2体の[[モンスター]]を[[対象]]に[[《ペンギン・ソルジャー》]]の[[効果]]を[[発動]]する事はできません。(14/11/06)

Q:[[自分]]がこの[[カード]]と[[装備モンスター]]を[[コントロール]]しているとき、[[相手]]は[[墓地]]の[[モンスター]]1体を[[対象にする効果>対象をとる(指定する)効果]]を[[発動]]できますか?~
A:いいえ、[[発動]]できません。(09/06/18)

//2024/3/2 追記 
// 注意:問い合わせではなく、ADSで調べた調査結果
// グラファ・サンダー・ブレイクなどの「カード」を指定するカードの場合は拘束力はないが、モンスターを指定する「ソウルテイカー」「D・D・R」などには有効である
// ADSは公式ツールではないので調査結果に意味がない


//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。

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