*《ライトニング・トライコーン/Lightning Tricorn》 [#top]
 シンクロ・効果モンスター
 星8/光属性/獣族/攻2800/守2000
 チューナー+チューナー以外の獣族モンスター1体以上
 このカードが相手によって破壊された場合、自分の墓地に存在する
 「サンダー・ユニコーン」または「ボルテック・バイコーン」
 1体を選択して自分フィールド上に特殊召喚する事ができる。

 [[DUELIST REVOLUTION]]で登場した[[光属性]]・[[獣族]]の[[シンクロモンスター]]。~
 [[相手]]によって[[破壊された]]時に[[《サンダー・ユニコーン》]]か[[《ボルテック・バイコーン》]]を[[蘇生]]させる[[誘発効果]]を持つ。~

 [[戦闘破壊]]や[[効果破壊]]系の[[除去]]を受けても戦線を維持できる[[アタッカー]]。~
 [[効果]]を使うには[[蘇生]]先が[[墓地]]に必要なので、まず[[《サンダー・ユニコーン》]]か[[《ボルテック・バイコーン》]]を[[シンクロ召喚]]し、それを素材にこの[[カード]]を出すと良いだろう。~
 [[発動条件]]は比較的緩く、[[破壊]]後に[[墓地へ送られる>墓地へ送る]]必要は無いので、[[《奈落の落とし穴》]]も[[トリガー]]にできる。~
 また、[[《神の宣告》]]・[[《神の警告》]]等で[[シンクロ召喚]]を[[無効]]にされて[[破壊された]]場合も[[蘇生]][[効果]]が使える。~
 [[破壊]]され[[フィールド]]を離れたタイミングで[[発動]]するため、[[《ウィキッド・リボーン》]]や[[《ロスト・スター・ディセント》]]で[[無効]]にならない。~
 しかし、「[[相手]]によって」[[破壊]]される必要があるため、これらを[[除去]]されることによる[[自壊]]では[[効果]]が[[発動]]しない。

 ただ、[[相手]]にもこの[[蘇生]][[効果]]がある事は筒抜けである。~
 よって、[[破壊]]以外の[[除去]]を受ける、事前に[[蘇生]]対象を[[除外]]される、[[《SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング》]]で[[効果]]を封殺されるといった方法を取られる可能性があり、[[発動]]は安定しない。~
 よって、[[破壊]]以外の[[除去]]を受ける、事前に[[蘇生]][[対象]]を[[除外]]される、[[《SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング》]]で[[効果]]を封殺されるといった方法を取られる可能性があり、[[発動]]は安定しない。~
 [[《Ai打ち》]]などを併用し、[[相打ち]]後に[[蘇生]][[効果]]を使うとよいかもしれない。~

 加えて、自身には後続[[蘇生]]以外の効果がなく、更に[[蘇生]]先も力不足感がある。~
 加えて、自身には後続[[蘇生]]以外の[[効果]]がなく、更に[[蘇生]]先も力不足感がある。~
 [[《サンダー・ユニコーン》]]は[[弱体化]][[効果]]を持つが、[[自分]][[メインフェイズ]]にしか[[発動]]できないので、そのタイミング以外で[[蘇生]]しても[[壁]]になる程度。~
 [[《ボルテック・バイコーン》]]は7枚もの[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]が可能だが、[[相手]]にもそれを許してしまう。~

 総合的には、同[[レベル]]の汎用[[シンクロモンスター]]と比べ、カードパワーが劣る事は否めない[[カード]]。~
 ただし、唯一の[[レベル]]8[[獣族]][[シンクロモンスター]]であり、[[【シンクロ召喚】]]タイプの[[【獣族】]]では[[シンクロ召喚]]の幅を増やす意味で採用は検討できる。~
 [[【獣族】]]の重要[[カード]]である[[《魔獣の懐柔》]]は[[発動]][[ターン]]に[[獣族]]以外の[[特殊召喚]]を封印し、[[《森の聖獣 ユニフォリア》]]は[[墓地]]が[[獣族]]のみである事を要求するので、[[獣族]]である事はそれだけで[[メリット]]になりうる。~
 [[【獣族】]]の重要[[カード]]である[[《魔獣の懐柔》]]は[[発動]][[ターン]]に[[獣族]]以外の[[特殊召喚]]を封印し、[[《森の聖獣 ユニフォリア》]]は[[墓地]]が[[獣族]]のみである事を要求するので、[[獣族]]である事はそれだけで[[メリット]]になり得る。~

-[[《サンダー・ユニコーン》]]や[[《ボルテック・バイコーン》]]とは[[シンクロ素材]]の指定が逆なので注意したい。~
[[《サンダー・ユニコーン》]]や[[《ボルテック・バイコーン》]]に適当な[[チューナー]]を組み合わせることでこの[[カード]]を[[シンクロ召喚]]できるということでもある。~
もっとも、この方法なら[[シンクロモンスター]]を素材に指定する[[《ゴヨウ・キング》]]・[[《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》]]を[[シンクロ召喚]]でき、それらの方が能動的に使いやすい。~
なので基本的に[[《群雄割拠》]]があったり、[[《魔獣の懐柔》]]の[[残存効果]]を受けた[[ターン]]などに限られる戦術となる。~
ちなみに[[《魔獣の懐柔》]]で[[レベル]]2[[獣族]][[チューナー]]を含めた[[レベル]]合計が5になるよう[[特殊召喚]]し、[[《サンダー・ユニコーン》]]を[[シンクロ召喚]]。~
さらに[[《横綱犬》]]を[[召喚]]して[[レベル]]2[[獣族]][[チューナー]]を[[蘇生]]させることで、[[《ボルテック・バイコーン》]]を経由しつつこの[[カード]]の[[シンクロ召喚]]できる。~
さらに[[《横綱犬》]]を[[召喚]]して[[レベル]]2[[獣族]][[チューナー]]を[[蘇生]]させることで、[[《ボルテック・バイコーン》]]を経由しつつこの[[カード]]を[[シンクロ召喚]]できる。~

-[[カード名]]の「トライコーン」は「tri(3)」と「corn(角)」を複合させた語と思われる。~
[[《サンダー・ユニコーン》]]や[[《ボルテック・バイコーン》]]を意識したものだろう。~
西洋では[[ユニコーン>《サンライト・ユニコーン》]]は少なくとも紀元前5世紀頃、[[バイコーン>《ボルテック・バイコーン》]]は14世紀頃から描写があるが、これに対応するトライコーンは現代になって創作されたものだと考えられる。~
また、中国では5世紀頃から「三角獣」という動物の記述があり、王の善政の時に現れる吉兆の動物だとされている。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメ5D'sの「遊星vsジャン」戦においてジャンが使用。~
アニメでの[[テキスト]]は以下の通り。~
 シンクロ・効果モンスター
 星8/光属性/獣族/攻2800/守2000
 チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
 このカードが戦闘によって破壊された場合、
 自分のエクストラデッキから「サンダー・ユニコーン」または
 「ボルテック・バイコーン」1体を選択して自分フィールド上に
 特殊召喚する事ができる。
[[《デルタフライ》]]と[[《トライデント・ウォリアー》]]を[[シンクロ素材]]として[[シンクロ召喚]]された。~
[[《ジャンク・デストロイヤー》]]を[[攻撃]]するも[[《シールド・ウォリアー》]]に[[戦闘破壊]]を阻まれる。~
返しの[[ターン]]に《スピード・ワールド 2》の[[効果]]で[[破壊]]されるが、[[《波動再生》]]によって[[蘇生]]され、[[《ジャンク・デストロイヤー》]]を[[戦闘破壊]]。~
その後、[[《波動竜騎士 ドラゴエクィテス》]]に[[戦闘破壊]]され、[[《ボルテック・バイコーン》]]を[[エクストラデッキ]]から[[特殊召喚]]した。~
この時、画面に映った[[《ボルテック・バイコーン》]]のカードを掴んで[[特殊召喚]]するという変わった演出があった。~
[[攻撃]]名は「ギガボルト・チャージ」。

--[[シンクロ召喚]]時の口上は「天駆ける&ruby(イカヅチ){雷};よ!漆黒の大気を貫き、その雷撃で大地を燃やせ![[シンクロ召喚]]!照らせ、《ライトニング・トライコーン》!」~
//字幕では2回イカズチ、1回雷だったので折衷案ということで。
//「イカズチ」ではなく「イカヅチ」でした。出所:http://livedoor.2.blogimg.jp/sakutaro11/imgs/1/e/1eabf5e5.jpg

--アニメでは[[シンクロ素材]]の[[縛り]]がなく、[[戦闘破壊]]限定だったが[[エクストラデッキ]]から[[特殊召喚]]できた。~
アニメのWRGPのチーム戦のルールにおいて、[[墓地]]は同チーム間でも共有されないので、その都合もあって[[エクストラデッキ]]からの[[特殊召喚]]だったと思われる。~
[[蘇生制限]]は満たせないものの、このままでは[[汎用性]]が高いと判断されたか、[[OCG]]化において[[効果]]が変更された。~

--漫画5D'sの「遊星vsジャン」戦でも同じくジャンが使用している。~
[[デュエル]]の前半が省略されたため、どのように[[フィールド]]に出たのかは不明。~
直後に[[《カタパルト・ウォリアー》]]の効果でジャンのLPが0になったため、特に活躍を見せることなく[[デュエル]]は終了した。~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#card]
-[[《サンダー・ユニコーン》]]
-[[《ボルテック・バイコーン》]]

//―《ライトニング・トライコーン》の姿が見られる[[カード]]

**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
-[[【ライトニング・トライコーン】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[DUELIST REVOLUTION]] DREV-JP042 &size(10){[[Ultra]],[[Ultimate]]};

**FAQ [#faq]
Q:[[相手]][[モンスター]]の[[戦闘破壊]]や[[ダメージステップ]]時に[[破壊]]された場合も[[特殊召喚]]できますか?~
A:はい、できます。(10/04/17)

Q:選択するのは[[効果発動時]]ですか?[[効果処理時]]ですか?~
A:[[対象を取る効果>対象をとる(指定する)効果]]で、[[効果発動時]]に[[墓地]]の[[《サンダー・ユニコーン》]]1体または[[《ボルテック・バイコーン》]]1体を選択します。(10/04/17)

Q:[[相手]]の[[《神の宣告》]]で[[破壊]]された場合、[[効果]]は[[発動]]できますか?~
A:はい、[[発動]]できます。(10/04/17)

Q:[[相手]]の[[《奈落の落とし穴》]]で[[破壊]]され[[除外]]された場合、[[効果]]は[[発動]]できますか?~
A:はい、[[発動]]できます。(10/04/17)

Q:[[装備カード]]となったこの[[カード]]が[[破壊]]された場合、[[発動]]できますか?~
A:はい、[[発動]]できます。(10/04/17)

Q:[[裏側表示]]のままで[[相手]]の[[カード]][[効果]]で[[破壊]]された場合、[[発動]]できますか?~
A:はい、[[発動]]できます。(10/06/17)

Q:[[チェーン]]2以降に[[発動]]された[[カードの効果]]によって[[破壊]]された場合、[[タイミングを逃さず>タイミングを逃す]]に[[発動]]する事はできますか?~
A:はい、[[発動]]できます。(10/04/17)

Q:[[《ソウルテイカー》]]などのように[[破壊]]した後に[[回復]]などの別の処理がある[[効果]]([[破壊]]と[[回復]]のタイミングが同時ではない)でこのカードを[[破壊]]された場合、[[特殊召喚]]する[[効果]]は[[発動]]できますか?~
A:はい、[[発動]]できます。(10/04/17)

Q:元々の[[持ち主]]が[[自分]]であるこの[[カード]]が[[相手]][[フィールド]]上に存在する時に、[[自分]]がこの[[カード]]を[[破壊]]した場合、[[効果]]は[[発動]]できますか?または[[相手]]が[[破壊]]したときに[[発動]]できますか?~
A:いいえ、どちらも場合も[[発動]]する事ができません。(10/04/25)

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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