*《&ruby(うしおに){牛鬼};/Ushi Oni》 [#top]
 通常モンスター
 星6/闇属性/悪魔族/攻2150/守1950
 黒魔術で蘇ったウシの悪魔。
 壺の中から現れる。

 [[BOOSTER6]]で登場した[[闇属性]]・[[悪魔族]]の[[上級モンスター]]。~
 黒魔術で蘇ったというが、[[イラスト]]は東洋風。~

 [[ステータス]]はどちらも中途半端であり、[[上位互換]]として[[《タルワール・デーモン》]]が存在している。~
 [[攻撃力]]2500の[[《デーモンの召喚》]]や、[[攻撃力]]の低さから[[《ヘルウェイ・パトロール》]]に対応する[[《首狩り魔人》]]もおり、この[[カード]]の出番はない。~

-第1期の頃は、パックや[[カードダス]]の[[レベル]]6以上で[[攻撃力]]2200以上の[[通常モンスター]]は[[レアカード]]であったので、[[ノーマル>Normal]][[カード]]の中では強い部類だった。~
第2期では[[《ビッグバンドラゴン》]]や[[《半魚獣・フィッシャービースト》]]等、[[攻撃力]]2200以上の[[ノーマル>Normal]][[カード]]が登場している。~

-[[《ヴェルズ・ゴーレム》]]・[[《イビリチュア・プシュケローネ》]]の登場まで、[[元々の攻撃力>元々の攻撃力(守備力)]]が2150なのはこの[[カード]]のみであった。~
また、[[DUEL TERMINAL −オメガの裁き!!−]]で[[《ジェムナイト・マディラ》]]、[[《ジェムナイト・クリスタ》]]が出るまでは[[元々の守備力>元々の攻撃力(守備力)]]が1950なのもこの[[カード]]だけであった。

-ヴァリュアブルブック2では、「この[[攻撃力]]・[[守備力]]はかなりいけてるのでは?」と評されている。~
-[[ザ・ヴァリュアブル・ブック2>書籍付属カード#VB2]]では、「この[[攻撃力]]・[[守備力]]はかなりいけてるのでは?」と評されている。~
確かに合計値としてはかなり高かったものの、既に両方を50ずつ上回り、自身の[[効果]]でさらに[[攻撃力]]の上がる[[《機械王》]]が存在していた。~
ただし上記のように、まずまずの強さだったのも事実である。~

-第2期以降長らく[[絶版]]だったが、下記のようにアニメに登場した事もあり、[[トーナメントパック2009 Vol.3]]にて再録された。~

-「牛鬼(うしおに、ぎゅうき)」とは牛(もしくは鬼)の頭に蜘蛛の胴体を持つ妖怪。~
主に海岸に現れ、浜辺を歩く人間を襲うとされている。~
この[[モンスター]]自体は[[イラスト]]・設定を見ても「牛の魔人」であり、妖怪の牛鬼とはほぼ無関係だが、アニメ5D'sには妖怪の牛鬼を意識した《大牛鬼》が登場している(詳細は後述)。~
--「牛鬼」の名を持つ[[カード]]は後に[[《暴れ牛鬼》]]も登場したが、そちらも妖怪とは関連性のないデザインをしている上、この[[カード]]との関連性も全く見られない。~

--仏教においては地獄で亡者を責めさいなむ獄卒鬼に牛の頭を持つ「[[牛頭鬼>《牛頭鬼》]](ごずき)」と呼ばれる鬼がいる。~
相方である「[[馬頭鬼>《馬頭鬼》]](めずき)」とセットで牛頭馬頭として語られることが多く、この[[カード]]はこちらのほうが似ている。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメ5D'sの「矢薙vs氷室」戦において氷室が使用。~
[[《コストダウン》]]で[[レベル]]を下げる事で[[リリース]]なしで[[召喚]]され、[[《水晶ドクロ》]]を[[戦闘破壊]]した。~
さらに次の[[ターン]]には《大牛鬼》を[[特殊召喚]]するために[[リリース]]された。~
続く「遊星vs氷室」戦でも[[《地雷蜘蛛》]]を[[リリース]]して[[アドバンス召喚]]され、《大牛鬼》の礎となった。~

--この時の体裁は第2期の仕様だった。~
なお、アニメ5D'sでは細かいデザインが異なっており、かなり簡素化されている。~

--アニメ5D'sでこの[[カード]]を主力として使用するキャラクターが登場し、[[上位種]]まで登場すると予想できた人はいなかっただろう。

--《大牛鬼》は《牛鬼》を[[リリース]]する事でのみ[[特殊召喚]]できる[[特殊召喚モンスター]]で、[[2回攻撃]]能力を持つ。~
この[[モンスター]]の下半身が蜘蛛と合体したような姿で、先述した妖怪の牛鬼とこの[[カード]]を合体させたような姿をしている。~
ただし、壺がなくなっているのでこの[[カード]]の要素は若干薄れている。~

-コナミのゲーム作品において―~
DMシリーズなどでは、[[《太古の壺》]]などの[[壺型モンスター>ポット(ポッド)]]と黒魔族の[[魔法使い族]][[モンスター]]の組み合わせで[[融合]]可能であった。~
[[テキスト]]に則った形なのだが、逆に言えばそれ以外の接点を持たない非常に珍しいパターンである。~
また[[Wheelie Breakers>ゲーム付属カード#WB]]、[[TAG FORCE 4>ゲーム付属カード#TF4]]以降のTFシリーズでは[[上位種]]の《大牛鬼》が[[オリジナルカード]]として登場する。~
--TAG FORCEシリーズの[[オリジナルカード]]では[[特殊召喚モンスター]]ではなくなり、[[通常召喚]]が可能となっている。

--TAG FORCE SPECIALでは、氷室が使用した場合に専用の台詞が用意されている。~
アニメでの登場からでは6年以上、[[OCG]]での登場からでは15年以上もの月日が経って、初めて[[攻撃]]名が「ファントム・クラッシュ」であることが判明した。~

--デュエルリンクスでは"もう一度輝きたい"三沢の出現イベントで、勝利報酬として登場している。~
アプリ内における三沢のキャラクターはほぼアニメGX準拠であるが、このイベントの報酬は[[《酒呑童子》]]・[[《赤鬼》]]といった漫画版の三沢が使用した「[[妖怪族>アンデット族]]」[[モンスター]]が目玉であり、こちらも妖怪繋がりで選ばれたのだろう。~

**関連カード [#card]
-[[《暴れ牛鬼》]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[BOOSTER6]]
-[[Booster R3]] B3-19
-[[Booster Chronicle]] BC-56
-[[トーナメントパック2009 Vol.3]] TP11-JP006
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