*《&ruby(アンティーク・ギアゴーレム){古代の機械巨人};−アルティメット・パウンド/Ancient Gear Golem - Ultimate Pound》 [#top]
 効果モンスター
 星8/地属性/機械族/攻3000/守3000
 このカードは特殊召喚できない。
 (1):このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、
 その守備力を攻撃力が超えた分だけ相手に戦闘ダメージを与える。
 (2):1ターンに2度まで、このカードの攻撃でモンスターを破壊した時、
 手札から機械族モンスター1体を捨てて発動できる。
 このカードは続けて攻撃できる。
 (3):フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
 デッキから「融合」1枚を手札に加え、
 自分の墓地から他の「アンティーク・ギア」モンスター1体を手札に加える。

 [[Vジャンプ(2017年3月号) 付属カード>書籍付属カード#VJ2017]]で登場した[[地属性]]・[[機械族]]の[[最上級モンスター]]。~
 [[貫通]][[効果]]、[[連続攻撃]][[効果]]、[[破壊された]]場合に[[《融合》]]を[[サーチ]]し、[[アンティーク・ギア]]1体を[[サルベージ]]する[[誘発効果]]を持つ。~
 [[アンティーク・ギア]]の1体ではあるが、属する[[モンスター]]の多くが持つ[[攻撃]]時[[発動]]封印[[効果]]を持たないため、運用する時には忘れないようにしたい。
 [[貫通]][[効果]]、自身が[[戦闘破壊]]した時に[[機械族]]を[[手札コスト]]とする事で[[連続攻撃]]できる[[効果]]、[[フィールド]]で[[破壊された]]場合に[[《融合》]]を[[サーチ]]し、[[アンティーク・ギア]]1体を[[サルベージ]]する[[誘発効果]]を持つ。~

 (1)の[[効果]]は[[《古代の機械巨人》]]と同じ[[貫通]][[効果]]。~
 高い打点を持つため、(2)の[[効果]]と併せて強くプレッシャーをかけていくことができる。

 (2)の[[効果]]は[[機械族]]を[[手札コスト]]に最大3回の[[連続攻撃]]を行う[[効果]]。~
 [[戦闘破壊]]が[[トリガー]]であるが、増えた[[攻撃]]では[[直接攻撃]]を行うこともできる。~

 (3)の[[効果]]は[[《融合》]]を[[サーチ]]しつつ[[アンティーク・ギア]][[モンスター]]を[[サルベージ]]する[[効果]]。~
 [[【古代の機械】]]では損失の少ない[[《古代の機械猟犬》]]や[[《オーバーロード・フュージョン》]]を使う事が多いため、[[《融合》]]との枚数調整は構築段階からしっかりと行っておきたいところ。
 [[【古代の機械】]]では損失の少ない[[《古代の機械猟犬》]]や[[《オーバーロード・フュージョン》]]を使う事が多いため、[[《融合》]]との枚数調整は構築段階からしっかりと行っておきたいところ。~
 [[破壊された]]際の[[ディスアドバンテージ]]を抑える役目でしかないため、攻めに特化するのであれば、この[[効果]]は無視してしまう事も考えられる~

 [[テキスト]]に[[特殊召喚]]はできないとあるものの、[[召喚条件]]を無視できる[[《古代の機械射出機》]]・[[《古代の機械魔神》]]等ならば[[特殊召喚]]可能。~
 [[攻撃]]性能自体は高いので、[[《古代の機械合成竜》]]などで[[攻撃]]を通しやすくしつつ速攻を心掛けたい。~
 [[《古代の機械箱》]]とは相性がよく、1回の[[サーチ]]で(2)の[[効果]]の[[コスト]]を補え、(3)の[[効果]]の[[サルベージ]]の[[対象]]としても優れている。~

 [[下記>#card]]の通り、名指しでの[[サポートカード]]も何枚か存在するので、この[[カード]]と[[《古代の機械巨人》]]を中心とした[[【古代の機械】]]を組んでみるのも良い。~
 あちらの方が受けられるサポートの数は多いが、単体性能ではこちらが上回るので枚数調整は[[デッキ]]の他の[[カード]]次第といったところか。~
 また、[[アンティーク・ギア]]の多くが持つ[[攻撃]]時に[[カードの発動]]を封じる[[効果]]を持たないため、運用する時には忘れないようにしたい。~

-[[【古代の機械】]]の主戦術である[[《歯車街》]]と[[《古代の機械射出機》]]の[[コンボ]]でも[[連続攻撃]]の条件を満たせる。(詳細は[[こちら>【古代の機械】#strategy]]を参照)~
[[《古代の機械射出機》]]でこの[[カード]]を、[[《歯車街》]]で[[《古代の機械飛竜》]]を[[リクルート]]し、[[《古代の機械箱》]]を[[サーチ]]すればよい。~
[[《古代の機械箱》]]でさらに1枚[[機械族]]を[[サーチ]]できるため、3回[[攻撃]]が可能となる。~
--[[《古代の機械箱》]]もしくはその[[効果]]で[[サーチ]]した[[レベル]]4の[[アンティーク・ギア]]を[[召喚]]し、[[《古代の機械飛竜》]]とで[[ランク]]4[[エクシーズモンスター]]を出せば[[1ターンキル]]が狙える。~
ついでに[[《古代の歯車機械》]]で[[モンスター効果]]などの[[発動]]を封じれば[[1ターンキル]]ができる確率がさらに上がる。~
総[[ダメージ]]量が増える[[《ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン》]]や[[連続攻撃]]で[[モンスター]]を一掃した後に2回の[[直接攻撃]]を行える[[《ガガガザムライ》]]、[[除去]]が可能な[[《No.70 デッドリー・シン》]]や[[《鳥銃士カステル》]]は相性が良い。~

--ただ、[[相手]][[フィールド]]の[[モンスター]]が3体以上なら[[《古代の機械混沌巨人》]]、2体以下でも[[《古代の機械超巨人》]]を使った方が[[ダメージ]]量が多くなりやすい。~
2体と比べて[[《古代の機械魔神》]]で[[特殊召喚]]できる点などを活かしていきたい。~
[[融合モンスター]]である[[《古代の機械魔神》]]とは(3)の[[効果]]との相性もいい。~


-[[カード名]]に「古代の機械巨人」を含み、下記の様に元ネタもあちらと深い繋がりがあるが、''「[[テキスト]]に[[《古代の機械巨人》]]を含む[[カード]]」ではない''。~
後に「[[《古代の機械巨人》]]の[[カード名が記されたカード]]」の[[サポートカード]]が複数登場するようになり、この仕様が響く形となった。~

-「20thデュエルセレクション」(詳細は[[《破壊竜ガンドラ−ギガ・レイズ》]]を参照)にて、アニメGXで1位となった恩返し[[デュエル]]「十代vsクロノス」(2戦目)からの[[OCG]]化である。~
同企画から[[OCG]]化された他の[[モンスター]]と同様に、選出された[[デュエル]]でこの[[カード]]自体が使用されたわけではなく、同[[デュエル]]で使用された[[モンスター]]の[[リメイク]]版である。~

--上記[[デュエル]]ではクロノスは3体の[[《古代の機械巨人》]]を[[フィールド]]に並べ、十代の[[壁]][[モンスター]]3体を[[戦闘破壊]]している。~
その後、[[《古代の機械巨人》]]1体が[[戦闘破壊]]された返しの[[ターン]]で[[《古代の整備場》]]の[[効果]]で[[《古代の機械巨人》]]を[[サルベージ]]している。~
また、[[デュエル]]の流れを見る限りはその[[ターン]]の[[通常のドロー]]で[[《融合》]]を[[ドロー]]している。~
(2)と(3)の[[効果]]はこの一連の流れを再現したものと思われる。~

--[[リメイク]]元や他の多くの[[アンティーク・ギア]]とは違い、[[攻撃]]時に[[魔法・罠カード]]等の[[発動]]を封じる[[効果]]を持たない。~
高[[攻撃力]]+[[貫通]]+[[連続攻撃]]に加えてその[[効果]]を持たせるのは過剰と判断しての可能性がある。~
---アニメGX最初期の[[《古代の機械巨人》]]は[[攻撃]]時に[[魔法・罠カード]]の[[発動]]を封じる[[効果]]がなく、[[《ヒーロー・シグナル》]]や[[《魔法の筒》]]を[[発動]]されていた。~
ただし、この[[カード]]のモチーフとなった「十代vsクロノス」(2戦目)の時点ではすでに[[OCG]]と同じ[[効果]]になっている。~

-初登場から8か月後、[[デュエリストパック−レジェンドデュエリスト編2−]]に再録された。~
//であり、Vジャンプ付属[[カード]]としてはかなり期間が短い。~
[[デュエリストパック−レジェンドデュエリスト編2−]]では名指しでの[[サポートカード]]が一気に4枚登場したため、その辺りの都合を考慮してのことだろう。~

//-原作・アニメにおいて―~

-コナミのゲーム作品において―~
デュエルリンクスではクロノスが使用した際の専用ボイスとカットインが存在する。~
[[攻撃]]名は「アルティメット・パウンド・パウンド」だが、[[カード名]]と続けて言うことも相まってか「……ややっこしいノーネ」と呟かれている。~

**関連カード [#card]
-[[必殺技カード]]
-[[アンティーク・ギア]]

-[[《融合》]]

―[[サポートカード]]
-[[《古代の機械素体》]]

-[[《古代の機械超巨人》]]

-[[《古代の機械融合》]]

-[[《競闘−クロス・ディメンション》]]

―[[リメイク]]前
-[[《古代の機械巨人》]]

//―《古代の機械巨人−アルティメット・パウンド》の姿が見られる[[カード]]
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
-[[【古代の機械】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[Vジャンプ(2017年3月号) 付属カード>書籍付属カード#VJ2017]] VJMP-JP126 &size(10){[[Ultra]]};
-[[デュエリストパック−レジェンドデュエリスト編2−]] DP19-JP035
-[[トーナメントパック2024 Vol.1]] 24TP-JP108

//**FAQ [#faq]
//***(1)の効果について [#faq1]
//Q:~
//A:

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。

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