*《&ruby(エーデルリッター){紅貴士};−ヴァンパイア・ブラム/Crimson Knight Vampire Bram》 [#top]
 エクシーズ・効果モンスター
 ランク5/闇属性/アンデット族/攻2500/守   0
 アンデット族レベル5モンスター×2
 このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
 (1):このカードのX素材を1つ取り除き、相手の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。
 そのモンスターを自分フィールドに特殊召喚する。
 この効果で特殊召喚に成功したターン、そのモンスター以外の自分のモンスターは攻撃できない。
 (2):フィールドのこのカードが相手によって破壊され墓地へ送られた
 次のターンのスタンバイフェイズに発動する。
 このカードを墓地から守備表示で特殊召喚する。

 [[SHADOW SPECTERS]]で登場した[[闇属性]]・[[アンデット族]]の[[エクシーズモンスター]]。~
 [[相手]]の[[墓地]]から[[モンスター]]を[[蘇生]]する[[起動効果]]、[[破壊]]され[[墓地へ送られた]]場合に次の[[スタンバイフェイズ]]に[[自己再生]]する[[誘発効果]]を持つ。~

 [[下記>#list]]の通り[[エクシーズ素材]]にできる[[モンスター]]が少ないため、基本的には[[【ヴァンパイア】]]で利用される[[モンスター]]である。~
 [[【ヴァンパイア】]]は[[上級モンスター]]の[[召喚]]サポートや[[特殊召喚]]手段は多く、[[《ヴァンパイア・デザイア》]]で[[レベル]]変更も可能なので[[エクシーズ召喚]]は難しくない。~
 [[レベル]]5[[ヴァンパイア]]は複数存在するが、中でも[[《シャドウ・ヴァンパイア》]]・[[《ヴァンパイア・デューク》]]は[[効果]]で[[レベル]]5を2体並べられる。~
 [[RUM]]を用いる場合は、[[《ゴーストリック・アルカード》]]などから[[《RUM−アストラル・フォース》]]か、[[闇属性]][[ランク]]4から[[《RUM−幻影騎士団ラウンチ》]]で出すことも可能ではある。~
 なお、[[【アンデット族】]]でも[[《冥界騎士トリスタン》]]+[[《冥界の麗人イゾルデ》]]で[[エクシーズ召喚]]できるが、その場合は[[《交血鬼−ヴァンパイア・シェリダン》]]や[[《真血公ヴァンパイア》]]を出した方が良いだろう。~

 (1)の[[効果]]は[[相手]]の[[モンスター]]を[[蘇生]]するというもの。~
 [[蘇生]]先には一切の制約がなく[[汎用性]]の高い[[効果]]ではあるが、他の[[モンスター]]の[[攻撃]]が封じられるのがネック。~
 [[メインフェイズ2>メインフェイズ#M2]]で[[エクシーズ召喚]]して[[効果]]を使うか、盤面を固める[[ターン]]と割り切っても良いだろう。~
 他に[[エクシーズ召喚]]可能な場所がある場合は、[[《交血鬼−ヴァンパイア・シェリダン》]]や[[《真血公ヴァンパイア》]]の[[エクシーズ素材]]にも利用できる。~
 なお、[[特殊召喚に成功した]]場合のみに[[攻撃]]が封じられるため、[[《エフェクト・ヴェーラー》]]などで[[無効]]にされた場合[[攻撃]]制限は掛からない。~

 (2)の[[効果]]は[[自己再生]]を行うもので、[[エクシーズ素材]]の有無は問わず繰り返し利用できる。~
 [[相手]]による必要はあるが、[[戦闘破壊]]・[[効果破壊]]の両方に対応しており、[[自己再生]]のタイミングもそれなりに早い。~
 だが[[守備表示]]でしか出せず[[エクシーズ素材]]もないため、そのままだと[[守備力]]0の[[壁]]にしかならない。~
 [[強制効果]]なので、下手に放っておくと[[戦闘破壊]]した場合の[[誘発効果]]持ちや[[貫通]]持ちの的となってしまうため、何らかの形で利用するのが望ましい。~
 最も単純な処理は[[《迅雷の騎士ガイアドラグーン》]]を重ねることであり、[[《RUM−幻影騎士団ラウンチ》]]を使えば[[《交血鬼−ヴァンパイア・シェリダン》]]にも繋げられる。~
 他には、[[上級]][[ヴァンパイア]]の[[アドバンス召喚]]の[[リリース]]や、高[[攻撃力]]を活かして[[ウイルス]]の[[コスト]]にするのも良い。~

 総合的に見ると、素材[[縛り]]の厳しさの割には[[効果]]の制約が多く、無理をして出す程の能力ではないだろう。~
 しかし、[[アンデット族]]及び[[ヴァンパイア]]では唯一の[[ランク]]5であり、2つの[[効果]]は共に他の[[ヴァンパイア]][[カード]]との[[シナジー]]はあるので、[[コンボ]]性能は比較的高い。~

-(1)の[[効果]]は[[《ヴァンパイア・ベビー》]]を、(2)の[[効果]]は[[《カース・オブ・ヴァンパイア》]]と[[《ヴァンパイア・ロード》]]をそれぞれ意識したものであると思われる。~

-[[守備力]]0なので[[《カメンレオン》]]でも[[蘇生]]できるが、その後できることは[[自己再生]]時と大体同じである。~

-肩書はドイツ語で「気高い(Edel)」と「騎士(Ritter)」を組み合わせたものだろう。~
日本語で音読みすると「こうきし」となり、「高貴」と「騎士」を掛け合わせているともとれる。~
「ブラム」は、世界でもっとも有名な吸血鬼小説『吸血鬼ドラキュラ』を執筆した作家、ブラム・ストーカーが由来か。~
--[[英語名]]でも「深紅の騎士」とかなり近い意味となっている。~
また、ドイツ語版での[[聖騎士]]の名前が「エーデルリッター」である。~

//-原作・アニメにおいて―~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#card]
-[[ヴァンパイア]]

-[[《自律行動ユニット》]]

-[[《シャドウ・ヴァンパイア》]]

-[[自己再生]]

//―《紅貴士−ヴァンパイア・ブラム》の姿が見られる[[カード]]

**[[エクシーズ素材]]にできる[[レベル]]5の[[アンデット族]][[モンスター]] [#list]
#taglist(アンデット族^星5^通常モンスター);
#taglist(アンデット族^星5^効果モンスター-特殊召喚モンスター-儀式モンスター-融合モンスター-シンクロモンスター-エクシーズ素材にできない);
#taglist(アンデット族^星5^特殊召喚モンスター-エクシーズ素材にできない);
#taglist(アンデット族^星5^儀式モンスター-エクシーズ素材にできない);
#taglist(アンデット族^星5^融合モンスター-エクシーズ素材にできない-《Sea Monster of Theseus》-《テセウスの魔せい物》);
#taglist(アンデット族^星5^シンクロモンスター-エクシーズ素材にできない);
#taglist(アンデット族^星5^罠-エクシーズ素材にできない);

―自身の[[効果]]で[[レベル]]の変更が可能な[[アンデット族]][[モンスター]]
-[[《紅血鬼》]]
-[[《冥界の麗人イゾルデ》]]
-[[《ユニゾンビ》]]

**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
-[[【アンデット族】]]
-[[【ヴァンパイア】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[SHADOW SPECTERS]] SHSP-JP054 &size(10){[[Super]]};
-[[デッキビルドパック ダーク・セイヴァーズ]] DBDS-JP013 &size(10){([[N-Parallel]])};
-[[デッキビルドパック ダーク・セイヴァーズ]] DBDS-JP013 &size(10){[[Normal]],[[N-Parallel]]};

**FAQ [#faq]
Q:[[効果]]分類は何ですか?~
A:(1)は[[起動効果]]、(2)は[[誘発効果]]です。~
  なお、(2)の[[効果]]は[[墓地へ送られた]]時ではなく次の[[スタンバイフェイズ]]に[[チェーンブロック]]を作ります。(13/07/20)

Q:(1)の[[効果]]は、[[攻撃]]した後の[[メインフェイズ2>メインフェイズ#M2]]でも[[発動]]できますか?~
A:はい、[[発動]]できます。(13/07/20)

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//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
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//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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