*《&ruby(こうや){荒野};/Wasteland》 [#top]
 フィールド魔法
 全ての恐竜・アンデット・岩石族モンスターの攻撃力と守備力は、200ポイントアップする。

 [[STARTER BOX]]で登場した[[フィールド魔法]]。~
 3種類の[[種族]]を[[全体強化]]する[[効果]]を持つ。

 [[《海》]]の様なこの[[カード]]を指定する[[効果]]は一切存在せず、単純に[[全体強化]]の[[フィールド魔法]]としての役割のみを果たす。~
 しかしこの[[カード]]で[[強化]]される3[[種族]]は、いずれも専用の[[フィールド魔法]]を持っている。~
 特により高い上昇値を誇り、専用の[[サーチ]]手段もある[[《ジュラシックワールド》]]が存在する[[【恐竜族】]]には全く必要のない[[カード]]である。~
 [[【岩石族】]]もより高い上昇値の[[《アダマシア・ラピュタイト》]]が存在する。~

 また、[[恐竜族]]・[[岩石族]]・[[アンデット族]]はいずれも独自の戦略を展開しており、これらの[[種族]]を混合して[[デッキ]]を組む意義は薄い。~
 [[シンクロモンスター]]や[[エクシーズモンスター]]でなら併用はでき、[[ヴァンパイア]]に[[《No.61 ヴォルカザウルス》]]を組み込んで[[強化]]するといった動きはできるが、[[《EMドラマチックシアター》]]の方が有用である。~

-この[[効果]]で[[強化]]される[[《ヘルバウンド》]]や[[《トラコドン》]]の[[フレイバー・テキスト]]では、この[[カード]]のことについて触れている。~
この様に、初期の[[カード]]の[[フレイバー・テキスト]]には「対応する[[フィールド魔法]]の影響下では強い」ことに触れているものが多い。~

-原作・アニメにおいて―~
「決闘者の王国編」で、[[恐竜族]]の使い手であるダイナソー竜崎が得意としていた[[地形>フィールド魔法]]である。~
なお[[アンデット族]]は、原作では「墓場」という[[地形>フィールド]]によって[[強化]]されていた。~

--フィールド適応性の図解では、この[[フィールド>フィールド魔法]]に適応するのは土[[属性]]とされている。
--フィールド適応性の図解では、この[[フィールド>フィールド魔法]]に適応するのは土[[属性]]とされている。~
闇遊戯も[[《マンモスの墓場》]]・[[《岩石の巨兵》]]を使い、この[[フィールド>フィールド魔法]]を活かした戦術を披露している。~

--アニメGXに登場した《砂漠》は、英語版アニメによる解説によれば[[効果]]はこの[[カード]]と同じらしい。~
後述のゲーム作品の描写や、[[《岩の精霊 タイタン》]]やヨハンが使用した[[モンスター]]にこの3種類の[[モンスター]]はいない事からつじつまはあっている。~
ちなみにオブライエンは《砂漠》の[[効果]]で[[《宝玉獣 アメジスト・キャット》]]が[[破壊]]されるようなセリフを言っていたが、実際は《サンド・ドゥードゥルバグ》の[[効果]]である。~
ちなみに砂漠と荒野の違いは雨などが降った際に潤うかどうかの違いが大きいが、言語によっては同一視される事もある。~

--アニメARC-V第3話においてアクションフィールドの選択画面にあった1枚。~

-コナミのゲーム作品において―~
第1期で登場したこの[[カード]]に対応した[[モンスター]]で、最も高い[[攻撃力]]を持っていたのは[[《ブラキオレイドス》]]と[[《金色の魔象》]]である。~
[[最上級モンスター]]が[[《ストーン・ドラゴン》]]しか存在しない上に[[下級モンスター]]の質も悪く、他の[[地形>フィールド魔法]]との格差はあまりに大きかった。~

--真DMでは、敵キャラクターとして6つの[[フィールド魔法]]にそれぞれ対応した神殿を守護する大神官が登場する。~
しかしそのゲーム内では、《荒野》にあたる神官や神殿は「砂漠」になっている。~
また、砂漠で戦う際の[[フィールド]]は《荒野》になっている。~

--真DMでは[[《森》]]と[[《昼夜の大火事》]]を[[融合]]するとこの[[カード]]に変化するという特殊な[[融合]]パターンが存在する。~
様々なオリジナルの[[融合]]パターンが数多く存在するDMシリーズだが、真DMにのみ存在するものは一際ユニークで異彩を放つものが多い。

--真DM2では[[機械族]]も[[強化]][[対象]]になっており、さらに[[植物族]]・[[水族]]・[[魚族]]・[[海竜族]]を[[弱体化]]できる。~
これにより、[[機械族]]の[[《デビル・フランケン》]]はこのゲームにおいて、地形をこれに変える[[効果]]が与えられている。~
[[《海》]]が苦手な[[機械族]]が、今度は[[《海》]]を得意とする3つの[[種族]]が苦手な地形を得意とするようになったため、この作品で[[機械族]]が受けた恩恵は大きかった。~

--[[OCG]]ルールではない作品の[[《カース・オブ・ドラゴン》]]は、地形をこれに変える[[効果]]を持つ。~
これは、原作での「遊戯vs羽蛾」戦におけるワンシーンに由来している。~
詳しくは、[[《カース・オブ・ドラゴン》]]を参照。~

--スマホアプリ「デュエルリンクス」では、ダイナソー竜崎、ゴースト骨塚、ティラノ剣山が使用した際にそれぞれ専用のボイスが用意されている。~
また骨塚は、この[[カード]]を[[発動]]した状態で[[デュエル]]を開始できる「墓場の一丁目」というスキルを取得する。~

-その他の商品展開―~
遊戯王[[ラッシュデュエル]]でも同一の[[効果]]で実装されている。~
[[RUSH:《荒野》 ]]を参照。~

**関連カード [#card]

―[[フレイバー・テキスト]]関連
-[[《トラコドン》]] 
-[[《ハリケル》]] 
-[[《ヘルバウンド》]]

―第1期[[フィールド魔法]]関連
-[[《海》]]
-[[《草原》]]
-[[《森》]]
-[[《山》]]
-[[《闇》]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック [#pack]
-[[STARTER BOX]] &size(10){[[Rare]]};
-[[青眼の白龍伝説−LEGEND OF BLUE EYES WHITE DRAGON−]] LB-46 &size(10){[[Rare]]};
-[[DUELIST LEGACY Volume.2]] DL2-028

//**FAQ [#faq]
//Q:~
//A:

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//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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