*《&ruby(サンド・ウィッチ){砂の魔女};/Mystical Sand》 [#top]
 融合モンスター
 星６/地属性/岩石族/攻2100/守1700
 岩石の巨兵＋エンシェント・エルフ

　[[BOOSTER6]]で登場した[[地属性]]・[[岩石族]]の[[融合モンスター]]。~
　[[融合素材]]は[[《岩石の巨兵》]]と[[《エンシェント・エルフ》]]。~

　同じ素材で[[《始祖竜ワイアーム》]]を出せるため、[[正規融合]]することは考えない方がいいだろう。~
　[[《簡素融合》]]で出せる唯一の[[岩石族]]である点は強みであり、[[攻撃力]]も少なからずあるため、[[【ダーク・ガイア】]]や[[【悪魔族】]]で[[《Ｅ−ＨＥＲＯ ダーク・ガイア》]]の[[融合素材]]に使える。~
　[[《魔救の探索者》]]の[[特殊召喚]]条件を満たせ、[[レベル]]８への[[シンクロ召喚]]も可能。~

　また、[[融合素材]]を名指しで指定するので、[[《Ｅ・ＨＥＲＯ プリズマー》]]・[[《融合準備》]]・[[《融合派兵》]]等の[[融合素材]]サポートも活用できる。~
　[[融合素材]]の内、[[《岩石の巨兵》]]は[[種族]]・[[属性]]が一致し、[[《ゴルゴニック・ガーディアン》]]の[[エクシーズ素材]]にも使えるので[[【岩石族】]]でも一定の働きができる。~
　[[《エンシェント・エルフ》]]は[[魔法使い族]]・[[光属性]]であり、[[岩石族]]・[[地属性]]のこの[[カード]]と併用してまで用意する価値は薄いか。~

　[[《岩石の巨兵》]]と[[《融合呪印生物−地》]]を並べれば[[特殊召喚]]できるが、それならば[[《ゴルゴニック・ガーディアン》]]や[[《召喚獣メガラニカ》]]が存在する。~
　[[地属性]][[縛り]]の[[効果]]を持つ[[《ブロック・ゴーレム》]]を併用できる点や、上記の[[《簡素融合》]]等の[[効果モンスター以外のモンスター]]サポートを活かせる点で差別化を図りたい。

-[[ステータス]]の低い初期の[[融合モンスター]]の１体だが、第６期に[[《マルチ・ピース・ゴーレム》]]が登場するまでの長い間唯一の[[岩石族]][[融合モンスター]]であったため一定の価値は保ち続けた。~
特定の[[岩石族]][[モンスター]]を[[融合素材]]に指定した唯一の[[融合モンスター]]だったため、[[【ダーク・ガイア】]]に[[《Ｅ・ＨＥＲＯ プリズマー》]]での[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]要員として入れられていた時期もあった。~
[[マスタールール]]で[[エクストラデッキ]]に枚数制限が設けられる前までは、大会上位入賞者の[[融合デッキ]]にこの[[カード]]が時々入っている事もあり、2008年度世界大会では、６人のデュエリストがこの[[カード]]を採用していた。~
時を経た2021年になって上記の通り[[《簡素融合》]]で出せる唯一の[[岩石族]]という立場になり、再び一定の価値を見出せるようになった。

-[[イラスト]]からは[[魔法使い族]]のような印象を受けるが、上述の通り[[岩石族]]であり、[[種族]]の判定基準がわかりにくい[[モンスター]]の１つである。~
--「魔女」だが、[[《魔女狩り》]]では[[破壊]]されない。~

--[[OCG]]の[[魔法使い>魔法使い族]]は[[《ブラック・マジシャン》]]を模した服装をしているものが多く、一般的にイメージされる典型的な魔女は意外にも少ない。~
[[岩石族]]のこの[[カード]]がその様な典型的な魔女姿をした若い女性というのも奇妙なものである。~

-[[カード名]]は「砂/Sand」「魔女/Witch」を繋げて、食べ物のサンドイッチ（Sandwich)と掛けているのだと思われる。~

--食べ物の「サンドイッチ」の名前の由来は、サンドイッチ伯爵に由来するというのが一般的な説である。~
その爵位はSand（砂）と古英語のWich（村）からなる、サンドイッチという地名に由来する。~

---「砂（無機物の意）と魔女（存在しないものの意）以外なら何でもはさんで食べられるから」という説は漫画『パタリロ！』でのジョークが元である。~

-かなり昔に[[絶版]]となってしまっており、一般的な高[[レアリティ]][[カード]]よりも入手困難である。~
また長らく[[海外未発売カード]]でもあったが、2012年に[[Astral Pack]]にようやく収録された。~

-[[ラッシュデュエル]]では、この[[カード]]をモチーフにした[[《砂場の魔女》>rushwiki:《砂場の魔女》]]が登場している。~

-原作・アニメにおいて―~
海外のみで放送された「カプセルモンスターズ編」に登場。~
第５話にて第１の試練として遊戯達の前に立ちふさがる。~
砂嵐をおこし、[[《メデューサ・ワーム》]]を使役して遊戯達を苦しめるが、[[《ブラック・マジシャン》]]と融合した遊戯によって撃破された。~
この時のデザインは[[OCG]]の[[イラスト]]とは異なり、目が赤く口紅をしており、悪人のような顔つきをしていた。~

-コナミのゲーム作品において―~
初期の非[[OCG]]ルール作品では[[通常召喚]]可能な[[通常モンスター]]として登場し、オリジナルの[[フレイバー・テキスト]]が存在する。~
「どんなものでも石化して砂にしてしまう恐ろしい魔女」と書かれている。~
これらのゲームでは女性型[[モンスター]]と[[岩石族]]を組み合わせることでこの[[カード]]になった。~
「[[《ダンシング・エルフ》]]と[[《太古の壺》]]」という最弱クラスの組み合わせですら序盤での最高ランクの切り札[[カード]]に化けてしまうため、思い入れの深いプレイヤーも多い。~
特にDM4ではまともに出すと２体の[[生け贄]]が必要な[[ステータス]]なので、非常に有用性が高かった。~
なお、この[[カード]]以外にも女性型[[モンスター]]は[[《紅葉の女王》]]・[[《キャット・レディ》]]・[[《ヴァルキリー》]]の素材にもなるので、これらのゲーム作品での序盤ではかなり有効な[[カード]]であった。~
真DM2では女性型[[モンスター]]に[[レベル]]４以上（一部例外あり）という制限が設けられた。~

-その他の商品展開―~
[[ラッシュデュエル]]では、この[[カード]]をモチーフにした[[《砂場の魔女》>rushwiki:《砂場の魔女》]]が登場している。~
**関連カード [#card]
―[[融合素材]]
-[[《岩石の巨兵》]]
-[[《エンシェント・エルフ》]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[BOOSTER6]]
-[[Booster R3]] B3-33
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