*《&ruby(し){死};なばもろとも/Multiple Destruction》 [#top]
 通常罠
 「死なばもろとも」は1ターンに1枚しか発動できない。
 (1):お互いの手札が3枚以上の場合に発動できる。
 お互いは手札を全て好きな順番でデッキの下に戻し、
 このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
 (1):お互いの手札がそれぞれ3枚以上の場合に発動できる。
 お互いのプレイヤーは、それぞれ手札を全て好きな順番でデッキの下に戻し、
 自分はこの効果でお互いがデッキに戻したカードの数×300LPを失う。
 その後、お互いはデッキから5枚ドローする。
 その後、お互いのプレイヤーは、それぞれデッキから5枚ドローする。


 [[デュエリストパック−決闘都市編−]]で登場した[[通常罠]]。~
 [[お互い]]が[[手札]]全てを任意の順番で[[デッキの一番下]]に戻し、その合計に比例した[[自分]]の[[ライフを失った>ライフポイントを失う]]後、[[お互い]]に5枚[[ドロー]]する[[効果]]を持つ。~

 [[手札]]を最低3枚[[デッキ]]に戻し、この[[カード]]1枚を消費するため、5枚[[ドロー]]しても総合的な[[カード・アドバンテージ]]は1枚しか増えず、最低でも1800の[[ライフポイントを失う]]。~
 [[手札]]枚数は[[発動]]時のみ3枚あればいいため、この[[カード]]に[[チェーン]]して[[手札]]から[[カード]]を[[発動]]するなどすれば[[ハンド・アドバンテージ]]を確保でき、[[ライフロス]]も減らせる。~
 [[【チェーンバーン】]]や[[《バージェストマ・オパビニア》]]とは相性がよく、[[ドローソース]]となりうる。~
 [[《ハンドレス・フェイク》]]で[[手札]]を[[除外]]すれば5枚の[[ドロー]]となる。~

 だが、[[相手]]も[[ドロー]]してしまうため、[[相手]]の[[手札]]枚数によっては、[[相手]]を逆に助けてしまう可能性も高い。~
 [[お互い]]の[[手札]]の条件もあるため、[[ターン]]制限や[[ライフポイントを失う]][[デメリット]]も含め、考えずに採用できる[[カード]]ではない。~
 [[相手]]の[[サーチ]]・[[サルベージ]]に合わせて[[発動]]して実質[[不発]]にさせたり、[[相手]]の[[手札]]が6枚以上の時に[[発動]]するなど工夫をしたい。~
 [[バウンス]]することでこの[[カード]]の[[発動条件]]を満たし、続けてこの[[カード]]を[[発動]]すれば実質[[デッキ]][[バウンス]]することができるため相性が良い。~

 その他、条件こそあるが[[フリーチェーン]]で[[手札]]枚数や[[ライフポイント]]を一気に変動させることができる点を利用することもできる。~
 [[《オシリスの天空竜》]]や[[《巨大化》]]等と組み合わせれば、変則的だが[[コンバットトリック]]として使うこともできる。~

-この[[カードの発動]]に[[チェーン]]して[[《神殿を守る者》]]を[[特殊召喚]]した場合、[[相手]]は[[デッキ]]に[[カード]]を[[戻した>戻す]]後に[[ドロー]]ができなくなる。~

-[[お互い]]の[[手札]]の枚数が3枚以上の条件に加えて、[[お互い]]の[[デッキ]]の枚数が5枚以上でなければこの[[カード]]を[[発動]]できない。~
//http://www.db.yugioh-card.com/yugiohdb/faq_search.action?ope=4&cid=5481

-「死なば諸共」とは、「死ぬときは一緒に死のう」といった風に生死を連帯させることを意味する。~
生死を共にするという関係の深さの強調で使われることもあるが、おおむね[[自分]]が死ぬとき[[相手]]を道連れにする開き直りで使用される。
--[[英語名]]では単に「複数の[[破壊]]」といったニュアンスになっている。

-原作・アニメにおいて―~
「バトルシティ編」における「闇バクラvs闇マリク」戦で闇バクラが使用。~
[[《闇の指名者》]]で[[手札]]に加えさせた[[《ラーの翼神竜》]]を[[墓地へ送る]]ことで[[召喚]]を封じる目論見だった。~
アニメでは、[[ドロー]]で闇マリクに[[《ラーの翼神竜》]]を[[手札]]に加えさせるつもりだったが失敗に終わった。~
また、[[墓地へ送った]][[モンスター]]を[[《死霊操りしパペットマスター》]]での[[蘇生]](アニメ版では加えて[[《ダーク・ネクロフィア》]]の[[特殊召喚]])に繋げる役割も果たしている。~

--原作では、[[手札]]を全て[[捨て>捨てる]]て、[[発動]]した[[コントローラー]]が[[自分]]が捨てた[[手札]]1枚につき100ポイントの[[ダメージを受ける]][[効果]]だった。~
また原作でも[[罠カード]]だが、何故か[[テキスト]]には「魔法」と記されていた。~

--[[OCG]]の[[イラスト]]の背景は明るく描かれているが、アニメでは夜なのか背景は薄暗いものになっていた。~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#card]
-[[《プレゼントカード》]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[デュエリストパック−決闘都市編−]] DP16-JP005 &size(10){[[Ultra]]};
-[[PRISMATIC GOD BOX]] PGB1-JP050 &size(10){[[Millennium>Parallel#MR]]};

**FAQ [#faq]
Q:[[効果処理時]]に片方の[[プレイヤー]]の[[手札]]が0枚になった場合、もう片方の[[プレイヤー]]は[[手札]]の[[カード]]を[[デッキ]]の下に[[戻し>戻す]]、[[自分]]は[[ライフ]]を失い、その後、[[お互い]]の[[プレイヤー]]は[[ドロー]]する処理は行われますか?~
A:はい、行われます。(15/06/04)

Q:[[効果処理時]]に[[お互い]]の[[プレイヤー]]の[[手札]]が0枚になった場合、[[お互い]]の[[プレイヤー]]は[[ドロー]]する処理は行われますか?~
A:いいえ、行われません。(15/06/04)

Q:[[ドローフェイズ]]以外でこの[[カード]]を[[発動]]し、[[チェーン]]して[[《リビングデッドの呼び声》]]等を[[発動]]し、[[墓地]]の[[《神殿を守る者》]]を[[特殊召喚]]した場合、どのように処理しますか?~
A:その場合、最後まで[[効果]]を処理しますが、[[ドロー]]は[[自分]]のみが行います。(15/06/09)~

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。

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