*《&ruby(じゅうばくげきん){重爆撃禽}; ボム・フェネクス/Blaze Fenix, the Burning Bombardment Bird》 [#top]
 融合・効果モンスター(制限カード)
 星8/炎属性/炎族/攻2800/守2300
 機械族モンスター+炎族モンスター
 自分のメインフェイズ時、フィールド上に存在するカード1枚につき
 300ポイントダメージを相手ライフに与える事ができる。
 この効果を発動するターンこのカードは攻撃する事ができない。
 この効果は1ターンに1度しか使用できない。

 [[PREMIUM PACK 13>PREMIUM PACK#PP13]]で登場した[[炎属性]]・[[炎族]]の[[融合モンスター]]。~
 [[攻撃]]を放棄する代わりに、[[フィールドのカード]]の枚数に依存する[[バーン]]を行う[[起動効果]]を持つ。~

 [[バーン]][[ダメージ]]は[[お互い]]の[[フィールドのカード]]の枚数を参照し、この[[カード]]自身もカウントする。~
 倍率は低いように見えるが、[[自分]][[フィールド]]に4枚の[[カード]]があれば1200と、1回の[[バーン]]としては十分な威力となる。~
 [[相手]][[フィールドのカード]]が多数あればさらに[[ダメージ]]は増える。~
 その際の[[攻撃]]不可の[[デメリット]]も、[[モンスター]]との[[戦闘]]を放棄する[[ロック]][[デッキ]]で[[発動]]すれば気にならない。~

 [[相手]]が大量に[[セット]]することを期待しても良いが、基本は[[自分]]からそういった状況を作りたい。~
 [[永続カード]]とは相性が良く、[[融合召喚]]を行える[[《フュージョン・ゲート》]]等とも併用できる。~
 [[トークン]]を生成する[[カード]]は一気に[[モンスター]]を増やせるので、[[バーン]][[ダメージ]]の底上げが期待できるだろう。~
 [[《おジャマトリオ》]]や[[《スケープ・ゴート》]]はもちろん、[[《リバイバル・ギフト》]]は[[融合素材]]の確保と[[ダメージ]]の増加を1度に行え相性が良い。~
 [[《心鎮壷》]]・[[《心鎮壷のレプリカ》]]で[[伏せカード]]を固定しても良く、最低でも前者は1200・後者は900の[[ダメージ]]を約束してくれる。~
 更に[[セット]]を強要する[[《魔封じの芳香》]]とも併用しやすい。~

 [[融合素材]]には[[手札]]消費を抑えられる[[ガジェット]]や、[[炎族]]であれば[[《ヴォルカニック・バレット》]]が採用しやすいか。~
 [[《ボルト・ヘッジホッグ》]]を[[炎族]][[チューナー]]と併用させ、[[自己再生]][[効果]]と[[《真炎の爆発》]]で大量展開しつつ[[融合召喚]]を狙う方法もある。~
 また、[[《ボーガニアン》]]や[[デメリット]]を共有できる[[《ヴォルカニック・エッジ》]]等、[[【ロックバーン】]]と相性の良い[[カード]]も存在する。~
 [[《ダイナ・ベース》]]なら自身と[[手札]]・[[フィールド]]の[[炎族]]で[[融合召喚]]でき、[[《起爆獣ヴァルカノン》]]との使い分けも狙いやすい。~

 [[カテゴリ]]単位では[[機械族]]と[[炎族]]が混在する[[ディフォーマー>D]]や[[レアル・ジェネクス]]が存在する。~
 前者は低[[攻撃力]]を補え、専用の[[ロック]][[カード]]もいくつか存在するため、[[バーン]][[効果]]を活かしやすい。~
 後者も[[炎族]]の[[《レアル・ジェネクス・マグナ》]]から[[機械族]]の[[《レアル・ジェネクス・クラッシャー》]]を[[サーチ]]でき、容易に[[融合素材]]を揃えられる。~
 その他[[音響戦士]]では、[[《音響戦士ギータス》]]で[[《音響戦士ピアーノ》]]を[[蘇生]]させ、[[種族]]を[[炎族]]に変えるだけで即座に準備が整う。~
 [[ペンデュラム召喚]]で[[融合素材]]も確保しやすく、同時に[[ペンデュラムゾーン]]の[[カード]]の分だけ[[バーン]][[ダメージ]]も増加できる。~

 同じ[[融合素材]]の[[《起爆獣ヴァルカノン》]]と比較すると、[[フィールド]]に残るので維持できれば毎[[ターン]]使えること、[[バーン]][[ダメージ]]が小さい状況でも高い[[攻撃力]]で[[戦闘]]面での活躍も望めるのが強み。~
 また、[[蘇生]]しても[[効果]]が使え、[[カード]]が豊富な序盤から[[融合召喚]]しても性能を活かしやすい。~
 [[《火霊術−「紅」》]]にも対応し、[[効果]][[使用]]後に[[射出]]することでかなりの[[ダメージ]]量になる。~
 ただ瞬間[[火力]]としてはあちらが勝り、自身が[[制限カード]]であることも考えると、両者を採用して使い分ける事も十分考えられるだろう。~

// 単に1200[[バーン]]を狙いたいだけであれば[[シンクロモンスター]]の[[《相剣大邪−七星龍淵》]]も存在する。~
// こちらは[[《超融合》]]で[[相手]]の[[機械族]][[モンスター]]を[[除去]]できる点で差別化したい。~
//1200は固定値ではない。実際はカードを増やして更なるダメージを狙う

-[[攻撃]]を行う必要が無いため、[[《チェーン・マテリアル》]]と[[《フュージョン・ゲート》]]を利用した[[融合召喚]]でも[[効果]]を発揮できる。~
//[[フィールド]]に[[《フュージョン・ゲート》]]含め6枚の[[カード]]がある場合に、[[《チェーン・マテリアル》]]で補助して3体[[融合召喚]]すれば[[1ターンキル]]が可能。~
[[《E・HERO エリクシーラー》]]と[[《E・HERO ノヴァマスター》]]を絡める事で、[[無限ループ]]による[[1ターンキル]]を起こせる。~
また、[[効果]]の[[発動]]タイミングが[[《起爆獣ヴァルカノン》]]と違い[[融合召喚成功>融合召喚に成功した]]時だけに制限されていないため、[[《幻想召喚師》]]で[[特殊召喚]]してもいいだろう。~

-[[《パワー・ツール・ドラゴン》]]などで[[《再融合》]]を[[サーチ]]してから[[融合召喚]]しておくと複数回[[効果]]を使える。~
[[効果]]使用後に[[リンク素材]]などに使い[[墓地へ送った]]後に[[蘇生]]させ、また[[効果]]を使えば3連発で勝利も狙える。~
//これを利用した展開例は[[以下>#tenkai]]のようになる。~

-上記の様に[[無限ループ]]を利用した[[コンボ]]や、[[《旧神ノーデン》]]を利用した[[先攻]][[1ターンキル]]が問題視されたのか、[[15/01/01>リミットレギュレーション/2015年1月1日]]で[[制限カード]]に指定された。~

-「禽」は鳥類の事で、猛禽等の表記に使われる他、単体で「とり」とも読む。~
「重爆撃機」とかけたネーミングだろう。~
なお、読みは「じゅうばく''げきん''」であり、「じゅうばく''げききん''」ではないため、[[宣言]]の際には注意したい。

-[[カード名]]や[[効果]]名などから、モチーフとなっているのは不死鳥とも呼ばれる「[[フェニックス(Phoenix)>《不死之炎鳥》]]」であると思われる。~
なお、中世以降の悪魔学においては「フェネクス(Phenex)」と呼ぶとソロモン72柱の1柱の悪魔のことを指す。~

-[[イラスト]]をよく見ると、漫画で[[融合素材]]となった[[《爆撃獣ファイヤ・ボンバー》]]が《空爆翼ファイア・バード》を装着したような姿をしている。~

-原作・アニメにおいて―~
漫画5D'sにおける「遊星vsボマー」戦にてボマーが使用した、対ジャック用に用意していた切り札。~
[[魔法カード]]《エクストラ・フュージョン》によって、[[エクストラデッキ]]の[[《爆撃獣ファイヤ・ボンバー》]]と《空爆翼ファイア・バード》を[[融合素材]]として[[融合召喚]]された。~
自身の[[効果ダメージ]]で追い詰めるが[[攻撃宣言]]時に遊星の[[速攻魔法]]《カウンター・ソード》によって[[攻撃力]]を半減させられ、[[《セブン・ソード・ウォリアー》]]に[[戦闘破壊]]された。~
[[攻撃]]名は「&ruby(フェネクス・ダイブ・アタック){不死魔鳥急降下撃};」、[[効果]]名は「&ruby(フェネクス・ビッグ・エアレイド){不死魔鳥大空襲};」。

--[[融合召喚]]時の口上は「燃え上がり飛翔せよ!!」。

--漫画では[[効果]]を[[使用]]した[[ターン]][[攻撃]]不可になる[[デメリット]]が無かった。~

--[[攻撃名>《ダーク・ダイブ・ボンバー》]]と[[効果名>《ジャイアント・ボマー・エアレイド》]]に、それぞれアニメ版ボマーの主力[[カード]]に関する言葉が入れられている。~
--[[攻撃>《ダーク・ダイブ・ボンバー》]][[名>《地縛神 Chacu Challhua》]]と[[効果名>《ジャイアント・ボマー・エアレイド》]]に、それぞれアニメ版ボマーの主力[[カード]]に関する言葉が入れられている。~

-コナミのゲーム作品において―~
[[TAG FORCE6>ゲーム付属カード#TF6]]でボマーが使用し、漫画版の[[カード]]だが専用ボイスが存在する。~
なぜか[[相手]][[フィールド]]上に[[モンスター]]がいなくても[[《起爆獣ヴァルカノン》]]が優先され、この[[カード]]は[[融合召喚]]されにくい。~
ただし[[《未来融合−フューチャー・フュージョン》]]は例外でこの[[カード]]を[[融合召喚]]する。

**関連カード [#card]
―類似[[効果]]
-[[《起爆獣ヴァルカノン》]]
-[[《EMガトリングール》]]

-[[《ブラッド・メフィスト》]]
-[[《CX 激烈華戦艦タオヤメ》]]

-[[《仕込みマシンガン》]]
-[[《混沌帝龍 −終焉の使者−》]]

//**[[1ターンキル]]可能なルート [#tenkai]
// 条件:[[手札]]に[[《ドラコネット》]]、任意の[[手札]]1枚
//>
//+[[《ドラコネット》]]を[[召喚]]し、[[《守護竜ユスティア》]]または[[《ギャラクシーサーペント》]]を[[リクルート]]し、[[《星杯の神子イヴ》]]を[[シンクロ召喚]]。~
//+[[《星杯の神子イヴ》]]で[[《星遺物の守護竜》]]を[[サーチ]]、[[発動]]し[[《守護竜ユスティア》]]を[[蘇生]]。~
//+[[《星杯の神子イヴ》]]と[[《守護竜ユスティア》]]で左の[[エクストラモンスターゾーン]]に[[《水晶機巧−ハリファイバー》]]を[[リンク召喚]]。~
//+[[《水晶機巧−ハリファイバー》]]で右端に[[《レッドローズ・ドラゴン》]]、[[《星杯の神子イヴ》]]で[[《星杯の守護竜》]]を[[リクルート]]。~
//+[[《水晶機巧−ハリファイバー》]]の右下に[[《守護竜エルピィ》]]を[[リンク召喚]]。~
//+[[墓地]]の[[《星杯の守護竜》]]を[[除外]]し[[《守護竜ユスティア》]]を[[蘇生]]。~
//+[[《水晶機巧−ハリファイバー》]]の左下に[[《守護竜ピスティ》]]を[[リンク召喚]]。~
//+[[《守護竜エルピィ》]]の[[効果]]で[[《輝光竜セイファート》]]を[[リクルート]]。~
//+[[《輝光竜セイファート》]]で[[《暗黒竜 コラプサーペント》]]を[[サーチ]]して[[特殊召喚]]。~
//+[[《レッドローズ・ドラゴン》]]と[[《暗黒竜 コラプサーペント》]]で[[《ブラック・ローズ・ドラゴン》]]を[[シンクロ召喚]]。~
//+[[《レッドローズ・ドラゴン》]]で[[《ホワイトローズ・ドラゴン》]]を[[リクルート]]し、[[《冷薔薇の抱香》]]を[[サーチ]]、[[《輝白竜 ワイバースター》]]を[[サーチ]]。~
//+[[《星遺物の守護竜》]]で[[《守護竜エルピィ》]]を右に動かし、[[《守護竜ユスティア》]]を[[蘇生]]。~
//+[[《水晶機巧−ハリファイバー》]]・[[《守護竜エルピィ》]]・[[《守護竜ピスティ》]]で[[《鎖龍蛇−スカルデット》]]を[[リンク召喚]]。~
//+[[《輝白竜 ワイバースター》]]を[[特殊召喚]]して[[《冷薔薇の抱香》]]で[[墓地]]へ送り[[《捕食植物オフリス・スコーピオ》]]を[[サーチ]]し、[[《暗黒竜 コラプサーペント》]]を[[サーチ]]。~
//+[[《鎖龍蛇−スカルデット》]]で[[《捕食植物オフリス・スコーピオ》]]を[[特殊召喚]]し、[[《捕食植物ダーリング・コブラ》]]を[[リクルート]]([[手札コスト]]は[[《暗黒竜 コラプサーペント》]])、[[《融合》]]を[[サーチ]]。~
//+[[《捕食植物ダーリング・コブラ》]]と[[《守護竜ユスティア》]]で[[《アクセル・シンクロン》]]を[[シンクロ召喚]]し、[[《ジェット・シンクロン》]]を[[墓地へ送る]]ことで[[レベル]]を4にする。~
//+[[《捕食植物オフリス・スコーピオ》]]と[[《アクセル・シンクロン》]]で[[《パワー・ツール・ドラゴン》]]を[[シンクロ召喚]]。~
//+[[《パワー・ツール・ドラゴン》]]で[[《再融合》]]を[[サーチ]]。~
//+[[《ジェット・シンクロン》]]を[[自己再生]]して[[《ホワイトローズ・ドラゴン》]]とで[[《ガーデン・ローズ・メイデン》]]を[[シンクロ召喚]]。~
//+[[《ブラック・ガーデン》]]を[[サーチ]]し[[発動]]。~
//+[[《ガーデン・ローズ・メイデン》]]と[[《鎖龍蛇−スカルデット》]]で[[《リプロドクス》]]を[[リンク召喚]]。~
//+[[《パワー・ツール・ドラゴン》]][[《ブラック・ローズ・ドラゴン》]]で、[[《No.42 スターシップ・ギャラクシー・トマホーク》]]を[[エクシーズ召喚]]し、[[バトル・イーグル・トークン]]を4体展開する。~
//+[[《リプロドクス》]]で[[リンク先]]の[[《No.42 スターシップ・ギャラクシー・トマホーク》]]を[[炎族]]にする。~
//+[[《融合》]]を[[発動]]し、[[《No.42 スターシップ・ギャラクシー・トマホーク》]]と[[バトル・イーグル・トークン]]でこの[[カード]]を[[融合召喚]]。~
//+[[《ガーデン・ローズ・メイデン》]]で[[ローズ・ドラゴン]]を[[蘇生]]。~
//+[[ローズ・トークン]]5体、[[《星遺物の守護竜》]]、[[《ブラック・ガーデン》]]、[[バトル・イーグル・トークン]]3体、[[《リプロドクス》]]、《重爆撃禽 ボム・フェネクス》、[[ローズ・ドラゴン]]の計13枚あるため、3900[[ダメージ]]。~
//+《重爆撃禽 ボム・フェネクス》[[《リプロドクス》]]で[[リンク]]3を出し、[[《再融合》]]で《重爆撃禽 ボム・フェネクス》を[[蘇生]]。~
//+[[《再融合》]]1枚が増えているため、計14枚あるため、4200[[ダメージ]]で[[1ターンキル]]。~
//<

//―《重爆撃禽 ボム・フェネクス》の姿が見られる[[カード]]

**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
-[[【起爆獣ヴァルカノン】]]
-[[【ノーデン1キル】]]
-[[【マテリアル1キル】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[PREMIUM PACK 13>PREMIUM PACK#PP13]] PP13-JP004 &size(10){[[Secret]]};

**FAQ [#faq]
Q:[[効果発動時]]と[[効果処理時]]のどちらの数を参照しますか?~
A:[[効果処理時]]の数を参照します。(10/12/23)

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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