*《&ruby(そうこく){相克};の&ruby(まじゅつし){魔術師};/Xiangke Magician》 [#top]
 ペンデュラム・効果モンスター
 星7/闇属性/魔法使い族/攻2500/守 500
 【Pスケール:青3/赤3】 
 (1):1ターンに1度、自分フィールドのXモンスター1体を対象として発動できる。
 このターンそのXモンスターは、
 そのランクと同じ数値のレベルのモンスターとしてX召喚の素材にできる。
 【モンスター効果】
 (1):1ターンに1度、フィールドの光属性モンスター1体を対象として発動できる。
 そのモンスターの効果をターン終了時まで無効にする。
 この効果は相手ターンでも発動できる。

 [[クラッシュ・オブ・リベリオン]]で登場した[[闇属性]]・[[魔法使い族]]の[[最上級]][[ペンデュラムモンスター]]。~
 [[エクシーズモンスター]]を[[ランク]]分の[[レベル]]の[[モンスター]]として[[エクシーズ素材]]にできるようにする[[ペンデュラム効果]]、[[光属性]][[モンスター]]1体の[[効果]]を[[無効]]にする[[誘発即時効果]]を持つ。~

 [[ペンデュラム効果]]は、[[エクシーズモンスター]]をその[[ランク]]と同じ[[レベル]]の[[エクシーズ素材]]として[[エクシーズ召喚]]に使用できる[[効果]]。~
 [[《覇王黒竜オッドアイズ・リベリオン・ドラゴン》]]や[[《CNo.106 溶岩掌ジャイアント・ハンド・レッド》]]等を[[エクシーズモンスター]]を素材にして[[エクシーズ召喚]]し、追加[[効果]]を[[適用]]させるのに役立つ。~
 しかし[[エクシーズモンスター]]に[[レベル]]を持たせるわけではなく、[[エクシーズ素材]]に使用する時以外は[[ランク]]としてしか扱わないままのため、それ以外での[[コンボ]]の幅は狭い。~
 だが[[エクシーズ素材]]を使い切ったり[[蘇生]]したりしたために[[エクシーズ素材]]のない[[エクシーズモンスター]]は殆どが[[バニラ]]同然になるため、そうした[[エクシーズモンスター]]を再利用して[[フィールド]]を空ける手段としては悪くない。~
 [[《No.18 紋章祖プレイン・コート》]]は[[《紋章獣ユニコーン》]]の[[効果]]で[[蘇生]]が簡単で、[[墓地へ送られた]]時の[[効果]]も持つため相性が良い。~
 また、[[同名カード]]を出し直せるため、同じ[[レベル]]の[[モンスター]]が3体並んでいれば[[同名>同名カード]][[エクシーズモンスター]]を2回[[エクシーズ召喚]]して[[効果]]を2回利用することもできる。~
 [[ペンデュラムモンスター]]と[[エクシーズ召喚]]の相性はそれほど良くはないが、こうした用法もできることは覚えておきたい。~

 [[モンスター効果]]は[[光属性]]限定の[[効果]][[無効]]で、[[ダメージステップ]]には使えないが[[自分]]の[[ターン]]にも[[相手]]の[[ターン]]にも使用できる。~
 採用率の高い[[属性]]の[[メタ]]のため、[[ペンデュラムスケール]]8の[[ペンデュラムモンスター]]を採用するならば無理なく使えるだろう。~

-[[《FNo.0 未来皇ホープ》]]同様、[[エクシーズ素材]]を持つ[[エクシーズモンスター]]を使用してもその[[エクシーズ素材]]は引き継がれない。~
公式動画の「真紅眼」vs「覇王黒竜」では、[[エクシーズ素材]]はそのまま引き継がれていたため、勘違いしないように気を付けたい。~

-「できる」であるため、通常通り[[ランク]]のまま[[RUM]]による[[エクシーズ素材]]等に使うことは可能。~

-「相克」とは、対立・矛盾するもの同士が相手に勝とうと争う事を指す。~
恐らく、「対立・矛盾する二つのもの」を[[レベル]]と[[ランク]]に見立てた、自身の[[ペンデュラム効果]]も踏まえてのネーミングだろう。~
アニメで対となって使用された[[《相生の魔術師》]]を考えると、五行思想において対応する要素を滅ぼす事を指しているとも考えられる。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメARC-Vの「遊矢vsオベリスク・フォース3人組」戦で遊矢が初使用。~
[[《相生の魔術師》]]と共に[[ペンデュラムゾーン]]に置かれ、[[ペンデュラム召喚]]に繋げた。~
次の遊矢の[[ターン]]には、自身の[[ペンデュラム効果]]で[[《ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン》]]を[[レベル]]4とした。~
その後も[[《相生の魔術師》]]と共に[[《覇王黒竜オッドアイズ・リベリオン・ドラゴン》]]を[[エクシーズ召喚]]する[[キーカード]]として使用されている。~
海外版アニメでは、[[ペンデュラム効果]]に「レベル・エヴォリューション」という[[効果]]名が存在する。~

--アニメでの[[ペンデュラム効果]]は、[[エクシーズモンスター]]にその[[ランク]]分の[[レベル]]を与えるというものだった。~
一方で[[モンスター効果]]は[[相手]][[ターン]]には対応していなかった。~

---前作ZEXALシリーズでも[[ランク]]を[[レベル]]に変える[[カード]]は複数枚登場したが、いずれも[[OCG]]化されていない。~
[[《紋章獣ベルナーズ・ファルコン》]]もアニメでは[[エクシーズモンスター]]に[[レベル]]を与える事ができたが、[[OCG]]化の際に[[エクシーズモンスター]]に[[効果]]が及ばなくなっている。~
[[OCG]]のこの[[カード]]も[[ランク]]を[[レベル]]に変換しているわけではないため、やはり裁定の問題を考慮されての変更だろう。~
---アニメではこの[[カード]]と[[《相生の魔術師》]]のアニメ[[効果]]を合わせた[[効果]]を持つ[[通常魔法]]《&ruby(ファントム・ナイツ・ポゼッション){幻影騎士団憑依};》が登場している。

--「遊矢vsオベリスク・フォース3人組」戦で[[ペンデュラム効果]]を[[発動]]する際、「対立を見定める《相克の魔術師》よ!その鋭利なる力で異なる星を1つにせよ!」という口上があった。

--ARC-V 最強デュエリスト遊矢!!の「遊矢vsミカド京士」戦でも遊矢が使用。~
こちらでも[[《相生の魔術師》]]と共に[[ペンデュラムゾーン]]に置かれ、[[ペンデュラム召喚]]に繋げた。~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#card]
-[[魔術師]]

//―《相克の魔術師》の姿が見られる[[カード]]
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク
―《相克の魔術師》の姿が見られる[[カード]]
-[[《EXP》]]

**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
-[[【魔術師】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[クラッシュ・オブ・リベリオン]] CORE-JP003 &size(10){[[Super]],[[Secret]]};
-[[ストラクチャーデッキ−ペンデュラム・エボリューション−]] SD31-JP009
-[[LEGENDARY GOLD BOX]] LGB1-JP035 &size(10){[[Parallel]]};

**FAQ [#faq]
//Q:~
//A:

Q:[[《FNo.0 未来皇ホープ》]]を《相克の魔術師》の[[効果]]で[[レベル]]1の[[エクシーズ素材]]として扱えますか?~
A:はい、扱えます。(15/05/03)~

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。

----
&tag(《相克の魔術師》,モンスター,ペンデュラムモンスター,効果モンスター,星7/闇属性/魔法使い族/攻2500/守500,スケール3,魔術師);