*《&ruby(たいおん){体温};の&ruby(じょうしょう){上昇};/Raise Body Heat》 [#top]
 装備魔法
 恐竜族のみ装備可能。
 装備モンスター1体の攻撃力と守備力は300ポイントアップする。

 [[Vol.2]]で登場した[[装備魔法]]。~
 [[恐竜族]]専用の[[強化]][[カード]]である。~

 上昇値は僅か300ポイントにすぎないため、現在では使い道がない。~
 全ての[[恐竜族]]に対して同じ[[効果]]が得られる[[《ジュラシックワールド》]]の登場により、さらに立場が無くなってしまった。~

-この[[カード]]の登場時点で最高[[攻撃力]]の[[恐竜族]][[《ワイルド・ラプター》]]に装備していた[[プレイヤー]]は少なくなかった。~

-初出はゲーム作品であり、その[[イラスト]]や[[昆虫族]]・[[爬虫類族]]が[[強化]]対象に含まれていた事から、本来は「気温が上昇する事で活発化する、変温動物の性質」をモチーフにした[[効果]]である事が窺える。~
ただ、恐竜が変温動物であったかといえば、羽毛により高い調整機能をもったものや、大型故に自然と恒温性を得たものも存在していた。~
古くは現存する爬虫類の延長線上として変温性が、大型動物としての活動や鳥類との紐付けから恒温性説が唱えられた経緯もあるが、現在は恐竜という括りでの分類は適切ではなく、種によって異なるという解釈が一般的である。

--動物にはそれぞれ活動に適した体温があり、これを維持する事で活動を行っている。~
大きな活動を行うには相応の体温が必要だが、当然ながら高すぎても害になる。~
しかしながら恐竜の生息していた中生代という時代は、一年中すさまじい気温であり、これに適応している事を前提とすれば、変温性にせよ恒温性にせよある程度の高温(現在の環境から比較して)のほうが活動しやすい、という事になる。~
そういった意味では[[恐竜族]]をピンポイントで[[強化]]する点のつじつまは合う。~

-[[イラスト]]には[[《インプ》]]の様な[[モンスター]]の体温が上昇するさまが描かれている。~
不思議な事に下記のゲーム版とは全然違う[[イラスト]]になっており、恐竜とも全く関係ない。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメ5D's第44話において、黒い靄に襲われたサテライト住人が路上[[デュエル]]で使用しているのが確認できる。~
このデュエリストは他にも[[《プラグティカル》]]や[[《恐竜人》]]を使用していることから、[[恐竜族]]使いのようだ。~

-コナミのゲーム作品において―~
DM1〜4では、[[OCG]]と[[イラスト]]が全く異なり、恐竜が日光浴をしている[[イラスト]]であった。~
強化対象は[[恐竜族]]に限定されておらず、[[恐竜族]]・[[昆虫族]]・[[爬虫類族]]・[[炎魔族>炎属性]]を中心にパワーアップさせる[[カード]]であった。~
どういうわけか、全く関係のなさそうな[[《青い忍者》]]や[[《ドリアード》]]も強化先に含まれている。~
--真DM2では、[[恐竜族]]・[[爬虫類族]]の2[[種族]]のみを[[強化]]する[[効果]]で登場している。~

**関連カード [#card]
-イラスト関連-
[[《インプ》]]

-効果関連-
-[[《ジュラシックワールド》]]

-[[特定の種族の攻守を300強化する装備魔法>《伝説の剣》#card]]

//―《体温の上昇》が見られる[[カード]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[Vol.2]] &size(10){[[Rare]]};
-[[幻の召喚神−PHANTOM GOD−]] PG-36 &size(10){[[Rare]]};
-[[DUELIST LEGACY Volume.2]] DL2-066

//**FAQ [#faq]
//Q:~
//A:

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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