*《&ruby(だいじゃしん){大邪神}; レシェフ/Reshef the Dark Being》 [#top]
 儀式・効果モンスター
 星8/光属性/悪魔族/攻2500/守1500
 「大邪神の儀式」により降臨。
 手札の魔法カードを1枚捨てる。
 相手フィールド上モンスター1体のコントロールをエンドフェイズ時まで得る。
 この効果は1ターンに1度だけ使用する事ができる。

 [[THE LOST MILLENNIUM]]で登場した[[光属性]]・[[悪魔族]]の[[儀式モンスター]]。~
 [[相手]][[モンスター]]の[[コントロール]]を[[エンドフェイズ]]時まで得る[[起動効果]]を持つ。~

 [[手札]]の[[魔法カード]]1枚を[[《心変わり》]]に変える[[効果]]の持ち主。~
 [[攻撃]]や[[効果]]の[[発動]]に一切の制限がないので、[[攻撃力]]の高い[[モンスター]]を奪って[[直接攻撃]]を狙ったり、[[除去]][[効果]]持ちを奪って[[相手]][[モンスター]]を[[除去]]させるなど、多彩な運用が可能。~
 奪取した[[モンスター]]の[[コントロール]]は[[エンドフェイズ]]に戻ってしまうので、[[リンク素材]]や[[エクシーズ素材]]、[[リリース]]にするなどしてその[[ターン]]中に処理したい。~
 この[[カード]]自身の[[攻撃力]]は微妙で[[耐性]]もないので、奪った[[モンスター]]ともども[[リンク素材]]にしてしまうのも手である。~
 [[レベル]]を持つ[[モンスター]]ならこの[[カード]]を含めて[[《真血公ヴァンパイア》]]の[[エクシーズ素材]]にできる。

 [[サーチ]]手段は[[《儀式の下準備》]]に加え、[[光属性]]なので[[《祝福の教会−リチューアル・チャーチ》]]に対応している。~
 [[《祝福の教会−リチューアル・チャーチ》]]を使い、[[魔法カード]]が多く投入される[[【サイバー・エンジェル】]]に混ぜると運用しやすいだろう。~
 何度も繰り返し使える[[魔法カード]]と併用し、[[手札コスト]]の稼ぎやすさに特化した構築も考えられる。~
 特に[[《ジェムナイト・フュージョン》]]・[[《剣闘獣の底力》]]は相性が良く、[[《高等儀式術》]]でそれぞれ対応する[[通常モンスター]]を[[墓地へ送る]]事でこの[[カード]]を[[降臨]]させつつ[[魔法カード]]の回収体制を整えられる。~
 他には[[《魔神儀の祝誕》]]も自己[[サルベージ]][[効果]]を持ち、この[[カード]]を[[儀式召喚]]できるため相性が良い。~

-[[THE LOST MILLENNIUM]]には他に[[霊使い]]や[[《洗脳−ブレインコントロール》]]等、[[コントロール奪取]]を行う[[カード]]が多数存在している。~

-「レシェフ」とはシリア地域のカナン神話の地獄・地下世界・戦争・雷雨・嵐・災害の神である。~
古代エジプトでは第13王朝には戦争の神「レシェプ(ラシャプ)」として取り入れられており、第18王朝にはファラオ・アメンヘテプ2世が偉大な戦士として重視し祀り上げた。~
メソポタミアでは[[ネルガル>《堕天使ネルガル》]]と同一視され、ギリシャではアポロンと同一視された。~


-原作・アニメにおいて−~
海外の「カプセルモンスターズ編」にて、アレキサンダー大王が操るエース[[モンスター]]。~
様々な能力を使用し、遊戯達を最後まで苦しめた。~
[[攻撃]]名は「オムニ・ダイレクショナル・レーザー・アサルト」、「プロジェクティル・パメル」。~
また技名はないが両腕の間に巨大な光球を作り放つ攻撃も行っている。~

--初めは[[イラスト]]に見られる光の玉はなく、アレキサンダー大王が家臣達の力を吸収した後に[[イラスト]]と同様の形態となった。~

-コナミのゲーム作品において―~
『[[DM8 破滅の大邪神>ゲーム付属カード#DM8]]』でラスボスとして登場する、天馬太陽こと[[ペガサス>《ペガサス》]]を操り[[三幻神]]を生け贄に復活した邪神。~
このゲームが初出であり、その後[[OCG]]やアニメに登場したという経緯を経ている。~
初期[[ライフポイント]]が40000ある上に[[制限カード]]を平気で3[[積み>積む]]し、天馬太陽との[[デュエル]]後にこちらの[[ライフ]]を[[回復]]させずに挑んでくる等、理不尽な強さを誇る。~
[[OCG]]のこの[[カード]]が[[光属性]]・[[悪魔族]]という当時としては珍しい組み合わせなのは、このゲームの内容に合わせたものであろう。~
ちなみに、DM8の海外版のタイトルは「Reshef of Destruction(破滅のレシェフ)」となっており、タイトルにラスボスの名前が堂々と表示されている。~

--遊戯王シリーズのゲーム作品内のキャラクターが[[OCG]]で[[モンスターカード]]になったという、非常に珍しい例である。~
漫画やアニメのキャラクターが[[モンスターカード]]になった例は[[《ダーク・ヒーロー ゾンバイア》]]や[[《オボミ》]]、他の[[KONAMI]]のゲームが出身の[[カード]]は[[《超時空戦闘機ビック・バイパー》]]など数多いが、初出が遊戯王を題材とするゲームというのは珍例である。~

--「邪神」ではあるが遊戯王Rで登場した[[三邪神]]とは関係ない。~
だが、[[三邪神]]の使い手である天馬兄弟と[[ペガサス>《ペガサス》]]は義理の親子とも呼べる関係にあり、天馬太陽というDM8におけるペガサスの偽名も彼らの名前と似ている。~
また、遊戯王Rで天馬夜行が[[ペガサス>《ペガサス》]]を『太陽』に例えている場面があり、あながち無関係とは言えないのかもしれない。~
//議論板http://yowiki.yugioh-portal.net/bbs/read.cgi?no=1804にて意見交換を行いました。
//現状の記述で問題ないと判断されました。記述固定はしませんが、削除やCOをする場合該当スレにて、削除の理由をお願いします。

--TAG FORCEシリーズでは、[[ゴエモン>《忍者義賊ゴエゴエ》]][[デッキ]]の使い手である成田伸子の[[デッキ]]にこの[[カード]]が投入されている。~
これは上記DM8において、「25410867」と[[パスワード]]を打ち込むと、レシェフのグラフィックが『がんばれゴエモン』シリーズのゴエモンインパクトになってしまうという裏技があった縁が由来だろう。~

--[[DUEL TERMINAL]]のアクションデュエルXのタッグバトルのチャンピオン戦では対戦[[相手]]として登場。~
[[マジック・ジャマー>《マジック・ジャマー》]]や[[サイクロン>《サイクロン》]]等でプレイヤーの[[モンスター]]の特殊コマンドを妨害させてくるのでかなり手ごわい。~
EXこうげきの追加コマンドは[[けいりょうか>《軽量化》]]で、自身の行動の遅さをある程度カバーしてくる。~
[[攻撃]]モーションは上記の両腕で光球を放つものとなっている。~

**関連カード [#card]
-[[《大邪神の儀式》]]

―[[効果]]関連
-[[手札の魔法カードを捨てる事で効果を発動するモンスター>《賢者ケイローン》#list]]

-[[《心変わり》]]
-[[《マジシャンズ・エイプ》]]

―モデル関連
-[[《忍者義賊ゴエゴエ》]]


**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
-[[【サイバー・エンジェル】]]
-[[【ジェムレシェフ】>【ジェムナイト】#gem_reshef]]

**収録パック等 [#pack]
-[[THE LOST MILLENNIUM]] TLM-JP033 &size(10){[[Ultra]],[[Ultimate]]};
-[[EXPERT EDITION Volume.3]] EE3-JP213 &size(10){[[Ultra]]};

**FAQ [#faq]
Q:[[相手]][[フィールド]]上の[[モンスター]]の[[コントロール]]を得て、その[[モンスター]]を[[《亜空間物質転送装置》]]の[[効果]]によって[[一時的に除外>一定期間だけ除外]]しました。~
  [[エンドフェイズ]]時に[[戻ってくる>戻す]][[モンスター]]の[[コントロール]]はどちらになりますか?~
  [[《ヴェルズ・サンダーバード》]]の自身の[[効果]]の場合はどうなりますか?~
A:いったん[[自分]][[フィールド]]上に戻りますが、その後すぐに元々の[[持ち主]]の[[フィールド]]上に[[コントロール]]が戻ります。(13/01/16)

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//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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