*《&ruby(じばくちじょうえ){地縛地上絵};/Earthbound Geoglyph》 [#top]
 フィールド魔法
 このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
 (1):フィールドにレベル10モンスターが存在する限り、
 このカードは効果では破壊されず、お互いはこのカードを効果の対象にできない。
 (2):このカードがフィールドゾーンに存在する限り、
 自分が「地縛神」モンスターをアドバンス召喚する場合、Sモンスターは2体分のリリースにできる。
 (3):Sモンスターが特殊召喚された場合に発動できる。
 デッキから「地縛神」魔法・罠カード1枚を手札に加える。

 [[デュエリストパック−レジェンドデュエリスト編5−]]で登場した[[フィールド魔法]]。~
 自身に[[耐性]]を付与する[[効果]]、[[シンクロモンスター]]を[[地縛神]]専用の[[ダブルコストモンスター]]にする[[効果]]、[[シンクロモンスター]]が[[特殊召喚に成功した]]場合に[[サーチ]]する[[効果]]を持つ。~

 (1)は[[レベル]]10[[モンスター]]が存在する限り、自身に[[効果の対象]]および[[効果破壊]]への[[耐性]]を付与する[[効果]]。~
 [[適用]]されれば[[除去]]が困難になる為、[[Sin]]や[[地縛神]]などの、高[[レベル]]で[[フィールド魔法]]が必須な[[デッキ]]では役に立つ。~
 この[[効果]]は[[相手]][[フィールド]]に[[レベル]]10[[モンスター]]が存在する場合でも[[適用]]される。~

 (2)は[[シンクロモンスター]]を[[地縛神]]専用の[[ダブルコストモンスター]]にする[[効果]]。~
 [[シンクロ召喚]]を行う際の[[シンクロ素材]]の時点で2体の[[モンスター]]が揃うため、そちらを[[リリース]]に使うのと消費は変わらない。~
 また、[[シンクロ素材]]を揃える過程で[[召喚権]]を使用することが多いので積極的に狙える[[効果]]ではない。~
 [[耐性]]や[[自己再生]]等で[[自分]]の[[ターン]]に残ったものを[[リリース]]に使うことになるだろう。~

 (3)は[[シンクロモンスター]]が[[特殊召喚]]された時[[地縛神]][[魔法・罠カード]]を1枚[[サーチ]]する[[効果]]。~
 [[相手]]の[[シンクロモンスター]]の[[特殊召喚]]にも対応するが、基本的には自身の[[デッキ]]に[[シンクロ召喚]]ギミックを組み込んで能動的に使いたい。~
 ただし現状では[[サーチ]]先に[[汎用性]]の高い[[カード]]が少ない。~
 この[[効果]]を使っても[[手札]]枚数を稼ぐ以上の[[メリット]]が見出しにくく、[[サーチ]]先を多数積んでも[[事故]]要因になりがちなので、この[[効果]]を狙わないのも手。~

 (2)(3)の[[効果]]を活かす場合、[[【地縛神】]]に[[シンクロ召喚]]のギミックを入れる必要がある様に見えるが、必要なのは[[シンクロモンスター]]の[[特殊召喚]]であり、[[シンクロ召喚]]する必要はない。~
 [[《陰の光》]]や[[《融合強兵》]]などで[[シンクロモンスター]]を出せば良く、[[《陰の光》]]なら[[召喚権]]を追加できる。~

 [[シンクロ召喚]]を取り入れる場合、[[フィールド魔法]]自体との相性が良い[[シンクロモンスター]]としては[[《妖精竜 エンシェント》]]があり、(3)の[[サーチ]]と[[相手]][[モンスター]]の[[除去]]が可能。~
 先にあちらを出してからこの[[カード]]を使えば1枚[[ドロー]]できる。~
 [[《エンシェント・フェアリー・ドラゴン》]]ならこの[[カード]]を[[サーチ]]して2体分の[[リリース]]になる。~
 或いは、[[シンクロ召喚]]ギミックが元から搭載されている[[【地縛】>【地縛神】#Earthbound]]で採用すると良いか。~

 [[《地縛超神官》]]とは[[シンクロモンスター]]を必要とする[[地縛神]][[サポートカード]]と言う点が共通する。~
 あちらは[[墓地]]にも[[シンクロモンスター]]が必要だが、あちらの条件を満たせる場合、[[地縛神]]を[[サーチ]]しつつ、[[シンクロモンスター]]を[[リリース]]して[[地縛神]]を[[アドバンス召喚]]し、[[相手]]の[[ライフポイント]]を3000にできる。~

 しかし、[[《地縛超神官》]]を使う場合、[[召喚権]]の確保と[[墓地]]の条件が問題となる。~
 [[《使神官−アスカトル》]]らを使うと[[召喚権]]を使わずに[[シンクロモンスター]]は出せるが、[[墓地]]に[[シンクロモンスター]]が存在するという条件を満たさない。~
 他に[[特殊召喚]]できる[[モンスター]]を併用し、別の[[シンクロモンスター]]を経由して2回[[シンクロ召喚]]を行えば解決する。~

//-この[[カード]]、[[《地縛超神官》]]、[[《使神官−アスカトル》]]、[[《ボルト・ヘッジホッグ》]]の4枚から[[相手]][[ライフ]]を3000にし、[[《地縛神 Wiraqocha Rasca》]]の3枚[[ハンデス]]を行うことが可能。~
//手順は以下の通り。~
//>
//+[[《ボルト・ヘッジホッグ》]]を[[コスト]]に[[《使神官−アスカトル》]]を[[特殊召喚]]して[[《赤蟻アスカトル》]]を出し、[[《ボルト・ヘッジホッグ》]]を[[自己再生]]。~
//+この[[カード]]を[[発動]]した後、[[《赤蟻アスカトル》]]と[[《ボルト・ヘッジホッグ》]]で[[レベル]]5の[[《源竜星−ボウテンコウ》]]を[[シンクロ召喚]]し、[[地縛神]][[魔法・罠カード]]を[[サーチ]]、さらに[[《源竜星−ボウテンコウ》]]の[[効果]]で[[竜星]][[魔法・罠カード]]を[[サーチ]]。~
//+[[《使神官−アスカトル》]]と[[《源竜星−ボウテンコウ》]]で[[《アルティマヤ・ツィオルキン》]]を[[特殊召喚]]し、[[《源竜星−ボウテンコウ》]]の[[効果]]で[[竜星]][[モンスター]]を[[リクルート]]。~
//+[[地縛神]][[魔法・罠カード]]を[[セット]]し[[シンクロモンスター]]を[[特殊召喚]]、[[竜星]][[魔法・罠カード]]も[[セット]]しておく。~
//+[[墓地]]と[[フィールド]]に[[シンクロモンスター]]が存在するため、[[《地縛超神官》]]を[[特殊召喚]]し、[[《地縛神 Wiraqocha Rasca》]]を[[サーチ]]。~
//+[[シンクロモンスター]]1体を[[リリース]]して[[《地縛神 Wiraqocha Rasca》]]を[[アドバンス召喚]]し、[[自分]][[フィールド]]の[[地縛神]][[魔法・罠カード]]、[[竜星]][[モンスター]]1体、[[セット]]した[[竜星]][[魔法・罠カード]]の計3枚を[[デッキ]]に戻して3枚[[ハンデス]]。~
//+[[《地縛超神官》]]の[[効果]]で[[相手]][[ライフ]]を3000にする。~
//<
//--[[《アルティマヤ・ツィオルキン》]]で[[特殊召喚]]する[[シンクロモンスター]]を[[《妖精竜 エンシェント》]]にすれば1体の[[モンスター]]を[[破壊]]でき、[[《ワンハンドレッド・アイ・ドラゴン》]]なら[[《地縛超神官》]]がなくても[[地縛神]]の[[サーチ]]が狙える。~

-[[モンスター]]を[[破壊]]する[[効果]]を持たないため、現時点では[[地縛]]には含まれない。~

-[[地縛神]]に関する[[効果]]を持つため、「地上絵」は「ナスカの地上絵」を指すと思われる。~
ナスカの地上絵は、南米・ペルー国のナスカ川とインヘニオ川のあいだに位置する、盆地状の高原の大地に数km規模で刻まれた動植物らの幾何学的な模様である。~
種類は「[[鳥>《地縛神 Aslla piscu》]]」「[[猿>《地縛神 Cusillu》]]」「[[魚>《地縛神 Chacu Challhua》]]」「[[人間型>《地縛神 Ccapac Apu》]]」などが存在し、2019年現在でも衛星写真・ドローンなどの手段で新しい地上絵が発見され続けている。~
考古学者たちの学説では「部族の儀式説」「古代人の用水路水道説」「宇宙人からのメッセージ説」などがあげられるが、現在でも作られた目的や理由などは解明できていない。~
--[[イラスト]]の地上絵は、[[地縛神]]の姿と照らし合わせると[[ハチドリ>《地縛神 Aslla piscu》]]の地上絵と推測されるが、アニメ版の地上絵と比べるとディテールが異なっている。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメ5D’sではダークシグナーが[[デュエル]]を行う際には[[イラスト]]のように各[[地縛神]]に対応した地上絵が紫の炎で地上に描かれる演出が為されていた。~
また劇中ではこの地上絵の上を道路と見立てての[[ライディングデュエル>デュエル]]が何度か行われている。~

--アニメ5D’sの世界では[[地縛神]]は各々のモチーフの地上絵に封じられているという設定になっており、ダークシグナーが復活した際にはその地上絵もナスカの地から消失している。~

--[[《スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン》]]との関連からか、[[《スカーレッド・ゾーン》]]も同じく[[地縛神]]の地上絵をモチーフとしている。~

-コナミのゲーム作品において―~
デュエルリンクスのイベント「ライディングGP」に登場したD・ホイール「ギガントL」のEXスキル「sp-アースバウンド」の一つにこの[[カード]]を[[発動]]させるものが存在する。~
[[発動条件]]は[[自分]]の[[フィールドゾーン]]に[[カード]]が存在せず、且つSp[[カウンター]]を5つ以上取り除いた場合に[[《闇》]]の替わりに[[発動]]できるようになっている。~

**関連カード [#card]
-[[地縛神]]

―[[イラスト]]関連
-[[《地縛神 Aslla piscu》]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[デュエリストパック−レジェンドデュエリスト編5−]] DP22-JP026 &size(10){[[Super]]};
-[[ANIMATION CHRONICLE 2023]] AC03-JP042

//**FAQ [#faq]
//***(1)の効果について [#faq1]
//Q:~
//A:

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」のいずれかを(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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