*《&ruby(ちょうでんじかどう){超電磁稼動};ボルテック・ドラゴン/Super-Electromagnetic Voltech Dragon》 [#top]
効果モンスター
星５/光属性/雷族/攻2400/守1000
以下のモンスターを生け贄にして生け贄召喚した場合、このカードはそれぞれの効果を得る。
●電池メン−単一型：このカード１枚を対象にする魔法・罠カードの効果を無効にする。
●電池メン−単二型：このカードが守備表示モンスターを攻撃した時、
その守備力を攻撃力が越えていれば、その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。
●電池メン−単三型：このカードの攻撃力は１０００ポイントアップする。
※[[テキスト]]中の「[[生け贄]]」・「[[生け贄召喚]]」はそれぞれ「[[リリース]]」・「[[アドバンス召喚]]」を指す。~
[[ENEMY OF JUSTICE]]で登場した[[光属性]]・[[雷族]]の[[上級モンスター]]。~
[[アドバンス召喚]]時に[[電池メン]]を[[リリース]]した場合に「[[耐性]]か[[貫通]]か[[自己強化]]の[[永続効果]]」を得る[[効果外テキスト]]を持つ。~
[[アドバンス召喚]]時に特定の[[モンスター]]を[[リリース]]した場合に「自身を[[対象]]にする[[魔法・罠カード]]を[[無効]]にする[[永続効果]]」「[[貫通]]能力の[[永続効果]]」「[[攻撃力]]を[[自己強化]]する[[永続効果]]」を得る[[効果外テキスト]]を持つ。~
[[電池メン]]には[[《充電器》]]や[[《電池メン−ボタン型》]]といった[[特殊召喚]]手段が豊富なので比較的[[アドバンス召喚]]自体は難しくない。~
ただし肝心な[[効果]]に関してはパワー不足が目立つ。~
[[《電池メン−単一型》]]を[[リリース]]した場合に得られる[[効果]]は、自身を[[対象]]にする[[魔法・罠カード]]の[[効果]]に対する[[耐性]]。~
[[《強制脱出装置》]]や[[《破壊輪》]]には強いが、[[《奈落の落とし穴》]]などは避けられない。
[[《電池メン−単二型》]]を[[リリース]]した場合に得られる[[効果]]は[[貫通]]。~
しかし、[[《電池メン−単二型》]]は[[ステータス]]が低い上に[[機械族]]関係の[[効果]]しかもたず、[[雷族]]で統一された[[【電池メン】]]ではまず採用されない。~
残念ながらわざわざ採用する[[メリット]]も薄い。~
[[《電池メン−単三型》]]を[[リリース]]した場合に得られる[[効果]]は[[攻撃力]]の[[強化]]で、実質[[攻撃力]]3400の[[上級モンスター]]となる。~
[[リリース]]１体にしては破格の[[攻撃力]]なので単純に上回ることは難しく、[[戦闘]]で負けることはあまり無い。~
しかし[[《電池メン−単三型》]]を並べれば[[《漏電》]]を決めつつ高い[[攻撃力]]を得る事ができるため、[[アドバンス召喚]]を狙うよりは[[《電池メン−単三型》]]の[[召喚]]に[[召喚権]]を使ったほうが良い。~
総じて[[【電池メン】]]における[[上級モンスター]]としては[[《充電池メン》]]に劣ると言わざるを得ないだろう。~
こちらを使う場合は、[[《電池メン−単三型》]]を[[リリース]]した場合の[[自己強化]]＋[[《進撃の帝王》]]での維持を狙い、高い[[攻撃力]]を活かしたいところ。~
また、[[攻>攻撃力]][[守>守備力]]の値が[[帝]]と共通するため、[[《帝王の開岩》]]にも対応している。~
-[[手札]]の[[モンスター]]の[[レベル]]を上げる[[カード]]は現状では[[《レベル変換実験室》]]しか存在せず、あちらは最大で[[レベル]]６までしか上げられないため、[[効果]]を２つ得ることはできない。~
--[[電池メン]]の種類が少なく、この[[カード]]の採用も検討されていた時代には、「[[効果]]を２つ得られる[[最上級モンスター]]であった方が都合が良かったのでは？」と[[ネタ]]にされていた。~
--もし[[《電池メン−単一型》]]＋[[《電池メン−単三型》]]の同時[[リリース]]が可能だったならば、[[最上級モンスター]]としても恥じない性能と言えた。~
当時も[[《地砕き》]]の様な[[対象をとらない効果]]による[[除去]]はよく使われていたが、[[《奈落の落とし穴》]]に関しては流動的であり、[[《洗脳−ブレインコントロール》]]・[[《月の書》]]・[[《炸裂装甲》]]・[[《破壊輪》]]辺りもよく使われていたためそれらを苦にしない[[攻撃力]]3400として活躍できただろう。~
とはいえ当時は[[電池メン]]のサポート自体が手薄だったため、この[[カード]]及び[[リリース]]を揃えるのが一苦労でもあったが。~
-この[[カード]]より後に登場した[[《電池メン−単四型》]]等に関連する[[効果]]はない。~
-「ドラゴン」という名だが、どちらかというと[[恐竜>恐竜族]]に近いフォルムをしている。~
-[[イラスト]]を見ても[[電池メン]]を胸部にセットすることで稼動するようなので、電池で動くおもちゃをモチーフにしているのだろう。~
この点は[[ガジェット]]と[[《機動砦 ストロング・ホールド》]]の関係と似ている。~
//-原作・アニメにおいて―
-コナミのゲーム作品において―~
[[TAG FORCE5>ゲーム付属カード#TF5]]ではデュエルアカデミア制服バージョンの龍可をクリアした際の特典が何故かこの[[カード]]になっている。~
クリア特典の[[カード]]はそのキャラのエース[[モンスター]]、または使用[[デッキ]]の[[キーカード]]なのが基本である。~
制服バージョンの龍可が使用する[[【電池メン】]]で考えれば[[《電池メン−業務用》]]なのだが、いくら関連[[カード]]とはいえ、[[デッキ]]に入っていないこの[[カード]]が選ばれた理由は不明。
[[TAG FORCE5>ゲーム付属カード#TF5]]では、デュエルアカデミア制服バージョンの龍可をクリアした際の特典[[カード]]になっている。~
こちらは龍亞と[[デッキ]]を入れ替えているという設定なので、[[《パワー・ツール・ドラゴン》]]をイメージしたものと思われる。~
--おかげでこの[[カード]]を使いたい[[プレイヤー]]は、強さに見合わない手間をかけさせられてしまうことになる。~
そのため、この[[カード]]を手に入れる前に[[【電池メン】]]が組みあがってしまい、せっかく入手しても大半の[[プレイヤー]]は[[デッキ]]に入れる枠がなくなっている可能性が高い。~
**関連カード [#card]
-[[《古代の機械合成獣》]]
-[[《古代の機械巨竜》]]
-[[《天魔神 インヴィシル》]]
-[[《Ｅ・ＨＥＲＯ ボルテック》]]
-[[《ボルテック・コング》]]
-[[《ボルテック・バイコーン》]]
―[[イラスト]]・[[効果]]関連
-[[《電池メン−単一型》]]
-[[《電池メン−単二型》]]
-[[《電池メン−単三型》]]
―《超電磁稼動ボルテック・ドラゴン》の姿が見られる[[カード]]
-[[《直通断線》]]
//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]
**収録パック等 [#pack]
-[[ENEMY OF JUSTICE]] EOJ-JP031 &size(10){[[Super]],[[Ultimate]]};
-[[EXPERT EDITION Volume.4]] EE04-JP211 &size(10){[[Ultra]]};
**FAQ [#faq]
Ｑ：[[効果]]分類は何ですか？~
//Ａ：この[[カード]]の持つ４つの[[効果]]はいずれも[[永続効果]]です。(15/08/12)
Ａ：「この[[カード]]はそれぞれの[[効果]]を得る」は[[モンスター]]の[[効果]]の扱いではありません。~
「●電池メン−単一型」「●電池メン−単二型」「●電池メン−単三型」は[[永続効果]]です。(16/06/30)~
//https://www.db.yugioh-card.com/yugiohdb/faq_search.action?ope=4&cid=6685
//Ｑ：この[[カード]]を特定[[モンスター]]を[[リリース]]にし[[アドバンス召喚]]した場合に適用される[[効果]]は[[チェーンブロック]]を作りますか。~
//Ａ：いいえ、どの[[効果]]も[[チェーンブロック]]は作られません。(10/10/28)
Ｑ：[[効果]]を得ているこの[[カード]]の[[効果]]が[[無効]]になった後、[[無効]]にする[[効果]]が[[適用]]されなくなった場合、得た[[効果]]は[[適用]]されますか？~
Ａ：いいえ、得た[[効果]]は[[適用]]されなくなります。(14/01/17)
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