*《&ruby(てんろうおう){天狼王}; ブルー・セイリオス/Celestial Wolf Lord, Blue Sirius》 [#top]
 シンクロ・効果モンスター
 星６/闇属性/獣戦士族/攻2400/守1500
 チューナー＋チューナー以外のモンスター１体以上
 フィールド上のこのカードが破壊され墓地へ送られた時、
 相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター１体を選択して発動する。
 選択したモンスターの攻撃力は２４００ポイントダウンする。

　[[Ｖジャンプ(2011年5月号開始)　一年間定期購読特典>書籍付属カード#VJ2011]]で登場した[[闇属性]]・[[獣戦士族]]の[[シンクロモンスター]]。~
　[[破壊]]され[[墓地へ送られた]]時に[[相手]][[モンスター]]を[[単体弱体化]]させる[[誘発効果]]を持つ。~

　2400という[[弱体化]]数値は大きく、しかも永続するため大半の[[アタッカー]]を無力化できる。~
　[[戦闘破壊]]だけでなく[[効果破壊]]にも対応しており、[[自爆特攻]]でも[[発動]]できるなど、[[発動]]機会は多いと言える。~

　ただ、いかんせん受け身な[[効果]]であり、この[[カード]]を[[バウンス]]等で[[除去]]する、[[弱体化]]した[[モンスター]]を各種素材に使うなど、被害を回避する手段も多い。~
　同じ[[レベル]]６[[シンクロモンスター]]には、[[攻撃力]]4400まで単騎で突破できる[[《白闘気海豚》]]、この[[カード]]と同[[攻撃力]]で[[攻撃力]]3200まで倒せる[[《ＢＦ−星影のノートゥング》]]など、より攻撃的な[[カード]]がある。~
　特に、[[自分]][[ターン]]には[[除去]]、[[破壊]]されれば１枚[[ドロー]]できる[[《瑚之龍》]]は、「アフターフォローのある[[レベル]]６[[シンクロモンスター]]」という性質も被っており、この[[カード]]の優先順位は低い。~

　[[獣戦士族]]であるため、[[《炎星師−チョウテン》]]で[[レベル]]３[[炎星]]を[[蘇生]]して出せる数少ない[[シンクロモンスター]]という特徴がある。~
　しかし、同条件で出せる[[《炎星侯−ホウシン》]]や[[《獣神ヴァルカン》]]の方が[[汎用性]]が高く、[[エクシーズモンスター]]や[[リンクモンスター]]を出す選択肢もあるため、[[【３軸炎星】>【炎星】]]でもこの[[カード]]が使われることは少ない。~
　一応、[[炎舞]]が１枚でもあれば[[攻撃力]]が2500以上となるので、[[《闇のデッキ破壊ウイルス》]]の[[コスト]]とすることが可能である。~
　[[【魔導書】]]の流行期には[[【３軸炎星】>【炎星】]]が[[【魔導書】]]に対抗する唯一の手段として、この[[カード]]＋[[《闇のデッキ破壊ウイルス》]]が高確率で採用されていた。~

-定期購読のため入手しづらく、登場時は強力な[[レベル]]６[[シンクロモンスター]]が軒並み[[禁止カード]]であり、需要が高かった。~
加えて、[[【３軸炎星】>【炎星】]]が[[【魔導書】]]に対抗する上で重要な[[カード]]となった事で、需要と価格がさらに高騰した。~
そのため、[[GOLD SERIES 2014]]の収録内容を決める投票では、この[[カード]]は中間結果で１位・最終的に３位となり、再録が決定した。~
しかし、[[【魔導書】]]・[[【３軸炎星】>【炎星】]]の規制や[[《獣神ヴァルカン》]]などの優秀な[[レベル]]６[[シンクロモンスター]]の登場により、再録された頃にはかつてほどの需要はなくなっていた。~

-「セイリオス(Seirios)」とは、ギリシャ語で「焼き焦がすもの」「光り輝くもの」を意味する。~
おおいぬ座のアルファ星シリウスの名前の由来となっており、シリウスは和名では「犬星」や「青星」と呼ばれ、中国語では「天狼（星）」と呼ばれている。~
そのためか、[[英語名]]は「[[シリウス(Sirius)>《星因士 シリウス》]]」が使用されている。

-原作・アニメにおいて―~
漫画5D'sの「ジャックvsセクト」戦においてジャックが使用。~
[[《幻影王 ハイド・ライド》]]と[[《奇術王 ムーン・スター》]]を[[シンクロ素材]]に[[シンクロ召喚]]される。~
《スピン・モスキート》を[[戦闘破壊]]するが、[[《魔王龍 ベエルゼ》]]に[[戦闘破壊]]された。~
[[効果]]によって[[《魔王龍 ベエルゼ》]]の[[攻撃力]]を下げるが、[[魔法カード]]《屍の果実》の[[トリガー]]となった。~
《スピン・モスキート》を[[戦闘破壊]]するが、返しの[[ターン]]で[[《魔王龍 ベエルゼ》]]に[[戦闘破壊]]された。~
そのまま[[効果]]によって[[《魔王龍 ベエルゼ》]]の[[攻撃力]]を下げるが、それが[[魔法カード]]《屍の果実》の[[トリガー]]となった。~
[[攻撃]]名は「&ruby(ウルフズ・ファング){天狼蒼牙};」、[[効果]]名は「&ruby(ブルー・サブレイメイション){蒼天昇牙};」。
--[[シンクロ召喚]]時の口上は「天を焼くシリウス、孤狼の蒼き瞳よ、地に縛られた牙無き犬共を噛み砕け！！[[シンクロ召喚]]！！《天狼王 ブルー・セイリオス》」。~
--この時、ジャックの[[手札]]は[[《天刑王 ブラック・ハイランダー》]]の[[シンクロ召喚]]が可能だったが、探し求めていた[[《えん魔竜 レッド・デーモン》]]をセクトが持っていると見ていたため、そちらの[[シンクロ召喚]]を誘うための「噛ませ犬」としてこちらを選択している。~

--漫画版では[[攻撃力]]の下げ幅がこの[[カード]]の[[攻撃力]]分だった。~
[[イラスト]]は左腕を[[OCG]]のものより上に挙げて構えており、腹に牙の口がある事がはっきり確認できる。~

--「ジャックvsレクス・ゴドウィン」戦においてジャックが使用した[[罠カード]]《シンクロ・リビドー》、[[速攻魔法]]《クリンチ・リボーン》の[[イラスト]]に描かれている。~

--アニメARC-V第126話の零王の回想において、ズァークに感化されたデュエリストが操るこの[[モンスター]]が[[《キングレムリン》]]を[[戦闘破壊]]する姿が登場している。~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#card]
-[[《ハリマンボウ》]]
-[[《手錠龍》]]

―《天狼王 ブルー・セイリオス》の姿が見られる[[カード]]
-[[《魔獣の大餌》]]

**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
-[[【３軸炎星】>【炎星】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[Ｖジャンプ(2011年5月号開始)　一年間定期購読特典>書籍付属カード#VJ2011]] VJMP-JP062 &size(10){[[Ultra]]};
-[[GOLD SERIES 2014]] GS06-JP020 &size(10){[[Gold]],[[G-Secret>Secret#GS]]};

//**FAQ [#faq]
//Ｑ：~
//Ａ：

//質問だけの投稿は禁止。ここは｢質問と、それに対する事務局の回答｣の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でＡ：の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『Ａ：（発売をお待ちください）』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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