*《&ruby(はめつ){破滅};へのクイック・ドロー/Destructive Draw》 [#top]
永続罠
お互いのプレイヤーはドローフェイズ開始時に手札が０枚だった場合、
通常のドローに加えてもう１枚ドローする事ができる。
このカードのコントローラーは自分のターンのエンドフェイズ毎に
７００ライフポイントを払う。
この時にライフポイントが７００未満だった場合、ライフポイントは０になる。
自分フィールド上に表側表示で存在するこのカードがフィールド上から離れた時、
自分は３０００ポイントダメージを受ける。
[[TACTICAL EVOLUTION]]で登場した[[永続罠]]。~
[[お互い]]の[[プレイヤー]]は[[ドローフェイズ]]開始時に[[手札]]が０枚であれば、[[通常のドロー]]に加えて１枚[[ドロー]]できる[[効果]]、[[エンドフェイズ]]に[[維持コスト]]を払い、払えなければ[[ライフ]]０になる[[効果]]、[[表側表示]]で[[フィールド]]から[[離れた>離れる]]時に[[ダメージを受ける]][[効果]]を持つ。~
追加[[ドロー]]と引き換えに名前通り破滅的な[[デメリット]]を持つ。~
[[適用]]条件の厳しさと[[デメリット]]が酷すぎるため、普通の[[デッキ]]では採用の余地はほとんどない。~
[[通常のドロー]]に１枚追加するにしても、[[《トロイメア・ユニコーン》]]と他の[[トロイメア]]で[[相互リンク]]させ、[[《トロイメア・ユニコーン》]]の[[効果]]で追加[[ドロー]]を狙う方が良い場合が多い。~
長期間[[発動]]しておくことで[[アドバンテージ]]を得ることができるが700の[[ライフコスト]]は重く、[[魔法・罠除去]]が多い[[環境]]では維持は困難である。~
[[手札]]０の状態で[[スタンバイフェイズ]]に[[発動]]しても[[《サイクロン》]]等を[[チェーン]]されると[[デメリット]]のみを受けてしまうので、[[１：１交換]]を狙うなら[[《強欲な瓶》]]等の方がリスクが低い。~
[[手札]]消費が非常に荒い[[【フルバーン】]]では検討の余地はある。~
// ただし、その場合[[《冥府の使者ゴーズ》]]との相性が悪い。~
//もうゴーズも入らない
他には[[【ＤＤ】]]なら[[効果ダメージ]]を[[メリット]]に変えることができ、[[《マジック・プランター》]]で[[ハンド・アドバンテージ]]も稼げるので採用を検討できるか。~
一応[[《ハンドレス・フェイク》]]との併用で、毎[[ターン]]２枚の[[ドロー]]が可能になる。~
また[[《命削りの宝札》]]とも相性がいい。~
さらに、[[デメリット]]を逆手に取って、[[《トライアングル−Ｏ》]]で[[ダメージ]]を押し付けるのに利用する手もある。~
その場合、[[《白のヴェール》]]と[[《女神の加護》]]がライバルとなる。~
それらと比べて使いにくさが目立つが、６枚目以降の[[ダメージ]]ソースとしての採用も検討できる。~
-[[《神の恵み》]]で[[コスト]]を緩和できるが、そのためのスペースが厳しい。~
-[[ドロー]]する[[効果]]は[[《サイバーデーモン》]]と同様に、[[通常のドロー]]をしたタイミングで[[発動]]する[[誘発効果]]である。~
[[通常のドロー]]をした場合に追加で１枚[[ドロー]]する[[効果]]であり、[[通常のドロー]]を２枚にする[[効果]]ではない。~
[[チェーン]]して[[《漆黒のトバリ》]]等の[[発動]]が可能。~
-[[回復]]ギミックを仕掛けた[[デッキ]]なら多少はましになる。~
[[《天変地異》]]と[[《デーモンの宣告》]]の[[コンボ]]もあるが、使用する[[カード]]はこちらの方が少ない。~
この[[カード]]が[[破壊される]]時に[[《レインボー・ライフ》]]を[[チェーン]]すれば、１枚につき3000ポイント[[回復]]できる。~
３枚[[発動]]しておけば[[手札]]増強とともに莫大な[[ライフ・アドバンテージ]]を稼げる。~
だが、追加[[ドロー]]の条件が厳しいので[[ライフ・アドバンテージ]]を稼ぐだけなら[[《レインボー・ライフ》]]＋[[《女神の加護》]]の方が安定する上に[[回復]]量が多い。~
-[[【インフェルニティ】]]では稀に採用されていたが、[[ライフコスト]]を必要とする[[デメリット]]が大きなネックとなっていた。~
複数[[ドロー]]で[[《インフェルニティ・デーモン》]]の[[発動]]に失敗したり、[[モンスター]]を複数引いて[[手札]]０を維持できなくなるなどの[[事故]]もあった。~
[[THE SHINING DARKNESS]]登場後は専用[[サポートカード]]も増えたため、現在はまず入らないだろう。~
-[[ライフコスト]]の支払いは強制である。~
--「[[ライフポイント]]が700未満だった場合、[[ライフポイント]]は０になる」という表記はこの[[カード]]が初めて。~
強制的に[[ライフポイントを払う]][[カード]]の多くは「[[ライフポイント]]を払えない場合、このカードを[[破壊]]する。」という[[テキスト]]になっている。~
--700未満とあるが、[[ライフ>ライフポイント]]を[[払う>コストを払う]]のは強制のため、[[ライフ>ライフポイント]]700丁度の時でも０になる。~
-[[ストラクチャーデッキ−巨竜の復活−]]の使い方ガイドにて、この[[カード]]が推奨されている。~
この[[デッキ]]は[[【死皇帝の陵墓】]]なので[[手札事故]]対策と考えられるが、実際の所は[[手札]]を減らしにくい点でほとんど[[シナジー]]がない。~
[[ライフポイント]]を大量に消費する中に[[ライフコスト]]の大きすぎるこの[[カード]]を採用するのは危険なので、無理に[[使用]]する必要はない。~
-[[カード名]]はおそらく「加速するドロー」という意味で付けられたのだろうが、「[[クイックドロー(Quickdraw)>《クイック・シンクロン》]]」とは本来英語では「早撃ち」の意味を持つ。~
実際の意味と[[イラスト]]が噛み合ってない為か、[[英語名]]は「破滅的な[[ドロー]]」となっている。~
-原作・アニメにおいて―~
アニメZEXAL&ruby(セカンド){II};の「遊馬vsアストラル」戦で遊馬が使用した[[通常罠]]《マストダイ・ドロー》の[[イラスト]]は、この[[カード]]の[[イラスト]]を別のアングルから見たような構図である。~
その[[イラスト]]を見る限り、[[イラスト]]の人物が立っているのは溶岩の上に突き出した崖の上、という非常に危険な場所のようだ。~
-コナミのゲーム作品において―~
マスターデュエルでは、[[ライフポイント]]3000以下の状態でこの[[カード]]が[[相手]]の[[《砂塵の大竜巻》]]によって[[破壊]]され、その[[《砂塵の大竜巻》]]の[[効果]]で[[相手]]が[[魔法・罠カード]]を[[セット]]するかどうかの選択肢が出た状態のまま制限時間が０になると、[[自分]]の[[ライフポイント]]が０になっても[[自分]]の勝利となるバグがある。~
その際、[[自分]][[フィールド]]にいる「メイト」というマスコットが一度倒れてから起き上がるという特殊な演出を見られる。~
**関連カード [#card]
-[[《サイバーデーモン》]]
-[[《女神の加護》]]
//-[[《スクリーン・オブ・レッド》]]
//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]
**収録パック等 [#pack]
-[[TACTICAL EVOLUTION]] TAEV-JP073
**FAQ [#faq]
Ｑ：[[ダメージ]]は[[チェーンブロック]]を作りますか？~
Ａ：いいえ、作りません。(07/05/12)
Ｑ：[[《王宮のお触れ》]]で支払いと[[ダメージ]]を[[無効]]にできますか？~
Ａ：[[ダメージ]]は[[無効]]にできますが、支払いは[[無効]]にできません。(14/04/24)
Ｑ：[[自分]]の[[エンドフェイズ]]時、[[お互い]]の[[ライフ]]は100です。~
この時、[[自分]][[フィールド]]にこの[[カード]]と[[エクシーズ素材]]の無い[[《ＣＮｏ.８８ ギミック・パペット−ディザスター・レオ》]]の両方が[[表側表示]]の場合、[[特殊勝利]]と敗北のどちらが成立しますか？~
Ａ：この[[カード]]の[[エンドフェイズ]]時の処理は、その[[エンドフェイズ]]中に[[プレイヤー]]の任意のタイミングで行うものです。~
一方、[[《ＣＮｏ.８８ ギミック・パペット−ディザスター・レオ》]]の[[特殊勝利]]判定は、[[エンドフェイズ]]に移行した瞬間に行われます。~
よって、[[特殊勝利]]が成立します。(15/01/17)
//質問だけの投稿は禁止。ここは｢質問と、それに対する事務局の回答｣の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でＡ：の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『Ａ：（発売をお待ちください）』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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