*《&ruby(まどうきし){魔導騎士};ギルティア/Giltia the D. Knight》 [#top]
 融合モンスター
 星5/光属性/戦士族/攻1850/守1500
 「冥界の番人」+「王座の守護者」

 [[Vol.6]]で登場した[[光属性]]・[[戦士族]]の[[融合モンスター]]。~
 [[融合素材]]は[[《冥界の番人》]]と[[《王座の守護者》]]。~

 [[《簡易融合》]]と[[《簡素融合》]]で[[特殊召喚]]できる[[レベル]]5・[[光属性]]・[[戦士族]]としての運用が基本。~
 [[《ターレット・ウォリアー》]]の[[強化]]や[[《バルキリー・ナイト》]]の[[墓地コスト]]兼[[蘇生]][[対象]]として利用できる。~
 [[【戦士族】]]でも[[《不死武士》]]・[[《一族の結束》]]等を阻害せずに、[[戦士族]]の[[シンクロ召喚]]・[[エクシーズ召喚]]に繋げられる。~
 また、[[戦士族]]統一で[[《セイクリッド・プレアデス》]]の[[エクシーズ素材]]にできる事や[[《ライトレイ ギア・フリード》]]の条件を整えられるのは固有の利点となる。~
 [[《地翔星ハヤテ》]]や[[《天融星カイキ》]]を使う[[【覇勝星イダテン】]]ならば[[レベル]]5の[[戦士族]]という[[ステータス]]が最大限活きる事になり、[[光属性]]なので前者の[[妥協召喚]]の条件も満たせる。~
 [[墓地へ送られた]]後は[[《蛮族の狂宴LV5》]]での[[蘇生]]も可能。~

 [[レベル]]5・[[戦士族]]の[[融合モンスター]]にはより高い[[攻撃力]]と[[モンスター効果]]を持つ[[《召喚獣ライディーン》]]が、[[光属性]]・[[戦士族]]に絞っても[[攻撃力]]は若干下回るが[[双天]]に属する[[《双天脚 鎧吽》]]が存在し、[[《簡易融合》]]を使う場合はこれらが優先される。~
 とはいえ[[《簡易融合》]]は[[制限カード]]であり、[[無制限カード]]の[[《簡素融合》]]から呼び出せるのは明確な長所と言えよう。~

-[[地属性]][[モンスター]]2体を[[融合素材]]としているが、この[[カード]]は[[光属性]]となっている。~
また、この[[カード]]の[[攻撃力]]は[[融合素材]]2体の[[攻撃力]]の合計よりも高い。~

-[[シンクロ召喚]]・[[エクシーズ召喚]]登場以前は、[[ブレード系>【エアブレード】]]の[[デッキ]]で[[《モンスターゲート》]]や[[《光帝クライス》]]の[[生け贄]]要員として稀に採用される事もあった。~
[[《神剣−フェニックスブレード》]]の[[除外]][[コスト]]になり、その後[[《次元融合》]]等で[[特殊召喚]]することも可能であるためである。~
展開手段である[[《簡易融合》]]の性質上、[[《モンスターゲート》]]や[[《名推理》]]を止める事がなく、[[《サイバー・ヴァリー》]]の[[ドロー]]も狙えたので、この中でも[[【ドグマブレード】]]とは比較的相性が良かった。~
もっとも、[[コスト]]止まりで単体で機能しないため、[[カード]]プールの増加と[[デッキ]]内容の研究が進むにつれ、これらの[[デッキ]]での採用率は下がっていった。~

-[[《炎の剣士》]]と同じく[[OCG]]化の際になぜか[[融合モンスター]]化した[[カード]]。~
能力値も似たり寄ったりで実用性は低く、[[融合素材]]もあちら以上に関連性の薄い組み合わせだった。~
原作の再現が困難になったことで登場当時は大きな非難を受けた。~
だが、後年になって[[《簡易融合》]]・[[《簡素融合》]]が登場した事で、他の[[融合モンスター]]同様活躍の機会を得ており、[[融合モンスター]]での[[OCG]]化が幸いした結果となった。~

-城之内が使用したからか、[[魔法剣士>《魔法剣士ネオ》]]・[[魔導戦士>《魔導戦士 ブレイカー》]]・[[超魔導剣士>《超魔導剣士−ブラック・パラディン》]]は[[魔法使い族]]なのに魔導騎士は[[戦士族]]。~
少なくとも、[[《魔法剣士ネオ》]]よりは[[魔法使い族]]に見えるのだが。~
しかし、[[後に登場した魔導騎士>《魔導騎士 ディフェンダー》]]や[[魔導戦士>《魔導戦士 フォルス》]]、[[魔導剣士>《魔導剣士 シャリオ》]]は多くが[[魔法使い族]]であり、[[戦士族]]の魔法戦士系統の[[モンスター]]はこの[[モンスター]]と[[《鋼鉄の魔導騎士−ギルティギア・フリード》]]と[[《魔道騎士ガイア》]]のみである。~

-「劇場版&TVアニメ 遊戯王スーパーコンプリートブック」ではこの[[カード]]のメイキングが紹介されている。~
「城之内vsキース戦で活躍したぞ!」という触れ込みだが、下記の通りあまり活躍できていない。~
また「魔法使い」として紹介されていたが、[[OCG]]では[[戦士族]]となった。~

-原作・アニメにおいて―~
「決闘者の王国編」における「城之内vsキース」戦で城之内が使用。~
「決闘者の王国編」における「城之内vsキース」戦で城之内が初使用。~
[[《振り子刃の拷問機械》]]を[[攻撃]]するも、魔法[[攻撃]]を[[無効]]にする能力を持っていた事から通用せず、返しの[[ターン]]に[[《TM−1ランチャースパイダー》]]に[[戦闘破壊]]されている。~
続く「バトルシティ編」の「城之内vsエスパー絽場」戦では、[[エキスパートルール]]を理解していない城之内が[[生け贄]]を用意せずに[[召喚]]しようとしたため、[[召喚]]に失敗し消滅してしまった。~
後の「城之内vs梶木」戦では間違って[[デッキ]]に入ったままの[[《寄生虫パラサイド》]]が[[フィールド]]に存在するにもかかわらず、何故か[[生け贄召喚]]には成功。~
しかし[[《激流葬》]]で即座に[[破壊]]されてしまった。~
なお、この時アニメ版ではこの[[カード]]ではなく[[《ガルーザス》]]が使用されている。~
[[攻撃]]名は「[[ソウル・スピア>《魔導騎士ギルティア−ソウル・スピア》]]」。~

--原作においては[[レベル]]6の[[通常モンスター]]だった。~
また、「城之内vsリシド」戦では、終盤でこの[[カード]]が[[手札]]にある事を確認できるが、[[レベル]]が4になっている。~

--アニメでは、「決闘者の王国編」のオリジナルデュエルとなる決勝戦「遊戯vs城之内」戦でも登場。~
[[後攻]]1[[ターン]]目に[[召喚]]されて[[《エルフの剣士》]]を[[戦闘破壊]]したが、返しの[[ターン]]に[[《暗黒騎士ガイア》]]に[[戦闘破壊]]された。~
他にも、第1話で[[《青眼の白龍》]]の交換条件として海馬が双六に提示したジュラルミンケースの中や、「乃亜編」の回想シーンで海馬がモクバに株の仕組みを計100枚の[[カード]]で説明する中に確認できる。~

--[[戦士族]]好きの城之内らしい[[カード]]だが、その姿や能力値とは裏腹にやられ役。~
能力的には、王国編で確認できる城之内の持っていた[[モンスター]]の中では2番目に[[攻撃力]]が高い。~

--アニメでは枠が[[通常モンスター]]になっていたが、[[テキスト]]は素材がそのまま書かれている。(なお、バトルシティ編における「城之内vs絽場」で登場した時は何故か[[テキスト]]枠がなかった。)~
海馬が提示した時には[[OCG]]仕様になっていた。~

--[[上級モンスター]]としては[[ステータス]]が低いが、[[エキスパートルール]]移行後も愛用されているのは[[戦士族]]では貴重な「魔法攻撃」が使える[[モンスター]]だからだろうか。~
原作では「[[《マシュマロン》]]は魔法攻撃でしか[[戦闘破壊]]できない」など、物理攻撃と魔法攻撃には大きな差異が存在している。~

---キャラクターズガイドブック『真理の福音』では、初出の「vsキース」戦での「この[[モンスター]]の「ソウル・スピア」は敵を一瞬でブッ倒す」という城之内の台詞を根拠に、この[[モンスター]]は敵[[モンスター]]を一瞬で葬る特殊能力を持っているらしいという旨の解説文が掲載されている。~
//単行本だと「ブッ殺す」。おそらく文庫版で改訂
城之内は「vs梶木」戦で[[手札]]のこの[[カード]]を見て「俺の切り札」と発言していたが、上記の解釈通りの[[効果]]を持っていたのであれば納得できる話ではある。~
後に登場した[[リメイク]][[カード]][[《魔導騎士ギルティア−ソウル・スピア》]]には、[[相手]][[モンスター]]を本当に[[ブッ倒す>除去]][[効果]]を持つことになった。~

--遊戯王Rの「城之内vs北森玲子」戦でも登場。~
[[《リトル・ウィンガード》]]を[[生け贄]]に[[召喚]]され、[[《パペット・ルーク》]]を[[戦闘破壊]]。~
更に[[《融合》]]で[[《鉄の騎士 ギア・フリード》]]と共に[[《鋼鉄の魔導騎士−ギルティギア・フリード》]]の[[融合素材]]となり、勝利に貢献した。~
[[トーナメントパック2008 Vol.1]]での唐突な再録は[[《簡易融合》]]の他にも、この辺りが要因だろうか。~

--アニメGXの「十代vsミスターT」(2戦目)で登場した[[装備魔法]]《フュージョン・ショット》の[[イラスト]]に登場している。~

-コナミのゲーム作品において―~
DMシリーズでは[[通常召喚]]可能な[[通常モンスター]]として登場し、オリジナルの[[テキスト>フレイバー・テキスト]]が存在する。~
「魂を貫くと言われる槍を持ち魔法攻撃を仕掛けてくる」というものだが、DM8のみ「魔法攻撃ソウル・スピアは敵を一瞬で倒すと言われている」となっている。~
どちらのテキストも「言われる」「言われている」と、なぜかその能力には確証が持たれていない。~
//--また真DM2では、[[モンスター]]の戦闘アニメーションで[[攻撃]]を受けると、「うわー」と連呼する[[モンスター]]。~
//他にも[[《ジャジメント・ザ・ハンド》]][[《マグネッツ1号》]]なども同じように連呼する。~
--フォルスバウンドキングダムでも登場し、[[レベル]]55で[[闇族>種族]]のみに[[ダメージ]]を与える「ホーリー・パニッシュメント」という超必殺技を覚える。~
しかし、CPUのこの[[モンスター]]の使い方に問題があり、CPUが[[闇族>種族]]を使用していて、[[プレイヤー]]が[[闇族>種族]]を使用していなくても「ホーリー・パニッシュメント」を使用してくる。~

**関連カード [#card]
-[[《魔導騎士ギルティア−ソウル・スピア》]]

-[[《魔導騎士 ディフェンダー》]]

―[[融合素材]]
-[[《冥界の番人》]]
-[[《王座の守護者》]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[Vol.6]]
-[[鋼鉄の襲撃者−METAL RAIDERS−]] ME-34
-[[トーナメントパック2008 Vol.1]] TP05-JP008
----
&tag(《魔導騎士ギルティア》,モンスター,融合モンスター,星5/光属性/戦士族/攻1850/守1500,);