*《&ruby(テンサウザンド・ドラゴン){万物創世龍};/Ten Thousand Dragon》 [#top]
 特殊召喚・効果モンスター
 星10/闇属性/ドラゴン族/攻   ?/守   ?
 このカードは通常召喚できない。
 攻撃力の合計と守備力の合計が、合わせて10000以上になるように
 自分フィールドのモンスターをリリースした場合のみ特殊召喚できる。
 (1):この方法で特殊召喚したこのカードの攻撃力・守備力は10000になる。

 [[IGNITION ASSAULT]]で登場した[[闇属性]]・[[ドラゴン族]]の[[特殊召喚モンスター]]。~
 [[攻撃力]]・[[守備力]]の合計が10000以上になるように[[リリース]]して[[特殊召喚]]する[[召喚条件]]、その方法で[[特殊召喚]]した場合に[[攻撃力]]・[[守備力]]が10000になる[[永続効果]]を持つ。~

 [[特殊召喚]]するだけなら[[《青天の霹靂》]]等でも可能だが、正規手順での[[特殊召喚]]でなければ(1)の[[効果]]は適用されない。~
 よって、[[ステータス]]の高い[[モンスター]]をまず[[フィールド]]に用意しつつ、この[[カード]]を[[手札]]に揃える必要がある。~
 ダメージソースになりにくい[[守備力]]も含めて計算できるので、[[守備力]]の高い、または[[攻撃力]]と[[守備力]]の両方が上昇する[[カード]]を利用すれば[[特殊召喚]]難易度を下げられる。~

 まず[[サーチ]]手段だが、[[ステータス]]こそ?であるものの、[[種族]]・[[属性]]に恵まれており[[サーチ]]手段は多い。~
 [[《妖醒龍ラルバウール》]]・[[《輝光竜セイファート》]]等に対応する。~
//[[《エクリプス・ワイバーン》]]・

 [[特殊召喚]]には、[[ステータス]]の合計が10000以上となるよう[[モンスター]]を[[リリース]]する必要がある。~
 単体で攻守の合計が10000超の[[《F・G・D》]]等を使えば[[リリース]]1体で出せない事もないが、基本的には攻守の高い[[モンスター]]2体か、そこそこの攻守の[[モンスター]]3体以上を[[リリース]]して出す事になるだろう。~
 [[守備表示]]で[[特殊召喚]]された、[[攻撃]]制限が掛かっている、あるいは[[戦闘ダメージ]]を与えられない[[デメリット]]がある[[モンスター]]等を[[リリース]]して使えば効率的である。~
 また、[[攻撃力]]・[[守備力]]は現在のものを参照しているため、[[自己強化]]できる[[モンスター]]なら1体で条件を満たせるものもある。~

 以下、運用や[[リリース]]に適した[[デッキ]]・[[モンスター]]の例。
//-[[【守護竜】]]:[[基本の動き>【守護竜】#strategy]]に[[《妖醒龍ラルバウール》]]を挟む事で簡単に出せる。~
//エルピィが禁止カードとなり、強みが薄れた
-[[【青眼の白龍】]]:[[《青眼の白龍》]]・[[《青眼の亜白龍》]]・[[《蒼眼の銀龍》]]など、攻守合計5500の出しやすい[[モンスター]]を多数擁する。~
-[[【堕天使】]]:[[《堕天使の戒壇》]]で[[《堕天使スペルビア》]]を[[蘇生]]し、あちらで[[堕天使]][[最上級モンスター]]を[[特殊召喚]]すれば状況が整う。~
-[[【Sin】]]:[[Sin]][[モンスター]]は全体的に[[ステータス]]が高く、特に[[《Sin トゥルース・ドラゴン》]]なら1体で[[リリース]]を確保できる。~
後述する[[《神縛りの塚》]]と相性も良く、[[闇属性]]統一で[[ドラゴン族]]が多い[[カテゴリ]]なので[[種族]]・[[属性]]サポートの共有もしやすい。~
-[[【ブンボーグ】]]:[[攻撃力]]・[[守備力]]の[[強化]]に特化した[[デッキ]]であり、[[《ブンボーグ003》]]と[[《機械複製術》]]の2枚でこの[[カード]]2体分の[[リリース]]を確保することもできる。~
//003>002>ベースサーチ>002複製>ベース発動>003自身強化(5000/5000)で1体目の分、0023体の合計も12000あるため2体目も可能。なおそのまま殴った方が早い
-[[【コアキメイル】]]:[[《コアキメイル・ウルナイト》]]で[[《コアキメイル・パワーハンド》]]を[[リクルート]]し、[[《オーバー・コアリミット》]]の後半の[[効果]]を使用することで条件が満たせる。~
-[[《始原竜プライマル・ドラゴン》]]:[[墓地]]から[[攻撃力]]3000の[[モンスター]]を[[除外]]することで1体のみで[[リリース]]を確保でき、[[2回攻撃]]も可能になる。~
-[[《幻想召喚師》]]:[[《青眼の究極竜》]]を[[特殊召喚]]すれば2体の[[攻撃力]]・[[守備力]]合計が10000になる。~
-[[《白闘気双頭神龍》]]:自身+[[神龍トークン]]で実質1枚で出せる。~
-[[《トレジャー・パンダー》]]:自身の[[効果]]で[[《弾圧される民》]]3体を[[リクルート]]すれば[[墓地]]の[[魔法カード]]3枚の消費で条件を満たせる。~
-[[攻撃力]]と[[守備力]]を[[強化]]する[[カード]]:攻守の合計を上げやすい。~
[[《紅蓮魔獣 ダ・イーザ》]]なら13枚[[除外]]された[[カード]]があればステータスはどちらも5200になり、合計10000を超える。~
[[《団結の力》]]も相性がよく、例えば[[《レスキューラビット》]]から[[《聖騎士アルトリウス》]]2体を[[リクルート]]してその片方に[[装備]]すれば攻守合計は10400となる。~
-[[《ファントム・オブ・カオス》]]:[[攻撃力]]や[[モンスター効果]]を[[コピー]]できるが、[[戦闘ダメージ]]が与えられない[[デメリット]]を持つ。~
[[《混沌幻魔アーミタイル》]]などを[[コピー]]すれば1体[[リリース]]でこの[[カード]]を出せる。~
//-[[《闇黒世界−シャドウ・ディストピア−》]]:[[相手]][[フィールド]]に[[ステータス]]が高い[[モンスター]]が出ていれば[[相手]][[モンスター]]を[[リリース]]できるため[[特殊召喚]]が容易になる。~
//効果の発動のためのコストじゃないので無理。こいつのリリースはあくまで手順、発動しない処理。
-[[《パイル・アームド・ドラゴン》]]:[[《パイル・アームド・ドラゴン》]]+[[風属性]]または[[レベル]]7以上の[[ドラゴン族]][[モンスター]]+[[《ドラグニティアームズ−グラム》]]の[[手札]]3枚と、[[デッキ>メインデッキ]]内の[[《アームド・ドラゴン・サンダー LV5》]]([[手札]]でも可)と[[《嵐征竜−テンペスト》]]で、[[召喚条件]]を満たしつつ[[サーチ]]することができる。手順は[[【アームド・ドラゴン】>【アームド・ドラゴン】#monster]]を参照。~
-その他:[[《ナイトメア・デーモンズ》]]+[[《洗脳解除》]]または[[《原始生命態ニビル》]]+[[《洗脳解除》]]、[[《No.42 スターシップ・ギャラクシー・トマホーク》]]

 [[特殊召喚]]すれば10000と破格の[[攻撃力]]を得られ、合計[[攻撃力]]はおおよそ[[リリース]]した[[モンスター]]の合計[[守備力]]分上昇することになる。~
 [[直接攻撃]]するか、[[攻撃力]]2000以下の[[攻撃表示]][[モンスター]]を[[攻撃]]すれば一撃で勝負を決められる。~
 ただし[[耐性]]は一切ないため、一度出したらその[[ターン]]中に勝負を決めてしまいたい。~
 万全を期すならば、[[耐性]]を付与しつつ[[バーン]][[効果]]で[[1ターンキル]]ラインを広げられる[[《神縛りの塚》]]も併用しておくといいだろう。~
 直接[[戦闘]]で大きな[[戦闘ダメージ]]を狙えるのはもちろんだが、[[《カタパルト・タートル》]]で[[射出]]しても5000[[ダメージ]]になる。~

-[[セット]]状態の[[モンスター]]を[[リリース]]する場合、[[元々の攻撃力(守備力)]]を参照する。~
[[リリース]]なしで[[セット]]した[[《可変機獣 ガンナードラゴン》]]の場合、[[攻撃力]]・[[守備力]]の合計4800で計算する。(21/01/06)~

-単体で[[元々の攻撃力(守備力)]]の合計が10000となる[[モンスター]]は[[下記>#list]]の5体。~
いずれも[[攻撃力]]・[[守備力]]5000であり、これを上回る元々の攻守を持つ[[モンスター]]は存在しない。~

-公式[[デュエル]]で使用できる[[カード]]としては、[[《混沌幻魔アーミタイル》]]以来2体目となる[[攻撃力]]が10000になる[[モンスター]]であり、[[OCG]]では初の[[守備力]]が10000になる[[モンスター]]でもある。~

-遊戯王[[OCG]]1万枚目の[[カード]]としてデザインされた[[カード]]であり、[[カード名]]や[[モンスター効果]]も「1万」を強く意識したものとなっている。~
更に[[パスワード]]も「00010000」であり、明らかな意図を持って[[パスワード]]の数値が設定された唯一の[[カード]]となっている。~
//2021/02の議決により、このカードに関してはパスワードに関しての記載を許可
また、[[&ruby(テンサウザンド){10000};シークレットレア>Secret#SE10000]]という特別な[[レアリティ]]が設定されている。~

--他[[カード]]における[[20th シークレットレア>Secret#SE20th]]に相当する[[レアリティ]]でのみの収録という、極めて封入率が非常に低い[[カード]]である。~
記念登場という事情もあってか再録もされず絶版となったため、希少価値が高く、流通開始直後から高値で取引されており、その後も価格が上昇している。~
後に同様の希少性の記念[[カード]]として[[《結束と絆の魔導師》]]が登場したが、あちらは仕様違いで複数のパックに継続収録され続ける救済措置が取られている。~

--[[TCG]]版の[[Battles of Legend:Armageddon]]では、通しナンバーが「BLAR-EN''10K''」となっており、10000を意識したものとなっている。~

-[[イラスト]]では随所に「万年筆」の先端を模した意匠が施されたドラゴンが線で描かれた宇宙を吐き出している。~
Vジャンプ2019年12月号の定期購読特典ペーパーによると、この線は「超ひも理論(物理学の仮説理論の1つ)」を表しているとのこと。~
また背景には、[[OCG]][[カード]]の裏面の渦巻きロゴを添えている。~

--筆記具の中でも「『万』年筆」であるのは上記同様1万を意識したデザインと思われる。~

--定期購読特典ペーパーにカードデザイナーのこのカードの独占インタビューが記載されており、「原作の漫画に登場するようなイメージの意匠と、[[《混沌帝龍 −終焉の使者−》]]と対になる、終焉を相対した開闢をイメージにしたデザイン」だという。~
[[《混沌帝龍 −終焉の使者−》]]とは、向いている構図が対となっており、首のパーツや翼の広がり、角や腕のパーツなどに類似点が見られる。~

//-原作・アニメにおいて―~

-コナミのゲーム作品において―~
「マスターデュエル」ではNintendo Switch、PS4、PS5、Steamでのメインビジュアルに抜擢されている。~
マスターデュエルではそれまでのゲーム作品に比べアニメ要素が薄く、かつ''サービス当初の時点で10000種以上の[[カード]]を実装''と強くアピールしていたため、相応しい抜擢と言える。~

**関連カード [#card]

-[[《創世竜》]]
-[[《始原竜プライマル・ドラゴン》]]
-[[《混沌帝龍 −終焉の使者−》]]

***元々の[[ステータス]]の合計が10000以上となる[[モンスター]] [#list]
-[[《Sin トゥルース・ドラゴン》]]
-[[《絶望神アンチホープ》]]
-[[《冥骸合竜−メメントラル・テクトリカ》]]
-[[特殊召喚モンスター]]
--[[《Sin トゥルース・ドラゴン》]]
--[[《絶望神アンチホープ》]]
--[[《冥骸合竜−メメントラル・テクトリカ》]]
-[[儀式モンスター]]
--[[《竜儀巧−メテオニス=DAD》]]
-[[融合モンスター]]
--[[《F・G・D》]]
--[[《究極竜騎士》]]

-[[《竜儀巧−メテオニス=DAD》]]

-[[《F・G・D》]]
-[[《究極竜騎士》]]

//―《万物創世龍》の姿が見られる[[カード]]
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[IGNITION ASSAULT]] IGAS-JP000 &size(10){[[Ten Thousand Secret>Secret#SE10000]]};

//**FAQ [#faq]
//***(1)の効果について [#faq1]
//Q:~
//A:

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」のいずれかを(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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