*《-/Nibiru, the Primal Being》 [#top]
 Effect
 LV11/LIGHT/Rock/ATK3000/DEF 600
 During the Main Phase, if your opponent Normal or Special Summoned 5 or more mosnters this turn (Quick Effect):
 You can Tribute as many face-up monsters on the field as possible,
 and if you do, Special Summon this card from your hand,
 then Special Summon 1 "Primal Being Token" (Rock/LIGHT/Level 11/ATK ?/DEF ?) to your opponent's field.
 (This Token's ATK/DEF become the combined original ATK/DEF of the Tributed monsters.)
 You can only use this effect of "Nibiru, the Primal Being" once per turn.
// https://twitter.com/YuGiOh_TCG/status/1160231000208580608

 日本語訳
 効果モンスター
 星11/光属性/岩石族/攻3000/守 600
 このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
 (1):相手が5体以上のモンスターの召喚・特殊召喚に成功したターンの自分・相手のメインフェイズに発動できる。
 フィールドの表側表示モンスターを可能な限りリリースし、このカードを手札から特殊召喚する。
 その後、相手フィールドに「Primal Being Token」(岩石族・光・星11・攻?/守?)1体を特殊召喚する。
 このトークンの攻撃力・守備力は、この効果でリリースしたモンスターの元々の攻撃力・守備力をそれぞれ合計した数値になる。

 [[TCG]]の[[2019 Gold Sarcophagus Tin>Tin#CT16]]で登場する[[光属性]]・[[岩石族]]の[[最上級モンスター]]。~
 [[表側表示]]の[[モンスター]]を可能な限り[[リリース]]して[[手札]]から[[特殊召喚]]し、[[リリース]]した[[モンスター]]の[[元々のステータス>元々の攻撃力(守備力)]]を合計した[[ステータス]]を持つ[[Primal Being Token]]を[[相手]][[フィールド]]に[[特殊召喚]]する[[効果]]を持つ。~

 [[相手]]が5体以上の[[モンスター]]を[[召喚]]・[[特殊召喚]]した[[ターン]]という[[発動条件]]があるが、現在の[[環境]]主流[[デッキ]]では展開に際して多数の[[特殊召喚]]を行うのが普通であり、[[相手]][[ターン]]なら満たすのは難しくない。~
 [[相手]]がこの[[カード]]を警戒して[[召喚]]・[[特殊召喚]]の回数を4体以内に抑えたとしても、そうするとそもそも動きが止まってしまう[[デッキ]]も多く、そうなった時点で役目は果たせている。~
 一部の[[地雷]][[デッキ]]や非主流[[デッキ]]を[[相手]]にすると[[腐って>腐る]]しまうものの、そういった[[デッキ]]は速度が遅く1枚[[腐って>腐る]]も大きな[[ディスアドバンテージ]]にならないか、少量の[[メタ]][[カード]]があれば対処できる場合が多い。~

 この[[カード]]の役割としては、[[相手]][[フィールド]]の[[モンスター]]を[[リリース]]して[[除去]]するという[[壊獣]]に近いものだろう。~
 [[壊獣]]と比較すると、この[[カード]]は[[相手]][[メインフェイズ]]に[[表側表示]]の[[モンスター]]を可能な限り[[除去]]できるので、[[相手]]が盤面を作る前に[[除去]]して展開を止めやすい。~
 反面、この[[カード]]の[[特殊召喚]]は[[効果の発動]]を伴い[[効果]]で[[リリース]]するため、[[壊獣]]より[[除去]][[カード]]としての確実性は低い。~
 例えば、[[《外神アザトート》]]が[[エクシーズ召喚]]された[[ターン]]には[[特殊召喚]][[効果]]は[[発動]]自体できず、[[効果の発動]]を[[無効]]にされた場合[[リリース]]することもできない。~

 また、可能な限りの[[表側表示]][[モンスター]]を全て[[リリース]]してしまう点は扱いに工夫が必要となる。~
 [[自分]][[フィールド]]の[[モンスター]]も[[リリース]]してしまうため、こちらもある程度展開している場面では扱いが難しい。~
 [[自分]]の盤面を覆されるほどの展開でリセットに使うということも考えられるが、そこまでの状況では上述のように[[発動]]を封じられる布陣の可能性も高い。~
 [[墓地]]で[[発動]]する[[効果]]等で迂闊に[[リリース]]したくない[[モンスター]]についても、任意で残すようなことはできない。~
 そうした[[墓地]][[効果]]や、この[[カード]]使用後のさらなる[[特殊召喚]]で、この[[カード]]が[[除去]]される可能性は考慮する必要がある。~

 この[[カード]]の[[特殊召喚]]後、[[相手]][[フィールド]]に[[トークン]]が[[特殊召喚]]される。~
 [[リリース]]した[[モンスター]]の[[ステータス]]を全て合計し、状況によっては非常に高い[[攻撃力]]を得るので、[[守備表示]]で[[特殊召喚]]し返しの[[ターン]]で処理する、[[攻撃]]させない運用が基本となる。~
 [[リリース]]の多くが[[守備力]]を持たない[[リンクモンスター]]ならば、[[守備力]]は低く返しの[[ターン]]に[[戦闘破壊]]で処理しやすい。~
 [[相手]][[フィールド]]に[[光属性]][[モンスター]]を[[特殊召喚]]するので、[[《シャイニング・アブソーブ》]]で[[攻撃力]]を利用することもできる。~
 あえて[[攻撃]]させることで[[《魔法の筒》]]で[[1ターンキル]]を狙う手もあるが、非常に読まれやすい上に[[伏せカード]]の[[除去]]などで妨害されやすいので、実用的ではないだろう。~

-[[儀式魔法]]と同様、[[発動]]時には[[発動]]の宣言のみで何もせず、[[効果処理時]]に[[リリース]]を行う[[カード]]に分類される。~
また、[[リリース]]が[[コスト]]ではなく[[効果]]であるため、[[効果を受けない]][[耐性]]のある[[モンスター]]は[[リリース]]されない。~

-[[Primal Being Token]]の理論上の最高[[攻撃力]]は、[[攻撃力]]5000の[[モンスター]]を12体[[リリース]]した場合の60000。~

-ニビル(Nibiru)とは、太陽系に存在するとされた仮説上の惑星のことである。~
天体の軌道の観測上の誤差を、[[冥王星>《The suppression PLUTO》]]の外側に存在する惑星Xの影響であると仮定したのが始まり。~
惑星Xをニビルと呼称したのは作家のゼカリア・シッチンで、彼によるシュメール文明の石版の独自解釈において、石版に描かれた11の惑星のうち1つが「ニビル」と呼ばれていたのが由来。~
ゼカリアによると、「ニビル」は古代シュメール語で「交差する」を意味するとされている。~
[[レベル]]が11なのは石版に描かれた惑星の数を表しているのだろう。~
--ニビルは地球の4〜5倍の大きさを持つ大質量の惑星であり、地球に近づくと人類を滅亡させると言われている。~
[[モンスター]]をすべて[[リリース]]して[[特殊召喚]]する[[効果]]は、これに由来するものだろう。~
なお、このような[[効果]]や[[イラスト]]から誤解しがちだが「隕石」ではない。~
--「Primal Being」は、英語から日本語にすると「最初の存在」「根本の存在」などと訳せる。
//-原作・アニメにおいて―~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#card]
-[[日本未発売カード]]

-[[Primal Being Token]]

-[[《真魔獣 ガーゼット》]]

//―《Nibiru, The Primal Being》の姿が見られる[[カード]]
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[2019 Gold Sarcophagus Tin>Tin#CT16]] TN19-EN013 &size(10){[[Secret]]};

//**FAQ [#faq]
//***(1)の効果について [#faq1]
//Q:~
//A:

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//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」のいずれかを(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
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