*【デブリダンディ】 [#top]
//議論により作成決定→http://yowiki.yugioh-portal.net/bbs/read.cgi?no=1409
#contents

**[[デッキ]]の概要 [#abstract]
 [[《ダンディライオン》]]・[[《デブリ・ドラゴン》]]を軸とした[[【シンクロ召喚】]]。~
 [[墓地へ送る]]事で[[綿毛トークン]]を生成する[[《ダンディライオン》]]を[[《デブリ・ドラゴン》]]の[[効果]]で使いまわす。~
 [[シンクロ召喚]]軸の[[デッキ]]でありながら[[アドバンス召喚]]のギミックも組み込みやすい。~
 多彩な[[シンクロ召喚]]のパターンを持つため、これらを十分に把握しておき、状況に応じて使い分ける技術が求められる[[デッキ]]でもある。~

-現在は中核を担う[[カード]]の[[《ダンディライオン》]]が[[禁止カード]]となっており、構築は不可能である。~

 《ダンディライオン/Dandylion》
 効果モンスター(禁止カード)
 星3/地属性/植物族/攻 300/守 300
 (1):このカードが墓地へ送られた場合に発動する。
 自分フィールドに「綿毛トークン」
 (植物族・風・星1・攻/守0)2体を守備表示で特殊召喚する。
 このトークンは特殊召喚されたターン、アドバンス召喚のためにはリリースできない。

 《デブリ・ドラゴン/Debris Dragon》 
 チューナー・効果モンスター
 星4/風属性/ドラゴン族/攻1000/守2000
 このカードをS素材とする場合、
 ドラゴン族モンスターのS召喚にしか使用できず、
 他のS素材モンスターは全てレベル4以外のモンスターでなければならない。
 (1):このカードが召喚に成功した時、
 自分の墓地の攻撃力500以下のモンスター1体を対象として発動できる。
 そのモンスターを攻撃表示で特殊召喚する。
 この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。

**[[デッキ]]構築に際して [#introduction]
***[[メインデッキ]]の[[モンスター]]について [#monster]
 [[《ダンディライオン》]]の[[効果]]を補佐できるものの他、[[属性]]・[[種族]]面で[[シナジー]]のあるものを採用する。~
 そのため、[[【地属性】]]や[[【植物族】]]も参考にしてもらいたい。~

-[[下級モンスター]]
--[[《ダンディライオン》]]~
[[デッキ]]の[[キーカード]]。~
[[手札]]・[[フィールド]]・[[デッキ]]と場所を問わず、いかなる手段で[[墓地へ送られた]]場合でも、2体の[[綿毛トークン]]を生成できる。~
これに注目し、[[《おろかな埋葬》]]や[[《ワン・フォー・ワン》]]で[[墓地へ送り>墓地へ送る]]、[[《デブリ・ドラゴン》]]や[[《リミット・リバース》]]で[[蘇生]]する。~
こうして何度も[[綿毛トークン]]を生成し、それらを様々な[[コンボ]]・[[シンクロ素材]]に利用するのである。~
この[[デッキ]]では、この[[カード]]をいかに[[特殊召喚]]するか、いかに[[墓地へ送る]]かが重要になる。~

--[[《ローンファイア・ブロッサム》]]~
自身を[[リリース]]して[[《ダンディライオン》]]・[[《グローアップ・バルブ》]]・[[《スポーア》]]を[[リクルート]]できる。~
余裕があれば、[[《ダンディライオン》]]を[[リリース]]し、[[綿毛トークン]]生成を狙っても良い。~
あるいは[[《椿姫ティタニアル》]]等の[[上級モンスター]]を[[リクルート]]し、攻めの起点とするのも手である。~

--[[《カードガンナー》]]~
[[墓地を肥やし>墓地を肥やす]]つつ、打点を補える[[アタッカー]]。~
[[カード]]を[[墓地へ送る]]のは[[コスト]]であるため、[[《デブリ・ドラゴン》]]により[[蘇生]]し[[効果]]が[[無効]]になっている時も、[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]のみはできる。~

--[[《ライトロード・ハンター ライコウ》]]~
万能[[除去]][[効果]]と[[墓地を肥やす]][[効果]]を持つ。~
[[除去]]手段に乏しい[[デッキ]]なので、その[[効果]]は助けになるだろう。~
主な役目は[[《ライオウ》]]等厄介な[[モンスター]]と[[伏せカード]]を[[破壊]]することである。~

--[[《マスマティシャン》]]~
[[召喚に成功した]]時、[[レベル]]4以下の[[モンスター]]を[[デッキ]]から[[墓地へ送る]][[効果]]を持つ。~
[[《カードガンナー》]]等と違いピンポイントで[[《ダンディライオン》]]を落とすことができるが、この[[カード]]自身は[[《デブリ・ドラゴン》]]の[[蘇生]][[効果]]に対応しない点に注意。

-[[チューナー]]~
--[[《デブリ・ドラゴン》]]~
[[効果]]を[[無効]]にして低[[攻撃力]][[モンスター]]を[[蘇生]]する。~
[[墓地]]で[[効果]]を[[発動]]する[[《ダンディライオン》]]は影響を受けないので、これを[[蘇生]]して[[シンクロ召喚]]すれば、[[レベル]]7[[シンクロモンスター]]と[[綿毛トークン]]を同時に並べられる。~
また既に[[綿毛トークン]]が存在している場合ならば、[[レベル]]8以上の[[シンクロモンスター]]の[[シンクロ召喚]]も狙える。~
この時は[[《ダンディライオン》]]に拘らず、他の[[モンスター]]を[[蘇生]]し、より選択肢を広げても良い。~

//--[[《スポーア》]]~
--[[《グローアップ・バルブ》]]・[[《スポーア》]]~
容易に[[蘇生]]できる[[レベル]]1[[チューナー]]。~
[[植物族]]なので、[[《ダンディライオン》]]や[[《ローンファイア・ブロッサム》]]とも相性が良い。~
[[《デブリ・ドラゴン》]]は比較的[[レベル]]が高く[[シンクロ召喚]]にも制限があるので、こちらを採用する事で[[シンクロ召喚]]に幅を出せる。~
//[[モンスター効果の発動]]に回数制限がある事から、採用する枚数には注意をしたい。

-[[上級モンスター]]~
--[[《邪帝ガイウス》]]~
[[上級モンスター]]の定番[[カード]]。~
[[除去]]はもちろん、[[《ダーク・アームド・ドラゴン》]]の布石としても有効。~
高[[レベル]]の[[シンクロ素材]]にもなるだろう。~

--[[《冥府の使者ゴーズ》]]・[[《トラゴエディア》]]~
[[コンボ]]が上手く回らず、[[フィールド]]が空いてしまう事も多々ある。~
そうした時に後手に回らず、逆に反撃もできるこれらの[[カード]]は有用である。~

--[[《椿姫ティタニアル》]]~
[[植物族]]の[[最上級モンスター]]。~
[[《ローンファイア・ブロッサム》]]からの[[リクルート]]が主な[[召喚]]手段となる。~
[[《デブリ・ドラゴン》]]や[[《リビングデッドの呼び声》]]で[[蘇生]]してくる[[《ダンディライオン》]]と[[綿毛トークン]]を使い、その[[効果]]を存分に使える。~

--[[《カオス・ソーサラー》]]・[[《ダーク・アームド・ドラゴン》]]~
[[墓地]]の状態を参照して[[特殊召喚]]される[[特殊召喚モンスター]]。~
いずれも即座に[[ボード・アドバンテージ]]を稼げる優秀な[[モンスター]]である。~
[[《ダーク・アームド・ドラゴン》]]はこの[[デッキ]]では一見[[特殊召喚]]が狙いにくいように見える。~
しかし[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]や[[蘇生]]、[[シンクロ召喚]]のギミックが多く含まれるため、[[メインデッキ]]の[[闇属性]][[モンスター]]が5枚程度でも比較的簡単に[[特殊召喚]]を狙うことができる。~

***[[エクストラデッキ]]の[[モンスター]]について [#extradeck]

-[[シンクロモンスター]]~
--[[《フォーミュラ・シンクロン》]]~
[[レベル]]2の[[シンクロチューナー]]で、[[シンクロ召喚に成功した]]時[[ドロー]]ができる。~
[[《スポーア》]]と[[綿毛トークン]]1体で[[シンクロ召喚]]できる。~
[[効果]]を[[使用]]した後は、再度の[[シンクロ召喚]]や[[アドバンス召喚]]に使ってしまおう。~

--[[《TG ハイパー・ライブラリアン》]]~
[[レベル]]5の[[シンクロモンスター]]で、[[シンクロ召喚]]に反応して[[ハンド・アドバンテージ]]を得られる。~
[[シンクロ召喚]]を多用するこの[[デッキ]]では[[効果]]が[[シナジー]]し、[[手札]]も溜めやすいだろう。~
[[《スポーア》]]と[[《キラー・トマト》]]等の[[レベル]]4[[モンスター]]での[[シンクロ召喚]]はもちろん、[[綿毛トークン]]や[[《フォーミュラ・シンクロン》]]を絡めて様々な[[レベル]]調整も考えられる。~

--[[《転生竜サンサーラ》]]~
[[シンクロ素材]][[縛り]]が無い[[レベル]]5[[ドラゴン族]][[シンクロモンスター]]。~
際立った戦力とは言い難いが展開の幅を広げられ、[[ランク]]5の[[エクシーズ召喚]]も織り込みやすくなる。

--[[レベル]]7[[シンクロモンスター]]~
[[《デブリ・ドラゴン》]]と[[《ダンディライオン》]]・[[《カードガンナー》]]の組み合わせで[[シンクロ召喚]]できる。~
また[[《スポーア》]]と[[《カオス・ソーサラー》]]の組み合わせも考えられる。~
[[《ブラック・ローズ・ドラゴン》]][[《月華竜 ブラック・ローズ》]][[《ダーク・ダイブ・ボンバー》]]など役割の異なった[[シンクロモンスター]]で層の厚みを取り戻しており、十分に主軸となり得る[[レベル]]帯である。~
[[《ダンディライオン》]]を始めとした[[植物族]][[モンスター]]の存在から、[[《ブラック・ローズ・ドラゴン》]]の後半の[[表示形式]]変更[[効果]]も使用可能。~

--[[レベル]]8[[シンクロモンスター]]~
[[《デブリ・ドラゴン》]]と[[《ダンディライオン》]]か[[《カードガンナー》]]、そして[[綿毛トークン]]も絡めて[[シンクロ召喚]]する。~
[[《スターダスト・ドラゴン》]]、[[《閃こう竜 スターダスト》]]、[[《スクラップ・ドラゴン》]]等、[[汎用性]]の高いものが揃うラインである。~

--[[レベル]]9[[シンクロモンスター]]~
他の[[デッキ]]では[[重い]]このラインも、[[トークン]]から繋げて無理なく[[シンクロ召喚]]できる。~
筆頭はやはり[[《氷結界の龍 トリシューラ》]]であろう。~

***[[魔法・罠カード]]について [#spell_trap]
 こちらもやはり、[[《ダンディライオン》]]の[[サポート>サポートカード]]が中心となる。~
 [[罠カード]]は必要となるものが少ないので、[[汎用性]]の高いものを中心に選びたい。~

-[[《おろかな埋葬》]]~
[[汎用性]]の高い[[墓地肥やし>墓地を肥やす]][[カード]]。~
[[墓地へ送る]]事で[[効果]]を[[発動]]する[[モンスター]]や、[[墓地]]に存在する事に意義のある[[モンスター]]を、より効率よく活用できる。~
他にも[[《カオス・ソーサラー》]]や[[《ダーク・アームド・ドラゴン》]]の[[特殊召喚]]、[[《デブリ・ドラゴン》]]や[[《リビングデッドの呼び声》]]での[[蘇生]]への布石としても使える。~

-[[《ワン・フォー・ワン》]]~
[[モンスターカード]]を[[墓地へ送り>墓地へ送る]]つつ、[[レベル]]1[[チューナー]]を[[特殊召喚]]できる。~
[[《ダンディライオン》]]を[[墓地へ送れば>墓地へ送る]][[綿毛トークン]]が[[特殊召喚]]され、[[《フォーミュラ・シンクロン》]]等の[[シンクロ召喚]]へと繋げられる。~
[[《おろかな埋葬》]]同様、他の[[モンスター]]の[[効果]]を補助する手段としても有用である。~

-[[《貪欲な壺》]]~
[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]を利用でき、また[[手札]]消費が激しいのを克服できる。~
ただし[[墓地アドバンテージ]]が重要な[[デッキ]]でもあるので、考えなしに[[発動]]するのは控えたい。~

-[[《リビングデッドの呼び声》]]・[[《戦線復帰》]]・[[《リミット・リバース》]]~
[[モンスター]]を[[蘇生]]する[[罠カード]]。~
[[シンクロ召喚]]や戦線維持に強力な[[サポート>サポートカード]]となる。~
特に[[《ローンファイア・ブロッサム》]]との相性は良好である。~
基本的には、高[[レベル]][[シンクロモンスター]]の[[蘇生]]にも困らない前者2つの優先度が高い。~
一方で、[[《カードガンナー》]]や[[《ダンディライオン》]]との相性は[[《リミット・リバース》]]の方が良く、[[除去]]に対して[[チェーン]]した[[蘇生]]で[[アドバンテージ]]を得ることも可能である。~

//**戦術 [#strategy]

//**[[デッキ]]の種類 [#decktype]
//***《カード名》軸 [#decktype1]
//特定のカードを軸とする場合。

**[[デッキ]]の派生 [#variation]
***【クイックダンディ】 [#uedeca5e]
***【クイックダンディ】 [#Quickdraw]
 この[[デッキ]]の基礎となった[[デッキ]]タイプ。~
 [[《クイック・シンクロン》]]と[[《ドリル・ウォリアー》]]で[[《ダンディライオン》]]を使いまわす。~
 [[《ドリル・ウォリアー》]]を軸とする事から、【クイックダンディウォリアー】と呼ばれる事もある。~

 [[《クイック・シンクロン》]]を[[《ダンディライオン》]]の[[手札コスト]]で[[特殊召喚]]し、それで生まれた[[綿毛トークン]]と[[シンクロ召喚]]、[[《ドリル・ウォリアー》]]を出すのが流れである。~
 [[《ドリル・ウォリアー》]]を[[召喚]]した後は、[[《ダンディライオン》]]の[[サルベージ]]と[[墓地送り>墓地へ送る]]を繰り返し、更なる[[コンボ]]に繋げる。~
 [[《シンクロン・エクスプローラー》]]や[[《調律》]]の存在から[[回転]]力はひけを取らない。~

 また以下のような流れを作る事も可能。
+[[《クイック・シンクロン》]]を、[[《ダンディライオン》]]を[[墓地へ送る]]事で[[特殊召喚]]する。~
この時、[[綿毛トークン]]2体が[[特殊召喚]]される。~
+[[《デブリ・ドラゴン》]]を[[通常召喚]]し、[[《ダンディライオン》]]を[[蘇生]]する。~
+[[《デブリ・ドラゴン》]]と[[《ダンディライオン》]]、[[綿毛トークン]]を[[シンクロ素材]]に、[[《スターダスト・ドラゴン》]]、[[《スクラップ・ドラゴン》]]、[[《氷結界の龍 トリシューラ》]]などを[[シンクロ召喚]]する。~
この時、再度[[綿毛トークン]]2体が[[特殊召喚]]される。~
+[[《クイック・シンクロン》]]と[[綿毛トークン]]で[[《ドリル・ウォリアー》]]を[[シンクロ召喚]]する。~

 [[シンクロモンスター]]の幅が狭く、[[手札]]消費も荒いというのが欠点だったが、[[《クイック・シンクロン》]]から出せる[[シンクロモンスター]]の増加が追い風となり、[[《デブリ・ドラゴン》]]の[[制限強化]]時代には純粋な【デブリダンディ】よりこちらの[[デッキ]]タイプにする[[メリット]]も大きかった。~

-この[[デッキ]]は登場当初[[カード]]プールの違いから日本と海外で構築が異なっており、海外では[[《ドリル・ウォリアー》]]と相性の良い[[《レベル・スティーラー》]]を[[リリース]]して[[《邪帝ガイウス》]]を[[アドバンス召喚]]する構築が見られた。~

***[[【デブリジャンクドッペル】>【ジャンクドッペル】#DEBRI]] [#v2549ad8]
***[[【デブリジャンクドッペル】>【ジャンクドッペル】]] [#Debris]
 [[《ダンディライオン》]]や[[《デブリ・ドラゴン》]]のギミックを入れつつそれだけに頼らない構築が可能。~
 [[《クイック・シンクロン》]]を採用し、上記の【クイックダンディ】のギミックと併用した型も構築できる。~
 詳しくは該当ページを参照。~

**この[[デッキ]]の弱点 [#weakpoint]
 [[蘇生]]・[[シンクロ召喚]]と[[特殊召喚]]を多用するため、[[特殊召喚]]封じを苦手とする。~
 [[特殊召喚]]を連発する[[デッキ]]なので[[《神の警告》]]など1回だけの[[無効]]であればさして痛手ではないが、[[《大天使クリスティア》]]など[[特殊召喚]]を永続的に封じる[[カード]]には滅法弱い。~
 また、[[【ジャンクドッペル】]]の[[キーカード]]を併用している場合などは、[[コンボ]]によって連続展開を行うために1回でも[[召喚>モンスターの召喚]]を[[無効]]にされると展開の連鎖が断ち切られてしまい、後が続かない。~
 [[フィールド]]の[[モンスター]]の[[効果]]を封じる[[《スキルドレイン》]]や、[[墓地]]を封じる[[《マクロコスモス》]]も不得手とする。~
 これらを[[マストカウンター]]と定め、[[除去]]や[[罠カード]]で確実に対応しよう。~

**代表的なカード [#keycard]
-[[《ダンディライオン》]]
-[[《デブリ・ドラゴン》]]

-[[《クイック・シンクロン》]]

//**サンプルレシピ [#sample]

**関連リンク [#link]
-[[【植物族】]]
-[[【シンクロン】]]

-[[【シンクロ召喚】]]

-[[デッキ集]]