*【ドグマブレード】 [#top]
#contents
**デッキの概要 [#abstract]
 [[先攻]]を取り、[[後攻]]1[[ターン]]目で[[相手]]の[[ライフ]]を0にすることを狙った[[デッキ]]。~
 [[コンボ]][[デッキ]]らしからぬ安定性を持つ凶悪な[[1ターンキル]][[デッキ]]である。~

 [[【マジカルエクスプロージョン1キル】]]の一形態であり、従来のものよりも[[デッキ]]枚数は少なく、格段に成功率が高くなっているのが特徴。~
 [[【エアブレード】]]のギミックを利用した[[デッキ]]であるために【ドグマブレード】という名称で浸透した。~
 しかし、[[デッキ]]の名称に使われている[[《D−HERO ドグマガイ》]]や[[《神剣−フェニックスブレード》]]は[[デッキ]]の一パーツにしか過ぎず、他にも様々な[[カード]]の[[コンボ]]や[[シナジー]]を利用して[[1ターンキル]]の形に持っていくのがこの[[デッキ]]の特徴である。~

 ※[[08/09/01>禁止・制限カード/2008年9月1日]]の制限改訂で[[デッキ]]の主要パーツが軒並み規制されて大幅に弱体化し、更に性能の[[エラッタ]]を受けた[[カード]]も出る。~
//これらによりほとんどのギミックが崩壊、この[[デッキ]]を組むのが事実上不可能となっている。~
//主要ギミック自体は残ってる。規制されたのは墓地に魔法カードを置く手段
  更に10年後の[[18/07/01>リミットレギュレーション/2018年7月1日]]には[[《マジカル・エクスプロージョン》]]が[[禁止カード]]となり、事実上このコンセプトは消滅した。~
  [[《マジカル・エクスプロージョン》]]の[[制限カード]]時代でも、[[《残骸爆破》]]を併せれば似た動きは再現できたものの、それ以前に利用された[[無限ループ]]ギミックはほとんど崩壊していた。~

 《D−HERO ドグマガイ/Destiny Hero - Dogma》
 特殊召喚・効果モンスター
 星8/闇属性/戦士族/攻3400/守2400
 このカードは通常召喚できない。
 「D−HERO」モンスターを含む自分フィールドの
 モンスター3体をリリースした場合のみ特殊召喚できる。
 (1):この方法でこのカードが特殊召喚に成功した場合、
 次の相手スタンバイフェイズに発動する。
 相手のLPを半分にする。

 《マジカル・エクスプロージョン/Magical Explosion》
 通常罠(禁止カード)
 自分の手札が0枚の時に発動する事ができる。
 自分の墓地に存在する魔法カードの枚数×200ポイントダメージを
 相手ライフに与える。

**基本戦術  [#d7316231]
 [[先攻]]を取り、1[[ターン]]で可能な限り[[墓地]]に[[魔法カード]]をため込む。~
 [[相手]]の[[後攻]]1[[ターン]]目の[[スタンバイフェイズ]]に[[《マジカル・エクスプロージョン》]]を2枚以上[[発動]]させ、合計[[ダメージ]]が8000を超えれば勝利となる。~
 1[[ターン]]目に[[《D−HERO ドグマガイ》]]が[[特殊召喚]]できれば、より確実な[[1ターンキル]]となる。~

 1[[ターン]]の間に大量の[[魔法カード]]を[[墓地へ送り>墓地へ送る]]、複数の[[《マジカル・エクスプロージョン》]]を[[手札]]に揃える必要がある。~
 よって[[手札]]・[[デッキ]]・[[墓地]]・[[除外]]ゾーンまで利用し尽くす高度なプレイング技術が必要となる。~

 以下に挙げる[[カード]]を駆使して、1[[ターン]]で[[墓地]]と[[手札]]を完成させる。~

***[[手札交換]] [#r9de5981]
-[[《デステニー・ドロー》]]
-[[《トレード・イン》]]
-[[《手札抹殺》]]
-[[《手札断殺》]]

 [[《デステニー・ドロー》]]は[[《D−HERO ドグマガイ》]]と[[《D−HERO ディスクガイ》]]に対応。~
 [[《トレード・イン》]]は[[《D−HERO ドグマガイ》]]と[[《混沌の黒魔術師》]]に対応。~
 共に[[墓地を肥やし>墓地を肥やす]]つつ[[手札交換]]ができるので強力。~
 [[《手札抹殺》]]・[[《手札断殺》]]は基本的に[[ディスアドバンテージ]]になるので多用はできないものの、任意の[[カード]]を[[墓地]]に送れるのは便利。~
 [[《手札抹殺》]]・[[《手札断殺》]]は基本的に[[ディスアドバンテージ]]になるので多用はできないものの、任意の[[カード]]を[[墓地]]へ送れるのは便利。~

***[[墓地]]肥やし [#b55c2a92]
-[[《名推理》]]
-[[《モンスターゲート》]]

 単に[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]としての役割だけでなく[[《混沌の黒魔術師》]]や[[《サイバー・ヴァリー》]]の[[特殊召喚]]も狙いとなる。~
 [[《モンスターゲート》]]や[[《D−HERO ドグマガイ》]]と相性のよい[[《スケープ・ゴート》]]を利用するのも良い。~
 ただし[[《スケープ・ゴート》]]を[[発動]]した場合は、その[[ターン]]は一切の[[召喚]]・[[特殊召喚]]ができなくなるので注意が必要。~
 どの[[モンスター]]が来ても次の展開につなげられるように構築しておきたい。~


***[[魔法カード]]再利用 [#eb00c446]
-[[《混沌の黒魔術師》]]
-[[《魔法石の採掘》]]
-[[《魔法再生》]]

 [[《名推理》]]や[[《モンスターゲート》]]で[[墓地へ送られた]]有効な[[魔法カード]]を再利用する。~
 [[手札コスト]]は[[《神剣−フェニックスブレード》]]や[[《ハリケーン》]]による[[装備魔法]]の回収で確保する。~
 状況により[[サルベージ]]する[[カード]]は全く違ってくるので経験と高度なプレイングが要求される。~

***[[《D−HERO ディスクガイ》]]の[[蘇生]]で複数回の[[ドロー]]を狙う [#s1b940d0]
-[[《D−HERO ディスクガイ》]] (※[[エラッタ]]前)
-[[《死者蘇生》]]
-[[《早すぎた埋葬》]]
-[[《アームズ・ホール》]]

 [[《E・HERO エアーマン》]]や[[《増援》]]で[[《D−HERO ディスクガイ》]]を[[手札]]に[[加え>加える]]、それを[[《デステニー・ドロー》]]等で[[墓地]]に落とし[[蘇生]]する。~
 当然[[蘇生]]させた[[《D−HERO ディスクガイ》]]や[[装備]]された[[《早すぎた埋葬》]]を再び[[墓地]]に送るため、能動的に[[フィールド]]の[[モンスター]]を[[墓地へ送る]][[《モンスターゲート》]]等の手段が存在する状態での[[蘇生]]が定石。~
 当然[[蘇生]]させた[[《D−HERO ディスクガイ》]]や[[装備]]された[[《早すぎた埋葬》]]を再び[[墓地へ送る]]ため、能動的に[[フィールド]]の[[モンスター]]を[[墓地へ送る]][[《モンスターゲート》]]等の手段が存在する状態での[[蘇生]]が定石。~
 その手段が存在しない場合は、[[ドロー]]しつつ自身の[[効果]]で能動的に退場できる[[《光帝クライス》]]を[[蘇生]]させた方がよい。~
 なお、[[蘇生]]するのは[[《D−HERO ディスクガイ》]]や[[《光帝クライス》]]に限らず、場合によっては[[《混沌の黒魔術師》]]や[[《サイバー・ヴァリー》]]でもよい。~
 [[《アームズ・ホール》]]により、[[《早すぎた埋葬》]]が最大で4回も[[使用]]できるため[[蘇生]]の機会は多い。~

***[[《サイバー・ヴァリー》]]によるループ [#nb68cc4e]
-[[《サイバー・ヴァリー》]]
-[[《次元融合》]]

 この[[デッキ]]で特に大きな役割を果たすのが[[《サイバー・ヴァリー》]]と[[《次元融合》]]である。~
 [[《サイバー・ヴァリー》]]の2つ目と3つ目の[[効果]]をうまく利用し[[手札]]を揃えていく。~
 [[《次元融合》]]により[[《サイバー・ヴァリー》]]と共に[[《混沌の黒魔術師》]]を[[帰還]]させることで[[《次元融合》]]を回収する。~
 これで[[ライフ]]の許す限り[[《サイバー・ヴァリー》]]によるループが可能となる。~
 [[《混沌の黒魔術師》]]は[[《名推理》]]や[[《モンスターゲート》]]による[[特殊召喚]]、あるいは[[《封印の黄金櫃》]]であらかじめ[[除外]]しておくと良い。~
 なお、[[《名推理》]]や[[《モンスターゲート》]]で[[《マジカル・エクスプロージョン》]]が[[墓地]]に落ちてしまった場合には[[《サイバー・ヴァリー》]]の3つ目の[[効果]]で回収することとなる。~

 [[《光帝クライス》]]もこの[[デッキ]]では使いやすい。~
 どこから[[特殊召喚]]されても[[効果]]を[[発動]]でき、[[《早すぎた埋葬》]]や[[《神剣−フェニックスブレード》]]とも相性が良いためである。~
 他にも[[《アームズ・ホール》]]で持ってくることのできる[[《D・D・R》]]を忍ばせておくのも有効。~

 [[《D−HERO ドグマガイ》]]は[[《E・HERO エアーマン》]]で[[サーチ]]でき、[[《デステニー・ドロー》]]・[[《トレード・イン》]]の[[手札コスト]]、更に[[《神剣−フェニックスブレード》]]の[[コスト]]にもなる。~
 余裕があれば[[召喚]]しても良いが、[[《マジカル・エクスプロージョン》]]一本による[[1ターンキル]]を狙った方が[[デッキ]]は回しやすい。~
 上記の[[カード]]は、上に記した利用法以外にも[[シナジー]]が多いため、[[手札事故]]が起こることは少ないだろう。
 上記の[[カード]]は、上に記した利用法以外にも[[シナジー]]が多いため、[[手札事故]]が起こることは少ないだろう。~

**[[デッキ]]構築 [#introduction]
 この[[デッキ]]は他の[[デッキ]]とは異なり、明確な[[1ターンキル]]を目的として構築されるため、派生[[デッキ]]などは存在せず[[デッキ]]の構築はほぼ一通りとなる。~
 そのため基本戦術の中で紹介した[[カード]]がそのまま[[デッキ]]構築に必要な[[カード]]となる。~
 初手での[[手札事故]]を回避するために[[モンスター]]は多く採用せず、[[デッキ]]の大部分が[[魔法カード]]となる。~
 開始1[[ターン]]での勝利が一番の目的となるため[[罠カード]]も[[《マジカル・エクスプロージョン》]]のみの採用が基本となる。~

**この[[デッキ]]の弱点 [#weakpoint]
// [[デッキ]]が上手く回ると、開始直後に勝負が決するため、目立った弱点は存在しない。~
//「デッキがうまく回らないことがある」っていうのが目立った弱点では?文章が矛盾している
 この[[デッキ]]に対する[[メタカード]]は、以下の四種類に大別できる。~
 分類は時系列順、分類内ではおおむね採用率・[[汎用性]]順となっている。~
+[[《モンスターゲート》]]を[[相手]]の[[ターン]]で[[手札]]から[[カウンター]]できる[[カード]]~
−[[《緑光の宣告者》]]~
+[[《次元融合》]]・[[《混沌の黒魔術師》]]・[[《サイバー・ヴァリー》]]を使ったループを[[相手]]の[[ターン]]で[[手札]]から止められる[[カード]]~
−[[《D.D.クロウ》]]・[[《ハネクリボー LV9》]]~
+[[自分]]の[[ドローフェイズ]]までに[[《D−HERO ドグマガイ》]]の[[効果]][[発動]]を阻止できる[[カード]]~
+[[自分]]の[[ドローフェイズ]]までに[[《D−HERO ドグマガイ》]]の[[効果の発動]]を阻止できる[[カード]]~
−[[《月の書》]]・[[《皆既日蝕の書》]]・[[《死者への供物》]]~
+[[自分]]の[[スタンバイフェイズ]]までに[[《マジカル・エクスプロージョン》]]を[[手札]]から[[カウンター]]できる[[カード]]~
−[[《サイクロン》]](下記参照)・[[《ハネワタ》]]・[[《痛魂の呪術》]]・[[《紫光の宣告者》]]・[[《防御輪》]]~

 [[汎用性]]を求めた場合は[[《D.D.クロウ》]]や[[《ハネクリボー LV9》]]などで[[《D−HERO ディスクガイ》]]や[[《次元融合》]]の[[除外]]が有効である。~
 しかし、この[[デッキ]]は[[除外]]ゾーンまでフル活用するため完全な弱点とは言えない。~
 ただし[[《次元融合》]]を[[除外]]された場合は[[《サイバー・ヴァリー》]]によるループが行えなくなるため、厳しい展開となる。~
//このデッキでチェーンが発生することはほとんどないため有効な対策と言うには程遠いカードでしょう
//いや、DDクロウと併用する事で相手ターンに出せる。何より他のデッキと対戦時にも活躍できるのでメインから採用していけるのは大きいぞ。
//痛魂の呪術をメインから採用は無理だが、DDクロウ+ハネクリならメインから採用できるしここは書くべき。
//それに、混沌・クライス・エアーマンのどれかが同時に帰還したならチェーンは起こるぞ
 また、[[《サイクロン》]]を''[[ドローフェイズ]]に''[[《マジカル・エクスプロージョン》]]に対して[[発動]]されると[[《D−HERO ドグマガイ》]]による[[ライフ]]半減前に[[発動]]を強要される。~
 この場合は2枚目の[[《マジカル・エクスプロージョン》]]がなければ勝利が確定しなくなってしまう。~

 [[汎用性]]を犠牲にした強力な対策はトドメ用の[[《マジカル・エクスプロージョン》]]を止める事であり、こうなるとほぼ勝ち目はなくなる。~
 [[《紫光の宣告者》]]・[[《痛魂の呪術》]]・[[《防御輪》]]等が、1[[ターン]]目から対策可能な数少ない警戒対象の[[カード]]である。~
 特に[[《痛魂の呪術》]]に関しては、[[《次元融合》]]や[[《早すぎた埋葬》]]の多用により[[ライフ]]が減っているため文字通り「痛恨」の一撃になるので注意が必要。~
 また、[[《ご隠居の猛毒薬》]]などで[[相手]]が生き延びた場合、[[自分]]は[[デッキ]]がない、または消滅寸前の状態なのでそこから勝利することは難しい。~
 他にも、[[先攻]]を取れなかった場合や開始1[[ターン]]で勝負を決められなかった場合に[[相手]]に[[《王宮の弾圧》]]等の[[メタカード]]を[[発動]]されると、ほぼ勝ち目はない。~

 なお、[[デッキ]]枚数を40枚とし、その中に上記の[[メタカード]]を複数投入した場合、初手の5枚にそれらが1枚以上存在する[[確率]]は以下の通り。~
,"[[デッキ]]投入枚数",3,4,''5'',6,7,8,9,10,11,12
,"初手存在率",34%,42%,''50%'',57%,64%,69%,74%,78%,81%,85%
 この[[デッキ]]に対し[[マッチ]]勝利を狙うのであれば、''最低でも5枚''程度は[[メインデッキ]]から[[メタカード]]の投入が必要になるのが読み取れる。~
 勿論、あくまで目安であり、[[メタカード]]が[[手札]]に1枚あっても勝てるとは限らない。~

//「5枚」の基準は存在率50%からだろうけど1戦目からは投入できないからぼかしとくよ。
//「勝ちたければ1戦目から投入しろ」って意味だよ。ぼかさないでクレ。
//初手ドローを考慮すると非常にややこしいのでここはナシで。「5枚はDDクロウを含んでもいい」「後攻時のみ追加される1枚はDDクロウをノーカウント」「先攻時は追加される1枚にDDクロウをカウントしても良い」「相手からの手札抹殺」「相手からの手札断殺」などなど考え出すとキリがないし、手間かけても数字の精度はさほど良くないからバッサリ無しの方が分かりやすくていい。
//先攻取られた時は初手のドローでDDクロウを引いても無意味なので初手ドローの1枚は考慮していない。
//先行後攻やDDクロウくらいの場合分けなら計算できるよ。
//勝率を直接計算できるならともかくややこしくしても意味ねーだろ。
//少々複雑でも正確な値が得られれば意味がある。「初手n枚」ってところから計算は可能だし

**その他 [#other]
 [[カード]]プールの増加により生み出された画期的な[[1ターンキル]][[デッキ]]であったが、その性質上開始直後の勝利を狙う為、[[相手]]は文字通り何もできず、無抵抗なまま勝負が決することとなる。~
 対人ゲームである[[カード]]ゲームの中にあって、この[[デッキ]]に対しては様々な声が上がっていた。~
 そのため、この[[デッキ]]が登場して最初の[[制限改訂]]である[[08/03/01>禁止・制限カード/2008年3月1日]]の改訂では、この[[デッキ]]は規制されて大幅に弱体化するだろうと多くの者が予想した。~
 しかし、その改訂でこの[[デッキ]]は何のダメージも受けず、むしろ[[《死者蘇生》]]の[[制限復帰]]と[[《魔法石の採掘》]]の[[制限緩和]]により[[デッキ]]が強化されたほどであった。~
 ゲーム事情より商売事情を優先した改訂であるという意見もあり、改訂内容を非難する声も多く上がった。~

 もっともこの[[デッキ]]は当時非常に高額だった[[カード]]が複数枚必要であったため、誰でも簡単に組めるというわけではなかった。~
 3枚[[積み>積む]]必須の[[《アームズ・ホール》]]をはじめ(一応韓国では[[ストラクチャーデッキ−恐竜の鼓動−]]に収録された)[[《D−HERO ディスクガイ》]]・[[《デステニー・ドロー》]]・[[《混沌の黒魔術師》]]と、挙げればキリがないほど高価な[[カード]]が名を連ねる、資金的に構築難易度が非常に高く、出費が嵩み易い[[デッキ]]だった。~
//子供同士の[[デュエル]]シーンでこの[[デッキ]]が猛威を振るうということは、そうはないだろう。~
 また、[[デッキ]]の回し方や妨害への対処を心得ていなければ手詰まりとなる為、構築・[[プレイ]]いずれも難度が高い[[デッキ]]である。~

 [[デッキ]]としての凶悪さでは群を抜く一方、[[選考会]]等の実績面では殆ど大成を収めていない。~
 その理由として、シングル形式での対戦には滅法強いが、大会等の[[マッチ]]形式では[[メタ]]を張られやすいという欠点がある。~
 この[[デッキ]]は[[先攻]]を取ることを勝利への前提としているため、[[トーナメント]]等では安定して勝ち抜けないこともあった。~
 [[【ダムドビート】]]・[[【ライトロード】]]の流行によって[[《D.D.クロウ》]]をサイド投入した[[デッキ]]が増えたことで、なかなか[[コンボ]]が決まらなかったこともその理由である。~
 そのため、2008年の[[選考会]]では、この[[デッキ]]が上位を独占するには至らなかった。~

 その後、冒頭にある通り[[08/09/01>禁止・制限カード/2008年9月1日]]の改訂で[[キーカード]]の粗方が規制され、[[18/07/01>リミットレギュレーション/2018年7月1日]]には[[《マジカル・エクスプロージョン》]]が[[禁止カード]]となった。~

-コナミのゲーム作品において―~
遊戯王ONLINE DUEL EVOLUTIONシーズン7では、この[[デッキ]]の[[キーカード]]と言える[[《マジカル・エクスプロージョン》]]が、[[制限カード]]を飛び越していきなりの[[禁止カード]]指定をされている。~
同ゲームではシングル形式の[[デュエル]]が大半であることが理由であろう。~
それに加え、この[[デッキ]]の危険性が公式に認められた証拠であるとも言える。~

--TAG FORCE3では、エドが禁止制限無視の[[デッキ]]においてこの[[デッキ]]を使ってくる。~
しかしTAG FORCE3発売当時のコンピュータでは当然使いこなせるはずがなく、デッキレベルは最低の1となっている。

**代表的なカード [#keycard]
-[[《D−HERO ドグマガイ》]]
-[[《D−HERO ディスクガイ》]]
-[[《混沌の黒魔術師》]]
-[[《サイバー・ヴァリー》]]

-[[《次元融合》]]
-[[《名推理》]]
-[[《モンスターゲート》]]
-[[《死者蘇生》]]
-[[《早すぎた埋葬》]]
-[[《神剣−フェニックスブレード》]]
-[[《アームズ・ホール》]]
-[[《魔法石の採掘》]]

-[[《マジカル・エクスプロージョン》]]

**サンプルレシピ [#sample]
-備考
--【マジエク1キル】~
http://yugioh-fr.jugem.jp/?eid=938~
Tetsu Champion Ship優勝

**関連リンク [#link]
-[[【マジカルエクスプロージョン1キル】]]
-[[【エアブレード】]]
-[[【ワールドトランス】]]

-[[デッキ集]]