*【ポールポジション】 [#top]

#contents

**前置き [#p2c3d12d]
 2021年4月に明らかになった[[裁定変更]]により、この[[デッキ]]の根幹である''「[[無限ループ]]を発生させる行為を[[プレイヤー]]は行うことができない」という[[裁定]]が消滅した''。~
 そのため、この[[デッキ]]は現在のルールでは成立しない。~
 この[[デッキ]]ページは「過去に存在した[[デッキ]]」の資料として残すものである。~
 ''2021年4月の[[裁定変更]]により、この[[デッキ]]の根幹である「[[無限ループ]]を発生させる行為を[[プレイヤー]]は行うことができない」という[[裁定]]が消滅した''。~
 そのため、現行のルールではこの[[デッキ]]は成り立たず、このページは「過去に存在した[[デッキ]]」の資料として残すものである。~
 下記の記述は全て現在では通用しないので注意。~

// この[[デッキ]]は[[調整中]]事項を含む戦法を多用し、また既存の[[裁定]]も事務局に問い合わせても日によって回答が異なるほど、ルール上の存在自体も不安定である。~
// このため[[デュエル]]で用いると、対戦相手やジャッジを著しく困惑させる可能性がある。~
//↑このようなことはなくなったため変更
// ルールが整備されたため、以前のように[[調整中]]事項が多く[[デュエル]]の進行が困難である[[デッキ]]ではなくなった。~
// しかし、[[無限ループ]]に関する[[裁定]]は難しいものが多く、また依然として一部[[調整中]]の項目も存在する。~
// 使用する場合は、しっかりとしたルールの理解とそれを対戦[[相手]]に正しく伝え、理解してもらうことが必要な[[デッキ]]である。~

**デッキの概要 [#abstract]
 [[《ポールポジション》]][[適用]]中には、[[無限ループ]]となってしまうような行為ができないことを利用し、[[召喚]]行為その他自体を[[ロック]]する[[デッキ]]。~
 主に[[召喚]]が制限されることから[[ロック]]と[[パーミッション]]の両方を兼ね備えた[[デッキ]]と言える。~
// [[【デミスドーザー】]][[【帝コントロール】]]等の流行[[デッキ]]の主力[[モンスター]]を封じることができるのはなかなか優秀である。~

 《ポールポジション/Pole Position》
 永続罠
 フィールド上に表側表示で存在する、
 攻撃力が一番高いモンスターは魔法の効果を受けない。
 「ポールポジション」がフィールド上に存在しなくなった時、
 フィールド上に表側表示で存在する攻撃力が一番高いモンスターを破壊する。

**理屈 [#u77d26f6]
 例えば、[[フィールド]]に[[《デーモンの斧》]]を[[装備]]した[[自分]]の[[《クリッター》]]と[[自分]]の[[《ポールポジション》]]のみが存在するとする。~
 ([[《ポールポジション》]]により、[[《デーモンの斧》]]は[[無効]]化され[[《クリッター》]]の[[攻撃力]]は1000である。)~
 この場合、[[無限ループ]]が発生してしまうため[[攻撃力]]1001以上2000以下の[[モンスター]]は[[召喚]]・[[反転召喚]]・[[特殊召喚]]ができなくなってしまう。~
 ([[無限ループ]]や[[《ポールポジション》]]も参照のこと)

+上記の状態で、[[相手]]が[[《サファイアドラゴン》]]を[[召喚]]したとする。
+最高[[攻撃力]]は[[《サファイアドラゴン》]]となり、[[《クリッター》]]の魔法[[無効]]化は解除される。
+[[《クリッター》]]が最高[[攻撃力]]となり、[[《デーモンの斧》]]が[[無効]]になる。2に戻る。

 このように[[無限ループ]]を発生させる行為は禁止されているので、そもそも[[《サファイアドラゴン》]]を[[召喚]]すること自体ができない、というわけである。

**[[デッキ]]構築に際して [#introduction]
 [[《ポールポジション》]]の存在が前提となるので、これらを[[サーチ]]する[[《不幸を告げる黒猫》]]・[[《封印の黄金櫃》]]の採用が検討される。~
 ただし、[[モンスター]]の構成次第では[[【メタビート】]]のように戦う事も可能であるため、安定性を考慮して採用を見送る事も考えられる。~
 比較的[[デメリット]]の小さい[[《強欲で謙虚な壺》]]や[[《成金ゴブリン》]]はどのような構成にせよ役立つ。

 また[[無限ループ]]を発生させるには[[フィールド]]に残るタイプの[[魔法カード]]による[[強化]]が必要である。~
 最も扱いやすいのは、[[《ポールポジション》]]と自身で最低1000の[[強化]]値を得られる[[《魔導師の力》]]。~
 [[カウンター罠]]なども併用する事になるため、これ以上の数値を得る事は容易であり、同時に[[ロック]]範囲も広まる。~
 このほか[[モンスター]]の数次第で高い数値を得られる[[《団結の力》]]や、[[《トリック・デーモン》]]で[[サーチ]]できる[[《デーモンの斧》]]が候補に上がる。~
 勝利手段の一つとして[[《終焉のカウントダウン》]]を採用する場合、[[《巨大化》]]の採用も検討できる。~
 また[[強化]]値は低めだが、[[耐性]]をもつ[[《オレイカルコスの結界》]]も比較的扱いやすい。~
 [[種族]]を揃えるならば[[《一族の結束》]]も利用できるか。

 [[装備魔法]]をメインにする場合は、[[《アームズ・ホール》]]による[[サーチ]]・[[サルベージ]]が有効だが、[[通常召喚]]不可の[[デメリット]]に注意。~
 [[《ポールポジション》]]による[[ロック]]は[[モンスター]]の先出しを前提としているためである。~
 この場合は[[特殊召喚]]能力を持つものと併用するなどの工夫が必要か。

 また[[モンスター]]の選択も重要。~
 
[[ロック]]可能な範囲は、[[モンスター]]の[[攻撃力]]+1〜[[魔法カード]]による[[強化]]値までの範囲となる。~
 そのため、[[モンスター]]の[[攻撃力]]以下のものや、[[強化]]後の数値以上の[[モンスター]]に関しては無抵抗であり、[[ロック]]が瓦解する恐れがある。~
 特に高[[攻撃力]]のものに関しては[[相手]]にそのまま[[耐性]]が移行してしまい、[[モンスター]]と[[装備魔法]]を失う可能性もあるため非常に危険。~
 低[[攻撃力]]のものでも、[[効果]]による[[除去]]や高[[攻撃力]][[モンスター]]の展開に利用される可能性がある。~
 よって[[メタ]]を読んだ上での[[攻撃力]]選定や、[[モンスター]]側の[[効果]]による[[ロック]]補強が課題となる。~
 以下は候補となる[[モンスター]]の一例。~

--低[[攻撃力]][[モンスター]]側をカバーできる[[《王虎ワンフー》]]
--高[[攻撃力]][[モンスター]]側の主な展開手段である[[特殊召喚]]を封じる[[《フォッシル・ダイナ パキケファロ》]]
--[[メタ]][[効果]]を持つ[[《霊滅術師 カイクウ》]]・[[《閃光の追放者》]]・[[《ライオウ》]]
--[[耐性]]付与と[[ロック]]範囲調整ができる[[《カードガード》]]
--[[魔法・罠除去]]を防ぐ[[《ネイビィロイド》]]
--[[《トリック・デーモン》]]の[[リクルート]]や、[[リクルート]]・[[エクシーズ召喚]]による[[ロック]]範囲調整ができる[[《魔界発現世行きデスガイド》]]
--[[《トリック・デーモン》]]を経由した[[サーチ]]や[[《BF−精鋭のゼピュロス》]]を利用した[[コンボ]]が可能な[[《終末の騎士》]]
--[[バーン]]による勝利が狙える[[《ヴォルカニック・エッジ》]]・[[《プロミネンス・ドラゴン》]]・[[《幻銃士》]]
--[[攻撃宣言]]に制限を設けられる[[《スチームロイド》]]・[[《X−セイバー ガラハド》]]・[[《暗黒ヴェロキ》]]
--[[全体除去]]や[[《ポールポジション》]]による[[自壊]]を回避できる[[《深海王デビルシャーク》]]

 等が代表例となる。~
 直接的な[[シナジー]]はないが、[[カウンター罠]]を併用する場合は[[《豊穣のアルテミス》]]や[[《智天使ハーヴェスト》]]なども候補。~
 [[《団結の力》]]を利用する場合は、[[《スケープ・ゴート》]]などの大量の[[モンスター]]を[[特殊召喚]]するものと併せることで、広範囲を[[ロック]]の影響下に収める事ができる。~
 [[《アームズ・ホール》]]との同時使用や、[[ロック]]範囲の縮小といった問題はあるが、[[《幻銃士》]]や[[《創造の代行者 ヴィーナス》]]でも似たような動きが取れる。~
 [[《ポールポジション》]]がない場合でも、そのまま[[ビートダウン]]できる点も魅力と言える。

 なお、[[相手]]は[[モンスター]]を[[セット]]することが可能であるが、[[《聖なる輝き》]]を[[発動]]することでこれを防ぐことも可能。~
 他の[[モンスター]]と並べる必要はあるが[[《逆ギレパンダ》]]・[[《N・フレア・スカラベ》]]でも[[カード]]展開に制限をかける事ができる。

 [[ロック]]形成時に[[相手]][[フィールド]]に[[モンスター]]が存在していると処理する必要性も生じる。~
 [[《ライトニング・ボルテックス》]]等の[[魔法カード]]の場合は、[[相手]]が[[《ポールポジション》]]による[[耐性]]を得る可能性を考慮するといささか危険である。~
 できれば[[《強制脱出装置》]]などの[[罠カード]]や、[[モンスター効果]]で[[除去]]したい。

 [[ロック]]完成後も[[【コスモロック】]]に比べると強度には不安が残る。~
 [[《ポールポジション》]]を[[《砂塵の大竜巻》]]で[[破壊される]]、[[対象]][[モンスター]]を[[《サンダー・ブレイク》]]で[[破壊される]]などで拘束はあっさり瓦解する。~
 よって各カードを守る必要があり、その役目を[[カウンター罠]]に依存することになる。~
 [[カウンター]]範囲の広い[[《神の宣告》]]・[[《魔宮の賄賂》]]が代表格となるだろう。~
 [[魔法カード]]は[[《ポールポジション》]]による[[耐性]]、[[モンスター効果]]は[[ロック]]である程度止められる。~
 そのため、[[《ギャクタン》]]で[[罠カード]]を集中して対処する事も考えられる。~
 [[魔法・罠除去]]には最も弱いため、[[《王家の呪い》]]・[[《アヌビスの裁き》]]・[[《封魔の呪印》]]などの採用も検討する。

 また、[[ロック]]そのものは勝利手段となりえない点も注意。~
 [[無限ループ]]が発生する場合、[[反転召喚]]はできないが[[裏側守備表示]]は許す。~
 そのため、単純な[[ビートダウン]]だとこれを処理する際に[[リバース]]や[[戦闘破壊]]を[[トリガー]]とする[[効果]]などの不確定要素が入る。~
 また、[[戦闘]]による[[リバース]]によって[[無限ループ]]となる際の処理は未だ[[調整中]]である。~
 [[バーン]]か、[[直接攻撃]]が有効だが、後者は[[攻撃]]反応[[罠カード]]にひっかかる恐れもある点に注意。~
 [[手札事故]]の危険性はあるが、[[《終焉のカウントダウン》]]ならば[[ロック]]維持に注力するのみで良い。

 また[[ロック]]が成立していたとしても、[[裁定]]により[[《人造人間−サイコ・ショッカー》]]は[[召喚]]できることになっている。~
 これ以外にも[[《王宮のお触れ》]]には手出しができなくなる。~
 ただし、このとき[[装備魔法]]の効力が発揮されるため、それほど案ずることではないかもしれないが。

**その他プレイング・動かし方について [#t3a3bca7]
 とにかく、[[ロック]]を最優先で完成させる。~
 その後は[[カウンター罠]]を利用してとにかく[[ロック]]の保全を行う。~
 その傍らで[[《終焉のカウントダウン》]]などによる[[特殊勝利]]を狙う。

 ちなみに、[[相手]]が高[[攻撃力]][[モンスター]]を出してきた場合、かえって[[相手]][[モンスター]]が[[魔法>魔法カード]]を受けなくなり、窮地に追い込まれる可能性がある。~
 [[ロック]]中に[[相手]]の高[[攻撃力]][[モンスター]]の出し方としては以下の方法が存在する。

--[[《死者蘇生》]]などに代表される[[蘇生]]、[[帰還]]
--高[[攻撃力]]を所有する[[儀式モンスター]]及び[[融合モンスター]]の[[特殊召喚]]
--[[《光神化》]]により[[《光神機−轟龍》]]を[[特殊召喚]]、そののちに[[《地獄の暴走召喚》]]を[[発動]]

 [[《リビングデッドの呼び声》]]などの[[蘇生]][[罠カード]]ならばその[[カード]]を[[破壊]]することでそれらを[[破壊]]することが可能となる。~
 しかし[[相手]]が[[《D・D・R》]]を使用している場合は少々厄介なことになる。~
 というのも、[[魔法>魔法カード]]の[[効果を受けない]]ため、[[《D・D・R》]]を[[破壊]]しても[[モンスター]]は[[フィールド]]に残り続けるためである。~
 これらが出された場合は、[[《ポールポジション》]]自体を[[破壊]]することで、[[効果]]によりそれらを[[破壊]]できることも覚えておこう。~
 [[《BF−精鋭のゼピュロス》]]は、[[装備魔法]]や[[モンスター]]を[[バウンス]]する事もでき、なにかと応用性が高いので採用しておきたい。

 また低[[攻撃力]][[モンスター]]もまた[[召喚]]されてしまう恐れがある。~
 [[《N・グラン・モール》]]や[[《ならず者傭兵部隊》]]で[[装備魔法]][[装備]]中の[[モンスター]]が[[除去]]されれば[[ロック]]は崩壊する。~
 これに関しては[[《連鎖破壊》]][[《魔のデッキ破壊ウイルス》]][[《王虎ワンフー》]]によってある程度防ぐことができる。~
 採用は[[デッキ]]との相談となるだろう。

**[[デッキ]]の種類 [#decktype]
 [[《ポールポジション》]]と[[強化]][[魔法カード]]が扱えれば良いので、後者を利用できる[[カテゴリ]][[デッキ]]等でもこのギミックを利用する事が可能である。

***[[【甲虫装機】]]軸 [#pf6a9138]
 [[甲虫装機]]の[[効果]]を利用した[[ロック]]を行うタイプ。~
 これらの[[装備]]時の[[効果]]は[[魔法カード]]の[[効果]]として扱うため、[[墓地]]からも利用できるうえに[[ターン]]毎に累積させる事もできる。~
 [[《甲虫装機 ギガマンティス》]]は2400への書き換えを行うため、[[《甲虫装機 グルフ》]]・[[《甲虫装機 ホーネット》]]あたりに[[装備]]できれば、かなりの広範囲を[[ロック]]の影響下に収められる。~
 また、[[《甲虫装機 ホーネット》]]の[[除去]]や、[[《甲虫装機 ダンセル》]]・[[《甲虫装機 センチピード》]]の[[効果]]等は平常通りに利用可能。~
 後者であれば[[《甲虫装機の魔剣 ゼクトキャリバー》]]等も[[サーチ]]できる。~
 ほとんど[[【甲虫装機】]]の形を崩さず利用できるのが特徴であるが、注意点として[[《甲虫装機 ホーネット》]]などを[[装備]]する際に[[無限ループ]]にひっかかり、自らの首をしめる恐れもある。~
 [[《BF−精鋭のゼピュロス》]]や[[《強制終了》]]、[[《孵化》]]から[[《甲虫装機 ダンセル》]]等に繋げられる[[《カード・ブレイカー》]]を併用して処理できるようにする事も考えられる。

***[[【墓守】]]軸 [#kdc02c74]
 [[《王家の眠る谷−ネクロバレー》]]が[[《不幸を告げる黒猫》]]の速度を上げる事ができる点と、[[強化]][[魔法カード]]である点を利用したタイプ。~
 [[《カオス・ソルジャー −開闢の使者−》]]などの[[墓地]][[除外]]や[[蘇生]]による[[特殊召喚]]に[[メタを張る]]事ができる。~

 [[《王家の眠る谷−ネクロバレー》]]の[[強化]]値は小さいので、他の[[強化]][[魔法カード]]と併用する事になるが、[[《ワンダー・ワンド》]]・[[《ワンショット・ワンド》]]など[[魔法使い族]]専用の[[装備魔法]]が扱えるため、各[[墓守]]と組み合わせる事である程度の[[汎用性]]を持たせる事ができる。~
 ただし通常の構築と異なり、[[《Sin スターダスト・ドラゴン》]]や[[《No.66 覇鍵甲虫マスター・キー・ビートル》]]などの防御用[[モンスター]]を展開しにくく、[[魔法・罠除去]]への弱さが顕著である。

**この[[デッキ]]の弱点 [#weakpoint]
 [[モンスターの召喚]]を防いで闘うのがこの[[デッキ]]のコンセプトであり、そもそも[[召喚]]自体を行わない[[デッキ]]に対しては分が悪い。~
 よって、[[【ドローゴー】]]・[[【フルバーン】]]には無力。~
 これらに関しては[[ロック]]ではなく、[[装備魔法]]による[[戦闘ダメージ]]での勝利を狙いやすいが、[[《魔法の筒》]]などには注意が必要。~

 また、[[《ポールポジション》]]を[[破壊される]]とたちまちこの[[デッキ]]は動かなくなる。~
 それを[[カウンター罠]]などで防ぐが、[[【除去ガジェット】]]など、[[除去]]速度がもともと速いデッキに対しても勝率は低い。~
 これ以外にも[[《人造人間−サイコ・ショッカー》]]・[[《王宮のお触れ》]]にも無力である。~
 よって[[【お触れホルス】]]が[[相手]]の場合も分が悪い。

//**問題点(07/09/16) [#ed95a71a]
//↑情報が更新されているが、日付必要?
**問題点 [#ed95a71a]
 [[前置き>#p2c3d12d]]にも書いたが、この[[デッキ]]に関するルールは[[調整中]]の項目も存在する。~
 [[使用]]する際は、事前にジャッジ、大会以外では対戦相手に確認しておくことが望ましい。~

-[[相手]]の[[フィールド]]に[[セット]]されている[[モンスター]]がいる場合、こちらの[[攻撃]]によってその[[モンスター]]は[[リバース]]します。~
もしその[[モンスター]]の[[攻撃力]]が[[ロック]][[対象]]内であった場合、[[無限ループ]]が起きてしまいます。~
この場合、[[デュエル]]を[[攻撃]]前まで巻き戻し、それ以降[[無限ループ]]が発生しない状況になるまで[[攻撃]]してはならないという事になるのですか?~
それとも、無条件で[[裏側表示]][[モンスター]]には[[攻撃]]できなくなるのですか?~
→[[裏側表示]]の[[モンスター]]に対して[[攻撃]]できます。~
その場合、バトルが終了するまで[[《ポールポジション》]]の[[効果]]は新たに[[適用]]されずに計算を行います。(15/04/06)~

--ただし、その結果として[[モンスター]]が[[戦闘破壊]]できずに[[無限ループ]]が生じる場合には、当事者同士で話し合うか、大会規定を指針とした当日の審判の判断となる。~
公式からは、使用に心配な点・不明な点があれば、大会・対戦開始前に相手及び大会当日の審判にお伺いするように推奨している。(15/10/05)~

-[[《ムカムカ》]]が存在して[[ドロー]]するとループになる場合、[[ドローフェイズ]]でどうなりますか?~
また、[[ドロー]]する[[効果]]はどうなりますか?~
→この[[カード]]が[[フィールド]]にある場合、[[《ムカムカ》]]は[[フィールド]]に出すことができず、[[《ムカムカ》]]が存在する場合にこの[[カード]]は[[発動]]できません。(15/04/06)

-[[《異次元の偵察機》]]が[[ロック]]に掛かる状況では、[[《抹殺の使徒》]]が使えなくなりますか?~
→この状況では[[《異次元の偵察機》]]の[[効果]]は[[発動]]せずに[[ターン]]を終えます。(15/04/06)~

-[[《トイ・マジシャン》]]が[[ロック]]に掛かるとき[[セット]]された[[魔法・罠カード]]を[[破壊]]できますか?~
→[[破壊]][[効果]]は[[発動]]できます。~
その場合[[《トイ・マジシャン》]]が[[破壊]]されても[[特殊召喚]]されません。(15/04/06)~

-[[《光と闇の竜》]]の[[攻撃力]]がダウンすると[[無限ループ]]になる場合、どうなりますか?~
→この状況では[[《光と闇の竜》]]の[[効果]]は[[発動]]しません。(15/04/06)

**参考 [#x789e6ed]
 なお、米国の遊戯王を生産していた[[UpperDeck]]社はこの件に関して公式に[[裁定]]を出していた。~
 意訳すると以下の通りである。

-意図的に(確実に)ループにつながる任意の行動はできない。

-ルール上の処理・[[強制効果]]・ランダム性によって起こるループは、[[《ポールポジション》]]を[[破壊]]し強制終了させる。~
この時、[[フィールド]]の[[モンスター]]は[[破壊]]しない。~

 ただし、これは「アメリカでの」処理であり日本ではKONAMIの[[裁定]]に従わなければならないことは明記しておく。

**代表的な[[カード]] [#keycard]
-[[《ポールポジション》]]
-[[《終焉のカウントダウン》]]
-[[《神の宣告》]]

**関連リンク [#link]
-[[無限ループ]]
-[[デッキ集]]