*【&ruby(ひかり){光};のピラミッド】 [#top] #contents **[[デッキ]]の概要 [#abstract] [[《光のピラミッド》]]の存在時に[[特殊召喚]]できる[[《アンドロ・スフィンクス》]]・[[《スフィンクス・テーレイア》]]を主力とし、[[《スフィンクス・アンドロジュネス》]]を[[切り札>フィニッシャー]]とする[[デッキ]]。~ いずれの[[サーチ]]も難しい分、大型[[モンスター]]を並べることに特化している。~ 《スフィンクス・アンドロジュネス/Theinen the Great Sphinx》 効果モンスター 星10/光属性/獣族/攻3500/守3000 このカードは通常召喚できない。 自分フィールド上の「アンドロ・スフィンクス」と「スフィンクス・テーレイア」が 同時に破壊された時、500ライフポイントを払う事でのみ 手札またはデッキから特殊召喚する事ができる。 このカードが特殊召喚に成功した時、500ライフポイントを払う事で、 エンドフェイズ終了時までこのカードの攻撃力は3000ポイントアップする。 《アンドロ・スフィンクス/Andro Sphinx》 効果モンスター 星10/光属性/獣族/攻3000/守2500 フィールド上に「光のピラミッド」が存在する場合、 500ライフポイントを払う事でこのカードを手札から特殊召喚する事ができる。 このカードは召喚・特殊召喚したターンに攻撃をする事ができない。 このカードは墓地からの特殊召喚はできない。 このカードが戦闘によって守備表示モンスターを破壊した場合、 破壊したモンスターの攻撃力の半分のダメージを相手ライフに与える。 《スフィンクス・テーレイア/Sphinx Teleia》 効果モンスター 星10/光属性/獣族/攻2500/守3000 フィールド上に「光のピラミッド」が存在する場合、 500ライフポイントを払う事でこのカードを手札から特殊召喚する事ができる。 このカードは召喚・特殊召喚したターンに攻撃をする事ができない。 このカードは墓地からの特殊召喚はできない。 このカードが戦闘によって守備表示モンスターを破壊した場合、 破壊したモンスターの守備力の半分のダメージを相手ライフに与える。 《光のピラミッド/Pyramid of Light》 永続罠 自分フィールド上に表側表示で存在するこのカードがフィールド上から離れた場合、 自分フィールド上に存在する「アンドロ・スフィンクス」、 「スフィンクス・テーレイア」を破壊しゲームから除外する。 **[[デッキ]]構築に際して [#introduction] 本来なら[[手札]]で[[腐りやすい>腐る]][[最上級モンスター]]が主軸の[[デッキ]]だが、[[《光のピラミッド》]]があるため[[召喚]]自体は容易に行える。~ [[デッキ]]の鍵となる[[《アンドロ・スフィンクス》]]と[[《スフィンクス・テーレイア》]]は2〜3枚必須の[[カード]]であり、[[《光のピラミッド》]]も3枚[[積み>積む]]確定。~ 一方、自身の[[テキスト]]で[[デッキ]]から[[召喚]]できる[[《スフィンクス・アンドロジュネス》]]はフル投入する必要はない。~ ***[[メインデッキ]]の[[モンスター]]について [#monster] ―[[獣族]]の[[スフィンクス]]~ [[《アンドロ・スフィンクス》]]、[[《スフィンクス・テーレイア》]]に共通する[[デメリット]]は2つある。~ このカードは召喚・特殊召喚ターンに攻撃をする事ができない。 このカードは墓地からの特殊召喚はできない。 前者の[[デメリット]]は[[デュエル]]の高速化もあり、このタイムラグは大きい。~ 後者の[[デメリット]]は[[獣族]]ながら[[《エアーズロック・サンライズ》]]は利用できないということになる。~ また、これらを[[特殊召喚]]できる[[《光のピラミッド》]]も万能ではなく、[[破壊された]]時にこれらを[[自壊]]させ[[除外]]してしまう。~ 以上の特性を理解しつつ[[モンスター]]の展開に尽力する必要があるだろう。~ -[[《アンドロ・スフィンクス》]]~ [[守備表示]][[モンスター]]を[[戦闘破壊]]することで、その[[モンスター]]の[[攻撃力]]分の半分の[[ダメージ]]を[[相手]]に与える。~ [[最上級モンスター]]としては充分な[[攻撃力]]を持つので、この[[デッキ]]の主力としての採用が見込める。~ -[[《スフィンクス・テーレイア》]]~ こちらは[[戦闘破壊]]した[[モンスター]]の[[守備力]]分の半分の[[ダメージ]]を[[相手]]に与える。~ こちらは打点がやや頼りないため、[[《オネスト》]]等で[[戦闘]]をフォローしたい。~ -[[《スフィンクス・アンドロジュネス》]]~ [[《アンドロ・スフィンクス》]]・[[《スフィンクス・テーレイア》]]が同時に[[破壊された]]時に[[特殊召喚]]できる[[モンスター]]。~ [[強化]][[効果]]により[[攻撃力]]を6500まで引き上げることができるが、[[ターン]]終了時までなので、可能な限り[[自分]]の[[ターン]]で[[特殊召喚]]したい。~ なお、[[《スフィンクス・アンドロジュネス》]]の[[特殊召喚]]を狙う場合は、[[任意効果]]であることに気をつけないといけない。~ 相性のよさそうな[[《非常食》]]や[[《マジック・プランター》]]等で[[《光のピラミッド》]]を[[墓地へ送って>墓地へ送る]]しまうと[[タイミングを逃す]]。~ 当然[[チェーン]]2以降に[[破壊]]されても、[[タイミングを逃す]]ため[[特殊召喚]]できない。~ [[切り札>フィニッシャー]]ではあるのだがやや扱いづらい点も否めず、構築によっては無理に[[召喚]]を狙う必要はないだろう。~ ―その他の[[モンスター]]~ -[[《メルフィー・キャシィ》]]~ 即効性こそないものの、[[《アンドロ・スフィンクス》]]・[[《スフィンクス・テーレイア》]]の貴重な[[サーチ]]手段。~ [[《スキルドレイン》]]を使う場合は相性は悪いが、[[《アンドロ・スフィンクス》]]や[[《スフィンクス・テーレイア》]]を[[フィールド]]に出すまでは[[発動]]しないようにするなど、プレイングでフォローは可能。~ -[[《メルフィー・ワラビィ》]]・[[《メルフィー・パピィ》]]~ [[《メルフィー・キャシィ》]]を[[リクルート]]する事で間接的に[[《アンドロ・スフィンクス》]]・[[《スフィンクス・テーレイア》]]の[[サーチ]]手段になる。~ -[[《オネスト》]]~ 主力[[モンスター]]が[[光属性]]であり、[[戦闘ダメージ]]の量増しが見込める。~ [[手札誘発]]である点も妨害されにくい一方で、[[《マクロコスモス》]][[適用]]下では[[発動]]できない。~ -[[《Sin サイバー・エンド・ドラゴン》]]~ 打点が高く、[[攻撃]]抑制の[[デメリット]]を打ち消す[[《スキルドレイン》]]も共有しやすい。~ [[特殊召喚]]が容易な[[レベル]]10[[モンスター]]なので、[[ランク]]10の[[エクシーズ素材]]にもできる。~ -[[《メルフィー・フェニィ》]]・[[《妖精伝姫−ターリア》]]・[[《見習い魔笛使い》]]・[[《クロノグラフ・マジシャン》]]~ [[《光のピラミッド》]]がない場合の[[特殊召喚]][[サポート>サポートカード]]となる。~ [[相手]][[ターン]]に[[特殊召喚]]できれば、[[攻撃]]抑制の[[デメリット]]を無視できる。~ -[[《黄昏の忍者−ジョウゲン》]]~ [[忍法]]を[[公開]]することで[[特殊召喚]]できる[[レベル]]7。~ この[[カード]]と[[《忍法 変化の術》]]が[[手札]]にあれば、次の[[ターン]]に主力[[モンスター]]を[[リクルート]]できる。~ [[相手]][[ターン]]に[[特殊召喚]]できるため、[[攻撃]]抑制の[[デメリット]]を回避できる。~ [[フィールド]]では[[効果]]を使わないため、[[《スキルドレイン》]]が存在していても問題にならない。~ -[[《賢瑞官カルダーン》]]~ [[手札]]・[[墓地]]の[[《光のピラミッド》]]を[[セット]]から即時[[発動]]でき、主力[[モンスター]]の展開に繋げられる。~ [[《おろかな副葬》]]も併用すれば[[《光のピラミッド》]]の疑似[[サーチ]]からそのまま[[発動]]が可能であり、展開速度や安定性が向上する。~ [[《苗と霞の春化精》]]で[[サーチ]]でき、[[《アンドロ・スフィンクス》]]・[[《スフィンクス・テーレイア》]]は[[春化精]]の[[デメリット]]にほぼ阻害されない点も噛み合っている。~ ただし[[《スフィンクス・アンドロジュネス》]]の[[特殊召喚]]は[[誘発効果]]なので、[[春化精]]の[[デメリット]]で[[発動]]不可となることに注意。~ -[[《若い忍者》]]~ [[《アンドロ・スフィンクス》]]・[[《スフィンクス・テーレイア》]]の[[攻撃]]制限は1度[[裏側守備表示]]にすれば解除されるため、(1)でそれらに続けて[[特殊召喚]]し[[リンク素材]]などにして(2)で[[表側攻撃表示]]にすることで即座に[[攻撃]]が可能。~ //[[レベル]]2のため[[《スプライト・エルフ》]]からの[[スプライト]]の大量展開などもできる。~ 上述の[[《黄昏の忍者−ジョウゲン》]]と相性の良い[[《忍法 変化の術》]]で[[リリース]]して(2)の[[トリガー]]にしつつ[[メルフィー]]などを[[特殊召喚]]という流れも考えられる。~ (2)は[[相手]][[モンスター]]も[[対象]]にできるため、[[バーン]][[効果]]の補助としても使える。~ -[[《ヴァレット・トレーサー》]]~ [[《光のピラミッド》]]を[[破壊]]しつつ[[ヴァレット]]を[[リクルート]]し、[[シンクロ召喚]]・[[エクシーズ召喚]]・[[リンク召喚]]に繋げられる。~ [[《レイダーズ・ナイト》]]経由で[[ランク]]5の[[RR]]を出すことで[[バーン]]付随の[[モンスター除去]]ができるため、[[《スフィンクス・アンドロジュネス》]]との総[[攻撃]]で[[1ショットキル>1ターンキル]]も狙える。~ -[[《妖精伝姫−シラユキ》]]~ [[墓地]]に存在する場合、[[バトルフェイズ]]中に[[《光のピラミッド》]]を[[除外]]する事で[[《スフィンクス・アンドロジュネス》]]の追撃が出来る。~ [[《スキルドレイン》]]や[[《神縛りの塚》]]などと[[《光のピラミッド》]]を同時に解除できるため相性がいい。~ [[帰還]]手段を多めに積んでいる場合は[[《アンドロ・スフィンクス》]]・[[《スフィンクス・テーレイア》]]を[[手札]]・[[墓地]]から[[除外]]する際にも使える。~ -[[《妖精伝姫−カグヤ》]]~ [[《妖精伝姫−ターリア》]]・[[《妖精伝姫−シラユキ》]]を[[サーチ]]できる。~ 他にも[[《地霊媒師アウス》]]を経由して[[メルフィー]]を[[サーチ]]する事もできる。~ 構築によっては[[召喚]]権が余りがちになるため使い勝手がよい。~ 構築によっては[[召喚権]]が余りがちになるため使い勝手がよい。~ -[[《天獄の王》]]~ [[《光のピラミッド》]]の貴重な[[サーチ]]カード。~ [[エンドフェイズ]]に[[除外]]されてしまうが、[[《光のピラミッド》]]はその前に自分で[[破壊]]して[[《スフィンクス・アンドロジュネス》]]に繋げれば問題ない。~ 状況によって[[《アンドロ・スフィンクス》]]・[[《スフィンクス・テーレイア》]]をリクルートできる[[《ネムレリア・ルーヴ》]]や、同時に[[破壊]]できる[[《つり天井》]]など使い分けもできる。~ LV10なので[[《十種神鏡陣》]]を共有でき、[[ランク]]10の[[エクシーズ素材]]にしてもいい。~ [[《光のピラミッド》]]の貴重な[[サーチ]][[カード]]。~ [[エンドフェイズ]]に[[除外]]されてしまうが、[[《光のピラミッド》]]はその前に[[自分]]で[[破壊]]して[[《スフィンクス・アンドロジュネス》]]に繋げれば問題ない。~ 状況によって[[《アンドロ・スフィンクス》]]・[[《スフィンクス・テーレイア》]]を[[リクルート]]できる[[《ネムレリア・ルーヴ》]]や、同時に[[破壊]]できる[[《つり天井》]]など使い分けもできる。~ [[レベル]]10なので[[《十種神鏡陣》]]を共有でき、[[ランク]]10の[[エクシーズ素材]]にしてもいい。~ ***[[エクストラデッキ]]の[[モンスター]]について [#extradeck] ―[[エクシーズモンスター]]~ 主力[[モンスター]]が[[レベル]]10であり、うち2体は[[《光のピラミッド》]]で並べることができる。~ そのため、[[《スフィンクス・アンドロジュネス》]]でも対処できない場合に備えて[[ランク]]10をメインに採用しておきたい。~ //―[[リンクモンスター]]~ //-[[《ユニオン・キャリアー》]]~ //[[《スフィンクス・アンドロジュネス》]]の[[召喚条件]]は[[装備カード]]状態での[[破壊]]であっても満たせ、自身が[[光属性]]のため[[シナジー]]がある。~ ***[[魔法・罠カード]]について [#spell_trap] 主力[[モンスター]]に関しては一切の[[蘇生]][[カード]]が用を成さない点は留意したい。~ ―専用[[サポートカード]]~ -[[《光のピラミッド》]]~ [[《アンドロ・スフィンクス》]]、[[《スフィンクス・テーレイア》]]を[[特殊召喚]]できる実質の[[必須カード]]。~ 後半の[[自壊]]させる[[効果]]も[[《スフィンクス・アンドロジュネス》]]の[[召喚]]をサポートする。~ [[サーチ]]手段がほぼ皆無なため、序盤にこれらの[[モンスター]]と共に引き込めるかが鍵となる。~ ―[[《アンドロ・スフィンクス》]]と[[《スフィンクス・テーレイア》]]を同時に[[破壊]]する[[カード]]~ -[[《ブラック・ホール》]]・[[《激流葬》]]~ [[相手]][[モンスター]]も巻き込みつつ[[全体除去]]できるため、可能な限り採用しておきたい。~ ここから[[《スフィンクス・アンドロジュネス》]]の[[強化]][[効果]]を使い、[[直接攻撃]]に繋げるのが理想となる。~ -[[《オレイカルコスの結界》]]~ [[破壊される]]のは[[自分]]の[[特殊召喚]]した[[モンスター]]のみだが、微弱ながら[[強化]][[効果]]が付いている。~ 1度でも[[除去]]されたら[[同名カード]]はその[[デュエル]]中は2度と[[使用]]できなくなる。~ 他の[[フィールド魔法]]も採用し、[[《テラ・フォーミング》]]を[[腐らせない>腐る]]ようにしたい。~ -[[《光のピラミッド》]]を[[破壊]]する[[カード]]~ [[《大嵐》]]、[[《サイクロン》]]や[[《ダブル・サイクロン》]]等、消費を抑えつつ同時に[[破壊]]を狙える[[カード]]の採用が望ましい。~ [[オッドアイズ]][[カード]]との併用が前提だが[[《天空の虹彩》]]で[[手札]]の消費を抑えつつ[[破壊]]させるのも良い。~ -[[《光のピラミッド》]]を[[バウンス]]・[[除外]]する[[カード]]~ [[《光のピラミッド》]]の[[破壊]]・[[除外]]効果は[[フィールド]]から離れるだけでも[[適用]]される。~ [[《光のピラミッド》]]の[[破壊]]・[[除外]][[効果]]は[[フィールド]]から[[離れる]]だけでも[[適用]]される。~ 特に[[《妖精伝姫−シラユキ》]]や[[《Vivid Tail》]]は[[バトルフェイズ]]中に[[墓地]]から[[除外]]・[[バウンス]]が可能。~ ―[[ネムレリア]][[カード]]~ -[[《ネムレリアの寝姫楼》]] ~ [[《アンドロ・スフィンクス》]]と[[《スフィンクス・テーレイア》]]を纏めて[[サーチ]]でき、[[《光のピラミッド》]]があれば一気に展開できる。~ なお、[[デッキ]]内に上記2種のどちらか無い場合でも、もう片方と[[《スフィンクス・アンドロジュネス》]]を[[サーチ]]できる事は覚えておきたい。~ -[[《ネムレリア・ルーヴ》]] ~ こちらは[[《アンドロ・スフィンクス》]]か[[《スフィンクス・テーレイア》]]のいずれかを[[リクルート]]できる[[通常罠]]。~ 一時的な[[壁]]を作り出せ、[[エンドフェイズ]]に[[バウンス]]されても[[《光のピラミッド》]]があれば再度展開できる。~ ―その他の[[カード]]~ -[[《強欲で謙虚な壺》]]・[[《封印の黄金櫃》]] ・[[《キャッチ・コピー》]] ~ [[サーチ]]手段が薄い[[デッキ]]なので、[[キーカード]]を[[手札]]に引き込む[[カード]]は必ず投入しておきたい。~ -[[《強欲で金満な壺》]] ~ [[エクストラデッキ]]への依存度が低く無理なく採用できる。~ 上記の[[《強欲で謙虚な壺》]]と同居できるのも好相性。~ -[[《十種神鏡陣》]]~ [[レベル]]10モンスターを[[コスト]]に2[[ドロー]]できる。~ [[獣族]]の[[スフィンクス]]は全員[[レベル]]10なので無理なく投入できる。~ -[[フィールド魔法]]~ --[[《死皇帝の陵墓》]]~ [[《光のピラミッド》]]がない場合の[[召喚]]サポートとなる。~ [[ライフコスト]]が馬鹿にならないため、あくまで一つの手段として考えたい。~ --[[《神縛りの塚》]]~ [[レベル]]10[[モンスター]]に[[効果]]への[[耐性]]と[[バーン]][[効果]]を付与する。~ [[《アンドロ・スフィンクス》]]と[[《スフィンクス・テーレイア》]]の[[バーン]][[効果]]も合わせることで[[守備表示]][[モンスター]]に対してもある程度優位に立てるだろう。~ ただしこちらの[[除去]][[効果]]も防ぐため、[[《スフィンクス・アンドロジュネス》]]を[[特殊召喚]]したい場合は[[発動]]の順番を考慮する必要がある。~ --[[《王家の眠る谷−ネクロバレー》]]~ [[蘇生]][[カード]]に依存しないため、[[相手]]のみに制限を課する事ができる。~ -[[《D・D・R》]]~ [[《アンドロ・スフィンクス》]]と[[《スフィンクス・テーレイア》]]は[[蘇生]]できないが、[[除外]]からの[[特殊召喚]]ができる。~ [[手札コスト]]の分、より消耗しやすい点は気をつけたい。~ -[[《早すぎた帰還》]]~ [[《アンドロ・スフィンクス》]]と[[《スフィンクス・テーレイア》]]は前半の[[デメリット]]から[[相手]][[ターン]]に出したいため、[[罠>罠カード]]のこちらも採用できる。~ [[裏側守備表示]]で[[特殊召喚]]される点も、[[守備力]]が高く[[反転召喚]]時には[[攻撃]]抑制されないことから相性が良い。~ -[[《アンティ勝負》]]~ 高[[レベル]][[モンスター]]を多めに投入する都合上、ほぼ確実に[[相手]]の[[カード]]を[[ハンデス]]できる。~ 余裕があれば投入するのも面白い。~ -[[《貪欲な壺》]]・[[《貪欲な瓶》]]~ 一切の[[蘇生]]ができないため[[墓地へ送られた>墓地へ送る]]後は[[帰還]]以外ではこの[[カード]]で再利用する必要がある。~ 後者は[[《光のピラミッド》]]も[[デッキ]]に戻せるが、後述の[[《ブービートラップE》]]も採用する場合は兼ね合いを考えたい。~ -[[《メルフィーのかくれんぼ》]]~ [[獣族]]に[[1ターンに1度]]の[[効果破壊]][[耐性]]を付与でき、場持ちがよくなる。~ [[自分]]の[[効果]]でも[[破壊]]されなくなるため、[[《ブラック・ホール》]]等に巻き込まれなくなる利点もあるが、[[《スフィンクス・アンドロジュネス》]]を出す際は注意が必要になる。~ [[蘇生]]できない[[《アンドロ・スフィンクス》]]・[[《スフィンクス・テーレイア》]]・[[《スフィンクス・アンドロジュネス》]]を[[デッキ]]に戻し1ドローできる。~ -[[《フォトン・サンクチュアリ》]]~ [[獣族]]の[[スフィンクス]]は[[光属性]]で統一されているため展開を阻害されず、[[《光のピラミッド》]]が無い場合でも[[アドバンス召喚]]へ繋げられる。~ [[《死皇帝の陵墓》]]でも同様の動きはできるが、こちらは[[ライフコスト]]が無く汎用[[リンクモンスター]]を出すことも可能。~ -[[《ブービートラップE》]]~ [[手札コスト]]1枚で[[墓地]]の[[《光のピラミッド》]]を[[セット]]でき、即[[発動]]もできる。~ -[[《スキルドレイン》]]~ [[《アンドロ・スフィンクス》]]と[[《スフィンクス・テーレイア》]]の前半の[[デメリット]]は[[永続効果]]なので[[無効]]化することで回避できる。~ [[Sin]][[モンスター]]とも併用しやすくなる一方、[[バーン]][[効果]]や[[《スフィンクス・アンドロジュネス》]]の[[強化]][[効果]]は使えなくなる。~ -[[《マクロコスモス》]]~ [[蘇生]]を加味する必要がない[[デッキ]]なので、[[相手]]の行動のみを制限しやすい。~ ただし[[魔法・罠カード]]も[[除外]]するため、その場合[[《光のピラミッド》]]の再利用は難しくなる。~ -[[《Vivid Tail》]]~ [[《アンドロ・スフィンクス》]]・[[《スフィンクス・テーレイア》]]は[[《光のピラミッド》]]があれば簡単に[[手札]]から特殊召喚できる。~ [[《アンドロ・スフィンクス》]]・[[《スフィンクス・テーレイア》]]は[[《光のピラミッド》]]があれば簡単に[[手札]]から[[特殊召喚]]できる。~ また[[バトルフェイズ]]中に[[《光のピラミッド》]]を[[フィールド]]から離せる。~ **戦術 [#strategy] 基本は[[《スキルドレイン》]]等の行動抑制で[[相手]]を牽制し、[[《アンドロ・スフィンクス》]]による[[ビートダウン]]を行っていく。~ 打点自体は申し分なく、[[直接攻撃]]3回分でゲームエンドとなる。~ そのため序盤で[[《光のピラミッド》]]と[[《アンドロ・スフィンクス》]]、[[《スフィンクス・テーレイア》]]を揃えるのが重要となる。~ [[《スフィンクス・アンドロジュネス》]]は[[特殊召喚]]できるならば狙っていくべきだろうが、条件がやや厳しい。~ 引導[[火力]]としては申し分ないが、無理のない範囲で[[特殊召喚]]を狙いたいところ。~ **この[[デッキ]]の弱点 [#weakpoint] [[上級モンスター]]を多用する[[デッキ]]の宿命として、[[手札事故]]にも要注意である。~ [[《アンドロ・スフィンクス》]]・[[《スフィンクス・テーレイア》]]は、[[《光のピラミッド》]]がないと自身の[[効果]]で[[特殊召喚]]できない。~ [[《光のピラミッド》]]が[[手札]]に来なければ、あっという間に[[手札]]が[[召喚]]できない[[モンスター]]だらけになってしまう。~ そして[[《光のピラミッド》]]に[[特殊召喚]]を頼るため、[[《大天使クリスティア》]]などにも早めの対処が必要となる。~ [[《光のピラミッド》]]自体の[[発動]]を阻害する[[《ナチュル・パルキオン》]]や[[除去]]にも注意が必要である。~ [[《光のピラミッド》]]自体の遅さも弱点の1つであり、[[スフィンクス]]を能動的に[[破壊]]するプランは他にも用意しておきたい。 **この[[デッキ]]の歴史 [#history] ***第10期(2017年〜2020年) [#history10] -[[20/04/01>リミットレギュレーション/2020年4月1日]]~ [[RISE OF THE DUELIST]]で登場した[[メルフィー]]により[[【獣族】]]としてのまとまりが強化された。 ***第11期(2020年〜) [#history11] -[[23/01/01>リミットレギュレーション/2023年1月1日]]~ [[CYBERSTORM ACCESS]]で登場した[[《ネムレリアの寝姫楼》]]により[[スフィンクス]]の[[サーチ]]手段が増え、安定性が増した。 **代表的なカード [#keycard] -[[《アンドロ・スフィンクス》]] -[[《スフィンクス・テーレイア》]] -[[《スフィンクス・アンドロジュネス》]] -[[《光のピラミッド》]] **関連リンク [#link] -[[【光属性】]] -[[【獣族】]] -[[デッキ集]]