*【侍BOX】 [#top]

#contents

**[[デッキ]]の概要 [#abstract]
 [[《一撃必殺侍》]]と[[《モンスターBOX》]]の[[コンボ]]を利用して[[戦闘]]による[[アドバンテージ]]を取らせにくくした[[デッキ]]。~
 上記の[[コンボ]]に加えて[[《セカンド・チャンス》]]をからめると8分の1の[[確率]]でしか[[攻撃]]が通らなくなる。~
//この部分をよく16分の1にする人がいますが、セカンドチャンスは1ターンに1度しかやり直せません。
 [[《セカンド・チャンス》]]を活かすために、[[《ブローバック・ドラゴン》]]が入っていることも多い。~
 [[ギャンブル]][[デッキ]]系統の中では安定性が比較的高い上、普通に[[ビートダウン]]をこなせる[[デッキ]]であることが最大の特徴。~

 [[《セカンド・チャンス》]]を活かすために[[《ブローバック・ドラゴン》]]が併用される事も多く、この場合は主力[[モンスター]]の頭文字を取り【ブロバ侍】と呼ばれることもある。~
// また、[[《首領・ザルーグ》]]の存在により、微々たる物だが[[ハンデス]]能力を備える。~
 [[ギャンブル]][[デッキ]]系統にしては比較的安定する上、普通に[[ビートダウン]]をこなせる[[デッキ]]であることが最大の特徴。~
 主力[[モンスター]]の頭文字を取り【ブロバ侍】とも呼ばれることがある。~

 《一撃必殺侍/Sasuke Samurai #4》
 効果モンスター
 星4/風属性/戦士族/攻1200/守1200
 (1):このカードが相手モンスターと戦闘を行うダメージステップ開始時に発動する。
 コイントスを1回行い、裏表を当てる。
 当たった場合、その相手モンスターを破壊する。

 《ブローバック・ドラゴン/Blowback Dragon》
 効果モンスター
 星6/闇属性/機械族/攻2300/守1200
 (1):1ターンに1度、相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
 コイントスを3回行い、その内2回以上が表だった場合、その相手のカードを破壊する。

 《モンスターBOX/Fairy BOX》
 永続罠
 このカードのコントローラーは自分スタンバイフェイズ毎に500LPを払う。
 またはLPを払わずにこのカードを破壊する。
 (1):相手モンスターの攻撃宣言時に発動する。
 コイントスを1回行い、裏表を当てる。
 当たった場合、その攻撃モンスターの攻撃力は、
 このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、バトルフェイズ終了時まで0になる。

 《セカンド・チャンス/Second Coin Toss》
 永続魔法
 このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか適用できない。
 (1):自分がコイントスを行う効果を適用する際に、
 コイントスを最初からやり直す事ができる。 

**[[デッキ]]構築に際して [#introduction]
***[[メインデッキ]]の[[モンスター]]について [#monster]
-[[ギャンブル]][[モンスター]]~
--[[《一撃必殺侍》]]~
[[戦闘]]時に[[コイントス]]を行い、2分の1の[[確率]]で[[相手]][[モンスター]]を[[破壊]]するこの[[デッキ]]の[[キーカード]]。~
[[《モンスターBOX》]]・[[《セカンド・チャンス》]]と組み合わせると[[相手]]はこの[[カード]]の[[戦闘破壊]]が困難になる。~

--[[《地雷蜘蛛》]]~
[[攻撃宣言]]時に[[コイントス]]を行い、ハズレの場合に[[自分]]の[[ライフポイント]]が半分になる高[[攻撃力]][[デメリット]][[アタッカー]]。~
[[コイントス]]による[[デメリット]]が[[自壊]]等ではなく[[ライフロス]]なので、他の[[サポートカード]]が無くとも[[アタッカー]]としての役割を遂行できる。~

--[[《時の魔術師》]]~
[[コイントス]]で[[相手]][[モンスター]]への[[全体除去]]、または[[自分]][[モンスター]]への[[全体除去]]+[[自分]]への[[ダメージ]]が発生する[[ギャンブル]][[モンスター]]。~
展開力がさほど高くないこの[[デッキ]]では[[デメリット]]が小さく、[[《セカンド・チャンス》]]とも相性がいい。~

--[[《ブローバック・ドラゴン》]]~
[[デメリット]]なく[[コイントス]]によって2分の1の[[確率]]で[[相手]][[フィールドのカード]]を[[破壊]]できる[[上級モンスター]]。~
//[[戦闘破壊]]され難い[[《一撃必殺侍》]]が[[リリース]]に最適。~
//攻防の要である一撃必殺侍をリリースしては本末転倒なのでは
[[上級モンスター]]の標準をやや下回る[[攻撃力]]は[[《モンスターBOX》]]で補うことができ、複数[[ターン]]維持出来れば[[アドバンテージ]]が期待できる。~
併せて[[《リボルバー・ドラゴン》]]と[[《オーバーロード・フュージョン》]]を入れておけば[[《ガトリング・ドラゴン》]]が狙えるので面白い。~

-[[戦士族]][[モンスター]]~
[[《増援》]]などの[[サポートカード]]を[[《一撃必殺侍》]]と共有できる。~

--[[《首領・ザルーグ》]]・[[《黒蠍−罠はずしのクリフ》]]~
それぞれ[[ハンデス]]・[[魔法・罠除去]][[効果]]を持ち、[[《モンスターBOX》]]やその保険として採用される[[《収縮》]]や[[《禁じられた聖槍》]]と相性がいい。~

--[[《魔装戦士 ドラゴディウス》]]~
[[戦士族]]・[[魔法使い族]]の[[サーチ]][[効果]]と[[相手]][[モンスター]]の攻守を半分にする[[効果]]を持つ[[ペンデュラムモンスター]]。~
[[モンスター効果]]で[[《一撃必殺侍》]]などを[[サーチ]]でき、[[ペンデュラム効果]]は上記の2枚とも[[コンボ]]になる。~

--[[《一刀両断侍》]]・[[《言語道断侍》]]~
[[カード名]]による洒落だけではなく[[《一撃必殺侍》]]では[[効果の発動]]を防げない可能性のある厄介な[[裏側守備表示]][[モンスター]]、[[《一撃必殺侍》]]で干渉できない[[伏せカード]]対策として採用しても面白い。~
//元々書いてあったからいれたけど正直いらんかも

//--[[《異次元の女戦士》]]・[[《異次元の戦士》]]~
//同上

-その他の[[モンスター]]~

--[[《ドラゴンフライ》]]~
[[風属性]]の[[リクルーター]]で[[キーカード]]の[[《一撃必殺侍》]]を[[リクルート]]できる。~

--[[《女忍者ヤエ》]]・[[《シルフィード》]]~
[[デッキ]]を[[風属性]]に寄せるなら採用が検討できる。~
それぞれ[[手札]]の[[風属性]][[モンスター]]を[[手札コスト]]に[[相手]]の[[魔法・罠カード]][[バウンス]]する、[[墓地]]の[[風属性]][[モンスター]]を[[除外]]して[[特殊召喚]]でき、[[戦闘破壊]]されると[[手札破壊]]をする[[効果]]を持つ。~

--[[《不幸を告げる黒猫》]]~
[[《モンスターBOX》]]や[[《ラッキー・チャンス!》]]を擬似的に[[サーチ]]可能だが[[デッキ]]の回転が遅くなる場合があるのには注意。~
//元々書いてあったからいれたけど正直いらんかも

--[[《ダーク・シムルグ》]]~
[[切り札>フィニッシャー]]として採用できる。~
[[闇属性]]は[[《ブローバック・ドラゴン》]]、[[《首領・ザルーグ》]]、[[風属性]]には[[《一撃必殺侍》]]、[[《ドラゴンフライ》]]などがいるので簡単に[[特殊召喚]]できる。~
1〜2枚程度なら[[手札事故]]も起こりにくい。~

--[[《アステカの石像》]]~
[[《モンスターBOX》]]との[[コンボ]]が前提となるが[[コイントス]]に成功すれば4000もの[[反射ダメージ]]となる。~
基本的には[[地雷]]としての運用になるだろう。~

--[[壊獣]]~
[[《一撃必殺侍》]]では太刀打ちできない[[破壊]][[耐性]]持ちを[[除去]]できる。~

***[[エクストラデッキ]]の[[モンスター]]について [#extradeck]
-[[《電光千鳥》]]~
[[風属性]]寄りの[[デッキ]]では[[《ドラゴンフライ》]]や[[《シルフィード》]]を[[エクシーズ素材]]にしやすく、[[攻撃]]反応型[[罠カード]]対策に重宝する。~

***[[魔法・罠カード]]について [#spell_trap]
-[[ギャンブル]][[カード]]~

--[[《モンスターBOX》]]~
[[相手]][[モンスター]]の[[攻撃宣言]]時に[[コイントス]]に成功すれば、その[[攻撃力]]を0にすることができるこの[[デッキ]]のもう1枚の[[キーカード]]の[[永続罠]]。~
[[《一撃必殺侍》]]以外の[[モンスター]]への[[攻撃]]を躊躇させる働きもする。~

--[[《ラッキー・チャンス!》]]~
[[モンスター効果]]で1回の[[コイントス]]をする際に、本来の[[効果]]とは別にその[[コイントス]]を当てることで1[[ドロー]]できる[[永続罠]]。~
[[《ブローバック・ドラゴン》]]や[[《モンスターBOX》]]には対応していない点に注意。~

--[[《セカンド・チャンス》]]~
[[1ターンに1度]]、[[コイントス]]を一度だけやり直す[[永続魔法]]。~
ある程度[[コイントス]]を博打ではなく戦略に組み込めるようになる。~

--[[《ダーク・サンクチュアリ》]]~
[[コイントス]]に成功すれば[[攻撃]]の[[無効]]と若干の[[バーン]]を行う[[フィールド魔法]]。~
[[《テラ・フォーミング》]]で気軽に[[サーチ]]ができ、[[キーカード]]と共に並べれば[[相手]]の[[攻撃]]を通す[[確率]]がより減らせる。~
ただし[[《モンスターBOX》]]のように[[破壊]]に繋がらないので残した[[モンスター]]は次の[[自分]]の[[ターン]]に[[《一撃必殺侍》]]でしっかりと処理しておきたい。~

-その他の[[魔法・罠カード]]~
--[[《増援》]]・[[《戦士の生還》]]~
それぞれ[[《一撃必殺侍》]]をはじめとする[[戦士族]]を[[サーチ]]・[[サルベージ]]できる。~

--[[《収縮》]]・[[《禁じられた聖槍》]]~
[[汎用性]]も高く[[《モンスターBOX》]]失敗時の保険にもなる。~

--[[《強欲で謙虚な壺》]]~
メインの[[コンボ]]は[[特殊召喚]]に依存せず、[[サーチ]]しづらい[[永続罠]]の[[《モンスターBOX》]]を[[手札]]に揃えるのに重宝する。~

--[[《呪いのお札》]]~
[[《一撃必殺侍》]]や[[《ブローバック・ドラゴン》]]の[[効果]]で[[モンスター]]を[[破壊した]]場合でも、[[相手]]に[[ダメージ]]を与えることができるようになる。~

--[[《陰謀の盾》]]~
[[戦闘破壊]][[耐性]]と[[戦闘ダメージ]]を0にする[[効果]]により、[[《一撃必殺侍》]]による[[攻撃]]を大きく[[サポート>サポートカード]]してくれる。~

**戦術 [#strategy]
 とにかく[[《一撃必殺侍》]]で[[守備表示]]の[[モンスター]]を叩き潰していくのが基本。~
 特に[[裏側守備表示]]はそのままでも2分の1の確率で[[裏側>裏側表示]]のまま[[破壊]]出来るので、[[リバースした]]時の[[効果]]を使われずに済む。~
 たとえ[[コイントス]]が失敗しても[[守備表示]]が[[相手]]ならば[[戦闘破壊]]されることはないので、多少の[[反射ダメージ]]覚悟で[[攻撃]]するといいだろう。~
 攻守1200以下の[[モンスター]]なら普通に[[戦闘破壊]]することもできる。~
 [[攻撃表示]]の[[モンスター]]には[[《地雷蜘蛛》]]等で対応したい。~
 また、[[《地雷蜘蛛》]]の不安定さが怖いのであれば[[《シルフィード》]]から[[《ブローバック・ドラゴン》]]という手もある。~

**[[デッキ]]の派生 [#variation]
***【侍パーミッション】 [#PERMISSION]
上記の[[デッキ]]に[[【パーミッション】]]のコンセプトを取り入れた[[デッキ]]。~

[[戦闘]]のあまり得意でない[[《豊穣のアルテミス》]]を[[《モンスターBOX》]]で守り、[[《セカンド・チャンス》]]・[[《モンスターBOX》]]の苦手な[[除去]][[カード]]を[[《魔宮の賄賂》]]等の[[カウンター罠]]で守っていく。~
[[フィニッシャー]]に[[《冥王竜ヴァンダルギオン》]]の採用も検討できる。~
//フェザーに限定せずパーミッションと相性が良いので書き換えました。

**この[[デッキ]]の弱点 [#weakpoint]
// この[[デッキ]]は[[相手]]が[[戦闘破壊]]を狙う[[ビートダウン]][[デッキ]]ならば圧倒的な強さを誇る。~
 [[《一撃必殺侍》]]は単体でも[[戦闘]]によって2分の1の確率で[[アドバンテージ]]を1枚取る事ができる。~
 上級者になればなるほど、基本的には運という不確定要素に頼る事を好まない。~
 そのため、[[相手]]は[[《一撃必殺侍》]]を[[除去]]しようとする場合が多い。~

 だが、[[戦闘]]を介することなく[[モンスター]]の[[破壊]]を狙ってくる[[除去]][[デッキ]]が相手では分が悪い。~
 [[《一撃必殺侍》]]の性質上[[《次元幽閉》]]等の[[攻撃]]反応型[[罠>罠カード]]は脅威となるので、[[伏せ除去]]用の[[魔法・罠カード]]は多めに採用したい。~
// [[《一撃必殺侍》]]は単体でも[[戦闘]]によって2分の1の確率で[[アドバンテージ]]を1枚取る事ができる。~
 上級者になればなるほど、基本的には運という不確定要素に頼る事を好まないため、[[相手]]は[[《一撃必殺侍》]]を直接[[除去]]しようとする場合が多い。~
 そのため、[[戦闘]]を介することなく[[モンスター]]の[[破壊]]を狙ってくる[[除去]][[デッキ]]が相手では分が悪い。~
 [[《一撃必殺侍》]]の性質上、[[《次元幽閉》]]等の[[攻撃]]反応型[[罠>罠カード]]は脅威となるので、[[伏せ除去]]用の[[魔法・罠カード]]は多めに採用したい。~
 [[全体除去]]に弱い[[永続罠]]・[[永続魔法]]を守る[[カウンター罠]]や[[《スターライト・ロード》]]もあるといいだろう。~
 また、[[【除去ガジェット】]]等に対しては[[戦士族]][[サポート>サポートカード]]を共有可能な[[《ダーク・ヒーロー ゾンバイア》]]による[[《魔のデッキ破壊ウイルス》]]で全滅が狙える。~
 優れた[[破壊耐性>破壊されない]]と[[自己強化]]を兼ね備えた[[《魔王龍 ベエルゼ》]]も、[[デッキ]]の根幹を脅かす難敵。~
 苦手とする類の[[除去]]が可能な[[ランク]]4[[エクシーズモンスター]]に頼るべきだろう。~
 [[壊獣]]などによって[[リリース]]してしまうのも有効。~

 他にも[[バーン]][[デッキ]]が[[相手]]の場合、苦戦を強いられるだろう。~
 [[モンスター]]をほとんど採用しない[[【フルバーン】]]に対してはこの[[デッキ]]の[[コンボ]]が役に立たず、全体的に[[攻撃力]]が低いので[[ダメージ]]レースでも劣る。~
 [[《地雷蜘蛛》]]ならばその[[攻撃力]]により焼き切られる前に勝つことも可能だが、その途中で1度でも[[デメリット]]が[[発動]]すれば致命傷になり兼ねない。~
 また、[[攻撃]]を行わない[[【ロックバーン】]]が[[相手]]では[[《モンスターBOX》]]が[[腐り>腐る]]、[[ロック]]パーツによって[[《一撃必殺侍》]]の[[攻撃]]も通しにくくなる。~

 [[罠カード]]による[[除去]]や[[バーン]][[デッキ]]対策に、思い切って[[《王宮のお触れ》]]を[[サイドデッキ]]から投入するのもよいだろう。~
 [[《モンスターBOX》]]を使えなくなるが、[[《スキルドレイン》]]等の厄介な[[永続罠]]にも対応できるようになる。~


**[[デッキ]]の派生 [#variation]
***【侍パーミッション】 [#PERMISSION]
上記の[[デッキ]]に[[【パーミッション】]]のコンセプトを取り入れた[[デッキ]]。~

[[戦闘]]のあまり得意でない[[《豊穣のアルテミス》]]を[[《モンスターBOX》]]で守り、[[《セカンド・チャンス》]]・[[《モンスターBOX》]]の苦手な[[除去]][[カード]]を[[《魔宮の賄賂》]]等の[[カウンター罠]]で守っていく。~
[[フィニッシャー]]に[[《冥王竜ヴァンダルギオン》]]の採用も検討できる。
//フェザーに限定せずパーミッションと相性が良いので書き換えました。

**代表的な[[カード]] [#keycard]
-[[《一撃必殺侍》]]
-[[《モンスターBOX》]]
-[[《セカンド・チャンス》]]

**関連リンク [#link]
-[[ギャンブル]]

-[[【ギャンブル】]]

-[[デッキ集]]