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**[[デッキ]]の概要 [#abstract]
 [[モンスター]]の[[表示形式]]を[[自分]]の[[カードの効果]]で変更して戦う[[コントロール]][[デッキ]]。~
 [[相手]][[モンスター]]の[[表示形式]]を変更することで[[戦闘]]を有利にしたり、特定の[[表示形式]]の[[モンスター]]を[[対象]]とする[[カード]]を使用しやすくする。~

**[[デッキ]]構築に際して [#introduction]
 この[[デッキ]]では、「[[表示形式]]変更[[効果]]を持つ[[カード]]」、「特定の[[表示形式]]の[[モンスター]]を[[対象]]とする[[効果]]を持つ[[カード]]」、「[[表示形式]]が変更された時に[[効果]]を[[発動]]する[[カード]]」の3種が中心となる。~
 尚、[[発動条件]]の存在する[[カード]]や[[対象]]の限定された[[カード]]も存在するため、詳しくは個々のページを参照して欲しい。~

***[[モンスターカード]]について [#monster]
―[[表示形式]]変更[[効果]]を持つ[[カード]]~
-[[《サムライソード・バロン》]]・[[《ワーム・バルサス》]]・[[《フォトン・バタフライ・アサシン》]]~
[[モンスター]]1体の[[表示形式]]を[[攻撃表示]]に変更する。~
相手を[[攻撃表示]]にするのは、[[戦闘ダメージ]]を狙う目的が大きいが、この[[デッキ]]ではあまり高[[攻撃力]]の[[モンスター]]は採用されにくい。~

-[[《先史遺産コロッサル・ヘッド》]]・[[《ジュッテ・ナイト》]]・[[《月読命》]]・[[《BF−鉄鎖のフェーン》]]~
[[モンスター]]1体の[[表示形式]]を[[守備表示]]に変更する。~
[[攻撃力]]の高い[[モンスター]]の表示形式を[[守備表示]]にすることにより、[[戦闘破壊]]を有利にすることが可能。~

-[[《ADチェンジャー》]]・[[《竜宮之姫》]]・[[《ガーゴイルの道化師》]]・[[《カラクリ参謀 弐四八》]]~
[[モンスター]]1体の[[表示形式]]を、[[攻撃表示]]にも[[守備表示]]にも、好きなように変更できる。~
特に[[裏側表示]][[モンスター]]であっても、どちらの[[フィールド]]にいる[[モンスター]]でも[[対象]]にできる上、[[チューナー]]でもある[[《カラクリ参謀 弐四八》]]は使いやすい。~

-[[《土地鋸》]]~
[[特殊召喚に成功した]]時、自身以外の[[特殊召喚]]されている[[モンスター]]を全て[[裏側守備表示]]にする。~
この[[カード]]が[[墓地]]にあるならば、[[シンクロモンスター]]・[[エクシーズモンスター]]に対しては、[[《リビングデッドの呼び声》]]1枚で[[《月の書》]]数枚分の働きをしてくれる。~

-[[《雲魔物−アイ・オブ・ザ・タイフーン》]]~
[[自分]]および[[相手]][[モンスター]]の[[表示形式]]を変更する。~
自身の持つ[[耐性]]も含め、[[戦闘]]には滅法強く、[[フィールド]]を掻き乱すことができるが、[[最上級モンスター]]であるため、展開のための手段を考えておかないと[[事故]]要因に繋がる。~

-[[《軍神ガープ》]]~
全ての[[モンスター]]に[[攻撃表示]]を強制しつつ[[表示形式]]の変更を封じる。~
厳密には[[守備表示]]になった[[モンスター]]はその瞬間[[攻撃表示]]に[[表示形式]]が変更されるため、これを上手く使った[[コンボ]]も可能。~

―特定の[[表示形式]]の[[モンスター]]を[[対象]]とする[[効果]]を持つ[[カード]]~
-[[《ドリルロイド》]]・[[《忍者マスター SASUKE》]]・[[《BK ラビット・パンチャー》]]・[[《H・C 夜襲のカンテラ》]]~
[[守備表示]][[モンスター]]を[[攻撃]]した時に[[ダメージ計算]]なしで[[破壊]]する。~
[[種族]]や[[ステータス]]、専用[[サポートカード]]の違いから、好みのものを選ぶとよい。~

―[[表示形式]]が変更された時に[[効果]]を[[発動]]する[[カード]]~
-[[《ドリーム・ピエロ》]]・[[《ブレードラビット》]]~
[[攻撃表示]]から[[表側守備表示]]に[[表示形式]]が変更された時に[[モンスター除去]]を行う。~
これらの[[カード]]をメインで採用する場合は、主に[[《つまずき》]]との[[コンボ]]を狙っていきたい。~

-[[《マーダーサーカス》]]~
[[守備表示]]から[[攻撃表示]]に[[表示形式]]が変更された時に[[バウンス]]を行う。~

―[[効果]]に[[表示形式]]変更を含む[[カード]]~
-[[《ライトロード・マジシャン ライラ》]]~
[[攻撃表示]]から[[表側守備表示]]に[[表示形式]]を変更しつつ[[魔法・罠除去]]を行う。~

-[[《幻蝶の刺客モルフォ》]]~
[[表示形式]]が変更された[[相手]][[モンスター]]の[[ステータス]]をダウンさせる[[効果]]を持つ。~
各種[[表示形式]]変更[[カード]]を駆使してこの[[カード]]を守りながら戦えば、[[戦闘]]面で有利に立つことが可能。~

***[[魔法・罠カード]]について [#spell_trap]
―[[表示形式]]変更[[効果]]を持つ[[カード]]~
-[[《エネミーコントローラー》]]・[[《月の書》]]・[[《幻蝶の護り》]]・[[《鎖付きブーメラン》]]・[[《セキュリティー・ボール》]]・[[《チェンジ・デステニー》]]~
-[[《エネミーコントローラー》]]・[[《月の書》]]・[[《幻蝶の護り》]]・[[《もの忘れ》]]・[[《鎖付きブーメラン》]]・[[《セキュリティー・ボール》]]・[[《チェンジ・デステニー》]]~
[[モンスター]]1体の[[表示形式]]を変更する。~

-[[《カード・フリッパー》]]・[[《イタクァの暴風》]]~
[[相手]][[モンスター]]の[[表示形式]]を変更する。~

-[[《邪悪な儀式》]]・[[《悪夢の迷宮》]]・[[《重力解除》]]~
[[自分]]および[[相手]][[モンスター]]の[[表示形式]]を変更する。~

-[[《最終突撃命令》]]・[[《召喚制限−猛突するモンスター》]]・[[《バトルマニア》]]・[[《レベル制限A地区》]]~
特定[[モンスター]]に[[攻撃表示]]を強制する。~

-[[《つまずき》]]・[[《闇の護封剣》]]・[[《レベル制限B地区》]]・[[《アヌビスの呪い》]]~
特定[[モンスター]]に[[守備表示]]を強制する。~

―特定の[[表示形式]]の[[モンスター]]を[[対象]]とする[[効果]]を持つ[[カード]]~
-[[《シールドクラッシュ》]]~
[[守備表示]][[モンスター]]を[[破壊]]する。~

―[[表示形式]]が変更された時に使用できる[[カード]]~
-[[《プリベント・スター》]]~
[[相手]][[モンスター]]1体の[[攻撃]]および[[表示形式]]変更を封じる。~

-[[《ムーン・スクレイパー》]]~
[[岩石族]]専用サポートであり、[[魔法・罠カード]]を[[破壊]]する。~
使用するのであれば、[[岩石族]]である[[《先史遺産コロッサル・ヘッド》]]などを多めに採用する必要がある。~

-[[《断頭台の惨劇》]]~
[[表示形式]]の変更をトリガーに、[[相手]]の[[守備表示]][[モンスター]]を全て[[破壊]]する。~
効率よく[[相手]][[モンスター]]を[[守備表示]]にできるならば、手軽な[[全体除去]]として扱うことも可能。~

**戦術 [#strategy]
 [[カードの効果]]による[[表示形式]]変更を活用するにあたって、その[[効果]]を[[自分]]に[[適用]]するのか[[相手]]に[[適用]]するのか、その[[効果]]によって[[攻撃表示]]にするのか[[守備表示]]にするのかを考える必要がある。~
 どの状態を軸とするかによって、相性の良い[[カード]]や戦術に違いが出てくるからである。~
 ただし、[[《つまずき》]]等のように[[お互い]]に影響を与える[[カード]]も存在するため、必ずしも軸を1つに絞る必要があるわけではない。~

***[[自分]]の[[モンスター]]を[[攻撃表示]]にする [#strategy1]
 この場合に相性の良い[[カード]]は、[[《ゴブリン突撃部隊》]]等の[[攻撃]]後に[[守備表示]]となる[[デメリット]][[アタッカー]]。~
 [[守備表示]]になることは[[戦闘ダメージ]]を受けないという利点があるが、これらの[[デメリット]][[アタッカー]]は[[守備力]]が低いため、[[攻撃表示]]の方が[[戦闘破壊]]されにくい。~
 また、[[守備表示]]となった次の[[ターン]]の[[表示形式]]変更を封じる[[モンスター]]もいるため、その[[デメリット]]を無視して毎[[ターン]][[攻撃]]できるようになるのは大きい。~

 [[デメリット]][[アタッカー]]以外では、毎[[ターン]][[除去]][[効果]]を使用できるようになる[[《ライトロード・マジシャン ライラ》]]も相性が良い。~
 [[《軍神ガープ》]]や[[《最終突撃命令》]]と併用した場合、毎[[ターン]]擬似[[《ハーピィの羽根帚》]]を[[発動]]できる。~

***[[自分]]の[[モンスター]]を[[守備表示]]にする [#strategy2]
 [[自分]]の[[モンスター]]を[[守備表示]]にする最大の利点は、低[[攻撃力]]の[[モンスター]]を[[攻撃表示]]のまま立たせなくて済むこと。~
 [[《つまずき》]]を用いた場合、全ての[[モンスター]]を[[《召喚僧サモンプリースト》]]のように扱えるようになる。~
 [[リクルーター]]等は[[攻撃表示]]で[[特殊召喚]]することも多いため、余計な[[戦闘ダメージ]]を受けないで済むのは大きい。~

 また、[[《ドリーム・ピエロ》]]や[[《ブレードラビット》]]、[[D]]([[守備表示]]時)の[[効果]]を使用しやすくなる。~
 その他には、[[カラクリ]]の強制[[攻撃]]を[[発動]]させないことも可能。~

***[[相手]]の[[モンスター]]を[[攻撃表示]]にする [#strategy3]
 [[相手]]の[[モンスター]]を[[攻撃表示]]にする利点は、[[戦闘ダメージ]]を与えやすくなること。~
 特に、[[戦闘破壊]][[耐性]]持ちの[[モンスター]]を[[攻撃表示]]にした場合、大量の[[戦闘ダメージ]]を与えられる。~
 [[相手]][[フィールド]]に低[[攻撃力]]の[[モンスター]]がいない場合でも、[[《おジャマトリオ》]]等で[[トークン]]を生成し、それを[[破壊]]することで[[ダメージ]]を与える[[コンボ]]も可能。~

***[[相手]]の[[モンスター]]を[[守備表示]]にする [#strategy4]
 この場合に相性の良い[[カード]]は、[[《ドリルロイド》]]や[[《忍者マスター SASUKE》]]といった、[[守備表示]][[モンスター]]を[[破壊]]できる[[カード]]である。~
 [[攻撃]]を介する必要はあるが、[[ステータス]]の高い[[モンスター]]相手でも一方的に[[破壊]]でき、また[[戦闘破壊]]ではないため[[リクルーター]]等の[[効果]]も[[発動]]しない。~
 また、上記の[[モンスター]]を使用しなくとも、[[守備力]]はあまり高くない[[モンスター]]が多いため、[[戦闘破壊]]を狙い易くなる。~
 この場合、[[貫通]][[効果]]を持つ[[モンスター]]は相性がいい。~

 その他、単に[[戦闘]]の抑制として[[相手]][[モンスター]]を[[守備表示]]にすることも考えられる。~
 [[戦闘]]を重視しないということで、[[ステータス]]の低い[[モンスター]]でも維持しやすくなる。~
 この場合、[[ロック]][[デッキ]]のような戦術を取ることになるだろう。~

**[[デッキ]]の種類 [#decktype]
***[[【つまずき】]] [#Stumbling]
 [[《つまずき》]]によって[[相手]]の行動を遅らせる[[コントロール]][[デッキ]]。~
 詳しくは当該ページを参照。~

**[[デッキ]]の派生 [#variation]
***[[【カラクリ】]] [#Karakuri]
 [[カテゴリ]]に属する多くの[[モンスター]]が[[表示形式]]変更[[効果]]を持っている。~
 また、[[サポートカード]]にも[[表示形式]]に関する[[効果]]を持つ[[カード]]が多いため、[[表示形式]]変更を如何にして戦術に組み込むかが鍵となる。~
 詳しくは当該ページを参照。~

***[[【スパイダー】]] [#Spider]
 [[守備表示]]に関する[[効果]]を持った[[昆虫族]][[モンスター]]を主体に、[[表示形式]]変更[[カード]]を駆使して戦う[[デッキ]]。~
 詳しくは当該ページを参照。~

***[[【ディフォーマー】]] [#Morphtronic]
 [[表示形式]]によって変化する[[効果]]を持つ[[D]]を用いた[[デッキ]]。~
 [[1ターンに1度]]の[[表示形式]]変更と[[カードの効果]]による[[表示形式]]変更を上手く活用することで、柔軟な動きが可能となる。~
 詳しくは当該ページを参照。~

***[[【電子光虫】]] [#DigitalBug]
 [[守備表示]]に関する[[効果]]を持つ[[光属性]]・[[昆虫族]][[モンスター]]群、[[電子光虫]]を軸とした[[ビートダウン]][[デッキ]]。~
 [[エクシーズモンスター]]に[[全体攻撃]]や[[貫通]][[効果]]を付与し、[[守備表示]][[モンスター]]を[[攻撃]]して大[[ダメージ]]を狙う攻撃的な戦術が特徴。~
 詳しくは当該ページを参照。~

***[[【ゴーストリック】]] [#Ghostrick]
 [[ゴーストリック]]と名のついた[[モンスター]]群を中心とした[[コントロール>コントロール#top2]][[デッキ]]。~
 [[相手]][[モンスター]]を[[裏側守備表示]]にして攻め手を遅らせつつ、[[《ゴーストリック・ハウス》]]・[[《ゴーストリック・ミュージアム》]]の[[効果]]による[[直接攻撃]]を狙う。~
 詳しくは当該ページを参照。~

***[[【スケアクロー】]] [#Scarecrow]
 大半が[[ブロッカー]]である[[スケアクロー]]を展開して[[《スケアクロー・トライヒハート》]]による[[ビートダウン]]を目指す[[【リンク召喚】]][[デッキ]]。~
 [[カードの位置]]に関する共通[[効果]]により[[特殊召喚]]しやすい。~

**この[[デッキ]]の弱点 [#weakpolnt]
 [[表示形式]]を変更できない[[リンクモンスター]]は[[デッキ]]コンセプトを全否定してくる天敵となる。~
 [[《レベル制限B地区》]]らに対する[[エクシーズモンスター]]同様、存在を許した瞬間に無抵抗となってしまうので[[カウンター罠]]などでなんとしても妨害したい。~
 [[《ライトニング・ストーム》]]が登場したとはいえ、劇的な改善とまでは言えないのが現状である。~

//**この[[デッキ]]の歴史 [#history]

**代表的なカード [#keycard]
-[[《つまずき》]]

**関連リンク [#link]
-[[【つまずき】]]
-[[【カラクリ】]]
-[[【スパイダー】]]
-[[【ディフォーマー】]]
-[[【電子光虫】]]
-[[【ゴーストリック】]]
-[[【スケアクロー】]]

-[[デッキ集]]