*&ruby(テックジーナス){TG};/T.G.[#top]
 [[EXTREME VICTORY]]で[[カテゴリ]]化した「TG」と名のついた[[カード]]群。~
 非常に多くの[[シンクロモンスター]]を擁する[[カード群>カテゴリ]]で、[[通常召喚モンスター]]は全て[[下級モンスター]]である。~

-[[シンクロ召喚]]を主体とする[[カテゴリ]]らしく、自身または他者を[[特殊召喚]]する[[効果]]を持つものが非常に多い。~
また、[[フィールド]]の自身が[[破壊された]][[ターン]]の[[エンドフェイズ]]に[[同名カード]]以外のTGを[[サーチ]]する共通[[効果]]を持つものが一部存在する。~
([[《TG サイバー・マジシャン》]]・[[《TG ブースター・ラプトル》]]・[[《TG ストライカー》]]・[[《TG ワーウルフ》]]・[[《TG ラッシュ・ライノ》]]の5体が該当)~
[[下級]]TGは[[ステータス]]が低く、単体では機能しにくい[[効果]]を持つものが多いので、この[[サーチ]][[効果]]は[[事故>手札事故]]の回避にも役立つ。~

-[[モンスター]]の総数は20種台ながら、特別な[[属性]]である[[神属性]]を除いた6[[属性]]と10種以上の[[種族]]が属する非常にバラエティに富んだ[[カテゴリ]]になっている。~

-属する[[モンスター]]自体は[[週刊少年ジャンプ(2011年2号) 付属カード>書籍付属カード#WJ]]で[[《TG ハイパー・ライブラリアン》]]が登場していた。~
しかし、正式な[[カテゴリ]]になったのは、[[EXTREME VICTORY]]で関連[[モンスター]]や[[魔法・罠カード]]が登場してからである。~

-この[[カテゴリ]]の[[サポートカード]]のうち第7期に登場した以下の5種は、[[カード名]]が英数字のみで、振り仮名が打たれていない。~
[[遊戯王カードデータベース]]には、[[カード]]の個別ページにそれぞれ読み方が記載されている。~

|CENTER:|CENTER:|c
|''[[カード名]]''|''読み方([[宣言]]時)'' |
|[[《TGX1−HL》]]  |《ティージーエックスワン エイチエル》|
|[[《TGX300》]]  |《ティージーエックススリーハンドレッド》|
|[[《TG−SX1》]]  |《ティージー エスエックスワン》|
|[[《TGX3−DX2》]]  |《ティージーエックススリー ディーエックスツー》|
|[[《TG1−EM1》]]  |《ティージーワン イーエムワン》|
<
''いずれも「TG」が[[カード名]]に入っているものの、「テックジーナス」とは読まない''。~
そのため[[《TG マイティ・ストライカー》]]で[[サーチ]]できず、[[《マジカルシルクハット》]]で&ruby(テックジーナス){TG};[[モンスター]]扱いにすることもできない。~
特に[[英語名]]はピリオドを含まないため[[N]]の[[特殊裁定]]と似ており、分かりやすい。~

-一部を除く[[モンスター]]の[[カード名]]に統一感があり、非人間型の[[モンスター]]は「機械部品」+「[[種族]]」、人間型の[[モンスター]]は「抽象的な概念」+「職業・役職」、[[機械>機械族]]型の[[モンスター]]は「長柄武器」+「銃火器」となっている。~
アンチノミーが使用する[[モンスター]]はこの傾向で統一されているため、初期の謎のD・ホイーラー使用時期は定まっていなかった可能性がある。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメ5D'sにおいて、謎のD・ホイーラーことアンチノミー(ブルーノ)が使用する[[カード群>カテゴリ]]。~
なおアニメに登場したTGの多くは、以下の共通する[[効果]]を持っていた。~
 このカードは、機械族としても扱う。
 機械族を対象にした自分の魔法・罠カードの効果をこのカードが受ける時、
 このカードの元々の攻撃力・守備力は半分になる。
自身を[[機械族]]として''も''扱う[[効果]]は、作中では[[通常罠]]《ダブル・タイプ・レスキュー》の[[発動条件]]を満たすのに活かされている。~
また、彼の[[デッキ]]には[[機械族]]に[[ユニオン]]できる[[《バスター・ショットマン》]](アニメ[[効果]])が入っているので、こちらとも[[シナジー]]があった。~
後半の半減[[デメリット]]については作中では一度も[[適用]]されることはなく、[[OCG]]でも削除されている。~

--[[OCG]]においては長らくこの「[[機械族]]としても扱う」という特徴は削除されていたのだが、第12期に[[フィールド]]のTGを[[機械族]]に変更する[[《TG−オールクリア》]]が登場。~
同時に、「[[機械族]]のTG」を条件とする[[効果]]を持つ[[カード]]が複数登場し、アニメ版での個性を疑似的に再現できるようになった。~
---なお、[[《TG−オールクリア》]]はあくまでも[[種族]]を変更する[[効果]]であり、アニメ版の複数の[[種族]]を持たせる[[効果]]とは異なる。~
[[OCG]]では[[属性]]に関しては複数の[[属性]]を持たせる[[効果]]が古くから登場しているのだが、何故か[[種族]]に関しては頑なに持たせない様になっている。~

--上記で述べた一部TGに備わっているTGの[[サーチ]][[効果]]は、アニメでは[[OCG]]とは逆に[[同名カード]]を[[サーチ]]する[[効果]]であった。~
またアニメでは[[破壊された]]時にすぐに[[サーチ]][[効果]]が[[発動]]する代わりに、その[[カード]]はその[[ターン]][[使用]]できない[[デメリット]]があった。~

--公式サイトのワンポイントレッスンでは、「テック」は「テクノロジー(Technology)」の略、「ジーナス(Genus)」は[[種族]]を表すと説明されている。~
「科学技術」+「[[種族]]」というこの2つの単語を合わせて「科学属」といったニュアンスの言葉になるのではないかと紹介されている。~

--アニメでは、[[カード名]]の後にその[[モンスター]]の[[種族]]の[[英語名]]の略称と数字から成るコードナンバーが記されている。~
なお[[シンクロモンスター]]のTGには、[[種族]]の略称の後に「X」がついており、コードナンバーの数字もより大きい数値になっている。~
なお、数字や[[シンクロモンスター]]のコードナンバーについてはワンポイントレッスンにおいて「今後判明するかも」と何らかの意味合いがある事が示唆されていたものの、その後のワンポイントレッスンや作品内においてそれらについては触れられないまま番組が終了してしまっている。~

--この[[カテゴリ]]の[[シンクロモンスター]]が[[シンクロ召喚]]される際、[[コンピュータを模したような演出がなされる>《TG−オールクリア》]]。~
[[TAG FORCE 6>ゲーム付属カード#TF6]]でも、アンチノミーが[[シンクロ召喚]]を行う際に上記のような演出があるのが確認できる。~
---また、この[[カテゴリ]]の[[シンクロモンスター]]の召喚口上はほぼ全てがアニメのロボットや戦闘機の出撃シークエンスを思わせるものとなっており、「[[リミッター解放>《TG−ブレイクリミッター》]]、[[レベル]](その[[シンクロモンスター]]の[[レベル]])」と付ける(TAG FORCEシリーズではセリフの存在しない[[シンクロモンスター]]の場合、[[レベル]]の部分が「マルチシンクロレベル」になる)。
---また、この[[カテゴリ]]の[[シンクロモンスター]]の[[召喚]]口上はほぼ全てがアニメのロボットや戦闘機の出撃シークエンスを思わせるものとなっており、「[[リミッター解放>《TG−ブレイクリミッター》]]、[[レベル]](その[[シンクロモンスター]]の[[レベル]])」と付ける(TAG FORCEシリーズではセリフの存在しない[[シンクロモンスター]]の場合、[[レベル]]の部分が「マルチシンクロレベル」になる)。

--[[サポートカード]]の[[魔法・罠カード]]の内、[[カード名]]が英数字のみのものは[[OCG]]オリジナルであり、アンチノミーが作中で使用したものは[[《バトル・スタン・ソニック》]]のみである。~
その[[《バトル・スタン・ソニック》]]もアニメではTGに関する[[効果]]は持っていなかった。~

--登場から10年近くの時を要したが、2019年にはアニメに登場した全てのTGが[[OCG]]化された。~
[[OCG]]オリジナルの[[モンスター]]や[[サポートカード]]もそれまでに、そしてその後も複数登場しており、かなり[[OCG]]事情に恵まれた[[カテゴリ]]と言える。~

-コナミのゲーム作品において―~
[[TAG FORCE 5>ゲーム付属カード#TF5]]では、その時点までに登場していた全てのTGが[[オリジナルカード]]として登場している。~
アニメと同様、「[[機械族]]としても扱う」[[効果]]を持っており、[[カード名]]にはコードナンバーも記されている。~

--ゲーム作品で先行的に登場した時の[[英語名]]は「T.G.」ではなく「Tech Genus」となっていた。~

--[[TAG FORCE 6>ゲーム付属カード#TF6]]では、[[5>ゲーム付属カード#TF5]]までに登場していたオリジナル[[効果]]のTGは、全て[[OCG]]の仕様に変更された。~
また、当時[[OCG]]化されていなかった[[《TG ギア・ゾンビ》]]・[[《TG ドリル・フィッシュ》]]・[[《TG メタル・スケルトン》]]の3枚が[[オリジナルカード]]として登場している。~

---これら3枚はアニメ[[効果]]から変更されているが、[[5>ゲーム付属カード#TF5]]で登場したTGと異なり、コードナンバーや[[機械族]]関連の[[効果]]が無い。~
他のTGを[[OCG]]仕様に変更した事により、それらとの統一感を持たせるためであろう。~

--[[DUEL TERMINAL]]ではアンチノミーが使用し、[[サポートカード]]も含めて専用ボイスが用意されている。~
したがって上記のルビの振られていない[[サポートカード]]の正しい読み方も確認できる。~

**関連リンク [#link]
―「TG」と名のついた[[モンスター]]~
 ※は「TG」に関する[[効果]]を持つ[[モンスター]]
-[[効果モンスター]]
--[[レベル]]1
---※[[《TG ギア・ゾンビ》]]([[チューナー]])
---※[[《TG サイバー・マジシャン》]]([[チューナー]])
---※[[《TG タンク・ラーヴァ》]]([[チューナー]])
---※[[《TG ドリル・フィッシュ》]]
---※[[《TG ブースター・ラプトル》]]
---※[[《TG ロケット・サラマンダー》]]
--[[レベル]]2
---※[[《TG カタパルト・ドラゴン》]]
---※[[《TG ストライカー》]]([[チューナー]])
---※[[《TG メタル・スケルトン》]]
--[[レベル]]3
---[[《TG ジェット・ファルコン》]]([[チューナー]])
---※[[《TG ワーウルフ》]]
--[[レベル]]4
---※[[《TG スクリュー・サーペント》]]([[チューナー]])
---※[[《TG ラッシュ・ライノ》]]

-[[特殊召喚モンスター]]
--[[レベル]]12
---[[《TG ハルバード・キャノン/バスター》]]

-[[シンクロモンスター]]
--[[レベル]]2
---※[[《TG マイティ・ストライカー》]]([[チューナー]])
---※[[《TG レシプロ・ドラゴン・フライ》]]
--[[レベル]]5
---※[[《TG オーバー・ドラグナー》]]
---※[[《TG スター・ガーディアン》]]([[チューナー]])
---[[《TG ハイパー・ライブラリアン》]]
---[[《TG パワー・グラディエイター》]]
---[[《TG ワンダー・マジシャン》]]([[チューナー]])
--[[レベル]]10
---[[《シューティング・スター・ドラゴン・TG−EX》]]
---※[[《TG ブレード・ガンナー》]]
--[[レベル]]12
---[[《TG グレイヴ・ブラスター》]]
---※[[《TG ハルバード・キャノン》]]

-[[リンクモンスター]]
--[[リンク]]3
---※[[《TG トライデント・ランチャー》]]

-[[モンスタートークン]]
--[[レベル]]1
---[[TGトークン]]

―「TG」と名のついた[[魔法・罠カード]]~
 ※は「TG」に関する[[効果]]を持つ[[魔法・罠カード]]
-[[通常魔法]]
--※[[《TG−ブレイクリミッター》]]
//-[[速攻魔法]]
//--[[《》]]
-[[永続魔法]]
--※[[《TG−オールクリア》]]
//-[[装備魔法]]
//--[[《》]]
//-[[フィールド魔法]]
//--[[《》]]

//-[[通常罠]]
//--[[《》]]
//-[[永続罠]]
//--[[《》]]
-[[カウンター罠]]
--※[[《TG−クローズ》]]

―「TG」に関する[[効果]]を持つ[[カード]]
-[[《TGX1−HL》]] 
-[[《TGX300》]] 

-[[《TG−SX1》]]
-[[《TGX3−DX2》]]
-[[《TG1−EM1》]]
-[[《バトル・スタン・ソニック》]]

―「TG」を素材に指定する[[モンスター]]
-[[シンクロ素材]]
--[[《TG スター・ガーディアン》]]
--[[《TG パワー・グラディエイター》]]
--[[《TG ワンダー・マジシャン》]]

-[[リンク素材]]
--[[《TG トライデント・ランチャー》]]

―その他のリンク
-[[【TG】]]

-[[カテゴリ]]

**FAQ [#faq]
Q:[[サーチ]][[効果]]を持つTGが[[フィールド]]で[[破壊]]され[[墓地へ送られ>墓地へ送られた]]、[[エンドフェイズ]]にそのTGが[[墓地]]に存在しない場合、[[効果]]は[[発動]]できますか?~
A:いいえ、[[発動]]できません。(11/02/11)

Q:[[サーチ]][[効果]]を持つTGの[[効果]]が[[発動]]し、[[効果処理時]]にその[[効果]]を[[発動]]したTGが[[墓地]]に存在しない場合、[[効果]]は[[適用]]されますか?~
A:はい、[[適用]]されます。(11/02/23)

Q:[[サーチ]][[効果]]を持つTGが[[フィールド]]で[[裏側表示]]で[[効果破壊]]され[[墓地へ送られた]]場合、[[効果]]は[[発動]]できますか?~
A:はい、[[発動]]できます。(11/02/11)

Q:[[エンドフェイズ]]の[[手札]]調整で[[《魔轟神獣キャシー》]]を[[墓地へ捨て>墓地へ捨てる]]、[[《魔轟神獣キャシー》]]の[[効果]]で[[《TG ストライカー》]]を[[破壊]]した場合、その[[エンドフェイズ]]に[[効果]]を[[発動]]することはできますか?~
A:いいえ、できません。(13/05/08)
//《TG ストライカー》についてしか聞いていません。他のサーチ効果を持つTGについても同様かと思われますが、気になる方はお手数ですが自分で事務局に問い合わせてください。

Q:[[サーチ]][[効果]]は、[[墓地へ送られた]]時と[[エンドフェイズ]]の両方で[[チェーンブロック]]を作りますか?~
A:[[エンドフェイズ]]でのみ作ります。(11/02/17)

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。