*メインフェイズ/Main Phase [#top]
**メインフェイズ1 [#M1]
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|>|>|>|>|>|~[[ターン]]|h
|[[ドローフェイズ]]|[[スタンバイフェイズ]]|''メインフェイズ1''|[[バトルフェイズ]]|[[メインフェイズ2>メインフェイズ#M2]]|[[エンドフェイズ]]|

*メインフェイズ/Main Phase [#top]
**メインフェイズ1 [#M1]
 メインフェイズは、[[ターンプレイヤー]]がもっとも自由に[[カード]]を使える行動[[フェイズ]]です。~
 このフェイズでは、[[モンスターの召喚]]と[[表示形式]]の変更、各[[カードの効果]][[発動]]と[[魔法・罠カード]]の[[セット]]などができます。~
 各行動についてはどういった順番で行ってもよいですが、行動によっては行う回数に制限が設けられているものがあります。~

-この[[フェイズ]]でできること
--[[モンスターの召喚]]~
[[反転召喚]]、[[特殊召喚]]は1[[ターン]]に何度でも行うことができますが、[[召喚]]([[アドバンス召喚]])と[[セット]]については、どちらか1度しか行うことができません。~
これはメインフェイズ2も含めた制限回数です。~
--[[モンスター]]の[[表示形式]]の決定~
[[モンスター]]の[[反転召喚]]および[[表側攻撃表示]]・[[表側守備表示]]への変更がこれに当てはまり、[[フィールド]]上の[[モンスター]]1体につき1度だけ行うことができます。~
基本的にこの[[ターン]]に[[フィールド]]上に出た[[モンスター]]は、[[表示形式]]を変更できません。~
また、メインフェイズ1で[[表示形式]]を変更していなくても、[[バトルフェイズ]]で[[攻撃]]に参加した[[モンスター]]は、メインフェイズ2では[[表示形式]]を変更できません。~
--各[[カードの効果]][[発動]]~
基本的にメインフェイズで[[発動]]できる[[魔法>魔法カード]]・[[罠>罠カード]]・[[モンスター効果]]については、[[手札]]や[[コスト]]の許す限り、何度でも[[発動]]することが可能です。~
--[[魔法・罠カード]]の[[セット]]~
[[発動]]中の[[カード]]を含めて、最大5枚まで[[セット]]することができます([[フィールドカードゾーン]]を除く)。~
//適用中の方がふさわしいのは分かるが、ルールブックから引用した文章を変えるべきではない。
//ふさわしいじゃなくて正しいけどねそれならそのこと踏まえて書いた方がいいと思う初心者が勘違いするし

**メインフェイズ2 [#M2]
|>|>|>|>|>|CENTER:150|c
|>|>|>|>|>|~[[ターン]]|h
|[[ドローフェイズ]]|[[スタンバイフェイズ]]|[[メインフェイズ1>メインフェイズ]]|[[バトルフェイズ]]|''メインフェイズ2''|[[エンドフェイズ]]|

 メインフェイズ2は、[[バトルフェイズ]]を行った場合のみ発生します。~
 ここでできる行動は基本的にメインフェイズ1と同じですが、1の時点で回数制限のある行動をしてしまった場合は、2ではその行動をすることはできません。~
 [[バトルフェイズ]]の結果をふまえた上で、[[モンスター]]の補充や[[魔法・罠>魔法・罠カード]]の[[発動]]、[[セット]]を検討しましょう。~
 次の[[相手]]の[[ターン]]に備えるのが、この[[フェイズ]]の役割といえます。~

-この[[フェイズ]]でできること
--[[モンスターの召喚]]など
--[[モンスター]]の[[表示形式]]の決定([[表示形式]]の変更)
--各[[カードの効果]][[発動]]
--[[魔法・罠カード]]の[[セット]]

 (公式ルールブック マスタールール2対応 バージョン 1.2 より引用)

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-[[シンクロ召喚]]、[[エクシーズ召喚]]、[[ペンデュラム召喚]]、[[リンク召喚]]を行うのもこの[[フェイズ]]である。

//-メインフェイズ終了時、[[ターンプレイヤー]]が[[優先権]]を放棄した後、[[相手]]が何か[[クイックエフェクト]]を[[発動]]した場合、その[[効果]]処理後、[[ターンプレイヤー]]は、フェイズを移行しなければならない。(10/08/07)
-メインフェイズ終了時、[[ターンプレイヤー]]が[[優先権]]を放棄した後、[[相手]]が何か[[クイックエフェクト]]を[[発動]]した場合、その[[効果]]処理後、引き続きメインフェイズが継続される。~
--例~
//メインフェイズに[[ターンプレイヤー]]がカードを[[セット]]、その終了[[宣言]]時、[[相手]]が[[《サイクロン》]]で[[破壊]]した場合、カードの[[セット]]などはできず、バトルフェイズまたはエンドフェイズに移行しなければならない。(10/08/07)
//電話質問と食い違ってる
メインフェイズに[[ターンプレイヤー]]がカードを[[セット]]、その終了[[宣言]]時、[[相手]]が[[《サイクロン》]]で[[破壊]]した場合、引き続きメインフェイズが継続となり、改めてカードの[[セット]]などの権利を得る。

//(10/08/08)のメール質問の質問と回答を引用しておく(改行以外改変なし)質問の仕方によって回答がぶれた可能性がある。
//Q.
//ターンプレイヤーが「メインフェイズを終了しますいいですか?」と聞いたとき、相手プレイヤーが《死者への供物》でモンスターを破壊してきました。
// このとき、改めてターンプレイヤーに優先権が戻ってくるのではないかと思うのですが、その際、まだ行っていなかった通常召喚などを行ってもいいですか?
//A.
//ターンプレイヤーがメインフェイズを終了する際に一旦優先権を放棄し、相手がカードを発動した場合、その後メインフェイズを続行し通常召喚等を行う事ができます。

-ルール上は、[[バトルフェイズ]]に入った場合、必ずメインフェイズ2に入らなければならない。(12/07/28)~
逆に、[[バトルフェイズ]]に入らなかった場合はメインフェイズ2を行うことはできない。

-メインフェイズ1の終了[[宣言]]時、次に[[バトルフェイズ]]に入るのか[[エンドフェイズ]]に入るのかを[[宣言]]する必要はない。(12/07/22)~
非[[ターンプレイヤー]]は次の[[フェイズ]]がどちらなのかを推測しながら、その[[メインフェイズ]]の[[優先権]]を行使しなくてはならない。

--[[公式で推奨・実施されている>http://www.yugioh-card.com/japan/howto/speedduel/]]スピードデュエルではメインフェイズ2が存在しない。~
これによって一部の[[カードの効果]]は使えなくなっており、また通常ルールよりも遥かに強力になっている[[カード]]もある。~

-[[魔法・罠カード]]の[[セット]]はなるべくメインフェイズ2([[先攻]]1[[ターン]]目ならメインフェイズ1の終わり)に行うというのが定石となっている。~
--この理由は大きく2つあり、1つは[[全体除去]]や複数枚の[[除去]]に巻き込まれるのを防ぐため。~
代表例として、古くは[[攻撃]]反応型[[罠カード]]の[[《邪神の大災害》]]、第10期現在でも[[《拮抗勝負》]]等が挙げられる。~
[[先攻]]1[[ターン]]目でも、[[セット]][[カード]]があるせいで[[《タイフーン》]]の[[発動]]を許してしまい[[永続カード]]を妨害されるということも起こり得る。~

--もう1つの理由は、展開時に[[情報アドバンテージ]]を渡さないため。~
例えば[[手札]]5枚の状況で、この[[ターン]]には使用できない[[魔法・罠カード]]が2枚ある場合、[[セット]]してもしなくても展開に使用できる[[手札]]は3枚である。~
あらかじめ[[セット]]していた場合、その3枚(及び[[フィールド]]・[[墓地]]での[[効果]])を使い切ってしまうと、展開は終わりだということが[[相手]]にバレてしまい、妨害を受けやすい。~
しかし[[セット]]せず[[手札]]が2枚残っていれば、[[相手]]は更なる展開や[[手札誘発]]を警戒する必要があり、[[マストカウンター]]かどうかを見極めづらくなる。~
つまり、「[[手札]]の[[カード]]はこの[[ターン]]には使用できない」という情報を[[相手]]に与えない、一種の[[ブラフ]]として機能するのである。~

--ただし、どの[[デッキ]]もこの定石通りに動くわけではない。~
例えば[[【未界域】]]では共通[[効果]]で[[捨てて>捨てる]]しまわないために、[[【ジャックナイツ】]]では[[カード]]が2枚以上存在する縦列を作るために展開前に[[セット]]することがある。~

-正式には、「メインフェイズ1」「メインフェイズ2」の「1」「2」はそれぞれ「いち」「に」と読む。~
[[遊戯王カードゲーム事務局]]に電話で問い合わせる際には、正式な読み方で伝えるえよう、心掛けよう。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメGXの「エドvsアモン」戦では、[[バトルフェイズ]]を[[スキップ]]したにもかかわらずメインフェイズ2に入っていた。~
[[バトルフェイズ]]の直後にくるメインフェイズ2を挟むことで、[[バトルフェイズ]]のスキップを表現したのだろう。~
しかし、そのメインフェイズ2は[[カード]]を[[セット]]しただけで終わったので、そもそもメインフェイズ2に入る必要性すらなかった。~
また、実際には[[バトルフェイズ]]に入らずにメインフェイズ2に入る事はできず、メインフェイズ1を終えたら[[エンドフェイズ]]に移行するのがルール上は正しい。~

--[[バトルフェイズ]]をスキップした結果メインフェイズ2になるという演出は、アニメ5D'sの「クロウvsイェーガー」(1戦目)でも見られた。~
この時は[[永続罠]]《レイト・ペナルティ》の[[効果]]で[[スタンバイフェイズ]]中に[[バトルフェイズ]]のスキップが確定したため、[[スタンバイフェイズ]]からメインフェイズ2に入っていた。~

-コナミのゲーム作品において―~
[[DUEL TERMINAL]]やデュエルリンクスでは、上記の[[スピードデュエル]]のルールが採用されている。~
特にデュエルリンクスでは対人戦が存在するため、意外な[[カード]]が[[環境]]で活躍する例も多く存在する。~

--一方、メインフェイズ2で使用して意味のある、あるいはメインフェイズ2でのみ使用可能な[[効果]]は事実上使えなくなり、実装されないケースも目立った。~
また、[[《宝玉獣 エメラルド・タートル》]]のようにゲーム内[[テキスト]]で該当部分が削除されたケースも見られた。~
この様な事情に配慮してか、2022年2月以降はメインフェイズ2にのみ使用可能な[[効果]]を持つ[[カード]]の一部を、メインフェイズ1や[[バトルフェイズ終了時>エンドステップ]]で使用可能なようにゲーム内でのみ[[エラッタ]]される運びとなった。~

**関連リンク [#link]
[[メインフェイズ1に関連した効果を持つカード>https://www.db.yugioh-card.com/yugiohdb/card_search.action?ope=1&sess=1&rp=100&mode=&sort=1&keyword=%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%95%E3%82%A7%E3%82%A4%E3%82%BA%EF%BC%91&stype=2&ctype=&othercon=2&starfr=&starto=&pscalefr=&pscaleto=&linkmarkerfr=&linkmarkerto=&link_m=2&atkfr=&atkto=&deffr=&defto=]](外部リンク)
-[[メインフェイズ1の開始時に発動できるカード>《大寒波》#card2]]

[[メインフェイズ2に関連した効果を持つカード>https://www.db.yugioh-card.com/yugiohdb/card_search.action?ope=1&sess=1&rp=10&mode=&sort=1&keyword=%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%95%E3%82%A7%E3%82%A4%E3%82%BA2&stype=2&ctype=&othercon=2&starfr=&starto=&pscalefr=&pscaleto=&linkmarkerfr=&linkmarkerto=&link_m=2&atkfr=&atkto=&deffr=&defto=]](外部リンク)

-[[フェイズ]]
--[[ドローフェイズ]]
--[[スタンバイフェイズ]]
//--[[メインフェイズ]]
--[[バトルフェイズ]]
--[[エンドフェイズ]]

-[[公式用語集]]
-[[公式ルールブック:https://www.yugioh-card.com/japan/howto/#rule_book]]