*視聴者モンスターデザイン応募企画 [#top]
　アニメ視聴者から[[モンスター]]のデザインを募集し、アニメ劇中に登場させる企画。~
　これまでの所、GX、5D's、ZEXAL、ARC-Vで行われている。~

　また、原作・ゲーム作品・イベント等でもファンからの[[カード]]のデザインを採用する企画が存在する。~

-GXでは「[[カード]]イラスト」として募集されたが採用されたのは[[モンスター]]３体であり、5D'sからは「[[モンスター]]デザイン（イラスト）」と募集自体が[[モンスター]]に限定された。~

-応募傾向や当選者への配慮もあってか、ほとんどはメインキャラクターの使用する[[モンスター]]として採用されている。~
敵サイドの[[モンスター]]として採用されたのはGXの《闇の神−ダークゴッド》・《デミウルゴス ＥＭＡ》のみであり、どちらも[[デッキ]]のエース[[モンスター]]であった。~

***原作 [#gensaku]
　週刊少年ジャンプ1998年21号に「キミの考えた必殺カード募集」で募集された。（締切は特になし）~
　1998年28号で中間発表として《&ruby(レインボーカラード・ウィング){虹色の翼};》・《変化葉の妖精》・《地形開拓》・《復讐人形》が誌上に掲載されたが、原作では特に登場しなかった。~
　1998年35号（遊闘91）の扉絵に以下の[[カード]]は読者のアイデアを採用したものだと記されている。~
-[[《右手に盾を左手に剣を》]]
-[[《鎖付きブーメラン》]]
-[[《格闘戦士アルティメーター》]]

***遊戯王デュエルモンスターズGX [#GX]
　2005年8月3日（第44話）〜8月19日まで「カードイラスト大募集」と題して募集されていた。~
　[[《星見鳥ラリス》]]・《闇の神−ダークゴッド》・《デミウルゴス ＥＭＡ》の３枚が採用され劇中に登場したが、[[OCG]]化されたのは[[《星見鳥ラリス》]]のみである。~
　《闇の神−ダークゴッド》はTAG FORCEシリーズで使用できるが、《デミウルゴス ＥＭＡ》については現在に至るまでフォローがない。~
　また、[[《星見鳥ラリス》]]のデザインは、アニメに登場したものとは異なっている。~
-[[《星見鳥ラリス》]]

***遊戯王5D's [#FiveDs]
　2008年7月23日（第23話）〜9月1日まで「モンスターイラスト募集」と題して募集されていた。~
　以下の６枚が劇中に登場し、全て[[OCG]]化された。~
　なお[[《ドリル・ウォリアー》]]と[[《ドリル・シンクロン》]]は同一人物からの応募である。~
-[[《ドリル・ウォリアー》]]
-[[《ドリル・シンクロン》]]
-[[《ローズ・バード》]]
-[[《スプレンディッド・ローズ》]]
-[[《Ｄ・クリーナン》]]
-[[《デーモン・カオス・キング》]]

***遊戯王ZEXAL [#ZEXAL]
//劇中に登場したのは�兇世韻鼻∧臀犬気譴燭里鰐軌�放送中
　2011年5月2日（第４話）〜5月31日まで「モンスターデザイン募集」と題して募集された。~
　以下の３枚が劇中に登場し、全て[[OCG]]化された。~
-[[《バチバチバチ》]]
-[[《ドテドテング》]]
-[[《タタカワナイト》]]

***遊戯王ARC-V [#ARC-V]
　2014年3月17日〜4月21日まで、「遊戯王ARC-Vスタート記念 モンスターデザインコンテスト」と題して募集された。~
　同年6月22日のARC-V第11話の放送で[[《トランプ・ウィッチ》>《ＥＭトランプ・ウィッチ》]]が採用されたことが発表された。~
-[[《ＥＭトランプ・ウィッチ》]]
***Design Your Destiny Card Contest [#UpperDeck]
　米国[[UpperDeck]]社、および米国でのアニメ「遊戯王」シリーズの放送を行う4Kids社が開催した。~
　2006年10月13日〜11月3日まで募集され、年齢別に３枚の入賞作が選ばれ[[Gladiator's Assault]]で[[TCG]]化された。~
　応募条件は17歳以下であった。~
　米国の開発チームによると、[[イラスト]]のみ選考されたとしている。~
//Just slight clarification, for Tongue Twister/Skreech/Dragon Ice, the entrants only submitted art for those cards.
//https://www.pojo.biz/board/showthread.php?p=16346698#post16346698
　[[《タン・ツイスター》]]の原案イラストには応募者によって[[カード名]]の候補が書かれているが、採用されていない。~
//「Possible Mover」「Slobber Clobber」「Later lick」「Tongue tie」「drool duel」
//https://yugioh.fandom.com/wiki/Fan-Made_Cards

-3〜7歳の部：[[《タン・ツイスター》]]
-8〜12歳の部：[[《スクリーチ》]]
-13〜17歳の部：[[《ドラゴン・アイス》]]

***Duel to Rule Sweepstakes [#FourKids]
　2010年3月15日〜4月10日に米国でのアニメ「遊戯王」シリーズの放送を行う4Kids社が開催した懸賞イベント。~
　応募条件は米国在住の3歳〜17歳であった。~
　当選者1名にはカードデザインの権利以外にもYu-Gi-Oh! National Championships 2010への旅行およびその決勝戦出場選手との対戦、$1000のギフトカード、2010年に発売された全カード、遊戯王の関係者のサイン入りの裁断前のカードシートが与えられた。~
//He also has chance to duel against one of the top finalists, a $1,000 American Express Gift Card, an uncut Card Sheet signed by Yu-Gi-Oh! talent, Every Yu-Gi-Oh! Card released in 2010 AND chance to design his own Yu-Gi-Oh! Card.
//http://web.archive.org/web/20100719180928/http://www.4kids.tv/buzz/view/yu-gi-oh-duel-to-rule-sweepstakes-winner-announce/comments

-[[《ヴァンパイア・ドラゴン》]]

***その他 [#sonota]
-遊戯王[[OCG]]発売以前に[[KONAMI]]から発売されたプレイステーションソフト「遊戯王モンスターカプセル ブリード＆バトル」でもモンスターデザインの募集が行われ、[[《タイホーン》]]が採用されている。~
「遊戯王モンスターカプセル ブリード＆バトル」に登場したオリジナル[[モンスター]]はそのほとんどが[[OCG]]には登場していないが、[[《タイホーン》]]は唯一の例外として[[OCG]]にも輸入された。~

-ゲームボーイ「遊戯王デュエルモンスターズ」の発売前にもモンスターデザインの募集が週刊少年ジャンプ1998年26号誌上で行われた。~
《森破壊の魔獣》は採用されたことが誌上に掲載されたが、ゲームには実装されていないため、[[OCG]]化もされていない。~
誌上には「選ばれたモンスターの一部」と書かれており、全体で何枚が採用されたのかは不明。~
本作の収録カードは全て[[OCG]]化している。~
--[[《キラー・ザ・クロー》]]
--[[《グロス》]]
--[[《ジャグラー》]]
--[[《ダークシェイド》]]
--[[《タートル・タイガー》]]
--[[《ドローン》]]
--[[《ハードアーマー》]]
--[[《ラーバス》]]
//1998年36号《キラー・ザ・クロー》・《タートル・タイガー》・《ハードアーマー》・《森破壊の魔獣》
//https://i.imgur.com/CWIl6Qx.jpg

-2005年に米国[[UpperDeck]]社と財団「Make a Wish Foundation」が難病のTyler Gressle少年の自分で遊戯王カードをデザインしたいという夢を叶えるために、世界に１枚しかない[[《Tyler the Great Warrior》]]を制作している。~
インタビューによると、彼の描いたイラストを元に、高橋和希氏が２つのコンセプトアートを描き、その内１つを選んで[[イラスト]]が制作されている。~
[[攻撃力]]・[[レベル]]については選んだが、[[召喚条件]]については特に指定する機会はなかったと答えている。~
//https://youtu.be/SOZOhogpK_w
その後、彼は難病を克服している。~

-Vジャンプで連載されていた漫画版「遊戯王GX」でもモンスターデザインの募集が行われたが、結果が発表されることなく連載が終了したため詳細は不明。~

-2018年に、Ｖジャンプ誌上にて「これから登場する[[カード]]の特徴を、読者の投票で決定する」という企画が実施された。~
7月号ではテーマとして[[カオス・ソルジャー]]、[[ハーピィ・レディ>ハーピィ]]、[[ＨＥＲＯ]]、[[代行者]]、[[ドラグニティ]]、[[炎星]]、[[ＤＤ]]、[[ＳＲ>スピードロイド]]、[[ＰＳＹフレーム]]、[[魔弾]]が選択肢となり、[[ＳＲ>スピードロイド]]が勝利した。~
そして11月号では性能として「[[デッキ]]を安定させる低[[レベル]][[モンスター]]」「[[シンクロ素材]]として活躍する[[モンスター]]」「中盤を支える低[[レベル]][[シンクロモンスター]]」「勝負を決める高[[レベル]][[シンクロモンスター]]」が投票先となり、「勝負を決める高[[レベル]][[シンクロモンスター]]」が勝利。~
この結果[[《ＨＳＲカイドレイク》]]が誕生した。~

-2020年に、[[YU-GI-OH! TRADING CARD GAME]]主催で新規[[カード]]を決定する「Create-A-Card Project」で行われた。~
Twitter上で1vs1で投票を行い、[[カテゴリ]]や[[カードの種類]]をトーナメント形式で順番に決定する形式で実施された。~
結果、[[甲虫装機]]の[[魔法カード]]が優勝し、2021年に[[《Zektrike Kou-ou》>《ゼクトライク−紅黄》]]が発売された。~
詳細は[[YU-GI-OH! TRADING CARD GAME>YU-GI-OH! TRADING CARD GAME#remarks]]を参照。~

//-2020年1月には公式サイトにて「COLLECTION PACK 2020　キャラクターテーマカードOCG化投票」が開催された。~
//歴代のアニメ・漫画から10のキャラクターの[[デッキ]]が選ばれ、期間内に１位になったテーマが[[COLLECTION PACK 2020]]で[[カード]]化されるという企画である。~
//結果、27.4%を集めた『ジム・クロコダイル・クックの「フォッシル」カード』が[[OCG]]化の権利を獲得した（投票の選択肢は[[COLLECTION PACK 2020]]を参照）。~
//カードデザインではないな

-漫画『金色のガッシュ！！』に[[《リーフ・フェアリー》]]、漫画『トリコ』に[[《フライファング》]]と疑われるデザインが読者応募コンテスト入選後に発覚し問題になった。~
また、小説『デルトラ・クエスト』のイラストコンクールに[[《アポピスの化神》]]と疑われる[[イラスト]]が投稿され、オフィシャルガイドブックにも掲載された。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメDMではレオンが使用する[[《シンデレラ》]]など童話関連[[カード]]は[[ペガサス>《ペガサス》]]へ嘆願したことで作られたことが明かされており、一種のデザイン応募で作られた[[カード]]と言える。
--アニメGXでは隼人の[[《エアーズロック・サンライズ》]]は&ruby(インダストリアル・イリュージョン){I2};社主催のイベント、十代の[[《Ｅ・ＨＥＲＯ ネオス》]]・[[《ダンディライオン》]]・[[《Ｃ・ドルフィーナ》]]は海馬コーポレーション主催のイベントに応募することで[[カード]]が作られている。~

**関連リンク [#link]
-[[オリジナルカード]]

-[[データベース]]