*準制限カード/Semi-Limited Cards [#top]
 基本的に、[[デッキ]]([[エクストラデッキ]]、[[サイドデッキ]]を含む)に入れる事のできる[[同名カード]]の枚数は合計3枚までですが、公式大会などで行われる公式の[[デュエル]]では、その大会形式によって「[[リミットレギュレーション]]」と呼ばれるルールが設定されており、[[デッキ]]に入れる事のできる[[カード]]の枚数が制限される事があります。~
 制限には3種類あり、3種類の枠の中に設定された[[カード]]は[[デッキ]]に入れる事ができる[[同名カード]]の最大枚数が設定されています。~

 [準制限カード]~
 [[同名カード]]は2枚まで。

 (公式ルールブック マスタールール3対応 バージョン 1.0 より引用)


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-主に[[コンボ]][[デッキ]]の[[トリガー]]となる[[カード]]や、[[上位互換]]に位置する[[カード]]、[[デッキ]]に3枚投入すると危険な[[カード]]などが指定される。~
また準制限カードの場合、他の[[禁止カード]]や[[制限カード]]に比べて[[制限強化]]や[[制限解除]]が多いのも特徴である。~
とりあえずの様子見でここに置かれる[[カード]]も少なくなく、次の改訂で[[制限強化]]や[[制限解除]]に至る例も多い。~

-準制限というと、一見あまり影響がないと感じる人も少なくないだろう。~
だが[[《増援》]]などの便利な[[サーチ]]手段でもない限り、影響は確実に出てくる。~
場合によっては[[デッキ]]の[[キーカード]]が1枚準制限になっただけで強さが落ちることも珍しくない。~
特に[[同名カード]]を参照する[[カード]]や3枚セットでの運用が想定される[[カード]]には影響が甚だしく、準制限になっただけで[[デッキ]]からすべて抜かれるということもあり得る。~
[[《D−HERO ディアボリックガイ》]]・[[《輪廻天狗》]]などがいい例だろう。~
//[[エラッタ]]前の[[《氷結界の虎王 ドゥローレン》]]←ドゥローレンは寧ろ2枚でもループコンボができたから制限に指定されたわけでこの例に挙げるには不適当

--もっとも、やはり[[禁止カード]]・[[制限カード]]よりも枚数が少ないのは否めない。~
厳しい規制か否かの両極端になりやすい[[TCG]]ではそれが顕著であり、[[21/03/15>海外の禁止・制限カード/2021年3月15日]]の改訂では何と[[《D−HERO ディアボリックガイ》]]1枚しか見られない状態になった程である。~

-準制限から[[禁止カード]]になった例は3例しかなく、[[07/09/01>禁止・制限カード/2007年9月1日]]の[[《突然変異》]]を最後に15年以上出ていない。~
またこの時点で[[無制限カード]]からの4例に抜かれている。

//-現在1年以上ずっと準制限カードに留まっているカード
//議論により、この項目は削除が決定しました。
//該当スレ:ttp://yowiki.yugioh-portal.net/bbs/read.cgi?no=1132

-コナミのゲーム作品において―~
[[遊戯王オンライン]]では1シーズン(約3〜4ヶ月)毎に[[制限改訂]]が行われたため、[[テーマデッキ]]の[[キーカード]]やイベントなどでよく使用された[[カード]]はすぐに準制限カードに指定される傾向があり、[[OCG]]と比べ準制限カードの枚数が段違いに多くなっていた。~

**関連リンク [#link]
-[[禁止・制限カード]]
--[[禁止カード]]
--[[制限カード]]
//--[[準制限カード]]

--[[無制限カード]]

-[[大会用語集]]
-[[公式ルールブック:http://www.yugioh-card.com/japan/howto/rule_book.php]]