*&ruby(せいれい){精霊}; [#top]
//http://yowiki.yugioh-portal.net/bbs/read.cgi?no=1984 の議論により作成
 [[Labyrinth of Nightmare −悪夢の迷宮−]]で登場した「精霊」と名のついた[[特殊召喚モンスター]]群。~
 全て[[レベル]]4、[[攻撃力]]・[[守備力]]は1700と1000、あるいは1600と1200の組み合わせであり、以下の共通[[テキスト]]を持つ。~

 このカードは通常召喚できない。
 自分の墓地から(自身と同属性)モンスター1体を除外した場合に特殊召喚できる。

 固有[[効果]]はいずれも[[自分]]または[[相手]]の特定の[[フェイズ]]に[[発動]]・[[適用]]されるものとなっている。~

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|精霊|[[属性]]|[[種族]]|[[攻撃力]]|[[守備力]]|固有[[効果]]|
|[[《岩の精霊 タイタン》]]|[[地>地属性]]|[[岩石族]]|1700|1000|[[相手]][[バトルフェイズ]]に300の[[自己強化]]|
|[[《炎の精霊 イフリート》]]|[[炎>炎属性]]|[[炎族]]|~|~|[[自分]][[バトルフェイズ]]に300の[[自己強化]]|
|[[《風の精霊 ガルーダ》]]|[[風>風属性]]|[[鳥獣族]]|1600|1200|[[相手]][[エンドフェイズ]]に[[相手]][[モンスター]]の[[表示形式]]変更|
|[[《水の精霊 アクエリア》]]|[[水>水属性]]|[[水族]]|~|~|[[相手]][[スタンバイフェイズ]]に[[相手]][[モンスター]]の[[表示形式]]変更|
|[[《光の精霊 ディアーナ》]]|[[光>光属性]]|[[雷族]]|1700|1000|[[相手]][[エンドフェイズ]]に1000の[[ライフ回復]]|
|[[《闇の精霊 ルーナ》]]|[[闇>闇属性]]|[[悪魔族]]|1600|1200|[[自分]][[スタンバイフェイズ]]に500の[[バーン]]|

-第2期の[[Labyrinth of Nightmare −悪夢の迷宮−]]で[[地>地属性]]・[[風>風属性]]・[[炎>炎属性]]・[[水>水属性]]の四[[属性]]が登場したが、これ以降はさっぱりと音沙汰無しであった。~
第10期になって漸く[[光>光属性]]と[[闇>闇属性]]が登場し、18年の時をかけて六[[属性]]が揃う事となった。~
--最初に四[[属性]]が纏めて登場し、間隔を空けて[[光>光属性]]と[[闇>闇属性]]が追加されて六[[属性]]になるというのは、遊戯王[[OCG]]では[[霊使い]]などの前例がある。~
しかし、これほど長い期間を設けるのは流石に珍しい。~

--意識したのかは不明だが、各[[属性]]と対応する[[種族]]は[[6帝>帝]]と同じ組み合わせになっている。~

-固有[[効果]]は[[地>地属性]]と[[炎>炎属性]]、[[風>風属性]]と[[水>水属性]]、[[光>光属性]]と[[闇>闇属性]]でそれぞれ対になっている。~
ただ、[[発動]]・[[適用]]されるまでのタイムラグや単体での使い勝手の悪さもあり、実際の[[デュエル]]で固有[[効果]]が活かされる機会は少ない。~
唯一、[[特殊召喚]]した[[ターン]]で即座に[[攻撃力]]2000の[[アタッカー]]となる[[《炎の精霊 イフリート》]]の固有[[効果]]が稀に活かされる程度である。~
基本的には緩い条件で[[特殊召喚]]できる[[レベル]]4[[モンスター]]という点が実際の[[デュエル]]では活かされやすい。~
--[[カード]]パワーが大幅にインフレした第10期登場の[[光>光属性]]と[[闇>闇属性]]の2種ですら、固有[[効果]]の面では第2期登場の面子と比べても然程パワーアップされていない。~
公式にしても、固有[[効果]]ではなく、[[特殊召喚]]の緩さや[[墓地]]の[[モンスター]]を[[除外]]する点を重視していると思われる。~

-同パックで登場した[[《ダーク・ネクロフィア》]]等と共に[[墓地]]の[[モンスター]]を[[除外]]して出せる[[特殊召喚モンスター]]の始祖とも言える存在である。~
登場当時は[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]の手段が現在よりも少なく、[[コスト]]が1体とは言え狙った[[属性]]の[[モンスター]]を速やかに[[墓地へ送る]]のは手間であった。~
時代が下るにつれて[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]の手段が豊富となり、現在では[[特殊召喚モンスター]]の[[召喚条件]]としてはかなり手軽な部類になったと言える。~

-第3期の[[混沌を制す者]]では、「精霊」と同じ[[召喚条件]]を持つ[[レベル]]4の[[特殊召喚モンスター]]が四[[属性]]に登場している。~
ただし、これら4体の内[[《フェンリル》]]のみ[[除外]][[コスト]]が2体必要である。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメGXの「十代vsアムナエル」戦において、アムナエルが当時存在した[[地>地属性]]・[[風>風属性]]・[[炎>炎属性]]・[[水>水属性]]の4体を[[《エレメンタル・アブソーバー》]]の[[コスト]]として使用している。~
錬金術師であるアムナエルらしい[[カード]]ではあるが、彼の[[デッキ]]は[[《マクロコスモス》]]等の[[除外]]系[[カード]]が満載であり、戦略上の相性は最悪である。~

--米国で制作された『遊戯王カプセルモンスターズ』(Yu-Gi-Oh! Capsule Monsters)では当時存在した[[地>地属性]]・[[風>風属性]]・[[炎>炎属性]]・[[水>水属性]]の4体が神殿の石像として登場。~
4人同時に石像と同じボージングを取ると神殿の扉が開くスイッチとなっており、双六・城之内・杏子・本田がそれぞれ石像に対応したボージングを行った。~
しかし、その実態は[[モンスター]]そのものであり、途中で城之内達がポーズを止めたことで一斉に動き出した。~
最終的には遊戯が神殿の中で見つけた[[《ブラック・マジシャン》]]によって4体まとめて崩れ落ちた。~

--アニメARC-Vでは漢字表記が同じ[[カテゴリ]]の「&ruby(スピリット){精霊};」が登場している。~

**関連リンク [#link]
―精霊
-[[《岩の精霊 タイタン》]]
-[[《風の精霊 ガルーダ》]]
-[[《光の精霊 ディアーナ》]]
-[[《炎の精霊 イフリート》]]
-[[《水の精霊 アクエリア》]]
-[[《闇の精霊 ルーナ》]]

―(「精霊」以外で)自身と同[[属性]]の[[モンスター]]を[[墓地]]から[[除外]]する事で[[特殊召喚]]できる[[モンスター]]~
//このリストは議論板でも意見が分かれたのでリストの細部変更などは編集者個々人の判断に任せます(作成者より)
 特記が無いものは[[除外]][[コスト]]は1体。~
-[[地属性]]
--[[《ギガンテス》]]
--[[《ギガストーン・オメガ》]](2体)
--[[《ブロックドラゴン》]](3体・[[手札]]も可)

-[[風属性]]
--[[《シルフィード》]]

-[[炎属性]]
--[[《インフェルノ》]]

-[[水属性]]
--[[《フェンリル》]](2体)

-[[光属性]]
--[[《混沌のヴァルキリア》]]([[闇属性]]でも良い)
--[[《霊魂の護送船》]]
--[[《神聖なる魂》]](2体)

-[[闇属性]]
--[[《究極宝玉神 レインボー・ダーク・ドラゴン》]](7種類)


―上記以外で「&ruby(せいれい){精霊};」と名のついた[[モンスター]]~
 ※読み方が異なる[[モンスター]]は除く~

-[[《本の精霊 ホーク・ビショップ》]]

-[[《異次元の精霊》]]
-[[《強欲な壺の精霊》]]
-[[《逆巻く炎の精霊》]]
-[[《そよ風の精霊》]]
-[[《裏風の精霊》]]

-[[《風の精霊》]]
-[[《岩石の精霊》]]
-[[《山の精霊》]]

-[[精霊獣]]

―その他
-[[シリーズカード]]

//**FAQ [#faq]
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