《和睦の使者》
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*《&ruby(わぼく){和睦};の&ruby(ししゃ){使者};/Waboku》 [#top] 通常罠 (1):このターン、自分のモンスターは戦闘では破壊されず、 自分が受ける戦闘ダメージは0になる。 [[EX]]で登場した[[通常罠]]。~ [[発動]]した[[ターン]]、[[自分]]の[[モンスター]]は[[戦闘破壊]]されず、[[自分]]が受ける[[戦闘ダメージ]]を0にする[[効果]]を持つ。~ 第一に、[[自分]][[フィールド]]の[[モンスター]]を守る場合や、[[自分]]への[[戦闘ダメージ]]を回避する使い方がある。~ この[[カード]]の最も基本的な使い方で、あらゆる[[戦闘ダメージ]]を1[[ターン]]の間回避できる事からほぼ確実に[[相手]]の[[攻撃]]を遅らせる事ができる。~ [[相手]]の[[攻撃]]によって[[リバース]]はさせたいが、[[破壊]]されたくない[[モンスター]]が居る時にも有効に利用できる。~ また、[[戦闘ダメージ]]0は与えた事にならないため、[[戦闘ダメージを与えた]]時に[[発動]]する[[誘発効果]]を防ぐ事ができる。~ しかし[[攻撃宣言]]や[[戦闘]]を行うことはできるため、それらで[[発動]]する[[モンスター]]の[[効果]]は防げないので注意したい。~ 第二に、[[自分]]の[[ターン]]に使う事で、[[戦闘]]は行いたいが[[戦闘破壊]]や[[戦闘ダメージ]]は受けたくない場合に利用できる。~ [[戦闘破壊]]されないため、[[リクルーター]]を使った[[自爆特攻]]はできないが、これにより[[剣闘獣]]の[[効果]]を使いたい場合には攻守万能の[[カード]]として使える事になる。~ 他には、高[[攻撃力]]の[[モンスター]]に[[《異次元の女戦士》]]などを[[自爆特攻]]させたい場合や、[[《古代の機械工兵》]]で[[魔法・罠除去]]を行うために[[攻撃]]したい場合などで利用できる。~ [[フリーチェーン]]の[[罠カード]]である事も[[メリット]]。~ [[《ナイト・ショット》]]等を除き、[[魔法・罠除去]]では完全な対処ができないのは評価できる。~ [[《人造人間−サイコ・ショッカー》]]・[[《ミラージュ・ドラゴン》]]等の[[罠カード]]封じに対しても、[[特殊召喚]][[カード]]に[[チェーン]]するなど、[[効果の適用]]前に[[発動]]することで対応できる。~ また、[[攻撃宣言]]時に[[発動]]させた[[《速攻のかかし》]]や[[《バトルフェーダー》]]が[[カウンター罠]]により[[無効]]にされた場合、解決後に改めて[[発動]]することもできる。~ その他、同じ[[攻撃力]]を持つ[[モンスター]]同士の[[戦闘]]でも有効に働く。~ 同[[攻撃力]]の[[攻撃表示]][[モンスター]]同士の戦いで[[攻撃宣言]]時に[[発動]]すると、''[[自分]]の[[モンスター]]のみ''を[[戦闘破壊]]から守る事ができるからである。~ [[自分]]の[[ターン]]に[[発動]]すれば、こちらから[[相手]]の同[[攻撃力]][[モンスター]]を一方的に[[破壊]]しに行く事も可能である。~ -[[ストラクチャーデッキ−守護神の砦−]]に再録された際、「この[[ターン]][[自分]][[モンスター]]は[[戦闘]]によっては[[破壊されない]]。」という一文が追加された。~ これは「[[効果]]の追加」ではなく「[[効果]]の明文化」であり、これ以前もこの[[効果]]があるものとして扱われていた他、[[《マジック・ランプ》]]の[[効果]]による[[自分]][[モンスター]]同士による[[戦闘]]では[[モンスター]]が[[破壊]]されていた。~ しかし[[《ホーリーライフバリアー》]]など、その他の[[カード]]で[[エラッタ]]などが行われていないため、多少混乱をきたす事になった。~ --後に[[《マジック・ランプ》]]の[[効果]]によっても[[戦闘破壊]]されなくなるよう[[裁定変更]]され、「[[効果]]の明文化」ではなく「[[効果]]の追加」となった。~ --初出の[[EX]]収録時のテキストは以下の内容で、他の[[通常罠]]と異なりターン終了時までフィールドに残るようになっている。~ 2000年の[[EX-R]]収録時に最後の[[自壊]]に関する[[テキスト]]が消えたが、現在に近い形の[[テキスト]]になるのは[[ストラクチャーデッキ−守護神の砦−]]に収録された2005年である。~ 相手モンスターからの戦闘ダメージを、 全て発動ターンだけ0にする。 ターン終了後、このカードを破壊する。 -これまでは「[[モンスター]]に[[戦闘破壊]][[耐性]]を与える[[効果]]」と「[[戦闘ダメージ]]を0にする[[効果]]」はどちらも''[[プレイヤー]]''が受ける[[効果]]であったため、[[《E・HERO ワイルドマン》]]等の[[罠カード]]の[[効果を受けない]][[カード]]を守ることができた。~ しかし、2018/6/28に[[モンスター]]に[[戦闘破壊]][[耐性]]を与える[[効果]]は''[[モンスター]]''が、[[戦闘ダメージ]]を0にする[[効果]]は''[[プレイヤー]]''が受ける[[効果]]に[[裁定変更]]された。~ これにより、''上記の[[《E・HERO ワイルドマン》]]や[[《RR−アルティメット・ファルコン》]]といった[[モンスター]]を[[戦闘破壊]]から守ることができなくなった。''~ //https://www.db.yugioh-card.com/yugiohdb/faq_search.action?ope=5&fid=12849 -後に登場した[[《威嚇する咆哮》]]と[[相互互換]]であり、共に[[戦闘ダメージ]]による[[1ターンキル]]を防ぐのに有効な[[カード]]である。~ こちらの場合、[[戦闘]]自体は行えるため、[[戦闘を行った]]時の[[モンスター効果の発動]]を防げない事が[[メリット]]としても[[デメリット]]としても働く。~ [[自分]]の[[デッキ]]に合わせ、より有効な方を採用すると良いだろう。~ -その特性上、[[攻撃宣言]]時に[[カードの発動]]を狙いたい。~ だが、[[《ミラージュ・ドラゴン》]]等、特定のタイミングでの[[発動]]を封じる[[カード]]が存在する場合は、それが[[適用]]される前に[[発動]]する必要がある。~ また、[[ダメージステップ]]には[[発動]]できない。~ -あくまで防げる[[ダメージ]]は「[[戦闘ダメージ]]」のみ。~ [[戦闘ダメージ]]を[[効果ダメージ]]として扱う[[《墓守の従者》]]の[[攻撃]]では[[モンスター]]は[[破壊]]されないが[[ダメージ]]は受ける。~ -[[発動]]した後に[[召喚]]された[[モンスター]]にも[[戦闘破壊]][[耐性]]は[[適用]]される。~ //これは[[テキスト]]から読み取れる。~ //[[発動]]した後に[[フィールド]]に出された[[モンスター]]にも[[適用]]される[[効果]]は、「''([[適用]]する期間)まで''、([[適用]]される[[モンスター]])''は''〜」という[[テキスト]]である。~ //一方で[[発動]]した後に[[フィールド]]に出された[[モンスター]]には[[適用]]されない[[効果]]は、「([[適用]]される[[モンスター]])''を''''([[適用]]する期間)まで''〜」という[[テキスト]]である。~ //助詞の使い方や、語順の違いでこの差を表現している。~ //--ただし、[[《アルケミー・サイクル》]]や[[《ハーフorストップ》]]等は[[特殊裁定]]が出ており、「([[適用]]する期間)まで、([[適用]]される[[モンスター]])は〜」という[[テキスト]]であるが、[[発動]]した後に[[フィールド]]に出された[[モンスター]]には[[適用]]されない[[効果]]となっている。 //加筆して「適用」のページに移動。このカードは昔から「〜まで、〜は」というテキストではないのに、見分け方がここにあるのは不便かと -その他、この[[カード]]の[[適用]]中の[[裁定]]について。~ --[[《パワー・ウォール》]][[《BF−蒼天のジェット》]]は[[発動]]できない。~ --[[《盾航戦車ステゴサイバー》]][[《ラプターズ・アルティメット・メイス》]]は[[発動]]できる。 --[[《アマゾネスの剣士》]]が[[《青眼の白龍》]]に[[攻撃]]した場合、[[相手]]が1500[[ダメージ]]を受ける。~ ([[自分]]が受けるはずの[[ダメージ]]が0だから[[相手]]に移す[[ダメージ]]も0、とはならない)~ -「和睦」とは和解するという意味であり、元々は戦国時代の用語から取られたと言われている。~ その和解するために派遣するのが使者で、[[《平和の使者》]]と似ている部分もある。~ [[英語名]]は何故か「Waboku」と訳されているだけであり、「使者」の要素が無くなっている。~ -原作・アニメにおいて―~ アニメ「決闘者の王国編」の「杏子vs孔雀舞」戦において杏子が使用。~ [[強化]]された[[《ハーピィ・レディ》]]の[[攻撃]]を防ぎ、反撃の狼煙を上げた。~ --[[OCG]]で[[規制>制限強化]]されていない[[カード]]にしては珍しく漫画、アニメでは完全[[下位互換]]の[[罠カード]]が非常に数多く登場している。~ //--アニメ5D'sではゴーストが[[上位互換]]の[[通常罠]]《クラインの迷宮》を使用している。~ //こちらは[[攻撃モンスター]]の[[攻撃力]]と[[守備力]]を入れ替える[[効果]]が付随していた。~ //攻撃反応の時点で上位互換ではない -コナミのゲーム作品において―~ [[DUEL TERMINAL]]のアクションデュエルXにおいては特殊コマンドとして登場。~ [[発動]]した[[モンスター]]の[[ターン]]まで[[自分]]が受ける[[攻撃]]の[[ダメージ]]を全て0にする、強力なコマンドである。~ **関連カード [#card] //戦闘ダメージ0+戦闘破壊されない -[[《ゼロ・ガードナー》]] -[[《H・C ソード・シールド》]] -[[《ロケット戦士》]] -[[《アーマー・カッパー》]] -[[《ホーリーライフバリアー》]] -[[《ディフェンシブ・タクティクス》]] -[[《平和の使者》]] **このカードを使用する代表的なデッキ [#deck] -[[【剣闘獣】]] **収録パック等 [#pack] -[[EX]] -[[EX-R]] EX-40 -[[ストラクチャーデッキ−守護神の砦−]] SD7-JP026 -[[ストラクチャーデッキ−アンデットワールド−]] SD15-JP036 -[[DUEL TERMINAL −疾風のドラグニティ!!−]]DT06-JP050 -[[ストラクチャーデッキ−機光竜襲雷−]] SD26-JP035 -[[ストラクチャーデッキ−マスター・リンク−]] SD34-JP038 **FAQ [#faq] //Q:この[[カードの効果]]は、それぞれ[[プレイヤー]]または[[モンスター]]が受ける[[効果]]ですか?~ // ([[《禁じられた聖槍》]]等の[[効果]]が[[適用]]された[[モンスター]]による[[戦闘ダメージ]]も0になりますか?~ // また、[[《禁じられた聖槍》]]等の[[効果]]が[[適用]]された自分の[[モンスター]]も[[戦闘破壊]]されませんか?)~ //A:この[[カード]]は[[対象をとる効果>対象をとる(指定する)効果]]ではなく、[[プレイヤー]]を対象に[[発動]]している扱いでもありません。~ // 従って、[[《禁じられた聖槍》]]の[[効果]]が[[適用]]された[[モンスター]]による[[戦闘ダメージ]]も0となり、[[戦闘破壊]]もされません。(12/05/09)~ //一旦COで Q:この[[カード]]を[[発動]]した[[ターン]]に[[戦闘]]を行う事はできますか?~ また、[[戦闘]]を行える場合、[[裏側守備表示]]の[[モンスター]]を[[攻撃]]した場合は、[[表側表示]]になりますか?~ A:[[戦闘]]を行う事が可能です。~ [[裏側表示]][[モンスター]]は[[表側表示]]になり、もちろん[[リバース]]時の[[効果]]も発揮されます。~ Q:この[[カード]]の[[適用]]中に[[《マジック・ランプ》]]により[[自分]]の[[モンスター]]同士が[[戦闘]]を行う場合、どう処理を行いますか?~ A:[[自分]]が受ける[[戦闘ダメージ]]は、『[[相手]][[モンスター]]から受ける全ての[[戦闘ダメージ]]』ではないため、通常通り[[自分]]は[[戦闘ダメージ]]を受けますが、[[自分]]の[[モンスター]]は[[戦闘]]では[[破壊]]されません。(16/02/27)~ //A:[[自分]]の[[モンスター]]同士が[[戦闘]]を行う場合、[[相手]][[モンスター]]からの[[ダメージ]]では無いため、[[自分]]は[[戦闘ダメージ]]を受け、[[戦闘]]によって[[モンスター]]は[[破壊]]されます。(09/03/13)~ Q:この[[カード]]を[[バトルフェイズ終了時>エンドステップ]]、[[メインフェイズ2>メインフェイズ#M2]]、[[エンドフェイズ]]に[[発動]]する事ができますか?~ A:いいえ、[[バトルフェイズ終了時>エンドステップ]]以降にこの[[カード]]を[[発動]]する事はできません。(15/03/15) //質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。 //記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。 //未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。 //ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。 ---- &tag(《和睦の使者》,罠,通常罠);
*《&ruby(わぼく){和睦};の&ruby(ししゃ){使者};/Waboku》 [#top] 通常罠 (1):このターン、自分のモンスターは戦闘では破壊されず、 自分が受ける戦闘ダメージは0になる。 [[EX]]で登場した[[通常罠]]。~ [[発動]]した[[ターン]]、[[自分]]の[[モンスター]]は[[戦闘破壊]]されず、[[自分]]が受ける[[戦闘ダメージ]]を0にする[[効果]]を持つ。~ 第一に、[[自分]][[フィールド]]の[[モンスター]]を守る場合や、[[自分]]への[[戦闘ダメージ]]を回避する使い方がある。~ この[[カード]]の最も基本的な使い方で、あらゆる[[戦闘ダメージ]]を1[[ターン]]の間回避できる事からほぼ確実に[[相手]]の[[攻撃]]を遅らせる事ができる。~ [[相手]]の[[攻撃]]によって[[リバース]]はさせたいが、[[破壊]]されたくない[[モンスター]]が居る時にも有効に利用できる。~ また、[[戦闘ダメージ]]0は与えた事にならないため、[[戦闘ダメージを与えた]]時に[[発動]]する[[誘発効果]]を防ぐ事ができる。~ しかし[[攻撃宣言]]や[[戦闘]]を行うことはできるため、それらで[[発動]]する[[モンスター]]の[[効果]]は防げないので注意したい。~ 第二に、[[自分]]の[[ターン]]に使う事で、[[戦闘]]は行いたいが[[戦闘破壊]]や[[戦闘ダメージ]]は受けたくない場合に利用できる。~ [[戦闘破壊]]されないため、[[リクルーター]]を使った[[自爆特攻]]はできないが、これにより[[剣闘獣]]の[[効果]]を使いたい場合には攻守万能の[[カード]]として使える事になる。~ 他には、高[[攻撃力]]の[[モンスター]]に[[《異次元の女戦士》]]などを[[自爆特攻]]させたい場合や、[[《古代の機械工兵》]]で[[魔法・罠除去]]を行うために[[攻撃]]したい場合などで利用できる。~ [[フリーチェーン]]の[[罠カード]]である事も[[メリット]]。~ [[《ナイト・ショット》]]等を除き、[[魔法・罠除去]]では完全な対処ができないのは評価できる。~ [[《人造人間−サイコ・ショッカー》]]・[[《ミラージュ・ドラゴン》]]等の[[罠カード]]封じに対しても、[[特殊召喚]][[カード]]に[[チェーン]]するなど、[[効果の適用]]前に[[発動]]することで対応できる。~ また、[[攻撃宣言]]時に[[発動]]させた[[《速攻のかかし》]]や[[《バトルフェーダー》]]が[[カウンター罠]]により[[無効]]にされた場合、解決後に改めて[[発動]]することもできる。~ その他、同じ[[攻撃力]]を持つ[[モンスター]]同士の[[戦闘]]でも有効に働く。~ 同[[攻撃力]]の[[攻撃表示]][[モンスター]]同士の戦いで[[攻撃宣言]]時に[[発動]]すると、''[[自分]]の[[モンスター]]のみ''を[[戦闘破壊]]から守る事ができるからである。~ [[自分]]の[[ターン]]に[[発動]]すれば、こちらから[[相手]]の同[[攻撃力]][[モンスター]]を一方的に[[破壊]]しに行く事も可能である。~ -[[ストラクチャーデッキ−守護神の砦−]]に再録された際、「この[[ターン]][[自分]][[モンスター]]は[[戦闘]]によっては[[破壊されない]]。」という一文が追加された。~ これは「[[効果]]の追加」ではなく「[[効果]]の明文化」であり、これ以前もこの[[効果]]があるものとして扱われていた他、[[《マジック・ランプ》]]の[[効果]]による[[自分]][[モンスター]]同士による[[戦闘]]では[[モンスター]]が[[破壊]]されていた。~ しかし[[《ホーリーライフバリアー》]]など、その他の[[カード]]で[[エラッタ]]などが行われていないため、多少混乱をきたす事になった。~ --後に[[《マジック・ランプ》]]の[[効果]]によっても[[戦闘破壊]]されなくなるよう[[裁定変更]]され、「[[効果]]の明文化」ではなく「[[効果]]の追加」となった。~ --初出の[[EX]]収録時のテキストは以下の内容で、他の[[通常罠]]と異なりターン終了時までフィールドに残るようになっている。~ 2000年の[[EX-R]]収録時に最後の[[自壊]]に関する[[テキスト]]が消えたが、現在に近い形の[[テキスト]]になるのは[[ストラクチャーデッキ−守護神の砦−]]に収録された2005年である。~ 相手モンスターからの戦闘ダメージを、 全て発動ターンだけ0にする。 ターン終了後、このカードを破壊する。 -これまでは「[[モンスター]]に[[戦闘破壊]][[耐性]]を与える[[効果]]」と「[[戦闘ダメージ]]を0にする[[効果]]」はどちらも''[[プレイヤー]]''が受ける[[効果]]であったため、[[《E・HERO ワイルドマン》]]等の[[罠カード]]の[[効果を受けない]][[カード]]を守ることができた。~ しかし、2018/6/28に[[モンスター]]に[[戦闘破壊]][[耐性]]を与える[[効果]]は''[[モンスター]]''が、[[戦闘ダメージ]]を0にする[[効果]]は''[[プレイヤー]]''が受ける[[効果]]に[[裁定変更]]された。~ これにより、''上記の[[《E・HERO ワイルドマン》]]や[[《RR−アルティメット・ファルコン》]]といった[[モンスター]]を[[戦闘破壊]]から守ることができなくなった。''~ //https://www.db.yugioh-card.com/yugiohdb/faq_search.action?ope=5&fid=12849 -後に登場した[[《威嚇する咆哮》]]と[[相互互換]]であり、共に[[戦闘ダメージ]]による[[1ターンキル]]を防ぐのに有効な[[カード]]である。~ こちらの場合、[[戦闘]]自体は行えるため、[[戦闘を行った]]時の[[モンスター効果の発動]]を防げない事が[[メリット]]としても[[デメリット]]としても働く。~ [[自分]]の[[デッキ]]に合わせ、より有効な方を採用すると良いだろう。~ -その特性上、[[攻撃宣言]]時に[[カードの発動]]を狙いたい。~ だが、[[《ミラージュ・ドラゴン》]]等、特定のタイミングでの[[発動]]を封じる[[カード]]が存在する場合は、それが[[適用]]される前に[[発動]]する必要がある。~ また、[[ダメージステップ]]には[[発動]]できない。~ -あくまで防げる[[ダメージ]]は「[[戦闘ダメージ]]」のみ。~ [[戦闘ダメージ]]を[[効果ダメージ]]として扱う[[《墓守の従者》]]の[[攻撃]]では[[モンスター]]は[[破壊]]されないが[[ダメージ]]は受ける。~ -[[発動]]した後に[[召喚]]された[[モンスター]]にも[[戦闘破壊]][[耐性]]は[[適用]]される。~ //これは[[テキスト]]から読み取れる。~ //[[発動]]した後に[[フィールド]]に出された[[モンスター]]にも[[適用]]される[[効果]]は、「''([[適用]]する期間)まで''、([[適用]]される[[モンスター]])''は''〜」という[[テキスト]]である。~ //一方で[[発動]]した後に[[フィールド]]に出された[[モンスター]]には[[適用]]されない[[効果]]は、「([[適用]]される[[モンスター]])''を''''([[適用]]する期間)まで''〜」という[[テキスト]]である。~ //助詞の使い方や、語順の違いでこの差を表現している。~ //--ただし、[[《アルケミー・サイクル》]]や[[《ハーフorストップ》]]等は[[特殊裁定]]が出ており、「([[適用]]する期間)まで、([[適用]]される[[モンスター]])は〜」という[[テキスト]]であるが、[[発動]]した後に[[フィールド]]に出された[[モンスター]]には[[適用]]されない[[効果]]となっている。 //加筆して「適用」のページに移動。このカードは昔から「〜まで、〜は」というテキストではないのに、見分け方がここにあるのは不便かと -その他、この[[カード]]の[[適用]]中の[[裁定]]について。~ --[[《パワー・ウォール》]][[《BF−蒼天のジェット》]]は[[発動]]できない。~ --[[《盾航戦車ステゴサイバー》]][[《ラプターズ・アルティメット・メイス》]]は[[発動]]できる。 --[[《アマゾネスの剣士》]]が[[《青眼の白龍》]]に[[攻撃]]した場合、[[相手]]が1500[[ダメージ]]を受ける。~ ([[自分]]が受けるはずの[[ダメージ]]が0だから[[相手]]に移す[[ダメージ]]も0、とはならない)~ -「和睦」とは和解するという意味であり、元々は戦国時代の用語から取られたと言われている。~ その和解するために派遣するのが使者で、[[《平和の使者》]]と似ている部分もある。~ [[英語名]]は何故か「Waboku」と訳されているだけであり、「使者」の要素が無くなっている。~ -原作・アニメにおいて―~ アニメ「決闘者の王国編」の「杏子vs孔雀舞」戦において杏子が使用。~ [[強化]]された[[《ハーピィ・レディ》]]の[[攻撃]]を防ぎ、反撃の狼煙を上げた。~ --[[OCG]]で[[規制>制限強化]]されていない[[カード]]にしては珍しく漫画、アニメでは完全[[下位互換]]の[[罠カード]]が非常に数多く登場している。~ //--アニメ5D'sではゴーストが[[上位互換]]の[[通常罠]]《クラインの迷宮》を使用している。~ //こちらは[[攻撃モンスター]]の[[攻撃力]]と[[守備力]]を入れ替える[[効果]]が付随していた。~ //攻撃反応の時点で上位互換ではない -コナミのゲーム作品において―~ [[DUEL TERMINAL]]のアクションデュエルXにおいては特殊コマンドとして登場。~ [[発動]]した[[モンスター]]の[[ターン]]まで[[自分]]が受ける[[攻撃]]の[[ダメージ]]を全て0にする、強力なコマンドである。~ **関連カード [#card] //戦闘ダメージ0+戦闘破壊されない -[[《ゼロ・ガードナー》]] -[[《H・C ソード・シールド》]] -[[《ロケット戦士》]] -[[《アーマー・カッパー》]] -[[《ホーリーライフバリアー》]] -[[《ディフェンシブ・タクティクス》]] -[[《平和の使者》]] **このカードを使用する代表的なデッキ [#deck] -[[【剣闘獣】]] **収録パック等 [#pack] -[[EX]] -[[EX-R]] EX-40 -[[ストラクチャーデッキ−守護神の砦−]] SD7-JP026 -[[ストラクチャーデッキ−アンデットワールド−]] SD15-JP036 -[[DUEL TERMINAL −疾風のドラグニティ!!−]]DT06-JP050 -[[ストラクチャーデッキ−機光竜襲雷−]] SD26-JP035 -[[ストラクチャーデッキ−マスター・リンク−]] SD34-JP038 **FAQ [#faq] //Q:この[[カードの効果]]は、それぞれ[[プレイヤー]]または[[モンスター]]が受ける[[効果]]ですか?~ // ([[《禁じられた聖槍》]]等の[[効果]]が[[適用]]された[[モンスター]]による[[戦闘ダメージ]]も0になりますか?~ // また、[[《禁じられた聖槍》]]等の[[効果]]が[[適用]]された自分の[[モンスター]]も[[戦闘破壊]]されませんか?)~ //A:この[[カード]]は[[対象をとる効果>対象をとる(指定する)効果]]ではなく、[[プレイヤー]]を対象に[[発動]]している扱いでもありません。~ // 従って、[[《禁じられた聖槍》]]の[[効果]]が[[適用]]された[[モンスター]]による[[戦闘ダメージ]]も0となり、[[戦闘破壊]]もされません。(12/05/09)~ //一旦COで Q:この[[カード]]を[[発動]]した[[ターン]]に[[戦闘]]を行う事はできますか?~ また、[[戦闘]]を行える場合、[[裏側守備表示]]の[[モンスター]]を[[攻撃]]した場合は、[[表側表示]]になりますか?~ A:[[戦闘]]を行う事が可能です。~ [[裏側表示]][[モンスター]]は[[表側表示]]になり、もちろん[[リバース]]時の[[効果]]も発揮されます。~ Q:この[[カード]]の[[適用]]中に[[《マジック・ランプ》]]により[[自分]]の[[モンスター]]同士が[[戦闘]]を行う場合、どう処理を行いますか?~ A:[[自分]]が受ける[[戦闘ダメージ]]は、『[[相手]][[モンスター]]から受ける全ての[[戦闘ダメージ]]』ではないため、通常通り[[自分]]は[[戦闘ダメージ]]を受けますが、[[自分]]の[[モンスター]]は[[戦闘]]では[[破壊]]されません。(16/02/27)~ //A:[[自分]]の[[モンスター]]同士が[[戦闘]]を行う場合、[[相手]][[モンスター]]からの[[ダメージ]]では無いため、[[自分]]は[[戦闘ダメージ]]を受け、[[戦闘]]によって[[モンスター]]は[[破壊]]されます。(09/03/13)~ Q:この[[カード]]を[[バトルフェイズ終了時>エンドステップ]]、[[メインフェイズ2>メインフェイズ#M2]]、[[エンドフェイズ]]に[[発動]]する事ができますか?~ A:いいえ、[[バトルフェイズ終了時>エンドステップ]]以降にこの[[カード]]を[[発動]]する事はできません。(15/03/15) //質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。 //記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。 //未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。 //ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。 ---- &tag(《和睦の使者》,罠,通常罠);
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