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*【未来オーバー】 [#top] #contents **[[デッキ]]の概要 [#abstract] [[《未来融合−フューチャー・フュージョン》]]と[[《オーバーロード・フュージョン》]]の[[コンボ]]を使用した、[[《キメラテック・オーバー・ドラゴン》]]による[[1ターンキル]][[デッキ]]。~ -[[12/09/01>禁止・制限カード/2012年9月1日]]にて[[《未来融合−フューチャー・フュージョン》]]が[[禁止カード]]に指定され、構築不能となっていた。~ その後、[[17/01/01>リミットレギュレーション/2017年1月1日]]に[[エラッタ]]され[[制限復帰]]した。~ 《未来融合−フューチャー・フュージョン/Future Fusion》 永続魔法 (1):このカードの発動後1回目の自分スタンバイフェイズに発動する。 自分のEXデッキの融合モンスター1体をお互いに確認し、 そのモンスターによって決められた融合素材モンスターを自分のデッキから墓地へ送る。 (2):このカードの発動後2回目の自分スタンバイフェイズに発動する。 このカードの(1)の効果で確認したモンスターと 同名の融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。 このカードがフィールドから離れた時にそのモンスターは破壊される。 そのモンスターが破壊された時にこのカードは破壊される。 《オーバーロード・フュージョン/Overload Fusion》 通常魔法 (1):自分のフィールド・墓地から、 機械族・闇属性の融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを除外し、 その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。 《キメラテック・オーバー・ドラゴン/Chimeratech Overdragon》 融合・効果モンスター 星9/闇属性/機械族/攻 ?/守 ? 「サイバー・ドラゴン」+機械族モンスター1体以上 このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。 (1):このカードが融合召喚に成功した場合に発動する。 このカード以外の自分フィールドのカードを全て墓地へ送る。 (2):このカードの元々の攻撃力・守備力は、 このカードの融合素材としたモンスターの数×800になる。 (3):このカードは1度のバトルフェイズ中に、 このカードの融合素材としたモンスターの数まで相手モンスターに攻撃できる。 // 《禁じられた聖槍/Forbidden Lance》 // 速攻魔法 // (1):フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。 // そのモンスターはターン終了時まで、攻撃力が800ダウンし、 // このカード以外の魔法・罠カードの効果を受けない。 **[[デッキ]]構築に際して [#introduction] ***[[メインデッキ]]の[[モンスター]]について [#monster] 基本的に[[《サイバー・ドラゴン》]]と各種[[魔法・罠カード]]さえあればどの[[機械族]][[モンスター]]でも[[デッキ]]は成立するため、他の[[カード]]はある程度好みで入れられる。~ 個々の性能もだが、それぞれの[[シナジー]]や[[モンスター]]同士での[[コンボ]]を考慮し選択したい。~ ―[[《未来融合−フューチャー・フュージョン》]]の[[墓地]]肥やしと相性のいい[[カード]]~ -[[アンティーク・ギア]]~ [[《オーバーロード・フュージョン》]]から[[《古代の機械混沌巨人》]]を出せることが最大の強み。~ [[《未来融合−フューチャー・フュージョン》]]で[[墓地へ送る]]前に[[モンスター]]を展開していると[[《キメラテック・オーバー・ドラゴン》]]では[[墓地へ送って>墓地へ送る]]しまうからである。~ [[《古代の機械飛竜》]]・[[《古代の機械箱》]]で[[デッキ圧縮]]を行えば[[キーカード]]が[[手札]]に加わる確率も上がる。~ -[[ABC]]~ [[《オーバーロード・フュージョン》]]が[[手札]]にない状態でも大型[[モンスター]]を[[特殊召喚]]できる。~ //各種[[ユニオンモンスター>ユニオン]]を複数枚採用することで1度の[[墓地]]肥やしで最大3体の[[《ABC−ドラゴン・バスター》]]を並べることができる。~ -[[ギミック・パペット]]~ [[自己再生]][[効果]]を持つ[[《ギミック・パペット−ネクロ・ドール》]]・緊急時の[[壁]]として使える[[《ギミック・パペット−シャドーフィーラー》]]が候補。~ 上記の[[《ABC−ドラゴン・バスター》]]と合わせ[[ランク]]8を狙え、そこから[[《No.84 ペイン・ゲイナー》]]・[[《No.77 ザ・セブン・シンズ》]]に繋げられる。~ 一方で[[手札事故]]率も上がるため[[手札コスト]]等の処理手段を忘れないように。~ -[[オルフェゴール]]~ [[墓地]][[発動]]の[[効果]]を持ち、[[闇属性]]しか[[特殊召喚]]できない[[デメリット]]も[[《オーバーロード・フュージョン》]]ならば気にならない。~ [[デッキ]]内の[[オルフェゴール]]を全て[[墓地へ送る]]と[[《オルフェゴール・ディヴェル》]]や[[《オルフェゴール・トロイメア》]]が[[効果]]を[[発動]]できなくなる点に注意。~ ―[[機械族]]以外で相性のよい[[モンスター]]~ -[[《シンクロ・フュージョニスト》]]~ [[《未来融合−フューチャー・フュージョン》]]と[[《オーバーロード・フュージョン》]]を[[サーチ]]することができる。~ [[シンクロ召喚]]先を[[機械族]][[シンクロモンスター]]にすることで[[墓地融合]]に繋げたり、[[《ブラック・ローズ・ドラゴン》]]や[[《ミスト・ウォーム》]]等の[[除去]][[効果]]を持つ[[シンクロモンスター]]を出して[[《キメラテック・オーバー・ドラゴン》]]の[[攻撃]]を補佐できる。~ [[チューナー]]には[[《アンノウン・シンクロン》]]等の自力で[[特殊召喚]]できる[[モンスター]]や[[《レッド・リゾネーター》]]・[[《ジャンク・シンクロン》]]等の[[《シンクロ・フュージョニスト》]]を[[特殊召喚]]できる[[モンスター]]を採用したい。~ //・[[《BF−朧影のゴウフウ》]] ただし、あまり[[シンクロ召喚]]に比重を傾けると[[融合召喚]]のパワーが落ちる。~ -[[《捕食植物オフリス・スコーピオ》]]・[[《捕食植物ダーリング・コブラ》]]~ [[《シンクロ・フュージョニスト》]]と比べると[[デッキ]]や[[エクストラデッキ]]のスペースを取らず、[[発動]]も手軽に行えるのが利点である。~ [[効果]][[使用]]後は[[ランク]]3の[[エクシーズ召喚]]に繋げて戦線維持もできる。~ 反面、[[《捕食植物ダーリング・コブラ》]]だけが[[手札]]にくると[[壁]]くらいにしか使い道がない。~ [[《捕食植物オフリス・スコーピオ》]]が[[制限カード]]であることも含め、[[《捕食植物ダーリング・コブラ》]]の採用枚数は吟味したい。~ あるいは[[腐る]]のを覚悟してフル投入するのも手ではある。~ ***[[エクストラデッキ]]の[[モンスター]]について [#extradeck] ―[[融合モンスター]]~ -[[《キメラテック・オーバー・ドラゴン》]]~ この[[デッキ]]の切り札にして実質的な[[墓地]]肥やし要員。~ 10体以上の[[機械族]]を[[融合素材]]にして[[攻撃]]を通せば[[1ターンキル]]が行える。~ [[連続攻撃]]ができるため、ただ[[攻撃]]を[[無効]]にする[[カード]]は怖くないが[[バトルフェイズ]]を強制終了させる[[カード]]には気を付けたい。~ [[《未来融合−フューチャー・フュージョン》]]で[[融合召喚]]すると[[デメリット]]により[[フィールド]]が更地になるため[[墓地融合]]したその[[ターン]]に勝負を決めるべし。~ -[[《キメラテック・フォートレス・ドラゴン》]]・[[《キメラテック・メガフリート・ドラゴン》]]~ [[《サイバー・ドラゴン》]]を[[融合素材]]とする[[メタ]][[モンスター]]。~ [[ペンデュラムモンスター]][[相手]]には[[融合召喚]]できないが、[[相手]]の[[《ABC−ドラゴン・バスター》]]や[[《古代の機械魔神》]]を[[除去]]できるため、[[エクストラデッキ]]には入れておきたい。~ -[[《ABC−ドラゴン・バスター》]]~ [[ABC]]の要素を入れている場合の切り札。~ 一度[[墓地]]肥やしに成功すればその時の[[制圧]]力はかなりのもの。~ 自身を[[フィールド]]から離すことができるため[[無効]][[効果]]にも強い。~ -[[《古代の機械混沌巨人》]]~ [[アンティーク・ギア]]の要素を入れている場合の切り札。~ [[《オーバーロード・フュージョン》]]で[[融合召喚]]でき、[[耐性]]を持つため場持ちがいい。~ 豊富な[[墓地]]を利用すれば他の[[モンスター]]と一緒に並べるのも苦ではなく、容易に[[1ターンキル]]が行える。~ -[[《古代の機械魔神》]]~ [[アンティーク・ギア]]の要素を入れている場合の[[壁]]。~ [[《古代の機械猟犬》]]から[[融合召喚]]できるので余裕があれば狙いたい。~ [[攻撃力]]は低いが[[《キメラテック・オーバー・ドラゴン》]]の[[効果を受けない]]のもポイント。~ ―[[シンクロモンスター]]~ -[[《ブラック・ローズ・ドラゴン》]]~ [[全体除去]]により[[《キメラテック・オーバー・ドラゴン》]]の[[攻撃]]を通しやすくなる。~ [[レベル]]が高いため[[《シンクロ・フュージョニスト》]]を交える場合は一工夫が必要。~ -[[《超重剣聖ムサ−C》]]~ [[墓地]]の[[機械族]]を[[サルベージ]]できる[[シンクロモンスター]]。~ [[《速攻のかかし》]]等の防御系の[[カード]]を使いまわせる。~ [[墓地]]に落ちた後は[[融合素材]]にできる。~ -[[《水晶機巧−グリオンガンド》]]~ [[チューナー]]を複数体要求するが、上記の展開できる[[チューナー]]を使えば[[シンクロ召喚]]が可能である。~ [[除去]][[効果]]も優秀で、後半の[[帰還]][[効果]]も[[《オーバーロード・フュージョン》]]と相性がいい。~ ―[[エクシーズモンスター]]~ -[[《ギアギガント X》]]~ [[下級>下級モンスター]][[機械族]]を[[サーチ]]・[[サルベージ]]できる。~ 幅広い用途に使えるため、是非とも採用したい。~ -[[《No.66 覇鍵甲虫マスター・キー・ビートル》]]~ [[《未来融合−フューチャー・フュージョン》]]を[[破壊]]から守る[[カード]]。~ [[破壊]]以外の[[除去]]には無力だが、少しでも[[除去]]される可能性を減らすことができる。~ [[《レスキューラビット》]]から[[《メカ・ハンター》]]を[[リクルート]]することで[[《ギアギガント X》]]と使い分けることが可能。~ -[[《暗遷士 カンゴルゴーム》]]~ こちらは[[対象をとる(指定する)効果]]に対して強い。~ [[《鳥銃士カステル》]]や[[《コズミック・サイクロン》]]等が怖い時はこちらを[[エクシーズ召喚]]したい。~ [[《ツインツイスター》]]等、[[効果]]に穴があることは注意。~ -[[《No.15 ギミック・パペット−ジャイアントキラー》]]・[[《No.40 ギミック・パペット−ヘブンズ・ストリングス》]]~ [[ギミック・パペット]]の要素を入れている場合に採用できる。~ 前者は[[除去]][[効果]]を持ち、後者は[[アタッカー]]として使える。~ -[[《No.84 ペイン・ゲイナー》]]・[[《No.77 ザ・セブン・シンズ》]]~ [[ギミック・パペット]]の要素を入れている場合の派生[[モンスター]]。~ [[破壊]][[耐性]]を持った[[アタッカー]]として使用できる。~ 2体とも[[全体除去]]を持つので[[攻撃]]を通しやすくなるのも評価点。~ ただし、[[エクストラデッキ]]を圧迫する。~ -[[《神竜騎士フェルグラント》]]~ [[ABC]]の要素を入れている場合に採用できる。~ 厄介な[[効果モンスター]]の[[効果]]を[[無効]]化する他、[[《キメラテック・オーバー・ドラゴン》]]の[[除去]]から[[モンスター]]を守ることができる。~ ―[[リンクモンスター]]~ -[[《サイバー・ドラゴン・ズィーガー》]]~ [[《サイバー・ドラゴン》]]を含む[[機械族]]2体を[[リンク素材]]とする[[リンク]]2の[[リンクモンスター]]。~ (1)の[[効果]]は[[墓地融合]]で役立ち、(2)の[[効果]]は[[墓地]]肥やしに失敗した時の打点補助となる。~ [[リンク先]]は1ヶ所だが、[[メインモンスターゾーン]]でも使用ができる。~ -[[オルフェゴール]][[リンクモンスター]]~ [[オルフェゴール]]の要素を入れている場合に採用できる。~ [[《オルフェゴール・バベル》]]を[[ピン挿し]]し、[[《オルフェゴール・ガラテア》]]で[[サーチ]]することで[[制圧]]力を高めることができる。~ ***[[魔法・罠カード]]について [#spell_trap] ―[[《未来融合−フューチャー・フュージョン》]]を[[加える]]ための[[カード]]~ -[[《封印の黄金櫃》]]・[[《タイムカプセル》]]~ ピンポイントで[[サーチ]]出来るので、検討したい。~ だたしタイムラグがあり、後者は[[魔法・罠除去]]により[[サーチ]]を阻害される等の弱点がある。~ -[[《成金ゴブリン》]]・[[《強欲で謙虚な壺》]]・[[《チキンレース》]]~ [[ドローソース]]を[[積む]]ことで[[デッキ圧縮]]し、素引きする確率を増やす。~ [[《チキンレース》]]は[[《テラ・フォーミング》]]と合わせたい。~ どれを[[積む]]かは[[プレイヤー]]次第のため、[[環境]]や好みで決めよう。~ ―[[《未来融合−フューチャー・フュージョン》]]を守る[[カード]]~ -[[《神の宣告》]]・[[《神の警告》]]・[[《神の通告》]]~ [[汎用性]]の高い[[カウンター罠]]。~ [[《未来融合−フューチャー・フュージョン》]]を守る用途以外にも使えるので是非とも採用しておきたい。~ -[[《大革命返し》]]~ [[《ハーピィの羽根帚》]]等の[[全体除去]]に対して有効。~ -[[《天罰》]]・[[《透破抜き》]]~ [[モンスター効果]]による[[除去]]に不安を感じるならば。~ ―その他~ -[[《リミッター解除》]]~ [[機械族]]5体以上を[[融合素材]]とした[[《キメラテック・オーバー・ドラゴン》]]で[[1ターンキル]]ができる。~ 元々爆発力の高い[[デッキ]]なので[[オーバーキル]]感が強いが、[[《未来融合−フューチャー・フュージョン》]]が失敗した時の保険として採用できる。~ -[[《禁じられた聖槍》]]~ [[《未来融合−フューチャー・フュージョン》]]で[[融合召喚]]した[[《キメラテック・オーバー・ドラゴン》]]を[[自壊]]から守れる[[カード]]。~ [[攻撃力]]が下がる[[デメリット]]もさほど気にはならない。~ -[[《貪欲な瓶》]]~ [[《未来融合−フューチャー・フュージョン》]]の再利用が行える。~ [[墓地アドバンテージ]]が重要な[[デッキ]]なので使うタイミングを見誤らないようにしたい。~ **戦術 [#strategy] +[[《未来融合−フューチャー・フュージョン》]]で[[《キメラテック・オーバー・ドラゴン》]]を選択。~ [[《サイバー・ドラゴン》]]を含む[[機械族]][[モンスター]]を可能な限り[[墓地へ送る]]。 +[[《オーバーロード・フュージョン》]]で[[《キメラテック・オーバー・ドラゴン》]]を選択。~ [[墓地]]の[[機械族]][[モンスター]]を可能な限り[[除外]]して[[融合召喚]]。~ 上記の手順で[[《キメラテック・オーバー・ドラゴン》]]を[[融合召喚]]し、[[攻撃]]するだけである。~ なお、[[攻撃力]]が8000に到達するための[[融合素材]]はわずかに10枚と、無理のある[[デッキ]]構築をせずとも狙うことができる。~ この[[コンボ]]に[[伏せ除去]]や、[[《禁じられた聖槍》]]で[[耐性]]を付加すれば、ほぼ完全な[[1ターンキル]]となる。~ 時間は掛かるが[[《禁じられた聖槍》]]は[[《オーバーロード・フュージョン》]]の代用とすることも可能。~ [[《未来融合−フューチャー・フュージョン》]]で[[《キメラテック・オーバー・ドラゴン》]]が[[融合召喚に成功した]]時に[[墓地へ送る]][[誘発効果]]に[[チェーン]]して[[《禁じられた聖槍》]]を[[発動]]することで[[破壊]]を回避できる。~ 一度[[墓地]]肥やしが出来ると豊富な[[墓地アドバンテージ]]を活用できる。~ かつては切り札が[[《キメラテック・オーバー・ドラゴン》]]だけだったが、[[《ABC−ドラゴン・バスター》]]や[[《古代の機械混沌巨人》]]のような[[モンスター]]でも[[1ターンキル]]ができるため[[フィニッシャー]]にこだわる必要はない。~ [[《超電磁タートル》]]を採用すれば[[1ターンキル]]の失敗にも対応できる。~ **[[デッキ]]の派生 [#variation] ***[[【サイバー・ドラゴン】]]軸 [#cyberdoragon] [[キーカード]]が同じなので構築しやすい。~ [[《エヴォリューション・バースト》]]の[[デメリット]]も、[[《キメラテック・オーバー・ドラゴン》]]を[[融合召喚]]してしまえば関係なくなる。~ あちらほど[[融合召喚]]を重視する必要はないが、[[《パワー・ボンド》]]は[[手札>手札融合]]・[[フィールド融合]]でも高[[攻撃力]]を得られるので投入するのも良いだろう。~ [[光属性]]・[[機械族]]で固める事で[[《サイバー・エルタニン》]]も採用出来る。~ ***【未来ショッカー】 [#jinzo] 【未来リターナー】とも呼ばれる、[[《人造人間−サイコ・ショッカー》]]と[[《人造人間−サイコ・リターナー》]]をフル投入した[[デッキ]]。~ [[《未来融合−フューチャー・フュージョン》]]で[[《人造人間−サイコ・ショッカー》]]と[[《人造人間−サイコ・リターナー》]]を3枚ずつ同時に[[墓地へ送り>墓地へ送る]]、[[《人造人間−サイコ・ショッカー》]]を3体並べて大[[ダメージ]]を狙う。~ [[罠カード]]を封殺できるため[[攻撃]]を通しやすく、[[エクシーズ召喚]]で[[自壊]]を防ぐことができる。~ 全て[[直接攻撃]]しても[[1ターンキル]]には届かないが、[[《フォトン・ストリーク・バウンサー》]]を出しておけば[[相手]]は[[フィールド]]の[[モンスター効果]]を迂闊に使えなくなる。~ 後に[[【サイコ・ショッカー】]]が独立したことで本ギミックは使われなくなった。~ ***[[《次元融合》]]採用型 [#dimensionfusion] [[《オーバーロード・フュージョン》]]で[[除外]]した[[モンスター]]を戻してさらに攻撃性能を高めたタイプ。~ [[先攻]]1[[ターン]]目に[[《人造人間−サイコ・ショッカー》]]+[[《マジック・キャンセラー》]]を展開して[[ロック]]するギミックも取り入れており、[[1ターンキル]]に失敗しても反撃を許さない。~ [[キーカード]]となる3枚の[[魔法カード]]が[[融合]]・[[フュージョン]]と名の付くカードのため【スリーエフ】とも呼ばれた。~ -現在は[[《次元融合》]]が[[禁止カード]]のため、構築は不可能。~ **この[[デッキ]]の弱点 [#weakpoint] [[1ターンキル]][[デッキ]]の宿命として、初期[[手札]]に影響されやすいという面がある。~ [[ドローソース]]や[[デッキ圧縮]]を活用して、素早く[[キーカード]]を[[手札]]に集められるようにしたい。~ ただし、[[キーカード]]を揃えることばかりを気にすると、[[デッキ]]内の[[機械族]][[モンスター]]の比率が下がり、[[《キメラテック・オーバー・ドラゴン》]]の爆発力も落ちてしまう。~ 加えて[[エラッタ]]を受け、[[《未来融合−フューチャー・フュージョン》]]を[[除去]]から守る必要が増えた。~ [[デッキ]]が[[機械族]]で固まる中で防御用の[[カード]]を採用しなければならないため、[[デッキ]]構築の段階から各々の割合を意識しておきたい。~ [[墓地リソース]]を利用した[[フィニッシャー]]の[[特殊召喚]]が基本となるので、[[墓地]]封じ・[[特殊召喚]]封じは大きな弱点となる。~ これらの[[メタカード]]を多数搭載した[[【メタビート】]]が[[相手]]だと厳しい戦いとなる。~ // ただし[[除外]]による[[墓地]]封じであれば[[《異次元からの帰還》]]である程度の対処は可能。~ [[魔法カード]]が[[キーカード]]であるため、[[墓地]]に落ちたり[[除外]]されてしまうと再利用は困難。~ **[[デッキ]]の歴史 [#history] ***第5期 [#history5] -[[06/09/01>禁止・制限カード/2006年9月1日]]・[[07/03/01>禁止・制限カード/2007年3月1日]]~ [[《未来融合−フューチャー・フュージョン》]]・[[《オーバーロード・フュージョン》]]・[[《次元融合》]]が相次いで[[制限カード]]となり、大幅に弱体化した。~ ***第6期 [#history6] -[[08/09/01>禁止・制限カード/2008年9月1日]]~ [[《次元融合》]]が[[禁止カード]]、[[《異次元からの帰還》]]が[[制限カード]]となったため、[[《オーバーロード・フュージョン》]]で[[除外]]した[[モンスター]]の活用が難しくなった。~ また、[[《サイバー・ドラゴン》]]が[[制限カード]]となり、[[デッキ]]内に[[《サイバー・ドラゴン》]]がいなくなることで[[《未来融合−フューチャー・フュージョン》]]が[[腐る]]危険性が上がった。~ -[[10/03/01>禁止・制限カード/2010年3月1日]]~ [[《サイバー・ドラゴン》]]が[[準制限カード]]となった。~ ***第7期 [#history7] -[[10/09/01>禁止・制限カード/2010年9月1日]]~ [[《サイバー・ドラゴン》]]が[[無制限カード]]となった。~ これにより、[[《未来融合−フューチャー・フュージョン》]]が[[腐る]]可能性は少なくなった。~ -[[11/09/01>禁止・制限カード/2011年9月1日]]~ [[《オーバーロード・フュージョン》]]の[[制限緩和]]が進み、[[無制限カード]]となった。~ [[《未来融合−フューチャー・フュージョン》]]は未だ[[制限カード]]であるが、多少は力を取り戻したと言える。~ ***第8期 [#history8] -[[12/09/01>禁止・制限カード/2012年9月1日]]~ [[《未来融合−フューチャー・フュージョン》]]が[[禁止カード]]の指定を受け、構築不可に。~ ***第9期 [#history9] -[[17/01/01>リミットレギュレーション/2017年1月1日]]~ [[《未来融合−フューチャー・フュージョン》]]が[[エラッタ]]を受け、[[制限カード]]に復帰。~ 1[[ターン]]をしのげばかつてさながらの[[1ターンキル]]も夢ではないが、[[環境]]の高速化と[[除去]]の増加により、その1[[ターン]]をしのぐのも厳しい状態となっている。~ **余談 [#nce1724c] [[Vジャンプ(2023年8月号) 付属カード>書籍付属カード#VJ2023]]で、この[[デッキ]]タイプを元にした[[《超未来融合−オーバーフューチャー・フュージョン》]]という[[カード]]が登場している。~ この際、この[[デッキ]]が当時の環境を席巻した[[デッキ]]として【未来オーバー】の名称で紹介された。 **代表的なカード [#keycard] -[[《サイバー・ドラゴン》]] -[[《キメラテック・オーバー・ドラゴン》]] -[[《オーバーロード・フュージョン》]] -[[《未来融合−フューチャー・フュージョン》]] **サンプルレシピ [#sample] -【キメラフラガジェ】~ 2006年度日本代表最終選考会5位~ http://yugioh-fr.jugem.jp/?eid=88 -【次元キメラ】~ 2006年度日本代表最終選考会7位~ http://yugioh-fr.jugem.jp/?eid=86 -【次元キメラ】~ 2006年度日本代表最終選考会8位~ http://yugioh-fr.jugem.jp/?eid=85 **関連リンク [#link] -[[【未来融合】]] -[[【機械族】]] -[[【サイバー・ドラゴン】]] -[[デッキ集]]
*【未来オーバー】 [#top] #contents **[[デッキ]]の概要 [#abstract] [[《未来融合−フューチャー・フュージョン》]]と[[《オーバーロード・フュージョン》]]の[[コンボ]]を使用した、[[《キメラテック・オーバー・ドラゴン》]]による[[1ターンキル]][[デッキ]]。~ -[[12/09/01>禁止・制限カード/2012年9月1日]]にて[[《未来融合−フューチャー・フュージョン》]]が[[禁止カード]]に指定され、構築不能となっていた。~ その後、[[17/01/01>リミットレギュレーション/2017年1月1日]]に[[エラッタ]]され[[制限復帰]]した。~ 《未来融合−フューチャー・フュージョン/Future Fusion》 永続魔法 (1):このカードの発動後1回目の自分スタンバイフェイズに発動する。 自分のEXデッキの融合モンスター1体をお互いに確認し、 そのモンスターによって決められた融合素材モンスターを自分のデッキから墓地へ送る。 (2):このカードの発動後2回目の自分スタンバイフェイズに発動する。 このカードの(1)の効果で確認したモンスターと 同名の融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。 このカードがフィールドから離れた時にそのモンスターは破壊される。 そのモンスターが破壊された時にこのカードは破壊される。 《オーバーロード・フュージョン/Overload Fusion》 通常魔法 (1):自分のフィールド・墓地から、 機械族・闇属性の融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを除外し、 その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。 《キメラテック・オーバー・ドラゴン/Chimeratech Overdragon》 融合・効果モンスター 星9/闇属性/機械族/攻 ?/守 ? 「サイバー・ドラゴン」+機械族モンスター1体以上 このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。 (1):このカードが融合召喚に成功した場合に発動する。 このカード以外の自分フィールドのカードを全て墓地へ送る。 (2):このカードの元々の攻撃力・守備力は、 このカードの融合素材としたモンスターの数×800になる。 (3):このカードは1度のバトルフェイズ中に、 このカードの融合素材としたモンスターの数まで相手モンスターに攻撃できる。 // 《禁じられた聖槍/Forbidden Lance》 // 速攻魔法 // (1):フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。 // そのモンスターはターン終了時まで、攻撃力が800ダウンし、 // このカード以外の魔法・罠カードの効果を受けない。 **[[デッキ]]構築に際して [#introduction] ***[[メインデッキ]]の[[モンスター]]について [#monster] 基本的に[[《サイバー・ドラゴン》]]と各種[[魔法・罠カード]]さえあればどの[[機械族]][[モンスター]]でも[[デッキ]]は成立するため、他の[[カード]]はある程度好みで入れられる。~ 個々の性能もだが、それぞれの[[シナジー]]や[[モンスター]]同士での[[コンボ]]を考慮し選択したい。~ ―[[《未来融合−フューチャー・フュージョン》]]の[[墓地]]肥やしと相性のいい[[カード]]~ -[[アンティーク・ギア]]~ [[《オーバーロード・フュージョン》]]から[[《古代の機械混沌巨人》]]を出せることが最大の強み。~ [[《未来融合−フューチャー・フュージョン》]]で[[墓地へ送る]]前に[[モンスター]]を展開していると[[《キメラテック・オーバー・ドラゴン》]]では[[墓地へ送って>墓地へ送る]]しまうからである。~ [[《古代の機械飛竜》]]・[[《古代の機械箱》]]で[[デッキ圧縮]]を行えば[[キーカード]]が[[手札]]に加わる確率も上がる。~ -[[ABC]]~ [[《オーバーロード・フュージョン》]]が[[手札]]にない状態でも大型[[モンスター]]を[[特殊召喚]]できる。~ //各種[[ユニオンモンスター>ユニオン]]を複数枚採用することで1度の[[墓地]]肥やしで最大3体の[[《ABC−ドラゴン・バスター》]]を並べることができる。~ -[[ギミック・パペット]]~ [[自己再生]][[効果]]を持つ[[《ギミック・パペット−ネクロ・ドール》]]・緊急時の[[壁]]として使える[[《ギミック・パペット−シャドーフィーラー》]]が候補。~ 上記の[[《ABC−ドラゴン・バスター》]]と合わせ[[ランク]]8を狙え、そこから[[《No.84 ペイン・ゲイナー》]]・[[《No.77 ザ・セブン・シンズ》]]に繋げられる。~ 一方で[[手札事故]]率も上がるため[[手札コスト]]等の処理手段を忘れないように。~ -[[オルフェゴール]]~ [[墓地]][[発動]]の[[効果]]を持ち、[[闇属性]]しか[[特殊召喚]]できない[[デメリット]]も[[《オーバーロード・フュージョン》]]ならば気にならない。~ [[デッキ]]内の[[オルフェゴール]]を全て[[墓地へ送る]]と[[《オルフェゴール・ディヴェル》]]や[[《オルフェゴール・トロイメア》]]が[[効果]]を[[発動]]できなくなる点に注意。~ ―[[機械族]]以外で相性のよい[[モンスター]]~ -[[《シンクロ・フュージョニスト》]]~ [[《未来融合−フューチャー・フュージョン》]]と[[《オーバーロード・フュージョン》]]を[[サーチ]]することができる。~ [[シンクロ召喚]]先を[[機械族]][[シンクロモンスター]]にすることで[[墓地融合]]に繋げたり、[[《ブラック・ローズ・ドラゴン》]]や[[《ミスト・ウォーム》]]等の[[除去]][[効果]]を持つ[[シンクロモンスター]]を出して[[《キメラテック・オーバー・ドラゴン》]]の[[攻撃]]を補佐できる。~ [[チューナー]]には[[《アンノウン・シンクロン》]]等の自力で[[特殊召喚]]できる[[モンスター]]や[[《レッド・リゾネーター》]]・[[《ジャンク・シンクロン》]]等の[[《シンクロ・フュージョニスト》]]を[[特殊召喚]]できる[[モンスター]]を採用したい。~ //・[[《BF−朧影のゴウフウ》]] ただし、あまり[[シンクロ召喚]]に比重を傾けると[[融合召喚]]のパワーが落ちる。~ -[[《捕食植物オフリス・スコーピオ》]]・[[《捕食植物ダーリング・コブラ》]]~ [[《シンクロ・フュージョニスト》]]と比べると[[デッキ]]や[[エクストラデッキ]]のスペースを取らず、[[発動]]も手軽に行えるのが利点である。~ [[効果]][[使用]]後は[[ランク]]3の[[エクシーズ召喚]]に繋げて戦線維持もできる。~ 反面、[[《捕食植物ダーリング・コブラ》]]だけが[[手札]]にくると[[壁]]くらいにしか使い道がない。~ [[《捕食植物オフリス・スコーピオ》]]が[[制限カード]]であることも含め、[[《捕食植物ダーリング・コブラ》]]の採用枚数は吟味したい。~ あるいは[[腐る]]のを覚悟してフル投入するのも手ではある。~ ***[[エクストラデッキ]]の[[モンスター]]について [#extradeck] ―[[融合モンスター]]~ -[[《キメラテック・オーバー・ドラゴン》]]~ この[[デッキ]]の切り札にして実質的な[[墓地]]肥やし要員。~ 10体以上の[[機械族]]を[[融合素材]]にして[[攻撃]]を通せば[[1ターンキル]]が行える。~ [[連続攻撃]]ができるため、ただ[[攻撃]]を[[無効]]にする[[カード]]は怖くないが[[バトルフェイズ]]を強制終了させる[[カード]]には気を付けたい。~ [[《未来融合−フューチャー・フュージョン》]]で[[融合召喚]]すると[[デメリット]]により[[フィールド]]が更地になるため[[墓地融合]]したその[[ターン]]に勝負を決めるべし。~ -[[《キメラテック・フォートレス・ドラゴン》]]・[[《キメラテック・メガフリート・ドラゴン》]]~ [[《サイバー・ドラゴン》]]を[[融合素材]]とする[[メタ]][[モンスター]]。~ [[ペンデュラムモンスター]][[相手]]には[[融合召喚]]できないが、[[相手]]の[[《ABC−ドラゴン・バスター》]]や[[《古代の機械魔神》]]を[[除去]]できるため、[[エクストラデッキ]]には入れておきたい。~ -[[《ABC−ドラゴン・バスター》]]~ [[ABC]]の要素を入れている場合の切り札。~ 一度[[墓地]]肥やしに成功すればその時の[[制圧]]力はかなりのもの。~ 自身を[[フィールド]]から離すことができるため[[無効]][[効果]]にも強い。~ -[[《古代の機械混沌巨人》]]~ [[アンティーク・ギア]]の要素を入れている場合の切り札。~ [[《オーバーロード・フュージョン》]]で[[融合召喚]]でき、[[耐性]]を持つため場持ちがいい。~ 豊富な[[墓地]]を利用すれば他の[[モンスター]]と一緒に並べるのも苦ではなく、容易に[[1ターンキル]]が行える。~ -[[《古代の機械魔神》]]~ [[アンティーク・ギア]]の要素を入れている場合の[[壁]]。~ [[《古代の機械猟犬》]]から[[融合召喚]]できるので余裕があれば狙いたい。~ [[攻撃力]]は低いが[[《キメラテック・オーバー・ドラゴン》]]の[[効果を受けない]]のもポイント。~ ―[[シンクロモンスター]]~ -[[《ブラック・ローズ・ドラゴン》]]~ [[全体除去]]により[[《キメラテック・オーバー・ドラゴン》]]の[[攻撃]]を通しやすくなる。~ [[レベル]]が高いため[[《シンクロ・フュージョニスト》]]を交える場合は一工夫が必要。~ -[[《超重剣聖ムサ−C》]]~ [[墓地]]の[[機械族]]を[[サルベージ]]できる[[シンクロモンスター]]。~ [[《速攻のかかし》]]等の防御系の[[カード]]を使いまわせる。~ [[墓地]]に落ちた後は[[融合素材]]にできる。~ -[[《水晶機巧−グリオンガンド》]]~ [[チューナー]]を複数体要求するが、上記の展開できる[[チューナー]]を使えば[[シンクロ召喚]]が可能である。~ [[除去]][[効果]]も優秀で、後半の[[帰還]][[効果]]も[[《オーバーロード・フュージョン》]]と相性がいい。~ ―[[エクシーズモンスター]]~ -[[《ギアギガント X》]]~ [[下級>下級モンスター]][[機械族]]を[[サーチ]]・[[サルベージ]]できる。~ 幅広い用途に使えるため、是非とも採用したい。~ -[[《No.66 覇鍵甲虫マスター・キー・ビートル》]]~ [[《未来融合−フューチャー・フュージョン》]]を[[破壊]]から守る[[カード]]。~ [[破壊]]以外の[[除去]]には無力だが、少しでも[[除去]]される可能性を減らすことができる。~ [[《レスキューラビット》]]から[[《メカ・ハンター》]]を[[リクルート]]することで[[《ギアギガント X》]]と使い分けることが可能。~ -[[《暗遷士 カンゴルゴーム》]]~ こちらは[[対象をとる(指定する)効果]]に対して強い。~ [[《鳥銃士カステル》]]や[[《コズミック・サイクロン》]]等が怖い時はこちらを[[エクシーズ召喚]]したい。~ [[《ツインツイスター》]]等、[[効果]]に穴があることは注意。~ -[[《No.15 ギミック・パペット−ジャイアントキラー》]]・[[《No.40 ギミック・パペット−ヘブンズ・ストリングス》]]~ [[ギミック・パペット]]の要素を入れている場合に採用できる。~ 前者は[[除去]][[効果]]を持ち、後者は[[アタッカー]]として使える。~ -[[《No.84 ペイン・ゲイナー》]]・[[《No.77 ザ・セブン・シンズ》]]~ [[ギミック・パペット]]の要素を入れている場合の派生[[モンスター]]。~ [[破壊]][[耐性]]を持った[[アタッカー]]として使用できる。~ 2体とも[[全体除去]]を持つので[[攻撃]]を通しやすくなるのも評価点。~ ただし、[[エクストラデッキ]]を圧迫する。~ -[[《神竜騎士フェルグラント》]]~ [[ABC]]の要素を入れている場合に採用できる。~ 厄介な[[効果モンスター]]の[[効果]]を[[無効]]化する他、[[《キメラテック・オーバー・ドラゴン》]]の[[除去]]から[[モンスター]]を守ることができる。~ ―[[リンクモンスター]]~ -[[《サイバー・ドラゴン・ズィーガー》]]~ [[《サイバー・ドラゴン》]]を含む[[機械族]]2体を[[リンク素材]]とする[[リンク]]2の[[リンクモンスター]]。~ (1)の[[効果]]は[[墓地融合]]で役立ち、(2)の[[効果]]は[[墓地]]肥やしに失敗した時の打点補助となる。~ [[リンク先]]は1ヶ所だが、[[メインモンスターゾーン]]でも使用ができる。~ -[[オルフェゴール]][[リンクモンスター]]~ [[オルフェゴール]]の要素を入れている場合に採用できる。~ [[《オルフェゴール・バベル》]]を[[ピン挿し]]し、[[《オルフェゴール・ガラテア》]]で[[サーチ]]することで[[制圧]]力を高めることができる。~ ***[[魔法・罠カード]]について [#spell_trap] ―[[《未来融合−フューチャー・フュージョン》]]を[[加える]]ための[[カード]]~ -[[《封印の黄金櫃》]]・[[《タイムカプセル》]]~ ピンポイントで[[サーチ]]出来るので、検討したい。~ だたしタイムラグがあり、後者は[[魔法・罠除去]]により[[サーチ]]を阻害される等の弱点がある。~ -[[《成金ゴブリン》]]・[[《強欲で謙虚な壺》]]・[[《チキンレース》]]~ [[ドローソース]]を[[積む]]ことで[[デッキ圧縮]]し、素引きする確率を増やす。~ [[《チキンレース》]]は[[《テラ・フォーミング》]]と合わせたい。~ どれを[[積む]]かは[[プレイヤー]]次第のため、[[環境]]や好みで決めよう。~ ―[[《未来融合−フューチャー・フュージョン》]]を守る[[カード]]~ -[[《神の宣告》]]・[[《神の警告》]]・[[《神の通告》]]~ [[汎用性]]の高い[[カウンター罠]]。~ [[《未来融合−フューチャー・フュージョン》]]を守る用途以外にも使えるので是非とも採用しておきたい。~ -[[《大革命返し》]]~ [[《ハーピィの羽根帚》]]等の[[全体除去]]に対して有効。~ -[[《天罰》]]・[[《透破抜き》]]~ [[モンスター効果]]による[[除去]]に不安を感じるならば。~ ―その他~ -[[《リミッター解除》]]~ [[機械族]]5体以上を[[融合素材]]とした[[《キメラテック・オーバー・ドラゴン》]]で[[1ターンキル]]ができる。~ 元々爆発力の高い[[デッキ]]なので[[オーバーキル]]感が強いが、[[《未来融合−フューチャー・フュージョン》]]が失敗した時の保険として採用できる。~ -[[《禁じられた聖槍》]]~ [[《未来融合−フューチャー・フュージョン》]]で[[融合召喚]]した[[《キメラテック・オーバー・ドラゴン》]]を[[自壊]]から守れる[[カード]]。~ [[攻撃力]]が下がる[[デメリット]]もさほど気にはならない。~ -[[《貪欲な瓶》]]~ [[《未来融合−フューチャー・フュージョン》]]の再利用が行える。~ [[墓地アドバンテージ]]が重要な[[デッキ]]なので使うタイミングを見誤らないようにしたい。~ **戦術 [#strategy] +[[《未来融合−フューチャー・フュージョン》]]で[[《キメラテック・オーバー・ドラゴン》]]を選択。~ [[《サイバー・ドラゴン》]]を含む[[機械族]][[モンスター]]を可能な限り[[墓地へ送る]]。 +[[《オーバーロード・フュージョン》]]で[[《キメラテック・オーバー・ドラゴン》]]を選択。~ [[墓地]]の[[機械族]][[モンスター]]を可能な限り[[除外]]して[[融合召喚]]。~ 上記の手順で[[《キメラテック・オーバー・ドラゴン》]]を[[融合召喚]]し、[[攻撃]]するだけである。~ なお、[[攻撃力]]が8000に到達するための[[融合素材]]はわずかに10枚と、無理のある[[デッキ]]構築をせずとも狙うことができる。~ この[[コンボ]]に[[伏せ除去]]や、[[《禁じられた聖槍》]]で[[耐性]]を付加すれば、ほぼ完全な[[1ターンキル]]となる。~ 時間は掛かるが[[《禁じられた聖槍》]]は[[《オーバーロード・フュージョン》]]の代用とすることも可能。~ [[《未来融合−フューチャー・フュージョン》]]で[[《キメラテック・オーバー・ドラゴン》]]が[[融合召喚に成功した]]時に[[墓地へ送る]][[誘発効果]]に[[チェーン]]して[[《禁じられた聖槍》]]を[[発動]]することで[[破壊]]を回避できる。~ 一度[[墓地]]肥やしが出来ると豊富な[[墓地アドバンテージ]]を活用できる。~ かつては切り札が[[《キメラテック・オーバー・ドラゴン》]]だけだったが、[[《ABC−ドラゴン・バスター》]]や[[《古代の機械混沌巨人》]]のような[[モンスター]]でも[[1ターンキル]]ができるため[[フィニッシャー]]にこだわる必要はない。~ [[《超電磁タートル》]]を採用すれば[[1ターンキル]]の失敗にも対応できる。~ **[[デッキ]]の派生 [#variation] ***[[【サイバー・ドラゴン】]]軸 [#cyberdoragon] [[キーカード]]が同じなので構築しやすい。~ [[《エヴォリューション・バースト》]]の[[デメリット]]も、[[《キメラテック・オーバー・ドラゴン》]]を[[融合召喚]]してしまえば関係なくなる。~ あちらほど[[融合召喚]]を重視する必要はないが、[[《パワー・ボンド》]]は[[手札>手札融合]]・[[フィールド融合]]でも高[[攻撃力]]を得られるので投入するのも良いだろう。~ [[光属性]]・[[機械族]]で固める事で[[《サイバー・エルタニン》]]も採用出来る。~ ***【未来ショッカー】 [#jinzo] 【未来リターナー】とも呼ばれる、[[《人造人間−サイコ・ショッカー》]]と[[《人造人間−サイコ・リターナー》]]をフル投入した[[デッキ]]。~ [[《未来融合−フューチャー・フュージョン》]]で[[《人造人間−サイコ・ショッカー》]]と[[《人造人間−サイコ・リターナー》]]を3枚ずつ同時に[[墓地へ送り>墓地へ送る]]、[[《人造人間−サイコ・ショッカー》]]を3体並べて大[[ダメージ]]を狙う。~ [[罠カード]]を封殺できるため[[攻撃]]を通しやすく、[[エクシーズ召喚]]で[[自壊]]を防ぐことができる。~ 全て[[直接攻撃]]しても[[1ターンキル]]には届かないが、[[《フォトン・ストリーク・バウンサー》]]を出しておけば[[相手]]は[[フィールド]]の[[モンスター効果]]を迂闊に使えなくなる。~ 後に[[【サイコ・ショッカー】]]が独立したことで本ギミックは使われなくなった。~ ***[[《次元融合》]]採用型 [#dimensionfusion] [[《オーバーロード・フュージョン》]]で[[除外]]した[[モンスター]]を戻してさらに攻撃性能を高めたタイプ。~ [[先攻]]1[[ターン]]目に[[《人造人間−サイコ・ショッカー》]]+[[《マジック・キャンセラー》]]を展開して[[ロック]]するギミックも取り入れており、[[1ターンキル]]に失敗しても反撃を許さない。~ [[キーカード]]となる3枚の[[魔法カード]]が[[融合]]・[[フュージョン]]と名の付くカードのため【スリーエフ】とも呼ばれた。~ -現在は[[《次元融合》]]が[[禁止カード]]のため、構築は不可能。~ **この[[デッキ]]の弱点 [#weakpoint] [[1ターンキル]][[デッキ]]の宿命として、初期[[手札]]に影響されやすいという面がある。~ [[ドローソース]]や[[デッキ圧縮]]を活用して、素早く[[キーカード]]を[[手札]]に集められるようにしたい。~ ただし、[[キーカード]]を揃えることばかりを気にすると、[[デッキ]]内の[[機械族]][[モンスター]]の比率が下がり、[[《キメラテック・オーバー・ドラゴン》]]の爆発力も落ちてしまう。~ 加えて[[エラッタ]]を受け、[[《未来融合−フューチャー・フュージョン》]]を[[除去]]から守る必要が増えた。~ [[デッキ]]が[[機械族]]で固まる中で防御用の[[カード]]を採用しなければならないため、[[デッキ]]構築の段階から各々の割合を意識しておきたい。~ [[墓地リソース]]を利用した[[フィニッシャー]]の[[特殊召喚]]が基本となるので、[[墓地]]封じ・[[特殊召喚]]封じは大きな弱点となる。~ これらの[[メタカード]]を多数搭載した[[【メタビート】]]が[[相手]]だと厳しい戦いとなる。~ // ただし[[除外]]による[[墓地]]封じであれば[[《異次元からの帰還》]]である程度の対処は可能。~ [[魔法カード]]が[[キーカード]]であるため、[[墓地]]に落ちたり[[除外]]されてしまうと再利用は困難。~ **[[デッキ]]の歴史 [#history] ***第5期 [#history5] -[[06/09/01>禁止・制限カード/2006年9月1日]]・[[07/03/01>禁止・制限カード/2007年3月1日]]~ [[《未来融合−フューチャー・フュージョン》]]・[[《オーバーロード・フュージョン》]]・[[《次元融合》]]が相次いで[[制限カード]]となり、大幅に弱体化した。~ ***第6期 [#history6] -[[08/09/01>禁止・制限カード/2008年9月1日]]~ [[《次元融合》]]が[[禁止カード]]、[[《異次元からの帰還》]]が[[制限カード]]となったため、[[《オーバーロード・フュージョン》]]で[[除外]]した[[モンスター]]の活用が難しくなった。~ また、[[《サイバー・ドラゴン》]]が[[制限カード]]となり、[[デッキ]]内に[[《サイバー・ドラゴン》]]がいなくなることで[[《未来融合−フューチャー・フュージョン》]]が[[腐る]]危険性が上がった。~ -[[10/03/01>禁止・制限カード/2010年3月1日]]~ [[《サイバー・ドラゴン》]]が[[準制限カード]]となった。~ ***第7期 [#history7] -[[10/09/01>禁止・制限カード/2010年9月1日]]~ [[《サイバー・ドラゴン》]]が[[無制限カード]]となった。~ これにより、[[《未来融合−フューチャー・フュージョン》]]が[[腐る]]可能性は少なくなった。~ -[[11/09/01>禁止・制限カード/2011年9月1日]]~ [[《オーバーロード・フュージョン》]]の[[制限緩和]]が進み、[[無制限カード]]となった。~ [[《未来融合−フューチャー・フュージョン》]]は未だ[[制限カード]]であるが、多少は力を取り戻したと言える。~ ***第8期 [#history8] -[[12/09/01>禁止・制限カード/2012年9月1日]]~ [[《未来融合−フューチャー・フュージョン》]]が[[禁止カード]]の指定を受け、構築不可に。~ ***第9期 [#history9] -[[17/01/01>リミットレギュレーション/2017年1月1日]]~ [[《未来融合−フューチャー・フュージョン》]]が[[エラッタ]]を受け、[[制限カード]]に復帰。~ 1[[ターン]]をしのげばかつてさながらの[[1ターンキル]]も夢ではないが、[[環境]]の高速化と[[除去]]の増加により、その1[[ターン]]をしのぐのも厳しい状態となっている。~ **余談 [#nce1724c] [[Vジャンプ(2023年8月号) 付属カード>書籍付属カード#VJ2023]]で、この[[デッキ]]タイプを元にした[[《超未来融合−オーバーフューチャー・フュージョン》]]という[[カード]]が登場している。~ この際、この[[デッキ]]が当時の環境を席巻した[[デッキ]]として【未来オーバー】の名称で紹介された。 **代表的なカード [#keycard] -[[《サイバー・ドラゴン》]] -[[《キメラテック・オーバー・ドラゴン》]] -[[《オーバーロード・フュージョン》]] -[[《未来融合−フューチャー・フュージョン》]] **サンプルレシピ [#sample] -【キメラフラガジェ】~ 2006年度日本代表最終選考会5位~ http://yugioh-fr.jugem.jp/?eid=88 -【次元キメラ】~ 2006年度日本代表最終選考会7位~ http://yugioh-fr.jugem.jp/?eid=86 -【次元キメラ】~ 2006年度日本代表最終選考会8位~ http://yugioh-fr.jugem.jp/?eid=85 **関連リンク [#link] -[[【未来融合】]] -[[【機械族】]] -[[【サイバー・ドラゴン】]] -[[デッキ集]]
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