《ハードアームドラゴン》 -遊戯王カードWiki

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《ハードアームドラゴン/Hardened Armed Dragon》 †

効果モンスター
星４/地属性/ドラゴン族/攻1500/守 800
(1)：このカードは手札のレベル８以上のモンスター１体を墓地へ送り、
手札から特殊召喚できる。
(2)：このカードをリリースして召喚したレベル７以上のモンスターは
効果では破壊されない。

　EXTRA PACK Volume 3で登場した地属性・ドラゴン族の下級モンスター。
　手札のレベル８以上のモンスターを墓地へ送る事で手札から特殊召喚できる分類されない効果、このカードをリリースして召喚したレベル７以上のモンスターに効果破壊耐性を付与する分類されない効果を持つ。

　除去が怖い最上級モンスターの弱点をある程度克服できる効果を持つ。
　戦闘破壊されづらい最上級モンスターへのサポートとしては非常に優秀。
　このカードで補助した最上級モンスターで、相手の対抗手段を失わせて一気にゲームエンドに持ち込むのが理想である。
　ただし、現環境では破壊以外の除去手段も多く、かつてほどの制圧力は期待できない。
　戦闘破壊耐性は付与できないため、比較的採用率が高い《ＳＮｏ.３９ 希望皇ホープ・ザ・ライトニング》などにも対処されうる。
　なお、付加した耐性は「裏側表示にされる」「一時的にフィールドを離れる」等で消失してしまう。

　最上級モンスターの性質上、基本的にはこのカードともう１体のリリースを確保し、さらに召喚権まで残す必要がある。
　幸いこのカードはリクルーターに対応し、かつ自己特殊召喚効果持ちであるため、召喚権の問題はある程度緩和されている。
　しかし自己特殊召喚効果には手札コストが必要で、最上級モンスターのアドバンス召喚自体ディスアドバンテージが大きいため、ただでさえ大きいディスアドバンテージが更に膨れ上がることになる。
　また２体目のリリースは別の手段で確保しなければならない。
　そのためこのカードを使う際はリリース確保手段を多く用意するほか、手間をかける分に見合った制圧力の高い最上級モンスターを選択する必要がある。

　《聖刻龍王−アトゥムス》を用いれば直接リクルートでき、同時に２体のリリースを揃えられる。
　召喚権を使わずにこれを行える《聖刻龍−トフェニドラゴン》と《聖刻龍−シユウドラゴン》とのコンボは非常に有用であろう。
　最上級モンスターを多用する【ドラゴン族】では活躍が期待できるだろう。

• 召喚に適した最上級モンスターの候補としては、以下のようなカードが挙げられる。
  

  1. 対象をとる効果を無効にし、除外やバウンスに対してある程度の耐性を期待できるカード
     《タイラント・ドラゴン》・《青氷の白夜龍》・《オベリスクの巨神兵》・《超古深海王シーラカンス》・《ジュラック・タイタン》等
  2. 条件を満たせばリリースを軽減することが出来るカード
     《古代の機械巨人》・《古代の機械熱核竜》（どちらも《歯車街》発動時）・《Ｅ−ＨＥＲＯ マリシャス・エッジ》等
  3. 長くフィールドに維持することで活躍を期待できるカード
     《大天使クリスティア》・《創世神》・《オシリスの天空竜》等
  4. 戦闘に対して絶大な耐性を持つカード
     《邪神アバター》・《邪神ドレッド・ルート》・地縛神等
  5. 自壊するカード
     地縛神・《堕天使ゼラート》・《リミッター解除》を使う機械族等

  この内、特に地縛神とはシナジーが強い。
  地縛神の自壊を含めた効果破壊をこのカードが防ぎ、このカードで防げない戦闘破壊を地縛神が自身の効果で防ぐことで互いに欠点を補い合い、破壊を介さない除去でしかフィールドを離れなくなる。
  特に《地縛神 Ａｓｌｌａ ｐｉｓｃｕ》の場合、フィールドから退かされたとしても除去効果が発動するので、モンスターの効果による除去を抑止しやすい。
  全ての地縛神はこのカードを特殊召喚する手札コストになるため、それらが手札に嵩張りがちな【地縛神】では特に採用しやすいカードと言える。
  

• コアキメイル等の維持コストを指定したテキストは、効果外テキストとして扱われる。
  よって「維持コストを払わない事による自壊」はカードの効果で破壊される扱いではないため、このカードをリリースして最上級コアキメイルを召喚しても自壊は防げない。
  

• カード名はアームド・ドラゴンと似ており、英語名では同じ「Armed Dragon」の名前を持つが、特に関連性はない。
  「Armed」には「武装した」と「甲殻に覆われた」という２通りの意味があり、アームド・ドラゴンは前者、このカードは後者であろう。
  
  • 後にアームド・ドラゴンがカテゴリ化したが、OCGでは名前の僅かな差によりカテゴリに含まれなかった。
    TCGではLegendary Duelists：Ancient Millenniumの発売に際して「This card is not treated as an "Armed Dragon" card.（このカードはルール上「アームド・ドラゴン」カードとして扱わない）」という効果外テキストを追加するようエラッタされた。
    

• このカードの登場以降、このカードのように英語名の「Dragon」の前の単語の最後の音が省略されたカード名で日本語化される場合が見られるようになった。
  同様に英語名の「Dragon」の前の単語の読みの最後が省略されたカード名となったものとしては《アレキサンドライドラゴン/Alexandrite Dragon》や《竜巻竜(トルネードラゴン)/Tornado Dragon》が存在する。
  

• 元々は、海外版Raging Battleで追加された10種の海外新規カードの内の１枚である。
  

関連カード †

• 《マシンナーズ・フォートレス》

• 《進撃の帝王》

収録パック等 †

• EXTRA PACK Volume 3 EXP3-JP004 Rare
• ストラクチャーデッキ−青眼龍轟臨− SD25-JP011
• ストラクチャーデッキR−機械竜叛乱− SR03-JP018

FAQ †

(1)の効果について †

Ｑ：この効果の効果分類は何ですか？
Ａ：分類されない効果です。(16/09/24)

(2)の効果について †

Ｑ：破壊されなくなる効果の効果分類は何ですか？
Ａ：分類されない効果です。(16/09/24)

Ｑ：《コストダウン》で元々のレベルの８から６に下げたモンスターを捨てて特殊召喚できますか？
Ａ：できません。(10/09/18)

Ｑ：裏側表示のこのカードをリリースした場合、効果は適用されますか？
Ａ：はい、適用されます。(10/09/19)

Ｑ：このカードをリリースしてレベル６以下のモンスターを召喚し、その後そのモンスターがレベル７以上になった場合に、効果は適用されますか？
Ａ：いいえ、適用されません。(10/09/18)

Ｑ：このカードをリリースしてレベル７以上のモンスターを召喚し、その後そのモンスターがレベル６以下になった場合に、効果は適用されなくなりますか？
Ａ：いいえ、その場合でも適用され続けます。(10/09/18)

Ｑ：このカードに《禁じられた聖杯》を使用された場合、このカードをリリースして召喚したモンスターの破壊耐性効果は適用されますか？
Ａ：はい、その場合無効にならず適用されます。(10/09/18)

Ｑ：このカードをリリースし、召喚したモンスターに対し《亜空間物質転送装置》や《月の書》を使用した場合、破壊耐性は消滅しますか？
Ａ：はい、消滅します。(10/09/18)

Ｑ：このカードをリリースし、召喚したモンスターに対し《禁じられた聖杯》を使用された場合、破壊耐性効果は有効ですか？
Ａ：はい、有効です。(10/09/18)

Ｑ：《ファントム・オブ・カオス》がこのカードの効果を得て、その《ファントム・オブ・カオス》をリリースして、レベル７以上のモンスターを召喚した場合、効果は適用されますか？
Ａ：いいえ、適用されません。(10/09/19)

Ｑ：このカードをリリースし、地縛神を召喚した場合、自身の効果で自壊しますか？
Ａ：自壊しません。(10/09/18)

Ｑ：このカードをリリースし、《コアキメイル・ヴァラファール》を召喚した場合、維持コストが払えない時に自壊しますか？
Ａ：自壊します。(10/09/18)

Ｑ：このカードをリリースし、《堕天使ゼラート》を召喚しその効果を使った場合、《堕天使ゼラート》の効果で自壊しますか？
Ａ：自壊しません。(10/10/18)

Ｑ：このカードをリリースしてセットしたレベル７以上のモンスターに、このカードの効果は適用されますか？
Ａ：召喚に成功した扱いにならないため、適用されません。(11/01/09)

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Tag: 《ハードアームドラゴン》 効果モンスター モンスター 星4 地属性 ドラゴン族 攻1500 守800

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