ユベル/Yubel †
PHANTOM NIGHTMAREでカテゴリ化された「ユベル」と名のついたモンスター群。
属するモンスターは全てレベル9以上の闇属性・悪魔族であり、攻撃力・守備力は0で統一されている。
いずれも戦闘破壊されず、自身の戦闘で発生する自分への戦闘ダメージを0にする永続効果を共通して持つ。
(《ユベル−Das Ewig Liebe Wachter》のみ、戦闘破壊だけでなく効果破壊にも耐性を持つ)
加えて殆どのモンスターが戦闘することで発動するダメージ・除去効果も持っており、戦闘の強要によりアドバンテージを得る。
- 『モンスターとしての《ユベル》(第一形態)』を指定しているのか、『カテゴリとしてのユベル』を指定しているのか間違えないように注意。
前者は『「ユベル」』とだけ記されており、後者は『「ユベル」モンスター』と記されている。
- 「ユベル」の名前の由来は、旧約聖書外伝の一つ「ユベル書(ヨベル書)」、またはユダヤ教で50年に1度の大贖罪の日である「ユベルの年」からだと思われる。
これに従えば英語表記は「Jubilee(s)」となるが、TCGの英語名では宗教的表現を避けるためか、単純なローマ字読みの「Yubel」とされている。
- ドイツ語では名詞に男性・中性・女性の性別を定めており、定冠詞(英語のthe)が「der(男性)」「das(中性)」「die(女性)」で変化する。
カード名に含まれるドイツ語は男性名詞だが、定冠詞は「das」が使用されている。
文法上正しい冠詞とは異なるが、ユベルの中性的・両性的な要素を意識したものだろう。
- 二つ名について、英語名では独自訳された英語、ドイツ語版も英語名の再翻訳となっており、いずれも日本語版のドイツ語とは異なる。
ドイツ語版では二つ名の中に名詞を含むものがあるが、定冠詞は「der」が使われている。
日本語版と同じ「das」を使うのは不自然であり、誤植やエラーカードと誤認される恐れもあるだろう。
- ドイツ語つながりでは「Übel」(ユーベル)の発音と似ているが、「悪」を表す言葉であり、アニメ劇中でも登場当初は敵対していたとはいえ、前世からの協力者・相棒であり、意図しない偶然と思われる。
ドイツ語版においても「Yubel」表記である。
- コナミのゲーム作品において―
デュエルリンクスでは、このカテゴリを指定しているスキル「ユベルとの絆」を遊城十代/ユベルが取得する。
関連リンク †
―「ユベル」と名のついたモンスター
※は「ユベル」に関する効果を持つモンスター
―「ユベル」に関する効果を持つカード
―「ユベル」モンスターを素材に指定するモンスター
―その他のリンク