E・HERO(エレメンタルヒーロー) グランドマン/Elemental HERO Grandmerge》

融合・効果モンスター
星6/光属性/戦士族/攻   0/守   0
「HERO」通常モンスター×2
このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。
(1):このカードの攻撃力・守備力は、
このカードの融合素材としたモンスターの元々のレベルの合計×300アップする。
(2):このカードが戦闘で相手モンスターを破壊した時、このカードをリリースして発動できる。
EXデッキから「E・HERO」融合モンスター1体を召喚条件を無視して特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは自身のレベル以下のレベルを持つモンスターを攻撃できない。

 20th ANNIVERSARY DUELIST BOXで登場した光属性戦士族融合モンスター
 融合召喚でしか特殊召喚できない召喚条件融合素材の元々のレベルの合計に比例した自己強化を行う永続効果戦闘破壊した時に自身をリリースする事でエクストラデッキからE・HERO融合モンスター召喚条件を無視して特殊召喚する誘発効果を持つ。

 融合素材にはHERO通常モンスター2体が指定されている。
 そのまま使えるものは下記のモンスターのみであり、種類も少なくかつほとんどが下級モンスターである。
 HERO通常モンスターを採用するのは、そのモンスターを固有の融合素材に指名している融合モンスターを出す場合か、通常モンスターサポートを併用する場合である。
 融合召喚軸の【E・HERO】は状況に応じて《E・HERO The シャイニング》などを柔軟に出せるのが強みの一つであり、固有のもの以外の選択肢の一つとして使える。
 後者の場合、後述の様に下級モンスターのみでは攻撃力が不十分になりやすく、最上級モンスターにも対応するサポートと併用しておきたい。

 《融合識別》《ヒーロー・マスク》などを利用すればそれ以外の通常モンスタートークン融合素材として利用できる。
 また、E・HERO以外のHEROには通常モンスターが存在しないが、何らかの通常モンスター《融合識別》D−HERO融合モンスター等の名前を与えた場合も融合素材にできる。
 ただ、カードの消費が増える上、高レベルモンスターを素材にして(1)の自己強化に繋ぐ事を考えても、強化手段を別に用意する方が楽なのでやる意味は薄い。

 (1)は自己強化であり、元々の攻撃力・守備力は0なので、これによってステータスが決定する。
 元々のレベルの合計×300と倍率が低く、下級E・HERO通常モンスター2枚では2400が上限となる。
 攻撃力を確保するなら、《E・HERO ガイア》などの方が攻撃力が上がりやすい。
 (2)の発動条件を満たすためにもなるべく高い攻撃力を持たせたいので、《E・HERO ネオス》融合素材に使っておきたい。
 そうでない場合、《摩天楼 −スカイスクレイパー−》《E・HERO オネスティ・ネオス》等でのサポートは必須となるだろう。

 (2)は戦闘破壊した際に自身と引き換えにE・HERO融合モンスター特殊召喚する効果
 召喚条件を無視できるため、融合召喚でしか特殊召喚できない融合モンスターでも出せる。
 融合召喚が難しいモンスターを狙うこともできるが、エクストラデッキの枠を食うため、正規の融合召喚や他の方法での特殊召喚も狙えるものを中心にしておきたい。
 ただし、特殊召喚したモンスターには「自身のレベル以下のレベルを持つモンスター攻撃できない」デメリットが付随するため、相手フィールド次第では追撃に支障が出る。
 直接攻撃可能な状況やレベルを持たないエクシーズモンスターリンクモンスター相手ならば問題は無い。
 《月の書》裏側守備表示にしたり、《星遺物を巡る戦い》《パラドックス・フュージョン》等で一定期間だけ除外したりしてデメリットリセットするのも手。
 自身より高いレベルを持つ相手となると、高確率で攻撃力も自身より高いため、(1)の補助と合わせて《摩天楼 −スカイスクレイパー−》との相性は悪くない。
 《スカイスクレイパー・シュート》も実質的な《サンダー・ボルト》に化ける。

 特殊召喚先の候補としては、制圧力の高い《C・HERO カオス》が最大の狙い目。
 《E・HERO コスモ・ネオス》ならエンドフェイズ全体除去も可能となる。
 相手フィールドに高攻撃力エクシーズモンスターリンクモンスターがいるなら《E・HERO シャイニング・ネオス・ウィングマン》フィニッシャーを狙える。
 このカード攻撃を通せる時点である程度優勢なケースも多いため、《E・HERO マリン・ネオス》で逆転の芽を摘むのもいい。
 相手ライフが少ないのであれば、《E・HERO セイラーマン》《E・HERO ランパートガンナー》直接攻撃でトドメを狙う選択肢も悪くない。
 ただし、出しにくくレベルの高いものほど、デメリットの範囲も広くなる点は忘れないようにしたい。

  • 「グランド(grand)」は「全てを含めた・総括的な」という意味があり、十代の初期から使用しているHERO通常モンスターを集めた様な姿となっている。
    • 英語名の「merge」は「合併・溶け合わせる」という意味があり、英語名では「併合し総括する者」ということになる。

関連カード

HERO通常モンスター

 ※《E・HERO アナザー・ネオス》フィールド再度召喚していない場合と、墓地に存在する場合のみ融合素材になる

このカードを使用する代表的なデッキ

収録パック等


Tag: 《E・HERO グランドマン》 融合モンスター 効果モンスター モンスター 星6 光属性 戦士族 攻0 守0 正規の方法以外での特殊召喚不可 HERO E・HERO

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